クリエイターチーム マムズラボの体制が実現する、フリーランスママの活躍

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菅野 恵理 クリエイティブDiv. 営業G プロデューサー

マムズラボ株式会社

2016年に女性活躍推進法が施行され、女性が働きやすい環境を整える企業が増えてきました。しかしながら、出産・育児後も同じように働き続けることが難しく「子どもや家庭の事情に合わせ、思うように働くことができない」と悩む女性はいまだ多いようです。

育児・仕事を両立し、自分の経験や強みを生かし働きたい…そんな女性をサポートするため、フリーランスママに活躍の場を提供しているのが「マムズラボ株式会社」です。

マムズラボに所属するフリーランスママの仕事の品質は高く、依頼元である自治体や企業からも厚い信頼を得ています。

マムズラボは一体どのような強みを持つ会社なのでしょうか。営業として活躍する菅野さんにお話をうかがいました。

自身も2児のママ。営業として最前線で活躍されている菅野さんにインタビュー

あらゆる人々が時間や場所の制約にとらわれず、自分らしく働けるプラットフォームの実現を目指して、日々クライアントワークに対応しているマムズラボ株式会社。

フリーランスママ800名超で構成されるチームの強みや今後の展望について、最前線で活躍されている菅野さんにインタビューしてきました。

プロフェッショナルなママ800名超が所属するクリエイターチーム マムズラボ

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「全国各地のフリーランスママによるマーケティング・クリエイティブチーム」であり、約800名のママクリエイターさんが所属されているということですが、どのような方が働かれていますか。

菅野さんお顔写真

弊社に登録いただいている方の職種は、ライターやデザイナー、エンジニア、フォトグラファー、マーケターなどさまざまです。中には弁護士や社労士といった士業の方もいらっしゃいます。

いずれも各分野で3年以上の実務経験のある方を対象に、職務経歴やポートフォリオを拝見し、書類選考をクリアした方にご登録いただいています。

また全体の9割はママですが、お子さんがいる・いないに関係なく、事業に共感いただける女性や男性も一部いらっしゃいます。

どの方にもクリエイティブスキルがあり、それぞれに長けておられます。加えて、ママとしての生活者目線をお持ちであることが特徴の一つです。クリエイターであるだけではなく、一人ひとりがママであることが、クリエイティブやマーケティング領域において特に強みになっている点です。

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プロフェッショナルなクリエイターチームにママが多く所属していて、そのステージだからこその目線や発想を活かすことができている、ということなのですね。

ちなみに、みなさんに共通してみられる傾向はありますか。

菅野さんお顔写真

どの方も、仕事がとても丁寧です。

こちらからの依頼に忠実に対応してくださるだけではなく、エンドクライアントの立場になり、「ここはこの方が良いのでは?」と提案いただくことも多くあります。

フリーランスになる前のご経歴では、時に横断的、時に専門的な経験をされている方が多くいらっしゃいます。直近の職歴以外のスキルを活かしていただくことも、たくさんありますね。

そのようなやり取りを目の当たりにする度に、やはり皆さん「プロ」であり、ご自身の仕事・制作物に責任をもっていらっしゃるなと感じ、日々勉強させていただいています。

またチャレンジ精神も豊かで、未経験業務でも、立候補してくださる方もとても多いですね。その場合はディレクターやメンバーがしっかり並走させていただき、サポートしながら業務にあたっています。

スキルアップ機会の提供も弊社テーマの一つであるため、意欲的な方に機会提供させていただけることは大変ありがたいことと感じています。

マムズラボの体制が生み出す好連鎖

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マムズラボの体制ならではのメリットはどのような点にありますか。

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通常、クラウドソーシングなどの場合は企業とクリエイターとの直接取引であるため、企業側に企画・管理・進行に関する業務が発生します。

弊社が間に立ち企画・管理・進行を担当させていただくことで、企業側はまだ作業内容が分解されていない企画段階から相談が可能ですし、クリエイター側は、営業活動や契約書のやり取り等の事務作業を弊社に任せることができます。

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双方にとってもメリットばかりですね。

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プロジェクトの流れとしては、マムズラボの営業メンバーが企業と最初のやりとりを行い、問題や課題に合わせ、個別に提案をさせていただきます。

企画やアイディアなど、0からご提案する際にはクリエイターの方にお知恵を借りることもありますね。

正式に受注が決まった後は、弊社のプランニング担当がプロジェクトマネージャーとして入り、プロジェクト内容によって適切なクリエイターをアサインし、専属のチームをつくることからスタートします。

プロジェクト開始後は、ビデオ通話やチャットツール等を使用し、制作・納品に向けたやり取りがスタートします。

チームメンバーは基本的に全国各地にお住まいで、在宅のフリーランスの方が多いためです。都内近郊在住の方には、できる限り対面のうえで打ち合わせ等をさせていただくようにしています。

弊社ならではの体制のメリットとしては、プロジェクトマネージャーがチームを構築し業務内容を分担することで、例えばお子さんやご自身の急な体調不良など突発的な事情が発生しても、メンバー間で調整ができることです。迅速なバックアップが可能となり、案件を進めることができます。

