損保(損害保険会社)が激務である理由と激務度について

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東京海上日動火災保険、三井住友海上、損保ジャパンといった、損害保険会社(損保)が激務である理由と、激務度について記載していきたいと思います。

1日のスケジュールや具体的な仕事内容を聞いてみると、驚く結果が待っていました…

損害保険会社の激務度(営業)

損害保険の仕事は営業と事故対応の繰り返しになります。とある損保の営業の1日のスケジュールがこちらとなっています。

  • 7:00 起床
  • 8:00 朝礼
  • 9:00 面談書類作成
  • 10:00 上司面談
  • 12:00 昼食
  • 13:00 新規開拓
  • 18:00 お客様周り
  • 21:00 事故対応
  • 23:00 書類作成
  • 24:00 営業会議
  • 25:00 帰宅

この日は進歩状況報告の上司面談から始まっています。上司から詰められ、朝からストレス性の腹痛に悩まされます。

午後はアポを取ったお客様候補や企業に新規開拓をし、夕方からは既存のお客様の更新や新商品の提案などを行っています。

そして、21時に事故が発生しました。事故もいつ起きるか分かりません。営業会議が21時からだったとしても事故が21時に起きたら、営業会議は後回しにして現場へ直行しなければなりません。

大した事故でなければ良いのですが、救急搬送などがあるとそのまま会社で待機します。お客様と連絡を取り、その後会議をして帰宅となっています。

損保(損害保険会社)が激務である理由

事故対応に追われる?

損害保険ですから、事故が起きないことを祈っていても事故や火災は起きます。この時に良い対応を取れないと、お客様は他の会社へ乗り換えてしまいます。

いつ何時起きるか分からない事故ですが、すぐに現場へかけつけ、事故状況やお客様の怪我の具合などを把握します。

実況見分などは警察が行うのですが、お客様の精神的なフォローをしたり、相手方が怪我をしたら病院にお見舞いにかけつけるなどをします。

なぜ相手方のことまでと思うかもしれませんが、そこまでしておくと事故の過失割合を減らすことが出来るのです。

これは既存のお客様が逃げないようにするために必要なことのです。急な事故対応に追われることが多いため、多くの保険業者はお酒を飲みません。毎日の晩酌を楽しみにしている人には辛いと言えます。

日々お客様とコミュニケーションを取り続ける必要がある

今やお客様とも、ラインのやりとりで連絡をする営業マンも少なくありません。アポを取ったり、満期の案内を送ったり、事故状況の連絡や精神的フォロー、もっとすごい人は人生相談や仕事の相談なども受けているそうです。

保険が十数年前に自由化してから、外資や様々な企業も保険を扱うようになりました。他社や他の営業との差別化を図るためには料金が安いだけでは十分とは言えません。

オンリーワンな営業マンでいるためにも、お客様とのコミュニケーションは日々必要となってきます。

新規顧客の獲得が非常に厳しい

保険業というのは、多くは地元の企業主や地主などの地元に根を張って生きている人たちが副業で始めました。保険が自由化する前はそうして保険は世に広まっていきました。その風習が今も色濃く残っており、地方になると「知り合いじゃないと保険には入らない」というお客様もいるようです。

信頼関係を日頃から様々な人と築いておかないと、いざノルマが達成出来ないという時に誰も保険に入ってくれないという事態になってしまいます。

保険は世の中から無くなりませんし、誰にも必要な商品だから簡単だと思って軽い気持ちで保険の世界に入るのは危険なようです。普段から様々な場所に顔を出して多くの人と仲良くなっておく必要があります。

こちらの記事も参考にどうぞ。
営業職の人がつらいと感じる5つの理由

お客様の事故が一向に解決しない

事故は車で起きても、事故を起こしたのは人対人です。事故というのは様々な心の摩擦や葛藤が起きます。相手方の保険会社と過失割合の交渉をするのですが、相手方もプロなので保険会社同士では滅多に問題は起きません。

問題はお客様同士になります。車が少しでも動いていれば、絶対に過失割合が100対0にはなりません。過失が全く無い、いわゆる“ヒャクゼロ”になる基準は、車が動いていないことが必須条件になります。赤信号で待っているとことにぶつけられた、駐車場で停まっているところにぶつけられたなどです。

優先道路や一旦停止無視ではヒャクゼロになりません。それを分かっていない人は「自分は全く悪くない!」の一点張りで過失割合を90対10に出来たとしても交渉が成立しないことがあります。

相手方や自分のお客様がそうなってしまった場合、説明してなだめても全く受け入れられず、事故から半年経っても解決していなくて頭痛が耐えない、なんてことがあります。

事務作業が多い

営業の仕事を多く記してみましたが、では事務は楽なのかと言えばそうではありません。事務も事故があれば書類作成やお客様対応に追われますし、営業が仕事を取って来たら、すぐに書類を作成して営業のフォローをしなければなりません。

会社としてのノルマが危ないと事務も既存のお客様の見直しを夜遅くまでやることもあります。

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みなさんのコメント

  • 損害サポート

    営業職も事故対応職も両方やってる人はいないと思いますが…?

  • ここあ

    損保に勤めるものです。
    どの損保会社も営業部門と事故対応部門は別れていますよ。あまりにも知識が浅すぎます。

  • 書かれていることが大嘘です。
    営業担当が、事故対応することはありません。
    ・営業として代理店さんに保険を売ってもらう営業をする部署
    ・事故対応をする部署
    これらは完全にわかれています。
    お客様と直接やり取りするのは、営業部門ではなく損害の支払部門(損調、損サと言われる部署)です。

  • 代理店・営業職・支払部門の仕事が混ざって書かれてる。イメージで書かれた記事ですね。

  • 強いて言うなら、保険会社ではなく、保険代理店がこんな感じかもね。

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