第二新卒の転職体験記。まさか自分があの企業に!?を叶えた転職方法

第二新卒の転職と聞いて皆さんはどのように感じるでしょうか。「現状の仕事もきついし興味はある」や「三年間は働かないと次の会社もいいところにいけないから検討もしたことない」「聞いたことはあるけどよくわからない」という方が大半だと思います。

私もはじめは理解もしておらず、まさか自分が一年で転職するなんて想像すらしてない次元でした。しかし、第二新卒というのは見方を変えればブランドです。皆さんには価値があるのです。

今回は第二新卒の可能性を知ってもらい、明日から行動を起こせるきっかけになればと思います。

絶賛需要爆発中の第二新卒!なぜ第二新卒は採用側に人気なのか

まず第二新卒とはなんぞやというところを簡単に説明します。また、今回は第二新卒とは何かという概念の説明ではなく、私の体験をお伝えし具体的に行動を起こしてもらうということに重きを置いているので、この部分では簡単にしか触れません。

第二新卒の対象となるのは一般的に「新卒で入社してから三年未満の求職者」を差しています。

ではなぜこのような社会経験の浅い人たちが注目されているのか?理由は大きく分けて二つあります。

  • バブル以降始めての好景気
  • 多くの企業が採用に困っている

まず、現在の日本の経済の状況は非常に良くバブル以降初の好景気と言われています。この中でなぜ第二新卒の需要が上がるかというと

今迄企業側は人は欲しいものの景気が悪く、人をとることができなかったのです。現在23歳〜25歳の人たちが就職活動していた頃は不景気で採用枠は非常に少なく、大企業の採用枠は言う迄もなく非常に少ない状態でした。

そこで二点目の「多くの企業が採用に困っている」にも関わってくる話しですが、企業側はいざ採用枠が増えても優秀な若い人材を今迄と同じスパンの中で採用しなければならないという問題遭遇したのです。

そこで企業側が注目するのが第二新卒なのです。例えば、皆さんが桃太郎でお供を探すとしましょう。その時に道端で出会った猿と一度鬼ヶ島にいったことのある猿どっちにきびだんごをあげ仲間にしますか?結果は決まってますよね。

それと同じで、新卒と同じ世代で一度社会に出てそれなりの成果を持っている第二新卒の方が欲しいのです。名刺の渡し方やビジネスメールの書き方などの研修に時間やお金を掛けなくていい第二新卒は企業にとって得しかないのです。

第二新卒の転職を成功させる方法

第二新卒が必要とされることがわかったところで私の体験をお伝えしながら、具体的にどのように活動すればいいのかイメージを掴んでもらえたらと思います。

まず、私の経歴をざっくりお伝えすると、中学、高校、大学一貫のいわゆるエスカレーター式の偏差値は非常に低い学校に在籍しておりました。

その中でも自分の強みを分析し、OA機器販売店に就職しました。しかし、入社前と入社後のギャップと与えられたテリトリの不平等さ、尊敬できる人もおらず将来に不安を覚えたためたった一年で退職し大手広告代理の総合制作会社に転職しました。

正直、転職先の企業は私の学歴では到底入社できるようなところではなく、新卒では間違いなく入社できないレベルの企業です。ではなぜこの中で転職ができたのか。

  • 圧倒的自己分析
  • ネガティブO思考
  • エージェントをつける

以上三点を重視したからです。この三点をおさえれば第二新卒の転職は成功します。

※現状の会社で一生懸命頑張っていたということが絶対条件です。

何よりも大切な圧倒的自己分析

転職をしたいと考えて一番はじめにすることは転職サイトでむやみやたら名の知れた企業の求人を探したり、友達に会社の愚痴を言ったりすることではなく、自己分析を圧倒的にすることです。自分に向き合うということです。

この作業が一番大切です。転職が上手くいかなかったり、転職先でまた同じ目を見るという人はこの作業をさぼっている証です。

一度社会に出て沢山経験しているので、自分を知る「モノサシ」は新卒の頃よりも沢山あります。だからこそ同じ失敗を繰り返さないために自分にひたすら向き合うのです。

私はOA機器の営業をする中でOA機器というのは差別化のしにくい商材であり、お客さんも使えればなんでもいいというものなのでOA機器を買ったところでお客様が幸せになる訳ではありません。

そしてあまり感謝されず達成感を感じることはできず自分が作ったものではないので商品に愛着がなく売れないことを商品のせいにできるという点が自分にあっていないと感じました。

この点から「お客さんの為になる比重が今よりも大きい」、「自分の知らない人が作ったものではなく自分が作ったものを販売できる」この二点を活動の軸として作り、その中で広告業界に絞り活動をはじめました。

