仕事に集中できない!自分にある原因と会社側の原因&具体的な対処法

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毎日毎日仕事はしなければいけません。それは生活していくにあたってはどうしても仕方のないことです。

そして、仕事をしている時に集中していなければ、思うように仕事も進まなければ、ケアレスミスなども起こしてしまい、周りに迷惑をかけてしまうことになります。

本人もミスを起こしたくてミスしているわけではありませんから、そんな自分に腹立たしくしているということもあるでしょう。そういう方は自分なりの上手な集中の仕方をわかっていないだけかもしれません。

そんな方のためにも、ここでは、集中できないから卒業して集中できる人に生まれ変わることができるように考える機会にしていただきたいです。

人間が集中できる最大時間は90分!?

大体の方は、1日8時間仕事をしているかと思います。しかし、この8時間全て集中している時間にすることはまず不可能です。そこまで人間の集中力は長い時間もちません。

昔は、4時間が限界といわれる時代もありましたが、今ではそういった分析も高度なものになってきて、集中できる最大時間でも90分だといわれるのが通例になってきました。

4時間が限界と聞かされて生きてきた人からすると、なんと無茶なことをしてきたのかというのが実感できます。ファミレスとかで働くアルバイトさんがずっと動き回っているのはすごいことなんですね。

少し脇道にそれてしまいましたが、90分が集中力の限界といわれているならば、そこまで長い時間ではありませんから実はそのくらいならできている人は意外と多いかもしれません。

もっと言いますと、集中力の波というのは15分周期でやってくるともいわれていますので、実は、15分か30分に一回ストレッチなど小休止を挟みながら仕事をすると、集中力が持続しやすくなるのです。

小学校低学年ですと、15分で確実に飽きてしまい、中高学年になってやっと4、50分持つようになってきて、大学生ぐらいで90分ぐらいになるといわれています。

そのため、学校の授業が高校までは50分、大学になって90分になっているのはそういったところも理由としてあるということなのです。

このように見てみると、意外と人間の集中できる時間というのは短いということがわかってもらえたでしょう。これを読んでいる人はおそらく大人が多いはずですので、90分がどう感じるかはそれぞれでしょう。

その90分という1つの目安が持たないという場合どうすればいいのでしょう。この後で原因などを見ていきましょう。

仕事に集中できないのには原因がある

仕事に取り掛かっていても、集中できないなんて時もあります。集中したくてもできない時もあるわけで、モチベーションややる気がでなければ、本人は困ってしまうでしょうし、大変です。例えば…

  • 仕事をしだすと眠くなってしまう
  • 仕事以外のことを考えてしまう
  • イライラしていて手につかない

のようなことがあったりしますよね。人間ですから、そういう日もあったりします。もしかするといつもかもという方もいらっしゃるかもしれませんね。

集中できない原因は脳疲労にあることが多い

集中できない時は、焦ってしまうことで、余計に頭が回りにくくなったり、ミスしてしまったりするのではないでしょうか。そんな時は一呼吸おいで、集中できるようリセットさせる必要もあるかもしれません。

実は、集中できないのは、脳疲労が原因であることが多いといわれています。脳が疲れてしまっているので、頭がボーッとしたり、考えがうまくまとまらないということが起きてしまうということです。

ここでいうところの脳疲労というのは、心身の不調を引き起こす脳疲労とは異なり、長期的なストレスや、過労によって、自律神経のバランスが崩れてしまう現象を指します。

ということは、頭を休めるもしくは、気持ちを切り替えていくかして集中できるようにしていきましょう。脳疲労が原因といってきましたが、その他にも何かないのかも見ていきましょう。

自身の気持ちの問題

これについては、人間ですから、生きていれば全てがいいことばかりでは決してありません。トラブルに巻き込まれたり、プライベートでも嫌なことが起きたりとあることでしょう。

