リサイクル業界

【リサイクル業界】現状・課題・ニュース・今後・年収・売上ランキング・就職(転職)するときの注意点

廃棄物処理・リサイクル業者による環境問題への取り組み、自動車、鉄など再生資源リサイクル、リサイクル業界の現状、課題、最新ニュース、動向、今後、市場規模、年収・売上ランキングやリサイクル業界に転職、就職するときの注意点、志望動機のポイントと役立つ資格についてご紹介します。

▼目次

リサイクル業界の現状、課題、最新ニュース

メルカリの登場により、顧客が減少

自宅にある不用品をスマホで簡単に売買できるフリマアプリのメルカリ普及により、リサイクル業者を利用して物を売り買いする顧客が減少しつつあります。

100円ショップの商品を1000円で転売、ゲーム機器の箱のみをあたかも本体同梱のように偽って販売など無茶な転売屋の温床にもなっているメルカリですが、リサイクル業者とは違い自分で販売商品の価格設定ができるところが顧客のニーズにマッチしたのでしょう。

 

フリマアプリやネットオークションとの差別化

メルカリの普及には、「家に居ながら買い物ができるネットショップ」の登場が大きく関わっていると考えられます。中でも素人が簡単に、自動車などの大型商品もオークションで売り買いできるネットオークションサイトの存在は無視できません。

リサイクル業者は実店舗経営にこだわることなくネットサイトでの取引実績を増やし、フリマアプリやネットオークションサイトとの差別化を図ることが今後の課題となります。

 

IoTによるリサイクル事業や廃棄物処理ビジネス

2016年より、あらゆる物をネットに接続するInternet of Things(IoT)活用による資源循環システムの高度化で、廃棄物処理やリサイクル業者の低炭素化を先導する取り組みが推進されています。 IoTによるリサイクル事業や廃棄物処理ビジネスで、今後のリサイクル業界のシステムも時代や環境に合わせて変化することでしょう。

 

リサイクル業界の動向、今後

再生資源リサイクルのゴミズム活性化

企業または個人の家庭から出る自動車や鉄などの廃棄物や不用品をネットで売買できる「ゴミズム」システムが普及することにより、フリマアプリやネットオークションサイトに追いやられていた廃棄物処理・リサイクル業者に追い風が吹くことでしょう。

 

本売買は実店舗よりネットサイトが活況

インターネットオークション「ヤフオク!」の本・雑誌常時出品冊数が2016年には500万冊を超えるなど、本売買はリサイクル業者実店舗取引よりも、ネット取引が活況であることが伺えます。

フリマアプリやオークションサイトのようにネット専門取引を導入するリサイクル業者も増えてきたことから、今後もリサイクル業界は市場拡大し続けるでしょう。

 

リサイクル事業・廃棄物処理への補助金制度の活用

鉄などの廃棄物処理における地球温暖化防止策としてリサイクル事業・廃棄物処理への補助金制度が打ち出されています。

リサイクル事業・廃棄物処理事業者は排出抑制(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)の3R推進により、再生資源リサイクルに深く関わることで環境問題について見識を深めていくことが重要となるでしょう。

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リサイクル業界の市場規模(平成27~28年)

リサイクル業界の市場規模は3,841億円、平均年収は425万円です。リサイクル業者は世間が不景気になれば廉価品の多いリサイクル業者が注目を集め、好景気になれば商品サイクルが早まり物を売る消費者が増えるなど、不況に強い特徴があります。

 

リサイクル業界の年収ランキング(平成27~28年)

1位 コメ兵 年収520万円

ジュエリー、時計、バッグ、衣料品を主に取り扱うリユースデパートコメ兵は、雑然としたリサイクル業者イメージを一新、高級志向の消費者に向けた店舗展開で、リサイクル業界内でも消費者満足度の高い企業です。

 

2位 ゲオHD 年収490万円

リサイクル事業の他、レンタル事業も取り扱うゲオHDは、店舗のコスト削減と商品やサービスの安価提供、同業他社のレンタルビデオ店買収などの経営戦略により、着実に利益を伸ばしています。

