薬剤師の年収相場(勤務先別)と、年収を上げるための3つの方法


スポンサーリンク

薬剤師は勤務先ごとに年収が違う

ご存知な方も多いと思いますが、調剤業務をする薬剤師としての勤務先は大きく分けて3つあります。

病院、調剤薬局、ドラッグストアです。それぞれの職種で業務内容も大きく異なりますが、それに伴い給与も変わってきます。

それでは、その3つの職種の中で給料がよい職場はどこなのだろうか。順を追って解説していきます。

 

病院薬剤師の年収

医者や看護師をはじめとする、様々なコメディカルとチーム医療を組んで活躍することができる病院薬剤師。

ただし、その給料相場は、他の職種の薬剤師と比べ低いと思っておいた方が良いです。新卒の年収相場は340〜400万円程度、30〜40代になると450万円〜550万円になります。

役職に着くと年収は上がっていき、病院によっては、50〜60代で薬剤部長になると700〜800万円になることもあります。

病院薬剤師は、調剤薬局やドラッグストアの薬剤師と比べ、役職争いには年功序列の感があります。そのため「定年まで働こう」と思っている人にとっては薬剤部長になるチャンスがあり、昇給していく余地があるかもしれません。

急性期病院は、慢性期病院に比べて残業が多く、結果年収が上がる

また急性期病院と慢性期(療養型)病院でも給与が異なる。急性期病院では、患者の急変も多く、使命感も高いレベルで求められます。そのため残業が多く、当直時の業務量も多くなっています。

その結果、急性期病院では慢性期病院よりも年収が100〜150万円くらい高めに提示されることが多いです。

パートの場合の時給は、1800〜2000円が相場となっています。

スポンサーリンク

 

調剤薬局薬剤師の年収

病院やクリニックに隣接して多く存在するのが調剤薬局になります。

主に患者が持ってきた処方箋に対し、医療用医薬品を提供する場所として主流になっているのがこの場所になります。

その年収相場はおよそ新卒で380〜420万円です。

その後30代で450〜500万円、40代で550〜650万円が相場となっています。

ただし、これに管理薬剤師手当がつくと650〜750万円前後になることもあります。早い人は20代後半ですでに管理薬剤師になれます。しかし企業によっては年収が40代をピークに、50代以降やや下降してしまうところも存在するので注意するべきと言えます。

 

若いうちに給料が良い個人薬局、生涯年収の高い大手調剤薬局

また年収は個人薬局と大手調剤薬局で差があります。まず個人薬局ですが、入職時の年収は大手調剤薬局よりは高めに出る傾向があります。

理由としては、個人薬局の経営者からすると、高い給与を提示しないと人員が確保できないためです。

一方、大手調剤薬局は入職時の額面としては低めに出る傾向があります。これは意外に思う方も多いですが、やはり大手ならではの良さはあります。

教育体制や福利厚生の手厚さ、昇給率の高さなどは個人薬局より優れていると言えます。そのため長く勤める前提で、つまり生涯年収で収入を比較すると、大手調剤薬局の方が結果的には高く出る傾向にあります。

パートの時給は、1800〜2200円が相場になっています。

 

ドラッグストア薬剤師

OTC薬の販売業務をはじめとして、調剤併設の店舗では調剤業務も伴うドラッグストア薬剤師。

年収相場は病院薬剤師や調剤薬局薬剤師よりも、比較的高く出る傾向にあります。だいたい新卒では450〜600万円が相場になっています。

また30代の店長クラスで550〜700万円、40代の複数店舗を管理するエリアマネージャークラスで700〜800万円出ることもあり、高給と言えます。

パートの時給だが、2000〜2600円が相場になっています。

スポンサーリンク

 

薬剤師の年収を上げるための3つの方法

プラン

年収が低いと悩んでいる薬剤師が年収をあげるには、3つの選択肢があります。

キャリアアップする

前述の通り、薬剤部長や管理薬剤師、店長などを任されることにより、薬剤師の年収は上がっていきます。

うまくステップアップできれば問題ないですが、こちらはなれる人となれない人がいるため、難易度は高めであると言えます。

 

働き方を変える

一般的に、ほとんどの人がやりたがらないことをしてくれる人には、給与は高く出る傾向にあります。例を2つ挙げよう。

夜勤

まずは夜勤。病院の当直や、24時間開局の調剤薬局やドラッグストアで夜から朝まで勤務する形態になります。

こちらは生活リズムが崩れるということで敬遠する人は多いですが、夜勤手当が含まれる関係で、1回の勤務で2〜3万円をもらうことができます。

月に10日働くだけで月収20〜30万円。それだけで平均的な生活を送ることができまず。

 

地方勤務

次に地方勤務。誰も住みたがらないような、離島などの僻地での勤務になります。

僻地に住むにはそれなりの覚悟が必要ですが、年収は都心部より200万近くも高めに出る傾向があります。

短期間でお金を貯めたい人には、期間限定で僻地に行くのもありかもしれません。

 

キャリアチェンジする

前述の通り、3職種での給与を比較すると病院<調剤薬局<ドラッグストアとなっています。年収を上げるために職を変えるというのは有効な手であると言えます。

 

派遣薬剤師は高いスキルが求められるが高給

また、派遣会社に登録し、派遣薬剤師として活躍することができれば、高給を得ることができます。病院、調剤薬局、ドラッグストアのいずれかの店舗で、期間限定で働きます。

ただし、急な人員不足に陥った勤務地に派遣されることが多いので、即戦力が求められます。薬剤師経験は少なくとも3年以上は必要になってきます。

高給与な分、調剤技術はもとより、派遣された店舗の機械をすぐに使いこなしたり、派遣先の薬剤師たちとすぐに打ち解けるコミュニケーション能力など、求められる能力のハードルは高くなっています。

まずは自分の能力が派遣薬剤師として通用するものかどうかを含め、一度派遣会社に登録して相談してみるのもありかもしれません。

派遣薬剤師の時給相場だが、2800〜4000円となります。

 

まとめ

薬剤師業界というのは、他の業界では珍しいことに「高収入な職場ほど内定がもらいにくい」ということがありません。年収が低いと悩んでいる薬剤師が、給与を上げたければ、いつでも自分の判断次第で転職をし、簡単に上げることができます。

また転職の際に年収の交渉がしにくいという意見も多いですが、薬剤師の転職サイトを通じての転職は、担当アドバイザーの方が代わりに年収交渉をしてくれます。

薬剤師は無料で利用できるサービスなので、ぜひこちらを活用して高給与な職場を見つけていくことをおすすめします。

当サイト推薦のおすすめ転職エージェント

マイナビ薬剤師(薬剤師専門の転職エージェント。高待遇の職場の求人も多数保有。実際に職場にコンサルタントが訪問しているため、リアルな職場の待遇や雰囲気を知ることができる)

 

こちらの記事も参考にどうぞ

【薬剤師】年収1000万円が出る求人はある?高年収を稼ぐためにやることとは?

管理薬剤師の年収は?業務内容や勤務時間についても紹介

薬剤師を辞めたい理由と、パターン別対処法

薬剤師の志望動機の例文と書き方のポイント。転職のプロが語る!

薬剤師の転職失敗体験談と、成功させるための3つのポイント


スポンサーリンク