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営業が向いてないと感じる原因&その人に共通する7つの特徴
現在営業の仕事をしているけれど、実際に働いていると「どうも自分には営業の仕事が向いてないようだ」とか、「営業の仕事が辛い」と感じることもあるかもしれません。
営業で働いてはいるけれど、本当にこの職種が向いてるのか分からなくなってくることもあるでしょう。
そんな時はちょっと立ち止まって、営業の仕事についてもう一度考えてみましょう。営業に向いてないと感じる原因や、向いてない人に共通する特徴についてもご紹介します。
▼目次
営業は向き不向きがある職業である
営業の仕事というのは、人とのコミュニケーションが必須になりますし仕事内容は他にもたくさんあります。
実際に営業以外の離職の割合が30%ほどなのに対して、営業の場合50~80%もの割合があると言われているんですよ。
これほどまでに営業の離職率が高いのには、何か理由があるのでしょうか。
営業に限界を感じるのには理由があった
営業の仕事が合わない、限界かもしれないと感じるのには理由があるんです。どうして営業の仕事に限界を感じてしまうのか…その理由を挙げていきますね。
1.仕事のノルマを達成するのがきつい
営業といえば、社員一人一人の責任として必ずのし掛かってくるのがノルマですよね。
会社によって決められた毎月の目標もいうものがあるので、そこまで達成することができないと文句を言われることになり、肩身の狭い思いをしてしまうでしょう。
今月のノルマはなんとか乗り切れたとしても、また来月…といつまでも続いていくので、終わりの見えない階段のように感じてしまうかもしれません。
2.いくら働いていても、結果が全てであるという現実が襲う
営業というのは、とにかく地道な努力が実を結ぶ仕事です。しかし、あまり努力していなくても営業の仕事を取ることができればそれでOKだともいえるんですね。
いつも動き回っている自分よりも、他の社員のほうが最終的に報われているとしたらどうでしょう。
「自分はこんなに努力しているのに仕事が取れない。それなのにあの人はあまり営業していないのに仕事が取れる…」と不公平さを感じてしまうかもしれません。
そうなると、「あまり頑張りすぎても意味がないんじゃないか」ということになったりもするんです。
3.人とのコミュニケーション能力が不可欠になる
営業の仕事をしていく上で、人との関わりや人間関係を避けて通ることはまずできないでしょう。
商品を売り込むのが営業の仕事ではありますが、実際には自分をアピールしていく仕事だと言えるんですね。
全く知らない人といきなり笑顔で雑談しないといけないんです。そしてなおかつその中で自分を気に入ってもらわなければいけません。
その雑談の中でいい頃合いを見て、営業の売り込みもしていかなければならないわけですから、コミュニケーション能力はない人には営業はかなり厳しいでしょう。
営業職に向いてない人には実は特徴があった
実は、営業の仕事に向いてない人には共通する特徴があるんです。それはどのようなものなのか…自分も当てはまっていないか。冷静に考えてみてください。
営業に向いてないと思われる7つの特徴をご紹介していきますね。
1.プライドが高い
営業の仕事をしていると、自分が悪くない場合であっても謝ったりしなければならないことがあります。他の職種でもあるとは思いますが、営業の仕事ではさらに多いと言えるでしょう。
ここで素直に謝れるかどうかはとても重要なのです。プライドが高いとそれが顔に出てしまいますから、やはりお客さんに好印象は与えにくくなってしまいますよね。
さらに、営業で上手くかわいがられる人というのはお客さんに甘えられるタイプの人であるとも言えます。
日常の中でもいますが、やはり甘え上手の人というのはプライドがそれほど高くはないでしょう。
プライドが高いと、それがどうしても表に出てしまうので距離を縮めるのが難しいせいでお客さんを引き寄せづらくなってしまう…ということがあるのです。
2.相手の顔と名前を覚えるのが苦手
営業トークでは、やはり相手の名前をちゃんと呼びながら話すことが大前提になります。
