希望と絶望

薬剤師が調剤薬局へ転職するときの履歴書の志望動機の書き方、失敗事例、転職理由とは?

今回の記事では、薬剤師が調剤薬局へ転職を成功させるための、履歴書における志望動機の書き方のポイントや、調剤薬局への転職失敗事例(病院薬剤師、MRから調剤薬局への転職)、調剤薬局を辞める人の転職理由などについて記載していきます。

薬剤師が調剤薬局に転職を目指すときの、履歴書の志望動機のポイント

 

患者のために何をするかを書く

薬局は患者へのサービスをする場所です。その患者に対し、どんなサービスをしてくれる薬剤師なのか、採用する側は目を見張らせて見ているでしょう。

例えば「私は服薬指導時に丁寧にヒアリングすることで、患者の生活背景を把握し、治療法だけでなく今後の予防法も指導します」というような志望動機が良いでしょう。

患者に対して、能動的にサポートする意欲が認められ、高評価につながります。このときに、今までの自分の実体験をもとに、それを裏付けるような具体例も付け加えると、より説得力が増します。

このように患者に対してどのような心持ちで、具体的にどのような対応ができるのか、自分の強みを説明しながらアピールすると良いでしょう。

 

調剤薬局のために何をするかを書く

綺麗事を抜きして言えば、調剤薬局も利益団体です。もちろん患者に貢献するのが1番の目的ですが、利益を出せない限りは、患者に新サービスを提供することはおろか、店舗の存在自体も危ぶまれてしまいます。

そのため、自分が勤務先にどのような利益をもたらすことのできる人間かを説明することも大切です。

例えば、「私は週32時間以上働き、かかりつけをとりリピーターを増やすことができます。また在宅訪問にも興味があるため、在宅が注目されている近年ですが、積極的に取り組んでいくことができます。さらに1人薬剤師の経験もあるため、店舗を1人で守ることもでき、勤務する上でシフトの融通が効きます。」といった具合です。

薬局の経営者にとっては、薬剤師がかかりつけをとることや在宅訪問をすること、シフトの融通が効くこと(土日も勤務できること)は、基準加算をとることにつながりますし、薬局に大いに利益をもたらしてくれることにつながります。

経営者目線でも、自分を採用するメリットを伝えられるようにするとよいでしょう。

参考記事:薬剤師の志望動機の例文と書き方のポイント。転職のプロが語る!

 

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調剤薬局への転職に失敗する薬剤師の事例

病院薬剤師から調剤薬局への転職を失敗した事例

病院薬剤師の中には、調剤薬局薬剤師のことを「楽そう」「ライフワークが整いそう」というイメージを持ってる方も多いでしょう。たしかに一般的には、肉体的にも精神的にも、業務負荷は病院よりも調剤薬局で楽になることの方が多いと言われています。

しかし、それを「転職理由」として伝えることは、なるべく避けましょう。

仮に「楽そう」「ライフワークが整いそう」という理由で調剤薬局に転職した場合、企業側には「この人は常に楽をしたがる人だ。今後業務量が増えたり繁忙期に差し掛かったりすると、きっとまた別の職場へ転職したがるだろう」というマイナスなイメージを持たれてしまいます。

病院から調剤薬局への転職には、調剤薬局にしかない魅力を交えながら、前向きな理由としてお伝えするのがよいでしょう。

 

MRから調剤薬局へ転職を失敗した事例

転職して年収が下がっても本当に大丈夫なのか、まずはよく考えてみましょう。

一般的にMRと調剤薬局薬剤師の年収は、約2倍の差があります。MRの平均年収が約1000万円なのに対し、調剤薬局薬剤師の平均年収が約500万円です。と考えると、本当に年収をそこまで落としても生活できるのか、今後の家計を支えることができるのかなど、金銭面に関して冷静に考え転職しましょう。

ちなみにMRから調剤薬局への選考に関しては、面接では落とされないことが多いです。MRは一般的にコミュニケーション能力に長けている方が多いため、書類選考さえ通過すれば、面接ではうまくコミュニケーションを取り、内定をもらえるのです。

しかし、ここで注意していただきたいのは、転職の時期です。MRで60歳の定年まで働き、そこから調剤未経験の状態で転職活動をする方は多くいます。しかし、60歳で調剤未経験となると、やはり求人数は限られてきてしまいます。

場合によっては家から30分〜1時間かかるところにしか受け入れ可能な求人がない、ということもありえます。定年後、近所の薬局で働きたいと考えている人は、早めに転職活動をし、その店舗では未経験薬剤師を何歳まで採用してくれるかなどを事前に確認しておくことが重要です。その際には、転職エージェントを用いて聞いてもらいましょう。

このように、転職の時期だけは見誤らないように気をつけましょう。

 

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調剤薬局を辞める人の転職理由

スキルアップのため辞める

薬剤師が調剤薬局を辞める理由として多いものの1つに、退屈で刺激がないというものがあります。特に薬剤師として今後も長く働こうとしている人にとっては、今の職場で長く勤めるイメージが沸かずに転職を検討する方も多いです。

薬剤師は医療従事者であり、日々変わりゆく医療に向き合い、常に勉強していかなければなりません。そんな中、処方箋内容がワンパターンで単調すぎる、ずっと調剤室にこもっていてもやりがいを見出せないなど、自分が本当にこのままでいいのか働き方を見つめ直し転職する人が多いのです。

 

キャリアアップのため辞める

自分の将来が描けずに辞める薬剤師も多くいます。上司を見てても自分が思うようなキャリアアップをしておらず、また年収もそれほど上がっていないような場合、薬局を辞める選択肢を取る人が多いのです。

大手調剤薬局チェーンの中には、希望すれば人材開発部や商品開発部、海外事業部などに携われる企業もあります。一方で、大手企業では上のポジションを目指すライバルも多いため、キャリアアップするのが難しい場合もあります。

また年収に関して、一般的に個人薬局の方が初期提示こそ高いものの昇級率が低く、大手チェーンの方が昇級率は高い傾向にあります。1人暮らしや結婚など、自分のライフプランに合わせて給与を上げていきたいと考えている人にとっては、将来的にキャリアアップが見込めるかどうかは、常に意識しておくとよいでしょう。

 

 

終わりに

今回の記事では調剤薬局について、志望動機のポイントや転職失敗事例、転職理由などを見てきました。

志望動機や転職理由は、転職エージェントに登録し担当のキャリアコンサルタントに添削してもらうとよいでしょう。

またコンサルタントの方は、過去に転職した薬剤師の成功例や失敗例もたくさん知っているため、いろいろ聞いてみることをオススメします。きっと自分の転職活動の参考になるでしょう。

 

参考記事

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