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営業職の人がつらいと感じる5つの理由。続ける?転職?その先とは
営業の仕事といえば、会社で取り扱っている商品やサービスなどを売り込む仕事のことですよね。
人と関わることがベースになる仕事だけに、それに関わる悩みも増えてくる業種と言えるかもしれません。
「営業の仕事を続けていくのがどうしてもつらい」と考えている人は、どうしてつらいと感じているのかを今一度思い返してみましょう。
そして、それを改善する方法や転職する場合のメリット・デメリットについても考えてみることが大事です。
▼目次
営業に関する仕事は世の中にあふれている
営業の仕事というのはとても幅広く、身近にあふれているものなんですよ。例えば誰もが知っている下記の仕事も、実は営業の仕事なんです。
- 自動車の販売
- ショップ店員
- 不動産や、家を建てる場合
- 金融関係
- 保険の勧誘
こうやって見てみると、気付いていないだけで自分の回りには営業の仕事だらけだったんだな…ということになります。
この中でたとえば、自動車の販売の営業の方とは、きっと多くの人が営業を受けた経験があるのではないでしょうか。
同じ自動車の営業といっても、人によってそのスタンスには大きな違いがあるんですよね。
やはり自分が心地よく感じる営業をしてくれる人から自動車を購入したいと思うものです。
このように、営業というのはやり方ひとつで相手の気持ちや売上が大きく変わる…ということが分かるでしょう。
上の項目に挙げた営業は、会社ではなく個人を対象とする営業です。これらの営業は「個人営業」に管轄されるんですね。
さらに個人あての営業でなく企業を対象にしている「法人営業」があるんですよ。
営業の仕事にはたくさんの種類がある
一言で営業といっても、その内容は細かく分類されているんですよ。
- メーカー営業…自社で開発した商品を売り込む
- 商社営業…メーカーの代わりに営業をする・顧客とメーカーの間に入る
- 新規開拓の営業…初めての家や企業などに飛び込みで行って営業をする
- ルート営業…決められた営業先を回って新商品を紹介したり取引の契約を継続したりする
- MR(医薬営業)…医薬品の営業(法人営業が多い)。自社製品の医薬品を病院などに紹介する
- 海外営業…自社で開発した商品を海外で営業する
- 技術営業…電子機器やIT関連の商品の知識を持ったエンジニアが、顧客に理解できるように説明する
それぞれ、個人営業や法人営業で使われているものもありますが、営業の仕事には実にたくさんの種類があるんですね。
それぞれに特徴が大きく異なることになるので、自分がどのタイプの営業に向いているのかしっかり考えることは大切だと言えるでしょう。
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営業がつらいと感じるのには理由がある
営業の仕事を続けていく上で、「どうしても営業の仕事は辛い」と感じてしまう人はたくさんいます。
どうして営業日の仕事がきついと感じるのか。その理由について考えていきましょう。
何よりノルマがきつすぎるから
やはり、「営業といえばノルマがきつそうというイメージがなんとなくありますよね。
営業をするということは、自社で開発した商品などをお客さんに売り込んでいく必要があります。
そのためには商品について勉強して相手に説明しておけるようにしておく必要がありますよね。
そして、営業をしていく順序や期限などもしっかりと計画して実行に移していかなければいけません。
それで営業実績がノルマに達成しなければ残業したり休日も返上して営業をすることになったりするわけです。
それでその月はなんとかノルマを達成することができたとしても、また翌月は1から…ということで疲れきってしまうかもしれません。
ノルマに達しなかった場合は上司から文句を言われることになりますし、「こんなに頑張っているのに、これ以上一体どうすればいいんだ!」という憤りすらわいてしまうのではないでしょうか。
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個人営業は特に激務になってしまいがち
ルート営業(法人として会社への営業をする場合)には、あらかじめアポイントを取ることもあって確実に話は聞いてもらえるので、契約が取れる確率というのもそれだけ上がってきます。
しかし個人の営業になるとそう簡単には行きませんよね。たとえば500件に新しく電話をかけて営業するとしましょう。
個人に対してはあらかじめアポイントを取ることが基本的にできませんから、500件のうち1件でも話を聞いてくれていたらそれでオッケー!というから驚きです。
それほどに新規で営業の仕事を取るというのは大変であり、労力も時間も大幅に必要になるということが分かりますよね。
ストレスが溜まりやすい性格だから
営業の仕事というのは、とにかくストレスがたまりやすいものです。もちろんノルマを達成しなければならないというストレスは常に付きまといますが、それだけではありません。
営業として関わっているお客さんからの突然の無茶振りにも応えていかなくてはならず、それが営業時間外だったとしても関係ないのです。
さらに、会社の上司からパワハラをされたり万が一仕事の成果を横取りされたとしても、ストレスに耐えていかなければなりません。
それに会社内で連携を組んで営業を行っていく場合も、その連携相手とウマが合わない場合にはかなりのストレスになってしまうでしょう。
もともとストレスを気にしない性格なら問題ないかもしれませんが、そうでないならストレスがどんどん蓄積されていくことになってしまいます。
オススメできないものを勧めないといけないから
自社で開発した商品が自分でも納得できる、とても良い商品ならば紹介していく方としても楽しくなります。
しかし、その商品のことを自分が気に入っていなかったり、本当はライバル社の商品の方が良いと感じている場合はどうでしょうか。