どうしてかと言うと、人は自分の名前を呼ばれた方がやはり嬉しく感じるからなんですよ。
「カクテルパーティ効果(ガヤガヤしたパーティーの中でも自分の名前は聞き取れること)」でもあるように、自分の名前を呼ばれることで「認めてもらっている」という気持ちを持つんですね。
しかし、相手の名前や顔を覚えることが苦手な場合はどうでしょうか。残念ながら、せっかくのチャンスをみすみす逃してしまうことにもなりかねません。
やはり営業の仕事にとって、相手の名前の顔が覚えられるスキルというのは欠かせないものです。
3.物事を順序立てて考えるのが苦手
営業をしている人には、会社から時間ごとのマニュアルが渡されているわけではありません。
すべてのことを自分だけで順序立てて考え、スケジュールを立てなければならないのです。
お客さんとのアポを取ったりして他とブッキングしないようにするのも当然ですし、時間の配分をカツカツにしてしまって間に合わないなんてこともダメですからね。
営業中の人は「この次にはこれをして、次はこれをして…」と先の事を見据えて最終的な着地点までも見つめているわけです。
このように、自分の時間ごとのスケジュールをきちんと立てられる能力が必要なんですね。
4.人との約束がきちんと守れない
上の項目でも述べましたが、営業の仕事というのは、かなり分刻みで動くことになります。「◯時に待ち合わせ」だったり「◯日までにこの書類を完成させる」など、その内容は様々です。
しかしどれもお客さんと都合を合わせているわけですから、約束を忘れたりすることで守れない場合にはお客さんに迷惑をかけてしまうことになります。
そればかりか、信用問題にまで発展することもあるんですよ。
さらに営業の場合、一人の社員が約束を守らないとその会社全体のイメージまでも悪くなってしまうことも多いので、適当に考えていてはダメなんですね。
5.空気を読むのが下手
営業だけでなく普通の生活の中でも空気を読む力は必要になりますが、特に営業で空気が読めないと辛いです。
場の空気が悪くなってしまった時に、どれほどうまくフォローをすることができるか…というのは営業の見せ所だと言えるからです。
それどころか相手が嫌がるようなことを言ってしまったり、自分の話ばかりしてしまえばお客さんは嬉しくはないですよね。
お客さんにいい気分になってもらうのが本来の目的なのに、これではまったく逆のパターンです。
空気が読めないということは気が利かないことにもなりますから、営業をすること自体難しくなるかもしれません。
6.生活の中でストレスを感じやすい
営業の仕事には毎月のノルマもありますし、お客さんとのコミュニケーションも必ず必要になります。
そしてもちろんいつも対談がうまくいくという保証なんてどこにもありませんよね。なかなか自分が思うように事が運ばなかったりすることだって何度もあるでしょう。
そんな時にいつまでもクヨクヨと考え込んでしまったり、失敗をする度にストレスを感じているとどうでしょうか。
物事の受け取りかた人によって違うのは当たり前ですが、ストレスが溜まりやすい人はやはり営業には向いていないかもしれません。
7.その場に応じて臨機応変に対応することができない
営業の仕事は人との関わりがメインになりますから、いつもマニュアル通りには進みません。
急に会話の雲行きが怪しくなってきたり、事態が急変することだってあり得るでしょう。
そんなときにも営業力があれば、臨機応変に対応をすることができます。やはり急な対応をするためには「瞬時に物事を考える能力」が必要とされるんですね。
営業には向いてないけど、それでも頑張りたい場合にできること
「自分はやっぱり営業に向いてない。でも、やっぱり営業の仕事が好き」という人もやはりおられることでしょう。
そんな場合には、今と違う営業の会社に転職するというのもありでしょう。
営業といえば広いですが、会社によってそれぞれ職場の雰囲気は大きく異なりますし、営業として取り扱う品物も違うんですよね。
どうせお客さんに紹介していくなら、自分が本当に好きで、納得をしている商品を取り扱いたいですしね。
どうして今、営業が上手くいかないのかを冷静に分析してみる