この自己分析をする中で自分は、自分が得をすること(ものを売ってインセンティブを沢山もらう等)で満足するのではなく、人のため社会のためになることを実感できることの方が満足できるとわかりました。

しっかりと自己分析をし、「気持ちの棚卸し」をすることで「軸」ができやりたいことが明確になり、業界が絞れ、スムーズに活動ができ、自分と向きあった分面接で面接官への質問にも具体性が出て入社後のギャップも無くなるという好循環が生まれます。

圧倒的自己分析をする中で自分にベクトルを向けることができ今の会社でできることはもっとあるという結果に辿り着けるかもしれません。

ネガティブ要素を消すネガティブ0思考

二点目のネガティブ0思考は会社を辞めたい理由にネガティブ要素を入れないということです。

私の場合、前述のとおり新規開拓の営業の中で同期の誰よりもテリトリが小さく成長し辛い環境、先輩を見ていても尊敬できる人はおらず将来性が怪しいという非常にネガティブな理由から転職を考えました。この理由を私は面接では次のように伝えました。

死のテリトリとも言えるテリトリを任せられましたが、テリトリが小さい利点は同じ企業に何度もいくことができ顔を覚えてもらえることだと思いました。

その中で商品を売り込むのではなく自分自身を毎回売り込み、営業への抵抗感を無くしてもらい、信用を得て、お客さんの潜在しているニーズを引き出すことに注力しました。

その結果大きな成果をコンスタントに出すことまでには至りませんでしたが、新規取引の拡大を行うことができ、何よりお客さんと目と目を合わせしっかりと対話するという力が身につきました。

以上のように伝えた後に、前章でお伝えした自分が営業をする中で感じた自分のやりたいこと(入社を希望する理由)、より成長したいという思いを伝え、前向きに考えた末に御社を希望しているということを伝えました。

上記のように退社したいと思ったネガティブな原因に対して自分はどうのようにポジティブに受け止め工夫し行動したかを明確伝え、その中で転職を考えた理由を明らかにすることで面接官が受ける印象は格段に変わります。

退職したいと感じた理由に対して自分なりに考え、工夫し向き合えていない方は、まずはそこからはじめてみてください。

一人で頑張らずエージェントをつける

三点目はエージェントをつけるということです。人生で始めての転職活動であれば良く知っている人に聞いた方が効率はいいです。であれば転職のプロでありなんでも相談に乗ってくれる人を無料でつけられるのに使わない手はないです。

勘違いしてはいけないのはエージェントはあくまで相談に乗ってくれる人であって、転職をさせてくれる人訳ではないということです。

エージェントとの関わりの中で大切なのは「エージェントに頼る」ではなく「上手く使う」ということです。言い方が悪く聞こえてしまいますが端的に言うとこういうことです。

具体的には、しっかりと「気持ちの棚卸し」をできているあなたは退職したいと思ったきっかけ、自分のやりたいこと、志望業界、志望企業の規模感など全てエージェントに伝えて下さい。

その後、自分にあった業界へ軌道修正してもらう、自分のレベルにあった企業の選定を手伝ってもらう、自分にあった求人をもらうといった関わり方をするのがベストです。

このように自分主導で動きエージェントの持っている力を引き出し、使うという考え方が大切です。

私のエージェントをして下さった方からお話を聞くと自分のやりたいことを明確にせず、「給料が今より良くなるところ」「名の知れた会社の求人が欲しい」というような「気持ちの棚卸し」のできたいない抽象的な考えの人が多く、非常に困っていると言っていました。

まずは自分に正直に自分のやりたいことに貪欲に

転職と考えると難しいものと感じる人いるかもいれません。たしかに難しい側面もありますが、前述したように自分の気持ちに正直になり、しっかりと気持ちの棚卸しをすれば次第にやりたいことが見つかります。やりたいことが見つかれば後はそれをわかりやすく伝えるだけです。

実際に私も入社後すぐに辞めたいと思ったものの、環境、人のせいにせず自分ができることを考え工夫し一生懸命仕事に取り組んだ結果自分がやりたいことは何か一ヶ月自分に向き合い、十二月に活動をはじめ二月には内定を貰いました。

誰の人生でもなくあなたの人生です。現状のままで自分が幸せかどうか長い目で見て考え、幸せになれないと思ったら直に行動を起こして下さい。

第二新卒の皆さんはまだ若く可能性に溢れていると思います。自分に正直に自分のやりたいことに貪欲になってもいいと思います。頑張って下さい。