特に、プライベートにおいて、結婚している方では家庭内トラブルいわゆる夫婦喧嘩やお子さんの問題など小さなことから大きなことまでさまざまです。

結婚していない方でも、付き合っている彼氏や彼女と上手くいかないとか別れてしまいそうだ、また恋愛感情が出てきて仕事どころではないなどもあるでしょう。

それだけではないでしょうが、こういった事柄というのは、結論がまだ出ていないというプロセスの渦中にある状態のことが多いですから、解決が見えてこないと集中できないということに繋がってしまいます。

ここはナーバスになる事柄もあったりするので、正直気分転換でクリアできるほど簡単なものではないかもしれませんが、できるだけ当事者間での話し合いで解決できることはしていくしかありません。

ただ、仕事においてプライベートを持ち込まないという姿勢も当然必要ですから、気持ちはどうしても沈みがちになったとしても、プロ意識を持つことも忘れてはいけません。

集中できないのは自分のせいじゃない…会社の環境の問題

ここからは、少し見方を変えて、自身の問題というよりも、外的要因という観点から見ていくことにしましょう。実は、会社の環境にも集中させにくい環境を作ってしまっていることもあります。

仕事の邪魔をされてしまうこと

まず、他の人に話しかけられるなどしていわゆる邪魔をされてしまうということです。

せっかく仕事に集中していたのにもかかわらず、隣の人などに話しかけられてしまいますと、一度自身の作業や業務を中断して、その話しかけてきた人の話に耳を傾けなければいけません。

それが重なってしまうと、疲労やストレスが蓄積されたりして、ミスが増えてしまう可能性があります。

気を紛らせることができるツールが身近にあってしまうこと

一番わかりやすいのは、仕事場にスマホがあって、自由に触ることができたりする環境があったり、パソコンでネット検索できてしまったりするなど、簡単に仕事から逃げることができるものがあることです。

この逃げ場を利用する頻度がそこまで高くないのであれば問題もあまりないのですが、これが頻繁に行われてしまうということになってしまうと、進めなければいけない仕事も遮られてしまいます。

ほんの息抜きのつもりが、身近にあることで息抜きの域を超えてしまう可能性があってなおかつ、むしろそれに振り回されてしまうかもしれません。

今では、LINEやTwitterなどのSNSが普及しまくっているので、余計にそういった傾向になりやすくなっているということも少なからずあるでしょう。スマホ依存症的なものは確実に集中力を破壊しています。

社内の整理整頓がなっていない

綺麗に整理整頓されているデスクと、書類やメモや何が何だかわからない状態になっているぐらいにグチャグチャなデスク周りでどちらが仕事に集中というよりも、どちらで仕事がしたいですか?

こう聞かれてグチャグチャなデスクで仕事がしたいという方はほぼ0でしょう。こういった整理整頓されていない景色というのは、集中力を阻害する一因になっているのだそうです。

探さなければいけないものがある場合でも、当然整理整頓できてる方が探しやすいですから、ストレスが、たまりにくいのは間違いないです。汚いデスク周りの人は探し物ひとつ取っても時間を浪費します。

これらのように、会社にいる時だけでも、その周りには集中することを削いでしまうようなことが実は意外と多いということをご理解いただけたでしょうか。

集中力をできるだけ維持するためには、これらをなんとか1つでも多く排除していくことが必要です。

会社の環境なので、会社自体の問題のように捉えられてしまうかもしれませんが、実は自身で解決できる場合が多いことも頭に入れておくといいでしょう。

集中できない時はやっぱり気分転換が大切

ここまでは、集中できない原因などを見てきました。原因がわかれば、それを解決することで未然に防いだり、クリアになることも多いのですが、それでも集中できない時はどうしても出てしまいます。

次からは、そんな集中できないとなった時にどうするかを考えていくのですが、やはり気分転換が最良です。気持ちを切り替えることで、「やるぞ!」と自分を鼓舞することも時には必要です。

ここであげていくことは、社内でのその場の空気感や雰囲気などで「ここではできないでしょ」ということもあるかもしれませんが、そういう時は、その中でもできそうなことをしてみましょう。

