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CAを辞めたい!嫌になった理由とキャリアがフルに活かせる転職先
CA(キャビンアテンダント)がとにかく大変な仕事ということは、皆さんもご存知であると推察します。語学の堪能さ、気配りもかなりのハイレベルが求められます。
厳しさも「噂では聞いていても実際に働いてみなければわからない」ということも非常に多いです。「働いてはみたけど、現実は相当すごかった、予想をはるかに超えるものだった」と感じた方もいるでしょう。
「もう無理です」と感じたならば、次の仕事を探さなければいけません。これはどうすることもできないので、ご自身で決断するしかないですが、わからないことも多いですよね。
そういったことも含めて、転職をどのように進めていけばいいかを見ていきましょう。
▼目次
CAを辞めたくなってしまう理由
辞めてしまいたい理由は、いろいろあるでしょうが、基本的には、自分が思い描いていたものと大きなギャップがあったということではないでしょうか。
決してCAだからというわけではなく、どんな業種でも同じなんですね。特にCAという仕事は、華やかな世界で海外にも仕事で行けるのでワクワクすることも多いわけです。
同じことの繰り返しで大きな成長が見込めない
当然、最初は誰でもできるような仕事ではないわけですから、新しい知識など非常に多くの知識を吸収していかなければいけません。そのため、当然毎日の仕事はとても充実していると感じることになります。
CAは飛行機のことをある程度理解しておくため、勉強が必要です。飛行機内独特のサービスルールなど、非常に多くのことを学びます。
しかし、訓練期間が終わって、実際に乗務となりますと、それまでのほとんどのことが役に立つことがなく、実戦から再度一から学び直す感じが多いです。
それはそれで刺激的なものでもあるでしょうし色々な出会いもあります。結果として、とても充実するようなことになるでしょう。
しかし、ある程度業務が慣れてきた頃「自分の成長は止まってしまったんじゃないか?」と、考えるようになります。
業務をこなすということでは、効率良くなってきたり、機内でのトラブルが発生したとしても、大きな問題もなく対応できるようにもなってきますし、クレーム対応にしてもしかりです。
しかし、近い将来、未来を見据えた時に、どんな自分になるのだろうかと考えた場合、何か成長している自分が見えなくなってしまいます。
結局、毎回の業務では乗客も行き先も異なりますし、 CA仲間も変わることが多いですので、毎日の業務に変化があって新鮮と考えることもできなくはありません。
しかし、業務の内容は毎日同じことの繰り返しであって、そこに関わる人だけが違うということです。その繰り返しで社歴と年齢だけを重ねるということになってしまうかもしれないということです。
よって、こういったルーティンワークを続けるということは悪いことではないものの、そこまでやりがいのあり続けることなのかと考えた時には「そうではない」という答えになってしまいます。
毎回業務を共にするメンバーも変わってくるので、仲間意識は他の業種のように同じメンバーで一つ屋根の下で協力し合う感覚が少ないこともCAの仕事の特徴です。
そうなってしまうと、国内ではCAが花形の職業に見えたとしても、実際には空中でのウェイトレスさんでしかないかもしれません。ただ、ウェイトレスを下に見ているということでは決してありません。
ウェイトレスさんは努力することで、リーダーや場合によっては店長などになっていく可能性を秘めていますが、 CAにはその可能性は極めて低いということです。
不規則生活が原因で自分の体に変化が出てきた
この CAという仕事は、フライトによっては、往復で7時間のフライトを行なった後すぐに片道10時間以上の超ロングフライトが入ったりということも場合によってはあり得るのです。
この結果、短時間で気圧の変化や時差に身体が対応しきれずに、体調を崩してしまう人も実際多くいるといいます。国内の航空会社では、新人では初めは国内線メインになるため4勤2休の勤務サイクルになることが多くなりますので、自分でペース配分などもしやすいです。
そうなることで、CAとして徐々に生活リズムや働き方というのも見えてきて環境に順応できるようになることでしょう。それでも、地上と空中の気圧差や変則的時間拘束などで精神的にも、肉体的にも消耗されるでしょう。
当然、飛行機に乗れば、気圧の変化や、海外のフライトになれば時差ボケが原因の睡眠不足や体内時計の乱れによってホルモンバランスが崩れてしまうので、生理不順など体調に影響することになってしまいます。
生理不順に悩む人もいますが、気圧の変化で航空性中耳炎を発症してしまって、場合によってはドクターストップで CAを辞めざるを得ないという人も現にいます。
この勤務環境が毎日一定でないことの多いこの職場で働き続けることのリスクは想像以上にハイレベルです。その場しのぎはできたとしても、長い目で見たときのことを考えると不安の方が大きいでしょう。
日々の人間関係のためのメンタルコントロールが大変すぎる
先ほども述べたように、毎日フライトも同じではないですし、CAのチーム編成も毎日変わってくるということになると、なかなかその人間関係の構築に気をかなり使います。
そうなると、いろんなところに目を配らなければいけませんので、乗客の方以上に気を配らなければいけないということも十分あるというのが言葉は悪いですが、大変面倒です。