あまりオススメできない商品をお客さんに薦めなければならない罪悪感と、それを信じて購入してもらった時のなんとも言えない気持ちにさいなまれてしまうかもしれません。
毎日頑張っていても、最後には結果で判断されるから
どれだけ営業として仕事を頑張っていたとしても、それまでにかけてきた時間や努力は基本的に認められません。
商品を販売することができて、初めて認められるのです。結局全ては結果が全てだと言えるでしょう。
要領良くうまく営業の仕事をこなせる人はそれほど手間をかけずに営業のノルマを達成できるかもしれません。
自分が汗水たらして必死に頑張っていてもあまり意味がない…と冷静に感じた時に、一気に営業の仕事がつらくなってしまうのです。
営業を楽しくするためにできることもある
これまで営業の仕事をする上でつらいと感じる5つの原因について考えてきました。これらの問題を改善するためにできることは何でしょうか。
物の視点を180度変えてみる
どうしても営業の仕事がつらいと感じてしまう場合には、1度自分の考え方を根本から変えてみるといいかもしれません。
「会社の商品を売らされている」と考えるのではなく、「営業をして物を売り込むことで自分が今よりも成長することができる」といった具合に思考を変えてみるのです。
- 営業のスキルを磨くことで、社会で生き抜いていく力をも磨くことができる
- 色々なお客さんとのふれあいで人間関係を学べる
- 営業をすることで、人とのコミュニケーションを円滑にすることができる
- 相手の気持ちになって物事を考えることの大切さをも学べる
このように、営業の仕事に対して「やらされている」ではなく「自分のために頑張る」と気持ちを切り替えてみるのがポイントです。
営業から転職する場合に選ばれやすい職種とは
営業の仕事から別の職種に転職をしたいと考えている人は、どのような職種をえらびやすくなっているのでしょうか。
営業から転職する場合に選ばれやすい職種はこちらです。
- 公務員
- 飲食店でのマネージャーや店長
- 工場ワーカー
- 編集者
- 事務企画・マーケティング
営業から転職する場合、これまでとは全く違う職種を選ぶ場合も多いですが、ある意味営業と似ている事務や企画・マーケティングを選ぶこともあるんです。
企画やマーケティングは一見営業の仕事と似ているようで、根本的な所が異なるとも言えるんですよ。
まず、営業は「商品を売り出していく仕事」であるのに対して、企画・マーケティングは「どんな商品がお客さんに合うか」という所から考えていくことになるのです。
仕事内容は少し異なりますが、営業の仕事をしていた時につちかった提案や説得をする能力でしょう。
これらの能力を最大限に生かしてプレゼンテーションをすることで活動しやすくなるかもしれません。
営業を続けていく場合と、転職することでのメリットとデメリット
営業の仕事をこのまま頑張って続けていく場合と、営業から他の職種に転職する場合には、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
営業の仕事をこのまま続けていく場合
営業の仕事を頑張って続けていく場合には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。まずはメリットについてです。
- 営業の仕事を頑張れば頑張るほど給料が上がっていく
- 人と常にふれあうことで、コミュニケーション能力や交渉していく力を培える
- 常に外に出ていく仕事になるので、とにかく刺激が多くて勉強になる
- 営業で知り合った人々は自分の人脈となってくれる
やはり営業の仕事を続けていくことで、逆境にも負けない強い力を培えるようになります。
営業を頑張れば頑張るほど、自分コミュニケーションの能力を上げていくこともやはり自分にとってプラスになりますよね。
それでは次に、営業の仕事を続けていくことで生じてしまうデメリットをご紹介します。
- やっぱり営業のノルマに何度も追われてしまう(毎月)
- 営業というだけで、一般の方から冷たい仕打ちを受けることがある
- 営業ならではの付き合いや、商談にどうしても対応していかなければならない
- どうしてもストレスが溜まる
これからも営業を続けていくならば、どうしてもノルマやストレスの影響を受けてしまうことになります。
しかし、上の項目で紹介したように自分の営業の仕事に対する意識や考え方を変えていくことでこれらのデメリットはある程度改善することができるかもしれません。
営業から別の職種へと転職する場合
では続いて営業を退職して、そこから別の職種へと転職をする場合はどうでしょうか。まずはメリットから見ていきましょう。
- やりたい仕事をすることができる
- 営業として頑張って仕事をしてきた日々が大切な経験となる
- 職種によっては、これまで培ってきた人間関係が役に立つことがある
では、営業から別の職種に転職することでのデメリットは何でしょうか。
- 営業ではない新しい仕事について1から学ばなければならない
- 営業の仕事をしていた頃より給料が下がるかもしれない
- 人間関係などの新たな問題点があるかもしれない
営業の仕事がつらい、転職したいと考えている人は実際に転職した場合のことをしっかりとシミュレーションしてみる必要があるでしょう。
その上で営業の仕事を続けるか、それとも別の業種に転職するかを決めるようにしてください。
転職しようか迷っている時には、転職のプロ転職エージェントに相談するのもおすすめです!
営業をつらいと感じる場合には一度考え方をリセットしてみよう
営業の仕事は人と関わっていくことが基本になります。一言で営業といっても、その種類は細かく分類されているんですね。
どの営業が自分に合っているのかを分析することは大事ですし、現在営業がつらいと感じている理由についても知る必要があるでしょう。
営業の仕事を続けていくために、どのように考え方をリセットしていけるかを考慮してみる必要があるかもしれません。
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