今回の記事では、年収４０００万の割合、税金（所得税・住民税・ふるさと納税）、手取り、貯金額、生活レベル、家賃や住宅ローンの適性額、車、結婚を考えるときの注意点などについて記載していきます。

年収４０００万円を稼ぐことができる企業や職業の特徴も紹介していきますので、是非参考にしていただければと思います。

年収４０００万稼いでいる人の割合

年収4000万円は国税庁の民間給与実態統計調査によると全国の給与所得者およそ1.1万人 全体の0.18％の労働者が年収4000円台の収入を得ています。

民間給与実態統計調査自体年収4000万円の調査は行なわれておらず、上記の数字は年収2500万円超からの独自計算したものなので、実際にはもう少し少ない可能性もあります。

年収４０００万稼ぐことができる仕事、職業

美容外科(開業医)

美容系を専門とした開業医の年収も4000万円前後を得る事ができるでしょう。

ただし、この収入は軌道に乗っている医院(クリニック)のみです。

美容系は保険適用外の自費診療も多く、他の外科や内科などの開業医よりも年収が高い傾向にあります。

ただし、美容系は初期投資も高く、安定的に年収4000万円を得るためには、その分野における自身の高い技術力や医師のカリスマ性も必要になるでしょう。

また、宣伝やクリニックの開業する立地も患者数に影響する重要なポイントです。場合によっては借金をしている開業医も少なくありません。

美容業界は新しい技術が生まれるスピードも速く、常に業界の動向に注視する必要があります。この世界は今後も競争が激しくなるでしょう。

相撲取り(横綱級)

国技である相撲ですが、この相撲におけるトップ力士でもある横綱の年収は約4000万円と言われています。

この4000万円は相撲協会より番付によって決められた基本給にプラス、勝負後に手渡しされている企業などからの懸賞金もあわせた金額で4000万円を達成する事ができるでしょう。

ただし横綱の場合はこの他に、「場所」で優勝した場合の優勝賞金。またスター性のある力士であればCMなどの依頼もはいれば、確実に4000万円を超えるので、年収4000万円は横綱にとってはベースでしか無いでしょう。

しかし、横綱になるだけでも血の滲むような努力ではすまない道のりを経てなれるものです。4000万円以上の年収はむしろもらって当たり前かもしれません。

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年収４０００万の税金、手取り

年収4000万円を稼ぐ場合、各税金はどの位掛かるのでしょうか。保険や配偶者などの控除は除き給与・基礎控除のみ適応した場合の所得税と住民税をご紹介します。

所得税

12,132,000 円(年額)

12,386,700円(復興特別所得税込み/年額)

住民税

4,739,500円(年額)

以上が一例となります。

しかし、その他の各種控除を入れていくと、これより更に低くなります。

ふるさと納税

夫婦・子どもがいる場合

約1,300,000円前後

単身者・および配偶者控除がない場合

約1,500,000～2,000,000円が目安額となります。

年の手取り

各種健康保険:標準報酬・厚生年金:標準報酬・一般雇用保険のみ控除

約2,218,551円(月額)

年間手取り約26,622,612円

年収４０００万の生活レベルについて

年収4000万円の場合、贅沢をしようとすれば一般人が体験したことのない生活を味わえるでしょう。

例えばデパートなど買い物へ出かける際にはハイヤーを呼び、送迎してもらうことも可能でしょうし、デパートでは専属の担当者もいるのではないでしょうか。

海外旅行にも年に数回は行けるでしょうし、飛行機の移動は最低でもビジネスクラスでしょう。

旅行先のホテルはスタンダードな客室を予約しても、クレジットカード専用デスク経由などからであれば無料でアップグレードされた客室に通されたりと、常に待遇は上客扱いとなります。

もちろん、これは一例の生活レベルであり、長年年収4000万円を維持している生活なのか、1年間だけの短期のみ年収4000万円なのか、それによっても天と地ほどの生活レベルの差があるでしょう。

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年収４０００万の貯金額について

年収4000万円を得る方は何らかの事業を営んでいる場合も多いでしょう。

その為、年収4000万円を得ていても、そのうち1000万円近くを付き合いや接待などに出費しているかたもいるでしょう。

総務省家計調査を参照し、一般的な生活費と年収4000万円の衣食住などの環境も考慮した場合、年間約950万円～1050万円は貯金に回せる計算となりますが、前述の通り支出状況によってはこの価格を下回る可能性はあります。

年収４０００万の家賃について

通常収入の25％以上になると家計負担が大きくなると言われています。

およそ月額83万円前後が適正な家賃でしょう。

都心部であれば有名なブランドマンションの3LDK(100平米以上)が借りられ、共有施設にプール・ジム付きなどは当たり前のマンションが借りられます。

都心部から少し離れた場所であれば、車が4台は駐車できる敷地を有した一戸建てであり、庭ではバーベキューから、バスルームには専用サウナがある一戸建てが借りられます。

地方部であれば、すでに83万の家賃で募集している物件はほとんど無く、ビルや国道沿いの店舗など事業用物件レベルの家賃でしょう。

年収４０００万の住宅ローンについて

家計の収支状況や金利状況。または返済期間などによっても住宅ローンの額は異なりますが一般的に年収4000万円の場合、35年ローンであればおよそ20000万円(2億)程の借り入れでも大丈夫でしょう。

ただし年収4000万円の収入をローン期間中に維持できるのは希です。

少しでも自己資金を多く支払いローン期間を短くするか、安い物件を一括購入してしまった方が安心でしょう。

年収４０００万円の人におすすめの車

年収4000万円の人であれば、もはや新車の国産車であればほとんどの車種が購入可能でしょう。

そして外国車でも少々無理をすれば世界中の車好きが憧れるようなスポーツカーも購入可能になってきます。通常年収の半分程の価格が適性であるため、2000万円前後の車が購入可能です。

車種で言うと以下の様な車が対象となるでしょう。

国産車

ホンダ：NSX

日産：GT-R(NISMO)

外国車

BMW：i8

BMW：7シリーズ

BMW：M6グランクーペ

メルセデスベンツ：Sクラス

メルセデスベンツ：Sクラスクーペ

AMG：Gクラス

アウディ：A8

マクラーレン：540Cクーペ

ポルシェ：911

アストンマーティン：V8

マセラティ：グラントゥーリズモ

中古外国車

フェラーリ：458イタリア

ランボルギーニ：ムルシエラゴ

年収４０００万の人が結婚を考えるときの注意点

浮き沈みを覚悟しなくてはならない

例えば女性の立場からすれば、年収が高い人は魅力的かも知れません。ただし、年収4000万円の収入を得ている人は、余程の環境以外の場合浮き沈みが必ずある仕事でしょう。

今は年収4000万円で浮かれていても5年後は0円かもしれません。

普通のサラリーマン以上に結婚にはリスクがあると思っていた方が良いでしょう。

自身の質や知性を問われる場合がある

これも女性の立場ですが、年収4000万円はいわゆる玉の輿でしょう。

ただ、自身がただお金目的で結婚できても、この収入レベルの場合、女性自身の知性や質など問われるでしょう。

家族や配偶者の仕事上の付き合いなど、ただの女性には務まらない可能性が高く、本当の意味での女性磨きが必要でしょう。