自分とはどうしても虫が合わないという人と長距離フライトを共にするというのは相当気が重たいでしょうし、ある意味相当きつい時間に感じると思います。
CAになったことで目標が達成されてしまい、その後の目標がなかった
CAになるということ自体が相当目標値としては高いことになっているため、 CAになれて、航空会社に入社できたということである程度の目標の達成感は得てしまっているということでしょう。
当然、厳しい研修などを経ていく過程は頑張るのですが、CAとしある程度一人前と見られてしまうと、その先のことはあまり見えてこないのです。これがこの職業独自の気持ちかもしれません。
はじめから、航空会社で働く以上はこうなりたい、こういうことがしたいという5年後10年後の目標などがはっきりさせている場合はそこを目指すことができるのでいいかもしれません。
しかし、ただCAになるということだけを考えて入社してしまいますと、燃え尽き症候群のように達成感だけで終わってしまう可能性もあります。
その他の要素
これについては、 CAならではということよりも、業務と給料のバランスが悪いとか、女性が多い職場なので、人間関係に疲れるなど一般企業でも起きうることで転職したいと思う人もいるはずです。
ですから、退職を決意するような理由というのは、正直人それぞれで必ずしもここに上がってこない内容も実際にはあるかもしれません。
CAのキャリアは大事に使いましょう
要するに、 CAができることというのは、かなりの転職においては強みになる内容が非常に多いので、自身が何ができるのかなどはしっかりとまとめておいて、自分の言葉で話せるくらいにならないといけないかもしれません。
CAの場合は、さまざまな職に精通することができる可能性が十分に考えられるということです。そういったものいわゆるキャリアは利用しない方がもったいないかもしれません。
英語が話せる
英語が話せるといっても、レベルは高いものであるはずですので、色々な場面で役立てることが可能です。この英語が話せるというのは本当にいろいろな仕事で使うことができますし、仕事の幅が広がります。
サービスレベルが高い
サービスレベルが高いというのは、抽象的ではありますが、多くの要素が重なることによって成立するといっても過言ではありません。
- 言葉遣いが正しく、しかもきれい
- 気づきができる
- 気遣いができる
- 二手三手先のことを考えて何をすべきかを見つけられる
などいろんなことがハイレベルです。サービスマンとしてもまさにお手本と言えるような評価でもあります。多くのサービス業において、ハイレベルのサービスができるということはかなりの強みになります。
こういう方を放っといてしまうのはもったいないと考える企業は少なからずはあるはずですので、立派な強みとしておくことはいいことではないでしょうか。
トラブル対応やクレーム対応に長けている
CAの方の場合、本当にさまざまなトラブルに遭遇するということがあったのではないかと推察できます。乗客同士の喧嘩や、乗客の方が急に体調が悪くなってしまったとか、その幅の広さやことの大小などとても多いのでしょう。
そういった場合のとっさの行動力というにはサービス業には求められていますので、こういった対応力に長けているというのは大きな強みになると考えていいでしょう。
トータル的に手際が良いことが多い
CAさんの仕事ぶりというのは、手際が大切です。ひとつひとつに無駄があってはいけませんし、一人で仕事をしているわけではなく、チームワークが乱れてもいけません。
そういったところを考えても、テキパキした動きを求めている職種というのは業界問わず非常に多いものです。あと、マニュアルもしっかりしているので、そういったところも参考にしたいと考える企業も必ずあります。
よって CAから転職できる業種の幅の広さや他業界にも通用しやすいこと
これらを見るだけでも、非常に CAという仕事が他の業種に役に立つ可能性を秘めているということがわかってもらえるのではないでしょうか。
企業によって色々な悩みがあります。そういった悩みの内容がサービス面だったり、効率性のところであったり、仕組みの整備やマニュアル整備だったりしているのであれば、 CA経験者というのがプラスに働きます。
具体的な職種などを一部ご紹介していきましょう。
接客業などのサービス業
もちろんご自身がワーカーとして接客に携わるというのも必要なのかもしれませんが、ゆくゆくはサービストレーナーだったり、新規開店店舗や新入社員などのトレーナーとして、自分の分身を一人でも多く育てるということです。
また、そういった分身を増やすために必要なマニュアルだったり、ルールなどを作成したり決めたりする仕事もありかもしれません。
おそらく CAという仕事をしてきて同じことの繰り返しという不満を持っていた人にとっては、こういった現場の仕事はするけれども、そのまた上のステップがあるということはモチベーションアップにも嬉しいことです。
トラブル対策、クレーム対策関連業務
これについては、業界問わず企業に顧客やエンドユーザーがいるという物事に対しては、起こらないことが一番いいのですが、残念ながら必ず起こってしまうことと認識すべきです。
まったくノートラブルですむなんてことはないわけですし、そんなことを考えているような企業ではリスク管理はできていません。たまたま起きなかっただけなんです。
しかし、そういったトラブルなどはそんな毎日起こることでもないわけですから、つい起こった時に即座に対応ができているかどうかの問題はあります。