 

3位 ワンダーコーポレーション 年収485万円

関東地方を中心として全国展開している、書籍やゲームソフト、DVD・CDの買取と販売を手掛ける企業です。昭和63年創業と、なかなか歴史の深い企業でもあります。

 

リサイクル業界の売上ランキング(平成27~28年)

1位 ゲオHD 売上高852億円

安価な商品やサービスの提供により着実に事業拡大したゲオHDは、実店舗の買取販売だけではなく、ネットでの買取販売受付も行っていることから、今後も時代に合わせた成長を遂げる企業だといえます。

 

2位 ブックオフコーポレーション 売上高765億円

本を売るならブックオフのCMでお馴染みのブックオフコーポレーションは、書籍やゲームソフト、DVD、CDだけではなく、携帯、家電なども買取販売しています。安価商品が多いことから「とにかく安く手に入れたい」消費者に支持される企業です。

 

3位 コメ兵 売上高459億円

高級志向の消費者を取り込むことに成功したコメ兵はブランド品や貴金属の買取販売を手掛けるリサイクル企業です。実店舗だけではなくネットでの買取販売も行っていることで、今後も更に成長することが期待できます。

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リサイクル業界に転職、就職するときの注意点

不況に強い業界だが年収は低い傾向

リサイクル業界は不況に強い反面、平均年収が500万以下とかなり低い傾向です。年収アップを目的とした転職には向かない業界でしょう。

 

実店舗での接客を行う場合もある

リサイクル企業に入社すると、本社勤務ではなく実店舗にて商品買取販売業務などの接客業務を一任される場合があります。その場合は商品の買取知識を高める必要があるでしょう。

 

自動車で個人宅へ買取に行くことがある

実店舗での商品買取販売を主としているリサイクル業者の場合、買取依頼した消費者の個人宅へ自動車で向かうことが多々あります。その際は当然ながら自動車免許が必須となります。100冊以上の本など重い荷物を持ち運びすることもあるので体力必須です。

 

リサイクル業界の志望動機のポイント

男性の場合の志望動機  再生資源リサイクルと環境問題について語る

リサイクル業者における再生資源リサイクルと環境問題、自動車や鉄などはどのように 廃棄物処理することが適切であるかを語りましょう。まとめとして「このような問題を解決するために、御社の新規事業に関わりたい」と熱意と志望動機を伝えます。

 

女性の場合の志望動機 物を大切に扱いたいことを伝える

大量生産、大量消費の時代を懸念していること、環境問題や、鉄などの再生資源リサイクルに興味があることと、物を大切に扱いたいのでリサイクル事業に携わりたいことを絡めた志望動機をおすすめします。

 

持っている資格を役立てたいアピール

古物商許可証など、リサイクル業者を営むために必要とされる資格を役立てましょう。古物商許可証が取得できなければ、運転免許証でもいいでしょう。自動車運転が出来て、入社後すぐにでも買取業務を行えることをアピールするのです。

 

リサイクル業界で役に立つ資格

古物営業許可証

リサイクル品(使用済み商品)や一度売買取引された新品は古物の扱いとなり、古物の売買には古物営業許可証が必要となります。古物営業許可証があれば売買知識があることを証明できるので、リサイクル業界の転職、就職で役立てられるでしょう。

 

リテールマーケティング検定

業種や業態に限らない小売・流通業界の商品政策、マーケティングやノウハウがあることを証明できる資格です。リサイクル業者の店長候補を目指すなら、リテールマーケティング検定は有効に役立つでしょう。

 

運転免許証

リサイクル業者の中にはオンライン取引だけではなく実店舗でのリサイクル商品売買を主軸としている企業もあります。そうした企業に入社した際に多いのが、自動車で個人宅へリサイクル商品を買い取りに行くという業務です。

リサイクル業界に絶対必要な資格はあまりありませんが、自動車免許資格は持っておけば面接でもアピールに繋がるでしょう。