ブラック企業を辞めたい!現職の見極め方と転職準備に必要な行動

せっかく入社した会社。長く働いて、できればそこでどんどん昇格していきたいと思いますよね。

でも働き始めてみたら、残業が多かったり休日出勤が多かったり…。人がどんどん辞めていくようなブラック企業だった!

そうなった時、辞めたいなと思うのは自然な流れです。

最初の意気込みも消えてしまう程の職場環境で辞めたいと思わない方が難しいですから。

ここではその辞めたいと思った時に知っておくべき要点をまとめていきます。

辞めたいけどなかなか辞めれないという人も是非読んで欲しいと思いますよ。

自分の会社がブラック企業かどうか

ブラック企業のような気がするけど、でもどこも似たようなもの?

この程度で辞めていたらどこに行っても通用しないと先輩も言っていた。

でも…やっぱり…辛いし辞めようかな…。

そんな心の葛藤に悩む自分がいると思います。

特に新人さんなんかは、これが社会人の普通なのかと受け入れようとする心ももっているはずですからね。

ここではそんな迷いを払拭すべく、ブラック企業かどうかの判断材料をまとめていきます。

離職率が異常に高い

良い仕事、環境であれば何年も何十年も働いている人というのも会社内に所属しているはずです。

ですが逆にブラック企業の特徴として、離職率が非常に高いということが挙げられます。

仕事内容・残業・お給料、不満が募れば募るほど人はついてきません。

離職率の高さは、環境的に不十分な状態の会社であることを裏付ける数字ですから、もし離職する人数が多いと感じたら、ブラック企業である可能性は高いです。

可能であるなら辞める予定の人に、何故辞めるのか聞いてみるのも良いでしょう。

もし、先輩や上司がみんな同じ理由で辞めているのであれば、自分もいずれぶつかる壁となり得ます。

求人が常に掲載されているなども同様の理由ですから、自分の会社について一度調べてみるのも良いですね。

給料が相場より高い、あるいは非常に低い

自分が貰っている給料が他の同業者に比べて多い場合。

あるいは非常に少ない場合は、ブラック企業である可能性が高いです。

お給料が良いということは、それだけ危険な橋を渡っている可能性が高くなります。

上手い話には裏があるとはよく言いますが、入った後に後悔しないためにも、なぜその金額になるのか、裏付けをとった方が無難ですね。

金額が少ない場合、注目するのは基本給です。

お給料の明細にある基本給はボーナスの金額にも関わってくる大事なもの。

みなし残業代を含めたお給料がたとえ22万だとしても、基本給15万+残業代7万と分けられている可能性があります。

できるだけ人件費を削減しようという会社側の意図が感じられます。

こういった部分も見られましたら、ブラックである証と言えるでしょう。

ネットの口コミを確認してみる

インターネットで自分の会社の評判や口コミを確認してみるのは良いですね。

サイトによっては何年も前の口コミから、最近のものまで残っているものもあります。

その口コミの中に悪い評価のものが多ければ、ブラックであることを疑っても良いかもしれません。

ただあまりにも前の評価の場合、今は改善されている場合もあります。

いくつかのサイトを見比べてみて、そして現状に近いものを探してみると良いでしょう。

悪い評価ばかりなら、可能性は高いです。良い評価ばかりでも怪しいですから、そのバランスをよく見て判断しましょう。

残業が長い、残業代が出ない

仕事量が多く、通常の勤務時間内に終わらない。

結果残業が多くなってしまう。

このサイクルが非常に多いようであればブラックと言えるでしょう。

自分の同僚や先輩を含め、どれほどの人が残業で作業しているか、確認してみると良いですね。

また、その際の残業代が支給されていない場合はブラック企業となります。

みなし残業がお給料についていて、全時間分は出ていないということもあります。

自分が何時間残業しているのかを計算してみるのも良いでしょう。

当たり前のように残業を強いてくる会社はほぼほぼブラックです。

ブラック企業であれば早めの行動が鍵

ここまで調べた上で、自分の会社がブラック企業だとわかったら早めの行動が鍵です。

そう言えるだけの要素が多くある事を、ここでもう一度確認していきましょう。

長くいることでのメリットは少ない

ブラック企業に長く務めることのメリットを挙げてみるとしましょう。

簡単なことではくじけなくなるかもしれません。

長い勤労時間にも耐えられるようになるかもしれません。

でも、代わりにプライベートな時間を多く失いかねません。一歩間違ったら職を失うような橋を渡っているかもしれません。

メリットよりもどうしてもデメリットが目立ってしまいます。得られるものは、少ないと言っていいでしょう。

責任ある立場になると動けなくなってしまう

ブラック企業はただでさえ入れ替わりが激しいことが多いです。

その中で少しでも長く働くと、責任ある立場になってしまうことがあります。

周りから見たらスピード昇格と思うかもしれません。

ですが実際は逃げられないようにするための可能性もあるんです。

しっかりと自分が評価されて責任ある立場になるのは良いのですが、特に理由もなくいきなり役職を与えられるようなことがあれば、動けなくさせるためと思った方が良いです。

また部下を持たされることになると、自分の仕事をその部下に引き継がなければならなくなったり、やることが増えるのと、抜けた時の会社のダメージも考えるようになってしまうため、やはりそうなる前に動きたいところです。