そういった対応というのはたまにしか起こらないことですので、余計にそのときの対策がしっかりしていないと、企業としての対応力をはじめとするさまざまな力が試されているということです。
ここのところがしっかりしていなければ、トラブルは解決できないとか。クレームも逆に大きくしてしまう可能性さえ秘めてしまいます。
こういった危機管理の解決能力ができていなければ、企業としてどうなのかということもあるかもしれませんが、こういったご時世の中では、そもそも存続できなくなるのではないかというくらいです。
そういったところで、いわば百戦錬磨の CAさんですから、是非ともその経験を活かしてこういったトラブル対応の先頭に立つことができるチャンスかもしれません。
英語を活かした仕事
英語も話せて、接客もできれば、外国から来られた方への接客を任せられるというのもありますが、外国の方とビジネスをする企業の場合ですと、英語力は必須になります。
また、海外渡航も多ければ、知る人ぞ知ることを知っていることだってあるかもしれません。企業によっては、特殊性もあったりする関係上、新たに知識を増やすための英語を勉強することもあるかもしれません。
しかし、ベースとして英語は話すことができているわけですから、そこまで苦労することもなくできると思いますので、是非ベースとして持っている英語力を最大限に生かすということも大切です。
TOEICなどの英語資格があると大変有利です。
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TOEICが何点あれば転職が有利になるか
CAからの転職にオススメできる転職エージェント!
さて、仕事自体いろいろなことができそうだなというのは伝わってきたのではないかと思いますが、でもどんな企業に行けばいいのかというのは考えてしまいます。それを解決してくれるのが、転職エージェントは、色々な情報を持っています。情報というのは、企業側から見た情報もあるでしょうが、求職者側から見て、これがほしい情報というのも持っています。
そういった内容をいかに情報を収集していくのかは転職に当たって必要です。また、自身の経験をどう生かすことが一番いいのかもしくはよりいいのかなどを探っていくにもエージェントの力を借りるということも必要です。
せっかく転職を決意されたのですから、後悔ないように、失敗しない転職をしなければいけません。そのためにもエージェントを上手に利用しながら、自分の進むべき道を探っていくことをしていきましょう。
また、こういった道に進みたいなど決めている人の場合は、複数のエージェントに登録したり、その業種に特化したエージェントがある場合もあるので、そこにも登録していくことをするのもいいでしょう。
エージェントは、求職者がどんな仕事をするといい転職ができるということもわかっていることがありますし、ポイントなどもしっかりと伝えてくれるはずです。
エージェントによっても色々なタイプがありますので、必ずしもフィーリングが合わない人に当たってしまうこともあるかもしれませんが、自分の意志だけはしっかり持っていくことも大切です。
転職エージェントにはさまざまなところがあります。CAの方のみならず皆さんに共通はしますが、複数登録するにあたって、まずリクルートエージェント、DODAといった大手のエージェントを利用しましょう。
それは、やはり大手ならではの案件数の絶対的多さがあるということです。そうなれば、選択する幅も自ずと広がるということですから、思いもよらなかった案件に出会うことができるかもしれません。
そうなれば、新しい人生のリスタートを切るにはもってこいの選択になるでしょう。
あとは、こういった業界に行きたいという明確な目標があったり、気になっている業界があるという場合でしたら、その業界に特化した転職エージェントに登録するのもぜひすべきことではないかと思います。
「〇〇業界 転職エージェント」などで検索してみると、最初の方は、大手のサイトが出てきますが、そこはあえて無視して、ちょっと下の方に検索されるところを見てみるとそういった転職エージェントにあたります。
よって、大手エージェントは最低1つ、業界特化型エージェントは複数でもいいです。また、大手ではないけど、中堅どころも入れておいてもいいですよ。是非ともいい転職になるように、準備はちゃんと進めることです。
CAの転職は有利である可能性が高いので、自信を持って!
いろいろ見ていただきましたが、 CAという経験は絶対的に有利に働く可能性が高いと考えることができます。それは、英語が話せるということだけでも有利ですし、サービスレベルの高さもいうことありません。
ある意味、強みのかたまりかもしれません。CAという経験値はそのぐらいのパワーを持っていると自覚していてもいいです。ですから、自信を持って転職活動ができるでしょうし、そうすべきです。
しかし、転職だけではないですが、仕事というのはあくまで一人でするということではありません。チーム制を敷いていたり、仲間たちと共に働いて目標に立ち向かっているということも忘れてはいけません。
つまり最後は人間性です。いくら仕事ができると思われても、面接や応募書類などで、人間性が必ず出てしまいます。新たに入社して受け入れられる人なのかが重要ということなのです。
そこをしっかりと理解した上で、キャリアを前面に押し出していく分には良いことです。 CA経験者ですから、チームワークなくしては存在できない代表的職種なのですから、理解してもらえるはずです。
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