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▼目次
6年間客先常駐SEとして勤務した後、社内SEに転職
新卒で入社した会社で、6年に渡り客先常駐SEとして働いていましたが、社内SEに転職をしました。
私は大卒で、やや文系思考の学生が多い、文理融合タイプの学部出身です。プログラミングやコンピュータの基礎については、最低限学びましたが、即戦力とは程遠く、これから頑張ればならないと強く感じたことを覚えています。
最初は全体研修があり、基本情報試験の受験や、JavaやC言語といったプログラミングの基礎を学びました。研修中は自宅学習する時間もあったため、特に問題に感じることもなく、基本情報取得後、配属先へと回されました。
プログラミングスキルを必要としない部署に配属される
ところが、実際に配属されたのはプログラミングスキルを直接的に必要としない、基盤開発・保守の部署でした。顧客先の常駐や、営業的な仕事も多く、それまで私がイメージしていたSEという仕事とは、だいぶ違った印象を受けたものです。
しかし、「自分は業界について詳しく知っているわけではないから、こういったギャップがあるのは当然」と捉えて、仕事に取り組み始めました。
不安を感じながらも、やりがいを感じた1年目
1年目はほとんどが議事録作成などの雑事や、先輩にあたるチームメンバーの補佐などがメインでした。時には真夜中まで働く姿を見かけて、若干の不安を覚えたものの、指導担当者の作業を横でチェックする(手順書の通りに作業を実施しているか、ダブルチェックを行う)のは、なかなか面白く感じました。
周りにいた人々は仕事の速度が速く、時にはついていくのに精いっぱいになることもありましたが、そこにもやりがいを感じていました。
2年目に突然訪れた思わぬ異動
状況が一変したのは2年目の後半になってからです。「新しいチーム(プロジェクト)の発足」と同時に、「別チームのリーダーが倒れたことによる、致命的な人員不足」が起きてしまったのです。
前者の方は契約や費用の問題ゆえに、前々から「誰をどのように配置するか」という相談がマネージャー層で行われていたと言います。
ところが、突然降ってわいた後者のトラブルは、誰も予期していませんでした。本人が「最近、体調が悪い」や「このままでは倒れてしまう」と訴えてくれていればよかったのでしょうが、そのような兆候なく発病に至るという不幸があったのです。
その人は命に別状はないものの、今までのような働き方はできず、仕事を辞めていきました。
困ったのは、途中で止まりかけているプロジェクトの推進です。結論としては、「新しいチームのリーダーとして据えられる予定だった人を、問題が発生したチームへと回す」という方法で穴埋めが行われました。
すると、当然ながら新しいチームの方がまとまらなくなってしまいます。それだけのチームを回せる優秀な人材が、一日や二日で見つかることは極めて稀なことです。
そうして、私を含めた若手がフル体制でのチーム配属、更に順次、実績のあるリーダー層を投入するという方法が取られました。また、別のところで仕事を請負っている優秀な課長職の人が、可能な限りこちらの仕事を手伝ってくれることになったのです。
私はまだまだ新人に毛が生えたようなものでしたが、本番作業や顧客や営業との打ち合わせなどを含めて、全ての会議に参加し、状況を頭に叩き込むよう言われました。そうしないと、常に出席できない課長のフォローが間に合わなくなるからです。
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認めてもらえていることにやりがいを感じる日々
やがて数年が過ぎ、プロジェクトのメンバーも何度か入れ替わりつつ、私はその中でも古株として扱われるようになっていました。
振り返ってみれば最初から無理のある立ち上げでしたが、私としては「自分の働きを認めて貰っている」という意識があり、それがやりがいになっていたのです。
この頃は、顧客の上層部にも多少名前を認識されており、なにかトラブルの連絡があった時は、私を名指しで指名されることもありました。それが「私でなければ!」という意識を冗長させる原因になっていたのでしょう。
ところが、私が配属されてから五年もたつと、当然ながら次のプロジェクトが立ち上がり始めます。その頃は、かつて手掛けたプロジェクトのシステムなどが老朽化を迎えており、予期せぬトラブルなどが昼夜を問わず発生するようになっていました。
再三、費用を投入して新しいシステムへの移行を提案していたものの、顧客都合、あるいはこちらの説明不足などが足かせとなり、延期され続けていたのです。
慢性的な人手不足でプロジェクトの掛け持ちを打診される
実績を買われたのか、私も新プロジェクトへの参加を打診されました。話を聞いた最の頃は「やったるか!」という熱意がありましたが、少しずつ計画がまとまるにつれて「以前の社員が倒れた影響が尾を引き、再び据えるべきリーダーの手があかない。
このため、私は新旧両方のプロジェクトに携わる」ということが確実になっていきました。この時、「なぜそこまで人材不足を解消できないのか」という率直な疑問や、「時間をかけても現場の状況を改善してくれないなんて」という失望や憤りを覚えました。
激務な生活から逃れるために退職を決意
当時、私はどうにか結婚することができており、「そろそろ子どもを」と考えていた時期です。疑問や失望の気持ちはさておき、将来のために仕事を受けるか、どうするか、と深く悩みました。
心情としては「やり遂げたい」という思いがありましたが、冷静な考えから言えば「体か気持ちがもちそうにない」という懸念でいっぱいです。
決定打となったのは、家族と過ごしている土曜の夜、会社からの連絡に応じた時のことでした。突然起きた障害の原因切り分けのため、30分近く費やしたと思います。
やっと仕事を終えると、家族から「大変な仕事であることは分かるけれども、なぜ、勤務時間外にそこまでしなければならないの?」と言われ、自分の状況が普通ではないと痛感したのです。
色々なことを天秤にかけましたが、辞めるなら今が一番、周囲に迷惑がかけないという考えに至り、私は辞表を出しました。直属の上司から考え直して貰えないか、という提案はありましたが、話し合いの末お断りし、受理して貰うことになりました。
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社内SEに転職して、ワークライフバランスが改善
その後、教育産業の社内SEとしての仕事を見つけることができました。同業ではありますが、教育に関するWEBコンテンツの計画立案など、今までとは全く違う仕事に右往左往する日々です。
給料については残業が減った分低下しましたが、土日の無理な勤務・対応がなくなった分、すっきりと休めています。正直に言えば、やめた段階では仕事のあてもなく、家族に大きな迷惑をかけるという不安でいっぱいでしたが、今では転職を決意したことに満足しています。
SEからの転職を考えている人へ。
同じSEであっても、客先常駐ではない社内SEになる、WEB系の会社のエンジニアになることで、待遇が大きく改善される場合があります。
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