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自衛隊を辞めたいと思い、民間企業に転職
自衛隊から民間企業へ転職した者です。私は高校卒業後そのまま自衛隊に入隊し、女性自衛官になりました。自衛官だった父に憧れて、私も自衛官の道を志しました。この仕事を続ける事が出来れば収入の面でも将来大きな安定に繋がるという思いもありました。
期待と挫折
試験も無事合格し、私は晴れて自衛官になる事ができました。期待と希望で胸がいっぱいでした。合格者は始めは東京に集められ、3ヶ月の新人研修のようなものを受けます。私は地方育ちで今回初めて実家を出て、まず戦ったのホームシックでした。
そこで初めて実家の大切さとありがたさを痛感するのです。そして、早速訓練が始まるのです。初めは軽く徐々に厳しくという感じでみっちり3ヶ月間教官にしごかれまくります。
最初の3ヶ月間は私の人生のベスト3に入るくらい辛く苦しいものでした。その3ヶ月間でどれだけの涙を流したか分かりません。あれほどなりたかった自衛官にやっとなることができたのに、何度やめたいと思ったか分かりません。と言うか、毎日やめたいと思っていました。
私は体力には自信がある方だったのですが、そんな自信はことごとく崩れ去り、自分の力の無さだけが大きくなっていきました。こんなに大きな挫折感を味わったのは人生で初めてでした。実際に最初の3ヶ月間で辞めていく同期も何人もいました。今でもあの最初の3ヶ月を乗り越えられた自分が自分で不思議なくらいです。
訓練を終えて配属へ
3ヶ月の訓練を終えて私が配属されたのは体力自慢の自衛隊のイメージでは珍しい、事務系の職種でした。
新しい所へ配属される前に希望調査があって、第3希望まで書くことかできるのですが、3ヶ月の新人訓練で自分が持っていた体力的な自信をバキバキに粉々に打ち砕かれた私は全ての希望をできるだけ体力を使わなそうな所を希望に書きました。
たぶんそんな事とは関係なく、私の場合きっと研修の成績も良くなかったと思うので、それが理由で事務系へ飛ばされたのだと思いますが。内心ビクビクしながら新しい配属先へ行ったのを覚えています。
実際に行って仕事をしてみると、配属された場所は、事務の仕事をしながら自衛官たるもの体力向上も忘れないというような、一日中運動や訓練ばかりしているところよりは良いのかもしれませんが、そういう事務と訓練と言う二足のわらじと言う感じの場所でした。
地獄の新人訓練を終えての配属先だったので、少しは気持ちも変わるかなと思ったのですが、心のどこかに必ず「辞めたい」の気持ちは必ずありました。それがどうしても消えずに、でも、辞めて何がしたいかと聞かれても、特に何かあるわけでもなく、そんな状態が5年続きました。
転職の決め手
私に昇任試験の話がきました。ずっとその話はあって、勉強もしていたのですが、このまま自衛官を続けていくのかそれとも辞めるのかずっと悩んでいてなかなか試験の勉強にも身が入らずいました。
ついにその昇任試験を受けれるのも最後の年になっていました。私は悩みました。両親に相談したり友達に相談したりしましたが、悩んだ挙句の決め手は、このまま続けても自衛官としての自分に将来性を感じなかった事でした。私は思い切って上司にその旨を伝え、転職活動を始めました。
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民間企業に転職
実は自衛官の中には私のように途中で辞めていく隊員はたくさんいます。そういう隊員のために就職を斡旋してくれる部署があり、私はそこの方の紹介で転職先を探しました。
そして、無事転職し、今も働いているのが病院の医療事務の仕事です。自衛隊にいた頃も事務の仕事をさせていただいていたので、その経験から採用していただきました。
仕事は覚えるまで大変でしたが、私は今の仕事が大好きで転職して本当に良かったと思っています。あのまま自衛隊に残っていてもきっと仕事へのやりがいは感じられなかったかもしれませんが、今は患者さんと接する度にやりがいを感じられます。あの時決断できて本当に良かったと思っています。
自衛隊を辞めたい人へ
自衛隊は、体力的にも精神的にも辛いことが多い仕事です。
しかし、自衛隊の経験は、民間企業でも無駄にはならず、根気や粘り強さなどの観点から、転職市場では評価されることも多いです。
未経験の職種であっても、内定をもらうことができる企業はたくさんありますので、まずは求人をみてみることをおすすめします。
当サイトおすすめの転職エージェント
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