この記事ではトヨタ自動車の年収を紹介しています。

学歴別の年収からトヨタ総合職・技術職の年収の違い、役職別の年収も記載しています。また自動車メーカー各年収との比較して高いのか、低いのかも考察していますので、参考にしてください。

学歴別の新卒時のトヨタ自動車の年収

高卒の場合

現在、トヨタの総合職において高卒採用はほとんどありません。

ほぼ大卒・院卒が占めています。

しかし、過去には高卒採用(正社員)もしていましたが当時入社した社員のほとんどはすべて50代以上になっているため年収も勤続年数から考え高めになっています。

現在、勤続している高卒社員の年収はおよそ700万円前後でしょう。

ただし、技術系部門では高専採用があり年収は新卒で400万円前後になるでしょう。

※年収には賞与も含む

大卒の場合

トヨタ自動車が採用しているほとんどはこの大卒です。また、自動車業界では世界的な企業でもあるため、ほとんどが有名大学出身者が入社しています。

大学新卒(正社員)の場合の年収は450～500万円未満、勤続10年で600万円。

勤続20年で750～800万円台の年収になるでしょう。

※年収には賞与を含む

院卒の場合

トヨタ自動車は院卒での採用(正社員)も非常に多いです。特に工学系の学部でしっかりとした成績を残していれば、年齢を問わずとしても入社は可能です。

また、大卒よりも給与は若干高く年収は新卒で550万円。

勤続10年で650～700万円。勤続20年で850万円ほどの年収になります。

※年収には賞与も含む

トヨタの総合職の平均年収

トヨタには部門が設けられ、そのひとつが総合職です。総合職は一般の企業にもあるように総務や人事、広報や営業など様々な職種があります。

トヨタ従業員の平均年齢は39.0ですので総合職の該当年齢時の平均年収はおよそ650～750万円となります。

トヨタの技術職の平均年収

トヨタが販売する自動車の開発を主とする部門であります。

技術職には先行開発・製品開発・生産技術開発・製造品質管理の部門に分かれており、

エンジン、ボディ、シャシー、電子制御、材料技術に実験などこれらの部門無くして自動車会社は成り立たない重要な職種です。

その為給与も高めであり、平均年齢の39.0歳時の平均年収は700～800万円ほどになります。

自動車業界で売れる自動車を開発するトヨタの中核部門だけあり、年収は高めですが高専や専門学校、大学や大学院では工学系をしっかりと勉強する必要がありますがやりがいのある部門です。

トヨタの役職別の年収

主任の場合

出世の第一歩としてあるのが主任です。

トヨタ自動車にも主任がありますが、会社が定めた資格取得や日々の能力を評価されて主任に任命されます。

主任の年齢は早い人では30代前半になれる役職であり給与も役職なしと比較しても高くなり年収はおよそ800～850万円ほどになるでしょう。

課長の場合

次の出世としてある役職は課長です。

課長といってもトヨタは非常に大きな企業であり、従業員の人数も単独7万人近いので課長にもなれないで定年を迎える人も非常に多いでしょう。

またこのクラスであれば転職をしても転職先企業でも良い待遇は保障される可能性があります。

年収はおよそ1200万円前後と想定されます。

部長の場合

他の上場企業での執行役員レベルでもあるのがトヨタ自動車の部長職です。ここまで出世できるには能力だけでなく運も必要なレベルとなるでしょう。

公表はされていませんがハイヤーなどで通勤などもあるのではないでしょうか。年収はおよそ2000万円～2500万円近くになるでしょう。

役員の場合

トヨタ自動車で役員になるには地道に出世をしてくるタイプから、外部の有名企業からヘッドハンティングされてくるなど、一般の従業員がここまで出世できる可能性はほぼ数％の確率でしょう。

年収も高くなりますがこのポジションを維持するのも非常に難しく、役員になっても実績がなければ数年で退職になる可能性もあります。ただし年収は非常に高くおよそ平均は3500～5000万円ほどでしょう。

なかには1億円をもらう役員も存在します。トヨタ自動車も株式会社なので株主総会で指摘されない収入の限界ではないでしょうか。

社長の場合

トヨタ自動車の社長はテレビでも有名な豊田章男氏。自身もトヨタ自動車が開発したレースカーに乗車するなどアクティブな一面もあります。

そんな豊田社長の2017年3月期有価証券報告書によると3億2200万円の報酬となっています。

この金額でも業績悪化により前期比よりも2900万円ダウンとなりました。

トヨタの年収は、他の自動車メーカーと比べて低い？高い？

日本シェア第1位の自動車メーカートヨタ自動車は他のメーカーと比較しても年収は高いのでしょうか。

四季報などで公表されているデータを元に比較をしてみました。

これをみても国内における自動車業界ではトヨタの年収は高いでしょう。

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