また、「こういう案件だったら紹介したいクリエイターがいますよ」など、クリエイターのご紹介をいただくケースも多くあります。

おかげさまで、登録クリエイター数はリファラル形式で毎月増加しており、新しい登録者の方へ案件をご提供する機会も増えました。

フリーランスの悩みと、フリーランスだからこその強み

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フリーランスで働かれている方の悩み、相談内容ではどのような声が多いのでしょうか。

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よく耳にするのは「一人で作業するため、孤独を感じやすい」という声ですね。

弊社代表の佐藤ももともとはフリーランスでしたが、周りに相談して進めたいときも一人で考えて判断しなければならないことがつらかった、と話していたことがあります。

そのほか、営業活動に加え、請求書発行・入金管理などの事務作業についての強い負担感もよくうかがいます。

育児家事と並行し、一人ですべて完結させなくてはならない状況は、フリーランスにならなければ分からない苦労の一つだと思います。

ですが弊社のプロジェクトでは基本的にチームでの進行となるため、仕事の会話だけではなく、ママとしての話がしやすいことも安心感を感じていただけているようです。

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では、フリーランスだからこその強みとは、どういう点にあると思われますか。

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フリーランスだからこその強みとしては、子どもと家庭の事情に合わせ、在宅かつ時間の調整をしながら仕事ができることではないでしょうか。切り替えは必要ですが、子どもの変化や日常にも向き合いやすく、育児・家事・仕事の両立がしやすいと思います。

ですが、家庭を支えるだけではなく、好きなことを仕事にし続ける努力を惜しまないからこそ、フリーランスとして活躍している方がたくさんおられる印象です。

好きなこと・得意なことを仕事にできるって本当、理想です。

菅野さんならびにマムズラボ株式会社の展望

菅野さんお顔写真

私自身、未就学児2人の子どもがいます。

マムズラボでお付き合いさせていただく企業様や商品・サービスなどは、私の日常生活の中に自然とあるものばかりです。

今私が感じていることや使用しているツールなどは、ママ向けに訴求したい企業様や商品・サービスにとってリアルな意見の一つだと思います。

大変な子育ての時期でありつつも、今しか体験できない育児の経験を仕事にもっと活かしたい、と思います。

子どもや家族と手にするモノやコトの裏側で「ママたちが携わったお仕事なんだよ!」と胸を張って言えるようにいたいです。

マムズラボとしては、設立から約3年が経ち、おかげさまで登録クリエイターの数も毎月増えています。

ただ、その一方で800名全員にお仕事を安定的に供給できているかというと、まだまだ課題があります。

登録している中でまだ一度もお仕事をさせていただいていない方も多くいらっしゃるので、新しい方に新しいお仕事を提供し、一人でも多くのフリーランスの方にやりがいを持っていただけるよう、少しでもお手伝いできたらと思っています。

そして、800名超のリソースや知見・ノウハウを活かして、自社サービスの開発・提供など、新しい取り組みができたらなと思っています。

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子育ては経験しないとわからないことだらけですもんね。経験と知識をチームで共有しつつ、ときには悩みも共有しつつ、そして仕事に活かすことができる環境というのはまさに理想です!

今後も多くのクリエイターの方がそのスキルを存分に発揮し、マムズラボとともに世にハイクオリティなサービスを展開されることを楽しみにしています。

菅野さん、本日は大変ありがとうございました。

マムズラボ株式会社の活動内容のご紹介

今回のインタビューにご協力いただいた「マムズラボ株式会社」の活動内容を紹介いたします。

マムズラボ株式会社(代表取締役:佐藤にのさん)は、フリーランスのママを中心としたクリエイティブ・マーケティングチームです。

所属しているフリーランスママには在宅型の仕事を提供し、企業に対してはママ目線を活かしたソリューションを提供することで企業や社会の課題を解決しています。

800名を超える実務経験の豊富なクリエイターが、現役ママならではの目線と実務経験で身に付けた高いスキルを活かして、企業に質の高いサービスを提供しています。

企業に提供しているサービス
  • リサーチ
  • 企画
  • 制作
  • プロモーション
  • 採用支援・人材育成

マムズラボは、2016年4月にソフトバンクグループの1社である「SBヒューマンキャピタル株式会社」の1事業として始動し、のちに法人化した会社です。

現在1男1女の現役ママである佐藤にの社長は、マムズラボを設立する以前に任意団体を立ち上げ、フリーランスのママクリエイターと一緒に制作業務に携わってきました。

2015年、SBヒューマンキャピタルからの「ママの働き方を変えていく新しい事業を起こしたい」との声かけをもとに、事業化する流れとなりました。

2017年には、さらなる事業・サービスの拡大を図るため、SBヒューマンキャピタル株式会社から分社化、現在に至ります。

マムズラボはあらゆる人々が時間や場所の制約にとらわれず、自分らしく働けるプラットフォームの実現を目指しています。同時に、そうした人々が輝ける機会やサービスの提供にも力を入れています。