甘い言葉に誘惑されない

長くやってれば今の何倍もお給料あげちゃうよ。

頑張った分だけ還元していく体制を整えてあるよ。

もう少し頑張れば、良い仕事をあげるよ。

こういった甘い言葉を多くかけて誘惑してくる場合があります。

ブラック企業というのはリスクを負った業務に携わっていることも多いですから、見返りが大きくなる可能性もゼロではないでしょう。

ですが結果一年間働いてなにも変わっていないなんてことが、何年も何年も続く事だってあるんです。

その言葉に信憑性があるかどうかを考えてみて下さい。

結果的に引き留められているだけの可能性は高いです。

遅くなると心労も溜まっていく

ブラック企業を出るのが遅くなると身体的にも精神的にも疲労が蓄積されていきます。

なんとなく調子が悪い、だるい、原因が分からないけど痛みがある。

その疲労は、倒れて病院に運び込まれかねないほどに大きくなっていくでしょう。

結果的に次の仕事を探す時に、身体を壊してしまっていて働けないということにも繋がってしまいます。

病気を患ってしまえば、次の転職の際にそこがネックになることもあるでしょう。

手遅れになる前に動く意識を持って下さいね。

退職は恥ずべき事ではない、ブラック企業をすぐに辞めるメリット

せっかく入ったのにすぐ辞めちゃうの?もったいなくない?と声を掛けられることもあると思います。

退職することが恥ずかしいことだと思う必要はありません。

すぐに辞めることで生じるメリットは沢山あります。いくつかここでまとめていきましょう。

ストレスや疲れからの開放

ブラック企業で働くというのは、自分が思っている以上に疲れもストレスも溜まっています。

それに気付くのは、辞めた時だったりします。

健康体だった時のことすら忘れている場合があるからです。

こんなにも自由で、開放感のあるものだということすら分からなくなっているんです。

まだ取り返しのつく段階でブラック企業を辞めて、ストレスや疲れから脱却すること。

手遅れになる前なら、新たな仕事への活力もここで養えます。

体調面も回復が図れますから、早めの判断を大切にしましょうね。

普通の生活に戻れるチャンス

ブラック企業を退職するということは、普通の生活に戻れるチャンスです。

例えば夜の残業が長く、昼夜逆転に近い時間間隔を普通の人と同じような流れに戻す事だってできます。

8時間労働の会社を探す事だってできます。

時間に追われることなく、平穏な生活を楽しむ余裕が生まれます。

趣味に時間を費やしていけますし、友達との付き合いも参加しやすくなります。

ブラック企業に入っていると、これら普通にできることができなくなります。

それを取り戻していけるのは、大きなメリットと言えるのでは無いでしょうか。

失敗を次の会社選びに活かせる

ブラック企業というのはある程度の共通点があります。

今回の失敗の原因を考えてみて、次選ぶ会社の対策にもできます。

ブラック企業からブラック企業というのが一番避けたいですからね。

前の会社もこんな言い回しだったなあ、というのを一度経験できたのは良いことです。

ですからそれを活かした転職活動をするのはリスク回避の意味も含めて大きなメリットです。

前の会社にいた事がマイナスなことであったという意識も薄れます。

少しでも得るものがあったと思って退社をするのは、次の会社への印象も良くなりますからね。