これからも営業として頑張っていきたいなら、どうしてこれまで上手くいかなかったのかを上の項目を見てしっかりと思い返してください。
例えば自分で予定を立てたりするのが苦手なのが原因だったのなら、そしてスケジュールを手帳に書いていても忘れることが多いなら、スマホのスケジュールアプリを利用するのもオススメです。
これなら前日や10分前などあらかじめ設定した時間になったらアラームで教えてくれたりするので、かなり忘れにくくなるからです。
もちろん、アプリだけに頼らず自分でしっかりスケジュールを意識しておくことは大切ですよ。
そして、お客さんとの対談の時間もダラダラ続けるよりもあらかじめスケジュールで決めておくとやりやすいです。
しっかりと要点をしぼって挑むことができるからです。このようにして、少しでも生きた時間を使っていけるようにできたら素晴らしいですね。
営業の仕事をしていく上で最低限求められる事を守っていく覚悟をする
営業の仕事を続けていきたいなら、最低限求められていることを守っていけるように努力しましょう。
- あまり深く考えないようにする(ストレスの軽減)
- 日頃からニュースなどをチェックしておく(話題作り)
- 見た目の清潔感に気を付ける
- 人が近寄れるように笑顔を保つ
いきなり自分の性格を丸々変えるのは無理ですが、「こうなりたい」という理想に近づけていくことはできますよね。
少しずつでも努力して、それが実った時にはそれは大きな喜びにつながり、次の営業への活動の源になってくれることでしょう。
たくさんの人と関わりを持つように努力する
上の項目で述べたように、笑顔を保つことで人が近づきやすい営業を目指すことができるでしょう(ニタニタではなく、自然な笑顔を練習してくださいね)。
笑顔は自分の気持ち次第ですぐにでも実行できますが、人との関わりだけはそうはいきません。
営業職の場合、お客さんだけでなく社員や上司ともたくさんの関わりができます。まずはとにかく人と素直に向き合ってみることから努力してみてはいかがでしょうか。
別におしゃべり上手である必要はありません、聞き上手でもいいんですよ。要するに営業は人当たりが良いことが大切なんです。
何事も経験ですから、たくさんの人と仲良くなることでお客さんとのコミュニケーション能力も次第に上がっていくことでしょう。
営業以外の職種に転職することでのメリット
それでもやはり自分には営業の仕事は向かない…という結論に達した場合にはどうでしょうか。
他にどんな職業が向いているのか、そして営業以外の職種に転職することで得られるメリットというものを一緒に考えてみましょう。
まず、営業が苦手な人は他のどんな業種に向いていると言えるのでしょうか。
- 営業の事務
- マーケティング
- 営業で回っていた仕事先の会社
- アパレルや飲食などのサービス業
- 税理士
- ITエンジニア
これらの職種なら、これまで営業をやってきた経験も生かしつつ頑張っていくことができるでしょう。
これまでせっかく培ってきた営業スキルですから、できることなら役立てたいですからね。
では、このように営業とは違う職種に転職することで得られるメリットには何があるのでしょうか。
- ノルマに振り回されなくなる
- 人間関係の悩みから解放される
- 結果だけで評価されなくなる
- 会社から決められた商品を売り込まなくてよい
- 結果が全てではないから、頑張れば評価されやすくなる
やはり、営業のノルマや人間関係から解放されるのはかなり大きいと言えるでしょう。精神的なメリットはかなりあると言えますね。
自分が営業に向いてないか、この先の行方をしっかりと自問自答しよう
営業というのは人とのコミュニケーションの他にも仕事がたくさんあり、自分で綿密に計画を立てていかないといけないという大変さもあります。
営業に限界を感じてしまう3つの原因と、営業に向いてない人の特徴を7つご紹介しました。
これを読んで、この先新たな気持ちで営業を続けていくのか?それとも営業の経験を活かした職種に転職するかをしっかりと吟味してください。
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