介護未経験からの初めての就職。面接で騙されないコツを教えます

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新しいことを始めようと思ったときは、いろいろな夢や希望を抱いていることでしょう。ですが、それと同じくらいたくさんの不安を抱えてしまうはずです。

未経験者は、その業界の知識が浅く、ともすれば甘い言葉に翻弄されてしまいがちです。時には、優しさを装った悪意に騙されてしまうこともあるかもしれません。

なんの情報もないままでは、自分にとって有益な転職活動なんておこなえません。できるだけたくさんの情報を得て、本当に望む就職ができるようにそなえましょう。

未経験者が陥りやすい罠がある!こんな風に言われたら注意

まず、「自分には情報が足りていない」ことを自覚しておきましょう。どれだけ勉強をしてきていても、その業界に関する情報というのは、経験を積まなくては手に入らないものです。

どれだけ慎重に判断したつもりでも、判断のもととなる情報が足りないままでは、正しい判断などできるわけがありません。

どんな企業の採用担当者も、自分の企業に都合の良い条件で働いてくれる労働者を求めています。「正職員はいらない」「都合の良い時間だけ働いてくれるパートがたくさん欲しい」など、採用される側には知らされないことを考えていることでしょう。

とはいえ、採用担当者といえど、嘘をつくことはできません。あえて本当のことは言わず、応募してきた方が自分からそうしたくなるような話に誘導するのです。

「未経験では、どこも正職員での採用は難しいでしょう」「この程度の資格では、なかなか就職が見つからないかもしれませんね」など、はっきりと言い切らずに、不安をほのめかすようなことを言われたら、要注意です。

そのあとに、「うちの事業所では、未経験でもパートから採用しています」「経験を積めば、正社員にもなれますよ」「うちでパートとして働きながら、上の資格を取ることもできますよ」などと言われたら、更に注意が必要です。

正職員ではなく、パートや契約社員が欲しい企業では、応募してきた方が自らその条件で採用されようとする言葉を並べてきます。あたかもそれが良い条件であるかのように聞こえますが、本当のところは、話しただけではまったく分からないのです。

このような話が、悪い話ばかりではないかもしれません。ですが、良い話ばかりでもないのが現実です。

未経験者は、このような話をうっかりと鵜呑みにしてしまいがちです。多方面から情報を集め、話の真偽を確かめることを忘れないようにしましょう。

自分が譲れない条件を決めておこう

未経験者が陥りやすい罠のひとつに、自分を過小評価しすぎてしまうということがあります。「未経験だから、多少不利な条件を提示されてもしかたない」と思い込んでしまうのですね。未経験だからといって、必要以上に卑屈になってはいけません。

無理をして条件に合わない就職をすると、体を壊したり、家族に負担をかけたりすることになってしまいます。自分が働く職場を探す前に、「これだけは譲れない」という条件を決めておきましょう。

以下に、よく挙げられる条件を並べてみました。特に思い当たらないという方も、よくよく考えてみてみましょう。見落としている条件があるかもしれませんよ。

希望休がとりたい

お世話が必要な家族と暮らしている方や、ご自身の趣味を大切にされる方は、「この日に休みを取りたい」と思う機会が多いことでしょう。そうなると、希望休の申請が通りにくい職場は、すこし困りますよね。

仕事の休みについては、個人の問題ではなく、職場全体への問題へと発展します。希望休の申請が多い職員は、他の職員にも負担をかけますし、職場にとっても迷惑になりがちです。

「有休でなくても、毎週のお休みを希望の日にとりたい」「休みの日をちょくちょく変更したい」という条件を譲れないものとするのなら、就職の際に慎重に相談しましょう。

運転はできない

移動に使える手段として、運転ができるかどうかは重要なポイントになります。通勤のためだけではなく、「仕事として、要介護者を乗せて運転ができるかどうか」を考えておきましょう。

送迎のためや、通院のためなど、さまざまな理由で運転する機会が訪れます。職場によっては、運転ができることを前提として採用を考える場合もあります。運転免許を持っていない場合は、その旨を正直に言いましょう。

履歴書の資格欄に運転免許有りと書く方も要注意です。「免許はあるけどペーパードライバー」という方や、「自分は運転するけれど、要介護者を乗せて運転はしたくない」という方も、仕事で運転はできないということを伝えましょう。

夜勤はできない

夜勤は、入所施設ではつきものですね。夜勤手当がついたり、夜勤明けには自由時間が多く取れたりするので、夜勤を好む方もいます。

ですが、やはり、夜勤は大きな負担になります。周囲との生活サイクルがずれたり、睡眠のリズムが乱れて体調を崩したりと、問題になりがちです。また、家を空けている時間が長くなるので、ちいさなお子さんがいる方にも不向きかもしれません。

入所施設では、正職員は、さまざまなシフトに対応できることが求められがちです。夜勤ができない場合、正職員になるのは難しいかもしれません。面接時、しっかりと確認しましょう。

正職員になりたい

正職員での採用だけが譲れない条件だというのなら、それほど難しいことではないでしょう。介護職は離職率が高く、それだけに、求人はいつでも出回っています。

「正職員になれるのなら、夜勤でもできるし運転もできる。希望休もなくていい」というのなら、未経験であっても、採用したいという事業所は見つかることでしょう。

ですが、そういう方は、一度条件を見直してみてください。基本給や手当、昇給の条件など、お給料に関する希望はありませんか。週休数や有休日数などは、満足できる日数が保障されていますか。

「自分は職場に条件を求めない」と思っている方こそ、企業から見れば便利な存在です。だからこそ、就業規則や雇用契約を、しっかり確認しておくことをおすすめします。

逆に、譲れない条件が多すぎると、当然、職場探しは難航します。「あれも、これも」と欲張らず、どうしても譲れない条件に絞るか、優先順位をつけるようにしましょう。

未経験者でも働きやすい職場を探そう!