ブラック企業をすんなりと辞めるために

いざブラック企業を辞めようとすると、不安なことは多いと思います。

自分が抜けたら他の人に迷惑がかかるんじゃ…。

辞めないで続けていた方がいいことがあるんじゃ…。

迷いに迷って結局辞められない、なんてことがないように要点を押さえていきたいと思います。

退職届を準備しておく

いきなり手ぶらで辞める話をしても、取り合ってくれない場合があります。

時間がないと話を聞いてもらえないこともあるでしょう。

そうなってしまうといつまでも言い出せずに、まあいいかという気持ちになってしまいます。

辞める話というのは、相当な決意と覚悟を持っていいだすことですから。

なあなあになってくると、心が折れてしまうんですね。

それを向こうも狙っている可能性がありますから。

ですから先に退職届を準備しておくと良いです。

特に決まった書式が必要なわけではありません。

会社を辞める旨を書いた簡単なものでも大丈夫です。

それを突きつければ、受け取らざるを得なくなりますからね。

仮に受け取ってもらえなければ、それは法律に違反する行為。

強気に行動していくことでスムーズに辞めることが可能になります。

話しをつけにいくときは、退職届を自分で用意してから臨みましょう。

転職の準備をしておく

いきなり辞めることで生活が苦しくなるのであれば、まずは転職の準備を少しずつでも進めた方が良いでしょう。

転職サイトに登録する、自己分析をする、可能であれば面接も行い始めておくと良いでしょう。

ただ時間が取れないのもブラック企業の特徴ですから、面接までは厳しければ、まずは書類審査を多くの会社に出しておくと良いでしょう。

ある程度応募してから、退職する形にすれば、ただ辞めるよりも大きなアドヴァンテージを持つことになります。

辞めてからすぐに働き始める気が無い場合も、登録だけしておくと良いですね。

登録しておけば、オファーがそこからずっと届きますし、3ヶ月先の入社が可能といった企業も多く見つけられます。

働きたいと思った時にすぐに動けるようにするのは得策ですね。

貯金・収入を別で作っておくと良い

退職した後のことを考えると、メインの収入源を失う訳ですから日々の生活が不安になっていきます。

それを少しでも軽減するために、ちょっとでもいいので貯金をしておくと良いでしょう。

収入に繋がるものを別で見つけてみるのも良いです。

限られた時間しかないかもしれませんが、今は個人で仕事を取るのも簡単な時代になりましたから、少しずつ少しずつ金銭的準備を進めた方が良いのは間違いありません。

ゼロで退職をすると、すぐ働かなければいけないという意識が邪魔をして心が休まらない可能性もあります。

失業保険などもありますが、自主退社の場合はもらえるまで期間が空くこともありますし、いつまでも受け取れるものでもありませんので、利用しない方が良いでしょう。

怪我や病気など、いざという時に使えなくなる恐れがありますからね。

ブラック企業はできる限り早くやめるべき

ここまで読んで頂ければ、ブラック企業に長く属してはいけないという気持ちになったと思います。

是非思い悩んでいる人がいれば、ここでまとめたことを参考にしてスムーズに辞めるようにしてみましょう。

世の中には沢山の会社があります、いま働いている辛い現状が全てではありません。

視野を広げて、ブラック企業とは早めに縁を切りましょう。