マムズラボの特徴

マムズラボの特徴は「ママ目線」と「プロの専門性」を持つクリエイティブ・マーケティングチームであるところです。

働くママは、子どもや家族の事情により、決められた時間内での勤務や稼働が難しいことがあります。

そこでマムズラボは、プロジェクトを組織で対応し、チームで納品・品質を維持する形をとっています。

また、マムズラボはプロジェクトの企画段階から携わることのできるメンバーが集まっており、プロジェクトの構想段階から実現に向けて具体的なアクションに落とし込んで進行することができます。

その点が、ほかのクラウドソーシングから請け負う仕事との大きな違いといえます。

サービス内容

マムズラボは、さまざまな企業や団体のマーケティング・クリエイティブ業務、地方創生・イベント企画などのプロジェクトを手掛けています。

制作
編集や記者の実務経験を持つ編集ライター、Web媒体での経験を持つライターによる記事制作のほか、経験豊富なデザイナーやコーダー、エンジニアが所属しており、Web制作・デザインや紙媒体の印刷、サンプリング等をおこなっています。
プロモーション
企業が主催するイベントの企画・運営をおこなっています。特に、ママ・親子向けのイベント企画・運営は得意とするところです。

自社では一般社団法人JAPAN FAMILY PROJECTと共同で首都圏最大級のファミリーイベント「かぞくみらいフェス」を開催しており、過去3回の開催ではいずれも2万人超を動員しました。

また、インスタグラマーや親子モデルなど約250人のインフルエンサーが所属しており、そのネットワークを活用してInstagram等のソーシャルメディアで効果的にプロモーションすることも可能です。

実績

マムズラボは、企業・自治体のクライアントワークに取り組んだ実績が多数あります。

実例
日本製紙クレシア株式会社
展示会ブースの企画・運営、スコッティ公式instagramアカウントの立ち上げ・企画運営など。

株式会社小学館集英社プロダクション
通信教育「まなびwith」のLP制作

おそうじ革命
インフルエンサーを活用したPRコンテンツの施策

株式会社彩華生活
マムズラボとのコラボで「ハローエンジェル・レインコート」を開発。2018年度にはグッドデザイン賞を受賞

東日本旅客鉄道株式会社
子育て支援事業「HAPPY CHILD PROJECT」の記念イベントのコンテンツ企画

株式会社東洋経済新報社
「ハレタル」主催のイベントにおけるパンフレット等を制作

暮らしづくりビレッジ
福島県郡山市「暮らしづくりビレッジ」で、地域在住ママを対象にフリーランス講座を開催

…ほか多数。

企業としての取り組みが注目され、Webサイト・新聞等のメディアでもたびたび紹介されています。

メディア掲載実績
【企業インタビュー】
夫婦のためのライフスタイルマガジン「メオトーク」
ビジネス+IT
生き方と働き方を結ぶメディア「ウィズパラ」
ビジネスコミュニティ「FastGrow」
ネオキャリア「起業サプリジャーナル」
ほか

【新聞掲載】
日本経済新聞 マムズラボ事業開始に関する記事
日経産業新聞 「この会社この商品」コーナーにて
上毛新聞「テレワーク養成講座」についての記事

佐藤代表がこだわるのは「ママであるが、一流のクリエイターチームでもある」という点です。その姿勢が多くの企業から高く評価され、大手企業のプロモーション、自治体からの創成プロジェクトなど多数の実績につながっています。

フリーランスをサポートするマムズラボが女性の働き方を変えていく

近年は、子育をしながら仕事を続けるため、企業を退職してフリーランスに転身するママが増えています。

在宅で働くフリーランスママは、孤独感や、仕事を一人でやり遂げなければならない精神的負担が伴いがちです。しかし同じ立場のママ同士が助け合えば、質の高い仕事を意欲的に行うことが可能です。

フリーランスが働き方の一つとしてより浸透すれば、女性ならではのライフステージでキャリアを中断することなく、働き続けられる女性が増えるのかもしれません。

マムズラボは、一緒に働くフリーランスのクリエイターを随時募集しています。スキルを活かして時間や場所に制約されず働きたい方は、マムズラボのクリエイターに応募してみてはいかがでしょうか。

この記事のご協力者様

菅野 恵理 クリエイティブDiv. 営業G プロデューサー

マムズラボ株式会社

新卒で観光プロモーションを専門とする広告代理店に入社。営業部にて地域活性化を目指し、自治体や観光施設などの集客プロモーションを担当後、営業部の統括責任者としてマネジメントに従事。ダイバーシティ推進プロジェクトメンバーとして北欧視察へ参加。2019年より、マムズラボに営業として参画。プライベートでは二児の母として育児と仕事の両立に励んでいます。子どもが小さい今だからこそ、母として、妻として、働く一人の女性としてそれぞれの立場を楽しみながらお仕事に取り組んでいます。

(本記事の情報は2020年4月時点のものです)

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