採用側が食いつくキャリアビジョンの作り方。書き方、話し方のコツ

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就職活動などで「将来のキャリアビジョンを語って欲しい」と言われる場合があります。

企業側はキャリアビジョンで何を判断しようとしているのでしょうか。

キャリアビジョンは「その場の思いつき」で作れるような単純なものではありません。その労働者の生き様や生き方、仕事観・人生観、ひいては積極性や計画性が判断されることとなります。

ではキャリアビジョンはどんなふうにして事前準備をすればいいのでしょうか。「過去・現在を振り返り、未来から逆算するキャリアビジョンの作り方」について、まとめてみました。

キャリアビジョンとは

キャリアビジョンとは、大まかに言えば「自分の未来の仕事ぶり」を語ることです。「こんな仕事をしたい」「こんな仕事人になっていたい」という目標・理想像を語るというと、分かりやすいでしょうか。

キャリアビジョンシートの書き方、ポイント

さて、なぜ採用側は面接でキャリアビジョンを聞くのでしょうか。

それはキャリアビジョンを聞くことによって、その人の「これまでの仕事ぶりや人生観、価値観」、「そうした人生観や価値観に基づく将来の計画や見通し」を理解することができるからです。

そのキャリアビジョンの具体性や実現可能性から、その人のやる気や積極性、計画性、見通し力などを推測することができるからです。

ではそうした理解を踏まえて、キャリアビジョンシートを企業に提出する場合、あるいは面接でキャリアビジョンを聞かれた時には、どう答えればいいのでしょうか。

過去・現在・未来が一貫したキャリアビジョンをつくる

キャリアビジョンは「自分の未来の仕事ぶり」を語ることですが、未来は現在の先に、現在は過去の先にあります。すなわち相手に対しては自分の過去・現在・未来を一貫した姿で伝えることで説得力が増します。

自分はこういう未来の姿になりたい、だから過去・現在にこんなことに取り組み、こんな成果を挙げた。御社ではこれまでの知識・経験・スキルを踏まえて、こんなことが出来ると考えているし、これからこんなこともやってみたい・・・。

短所の克服を目指していることを伝える

ここで語られる過去・現在は、過去・現在の全てではなく、未来のありたい姿にリンクしている過去・現在を取捨選択したものです。あるいは未来のありたい姿を形成するのに影響を与えたこと、すなわち努力や失敗、周囲の影響でも構いません。

取捨選択されるべきものは成果・実績などの「成功体験」に限らず、今努力していることや過去の失敗から反省したこと、あるいは周囲から与えられた影響でも構わないのです。

具体的にどのような行動をするつもりかまで記載する

どうしたら具体的にどのような行動をするつもりなのかまで記載することができるでしょうか。そのためには、時間をかけて準備をする必要があります。書き出すための紙を用意しましょう。

まず、あなたが仕事上でいま何を大切にしているか、それはこれからも大切にしていきたいことなのかを確認していきましょう。

仕事上、どんなことを大切にしていますか。自分の仕事に限らず、職場や取引先との人間関係ではどんなことを大切にしていますか。仕事以外の家庭・余暇活動ではどんなことを大切にしていますか。何に注意していますか。

過去を振り返ってみて、学生時代の部活やサークル、委員会活動、家族・友人関係などではどんなことを大切にしていましたか。何に注意していましたか。こうしたことを書き出していきます。

また同様に、今まで好きだった仕事や役割、好きだった学び、好きだった余暇活動も書き出してみてください。長所や課題についても、いくつか書き出してみてください。こうした点にも仕事観・人生観が顕れます。

こうして過去・現在の振り返りからあなた自身の仕事観・人生観がある程度分かったところで、自分にとって「あって欲しい未来」(=これから持ち続けたいキャリアビジョン)を考えていきます。

例えば、振り返りで「人を喜ばせるのが好き」という軸が定まったら、具体的に「どんな人をどんなふうに喜ばせていきたいか」「そのためにこれからどんな知識や経験、スキルをつけていくか」を考えていきます。

この思考の前者の部分「将来はどんな人をどんなふうに喜ばせていきたいか」がキャリアビジョンに、後者の部分「そのためにこれからどんな知識や経験、スキルをつけていくといいと思うか」がキャリアプランになります。

キャリアビジョンを面接で話すときのポイント

キャリアビジョンシートは紙に書き起こしますので、上記の対応でいいとして、実際に面接の場面で話す場合の注意点について、整理してみましょう。

自分が企業へどう貢献できるかを伝える

あなたが「英語を使って仕事をしたい」として、その会社では英語を使わないのでは、全く意味がありません。そのキャリアビジョンはネガティブに働くでしょう。キャリアビジョンと会社のニーズは摺り合わせておく必要があります。

企業の方針と親和性の高いキャリアビジョンを話す

上記と同様ですが、企業の経営方針や企業風土に親和性の高いキャリアビジョンを伝えることで、「当社に合うのでは」「一緒に働きたい」と思ってもらいやすくなります。

当然ですが無理に合わせれば後々お互いにつらくなりますので、あなたのキャリアビジョンに合った転職先を選択することが重要です。

具体的なキャリアビジョンを持つことで、「どこの会社で働きたいか」「それはなぜか」が明確になるのです。

キャリアビジョンが思いつかないときの対処法

過去・現在を振り返っても「持ち続けたい仕事観や人生観」が明確にならなかった人は、「尊敬する人」「大切にしたい人間関係」を思い出すのでも構いません。

そこをヒントに、「これまでどんな人生を歩んできてきたか」「これからどんな人生を歩みたいか」を考えていただくのでも結構です。

あるいはそうした人生観について、信頼できる周囲の方と語り合うことで少しずつ明確にしていただくのでも結構だと思います。いずれにせよ、「言葉にする努力」と時間が必要です。

キャリアビジョンはキャリアプランとともに考える

「将来こうなりたい」というキャリアビジョンのみを語るのではなく、「そのために知識や経験、スキルを積んできて、さらにこういう知識や経験、スキルを積みたい」というキャリアプランを語ることで、現実味や説得力が増します。

「得意な英語を活かして仕事をしたい」(キャリアビジョン)と思い、英検やTOEICで成績を残し、仕事でも英語での交渉に携わり、今はこういう目標で勉強している、というようなストーリーがあると良いでしょう。

「人を喜ばせるのが好き」(キャリアビジョン)で、大学時代は口下手だったので接客バイトでコミュニケーションを鍛え、前職でも営業で鍛え、これからも「人を喜ばせたい」、でも構いません。

具体的なキャリアプランと一緒に語られることで、キャリアビジョンに現実味が増し、説得力が増すのです。

キャリアプランは途中でかわっても問題ない

もちろんキャリアビジョンやキャリアプランが途中で変わることだってあり得ます。

例えば大きな病気や怪我をすることで、方向転換を余儀なくされることもあるでしょう。またそうした経験を踏まえて、「今までは意識しなかったが、病気の人の手助けをしたいと思うようになった」ということもあるかもしれません。

予期せぬ経験をすることはその時はショックかもしれませんし、その経験のインパクトが大きければ大きいほど、その後の人生に大きな影響を与えます。それは当然のことですし、仕方のないことです。

人生はその分岐点(卒業・就職や転職、結婚、定年退職、怪我・事故など)ごとに大きく変わってきます。そうした経験によって、当然にキャリアビジョンもキャリアプランも影響を受けます。

あなたにとって「あって欲しい未来」を作るために、キャリアビジョンもキャリアプランもその時々で考え直してみることをおすすめします。

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