席から一旦離れて外や違う空間に行ってみる

コーヒーなどの飲み物を買いに行ったり、外の空気を吸ってみたり、トイレに行くだけでもいいでしょう。集中の糸がぷつっと切れてしまったら、どんなに頑張っても逆効果になる場合もあったりします。

そうであるならば、一旦席から離れて頭の中を空っぽにするくらいでちょうどいいかもしれません。むしろその方が効果的になるかもしれませんし、煮詰まってしまった時ほど仕事を手放してしまうことも重要です。

冷たい水で顔や手を洗ってリフレッシュさせる

疲れていたり、少しボーッとしている時などに冷たい水で顔や手を洗ったりすることで、サッパリします。そして、ホッとします。こういうことが気分転換にはとてもいいです。

女性はメイクをしている方が多いと思いますので、メイク直しも同時にしなければいけませんが、逆にその時間が気合いを入れ直すにはちょうどいい時間になるかもしれません。

いっそのこと仮眠してしまう

これはいつでもできることではないので、難しいかもしれませんが、ちょっとだけ寝るというのもリフレッシュには実はとてもいいのです。1時間とか昼寝するよりも10分パッと寝る方が適しているとも言われています。

行き詰まった時は、どうしても頭の中がクリアな状態ではありませんので、そのクリアさがなければ、集中もできません。そんな時に10分程度の睡眠を取ると、クリアさを復活させることができます。

短時間でクリアにさせたいという時は、やはり仮眠が一番です。

いまやっていることとは別のことをしてみる

今している仕事を中断して、一旦別の仕事をして、作業内容を変えることで気持ちを切り替えてみるのもひとつの方法です。

意外と別のことをすることで、煮詰まっていたことのヒントが隠されていることだってあるかもしれません。忘れていたことも思い出すこともあるかもしれません。

繁忙期などで席を外せない場合も当然あり得ます。仕事がとにかく山積みで気分転換の時間が取れない時もあります。そんな時は、別の仕事に切り替えて気分転換をすることもあってもいいです。

むしろ、別の仕事をしながら同時進行で進んでいくかもしれません。

集中できないのは無理をし過ぎていないか?

集中できないのはいろんな原因や要因がもとで脳疲労が起きてしまっていると考えられるのですが、そもそも論でいきますと、そこに行き着くまでに相当の無理をしていませんか?ということなんです。

  • 最近忙しくて休みが取れない
  • 休息は取っているつもりでも、疲れが取れなくなっている
  • 疲労の蓄積が凄いことになっている

こんな状態になっているなと感じているならば、精神衛生上、気分転換も大切ですが、まずは自身が優先的に休養をしっかり取ることです。とにかくこれに勝るものはありません。

気分転換はあくまで一時的にしのぐためのものでしかありません。仕事のことばかり24時間考えてしまっている場合なんかは本当に要注意です。

表現は適切でないかもしれませんが、正義感が強すぎて真面目な方ほど、やる気に満ち溢れ、勝気の強い努力家であるため、このような傾向にあると言えます。

集中もそのうちできる時間がどんどん短くなって、気がつけば結果的に緊張の糸がプツンと切れてしまい、うつ病になってしまうなんていうことも十分あります。

ですから、以下のような身体から発してくる危険信号的な状況

  • 身体がだるい
  • 朝の目覚めが良くない
  • 肩こりがひどい
  • 頭が異常に重たい
  • 下痢や便秘が繰り返される

などこんな症状が気になるようになってきたら、まさに危険信号が発令中。我慢や放置は絶対によくありません。

こちらの記事もチェック。
仕事のストレスによる吐き気。疲れた脳と身体が限界になり起こる症状

とにかく、集中できないのはまずは適切な休養が取れていて、24時間仕事のことを考え続けなくてもいいような環境にすることで集中できないということからの卒業ができるということではないでしょうか。

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