どんな有能な人だって、初めは誰でも未経験者です。どんな仕事に就いたとしても、経験を積んでこそ一人前になれるというものです。

ですが、未経験者にとって働きやすい職場や、逆に働きにくい職場というのはあります。特に介護の仕事は、業種ごとに業務内容が大幅に違います。初めての職場選びに失敗しないためには、業種ごとの特徴をしっかり知っておくことも大切です。

ここでは、仕事内容と照らし合わせながら、各業種を比較して見てみましょう。

訪問介護

訪問介護のお仕事では、介護が必要な各ご家庭に訪問します。仕事内容は、食事作りや掃除などの家事支援から、食事介助・排泄介助・入浴介助などの身体介護まで、多岐にわたります。

比較的健常に近い軽い介護度の方から、要介護度の重い寝たきりに近い方、在宅療養をされている方や、癌などで末期に近い方など、ご利用者もさまざまです。また、家族状況や周辺環境も、いろいろなケースがあります。

訪問介護では、ほぼ単独行動が主体となります。仕事に慣れるまでは先輩がついてきて教えてくれたり、ケースによっては二人対応をする場合もありますが、基本はひとりで訪問し仕事をしてくるのが訪問介護です。

これらの特徴を踏まえたうえで、「未経験の自分にとって働きやすいかどうか」を考えてみましょう。

訪問介護のメリットは、なんといっても、要介護者と一対一で関われるということです。施設介護と違い、その人だけを見ていることができるので、他の仕事の流れに押されることなく、ひとつの仕事に集中することができます。

反対に、単独行動が多い訪問介護では、他のスタッフを見ながら仕事を覚えるという手段がとりにくいのがデメリットです。仕事に慣れても自己流になりがちで、基本に忠実な主義は身につけにくくなります。

「独学でもマイペースに仕事をしていきたい」という方は、訪問介護が向いているかもしれませんね。逆に「いつでも誰かと相談しながら仕事がしたい」という方には、訪問介護は心細いかもしれません。

通所介護

通所介護はデイサービスとも呼ばれ、その名のとおり、在宅で暮らす方が通ってきて活動するための場所です。レクリエーションや運動をしたり、お風呂に入ったり、さまざまな活動をして一定時間を過ごし、自宅へと送迎します。

通所介護も、その形態により、さまざまな特徴を持っています。日中のほぼ大部分の時間を通所施設で過ごし、レクリエーションや入浴、食事などをして帰ってくるのが、一般的な方が思い浮かべる通所介護でしょう。

その他にも、3時間程度の短い時間で、運動やレクリエーションだけをして帰ってくるタイプのものもあります。

通所介護を利用されるのは、介助があれば車に乗って外出ができる方です。そのなかでも、運動を主体とする短時間の通所介護では、比較的要介護度の軽い方が利用される傾向にあります。

未経験で通所介護に勤めたいと思うなら、まず、自分がやりたい仕事内容の通所介護事業所を選ぶと良いでしょう。ただし、軽介護度の方が多い通所介護では、身体介護の必要性は低くなります。経験できる仕事内容には偏りが生じるかもしれません。

通所介護では、他のスタッフの動きを観察することもできますし、他スタッフと相談しながら仕事をすることもできます。事業所によって特徴が大きく異なるので、メリットとデメリットを比較しながら仕事を選びましょう。

入所施設

特別養護老人ホームや、介護老人保健施設、有料老人ホームなどでは、集団で暮らす高齢者のお世話をすることになります。生活全般の支援をすることになるので、必然的に、仕事内容も幅広くなります。

起床・就寝介助、整容・身支度、食事の介助、入浴、排泄など、生きるのに関わる全ての動作の介助が仕事内容となるのです。服薬状況の把握や、体調観察など、日常の把握も業務の範疇になりますね。

入所施設で仕事をするメリットは、なんといっても、さまざまな仕事に関われるという点です。日常生活のすべての介助に関わることになるので、身体介護の手技については、経験が偏ることはないでしょう。

また、施設入所者は、要介護度もさまざまです。特別養護老人ホームではおおむね要介護3以上の方になりますが、介護老人保健施設では要介護1から5の方、有料老人ホームでは自立の方も入所されます。

入所施設では、24時間、365日、入所者とスタッフがいます。施設内に自分一人しかいないという事態にはまずならないので、「未経験だし、一人では不安」という方には向いているかもしれません。

騙されないためには、情報集めが何より大切

専門技術を要する介護職では、未経験者よりも経験者のほうが有利な気がしますよね。確かに、経験者のほうが早く仕事になじめるでしょうし、企業にとってはありがたいかもしれません。

ですが、仕事を始めるばかりのときには、誰だって未経験者です。「経験がないから仕事は選べない」と卑屈になってしまうのはやめましょう。必要以上に希望を下げてしまうと、不利な採用条件でも応募してしまうかもしれません。

大切なのは、一か所から得た情報だけを真実だと思い込まないことです。一か所の面接で希望に合わない条件を提示されたら、それと比較できる事業所の情報を集めましょう。

介護職は、他職種に比べると、比較的転職が容易な傾向にあります。一か所で経験を積んでから、他の事業所に転職するというのも、悪い選択ではありません。ですが、その選択を活かすためには、より良い経験を積める職場を選ぶ必要があります。

未経験者が初めての職場を選ぶというのは、とても大切な始まりの一歩を踏み出すということです。最初の職場で劣悪な条件を選んでしまわないように、自分の意志をしっかりと持って職場探しに挑みましょう。

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