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親の会社を辞めたい理由。人間関係や責任の重さで悩む?
親の会社を辞めたいと感じる理由について記載していきたいと思います。
一般的には社長の子供に生まれ、羨ましいと思われがちですが、実際の体験談をもとに実は苦労も多々あるということについて、記載していきます。
親の会社を辞めたい理由
人間関係が複雑になることがある
親の会社の従業員のうち、自分だけが親の身内だったら、身内の中でそう派閥が無いと思いますが、自分以外の兄弟や親せきが従事していると、派閥のようなものができやすいです。さらに、従業員の数が増えれば増えるほど、人間関係は複雑になります。
身内の派閥に、従業員も巻き込み、目に見えにくい派閥がどんどん出来上がっていくからです。例えば、父親と自分の兄が一緒に働いている場合、父親の会社であっても、二代目の兄としては、親の古いやり方にケチをつけたいところが出てきやすいようです。
そうなると、親と兄で、味方につけたい従業員の取り合いのようなことにもなり始め、それを傍観している自分としては、なんともいたたまれない、醜い争いにため息が出る思いでいっぱいになります。
従業員も、社長である自分の親にはいい顔をしておきながら、ちょっとした愚痴を陰で言いたがる人も出てきます。
それを、会社社長の子供である、自分には、こそこそと聞こえるように言うものの、社長である、親の前では決して言いません。
そして、自業主である当の親は、外面が良いということが多く、社外の取引先や関係者だけではなく、社内の従業員にも良い顔をしたがります。
そんな様子を見ていて、子供としては、自分のことを評価してもらえないことや、過剰サービスになっているように見える、親の従業員への対応が、おもしろくないということがどんどん増していきます。
一緒に居ると、従業員の裏の顔もわかっているだけに、もどかしい気持ちにもなり、親が騙されている、利用されている、と言う気持ちになることもあります。
また社長の子供ということで、古くからいる社員を中心に妬まれることも少なくありません。
そういった、社内だけでもかなり面倒くさい人間関係を感じながら従事していると、投げやりになり、辞めたくなることもあります。
金銭面や将来の心配が尽きない?
会社を経営するということは、相当勇気が必要です。仕事内容を管理し、売上を上げ、利益に繋げるという、金銭面での最終的責任も、社長が負わなければいけません。それは、「与えられたことをやっていれば基本的には良い」というサラリーマン的な感覚では、決して務まりません。
自分の親の会社が、大企業であれば、倒産などのリスクも低く、ある程度安心して経営することができますが、中小企業である場合、円安、円高、不況の影響など、ちょっとした外部環境の変化により、業績が大きく変動し、倒産の危機に晒されることも少なくありません。
不況のときは、もちろん社長である親と共に、金銭面で悩むことになりますが、業績が良いときであっても「将来、業績が悪くならないか?」という不安を常に抱え続けることになります。
社長は普通の人よりお金持ちなイメージがあると思いますが、それは儲かっている時期だけであり、特に中小企業の社長の場合、「いつ稼げなくなるか分からない」というリスクを常に抱えながら生きることになります。
親がいつも経営で悩んでいるのを見たり、相談されたりするときは、リスクのある中小企業経営を辞めて、大企業のサラリーマンや公務員になった方が良いのではないか、と思うときがあります。
責任が重い
親の会社が、徐々に大きくなった場合などに、喜ばしく誇らしいと思える反面、心配する要素も同時に増えていきます。
親のみで経営していたり、身内、もしくは自分だけが手伝うのなら、他人には融通がきかないことも、何とかなることもあります。
しかし、会社が大きくなり従業員が増え、大きな心配となっていくことは、法的なことです。
家の軒先で売っている商売屋なら、こんな心配はなかったかもしれませんが、従業員が増え、有限会社が株式会社に変わるにつれ、労務面、コンプライアンス面は、このままでいいのだろうかと不安になることがあります。
自分の親が、事務員に放ったひとことは、セクハラにならないだろうか、パワハラにならないだろうか、という心配もしだしたらきりがありません。
社内の対人面だけでなく、経営において必要な資格、業種別で守らなければならない規則も制定されていたりします。そういった法的なことをしっかり調べ、後から大変なことにならないようにという心配も付きません。
親の世代では通じたことも、法規制の変化と共に、変えていかなければなりません。時代の移り変わりによって、同じ業種でも常識も変わります。そういったこと全てをひっくるめると、責任と言う名の重圧は相当なものです。ひとつひとつ解決していくしかないのですが、
それを整えるための過程は、自分がどこまでやっていいのか、また、そういったことで親ともめたりすると、平行線になることもしばしばで、辞めたくなります。
あらゆる責任が最終的に降りかかるのは、事業主の親でもありますが、親の子供でもある自分の生活そのものとも大きく関わるということを自覚している分、重圧に押しつぶされそうで、そういったことが解決しない時間が長ければ長いほど、量が多ければ多いほど、逃げ出したくなることもあります。
親の会社を辞めたいと悩んでいる人へ
会社を辞めるか悩んだとき、身内などに相談することが多いと思いますが、親の会社を辞めたい場合は、身内にも相談できないというのが辛い点になります。
転職エージェントに登録することで、無料で企業の求人の紹介をしてくれたり、現状の相談に乗ってもらうことができます。
親の会社を辞めて、大手金融機関に転職したり、公務員になったりして、幸せになっている人もいるため、まずは相談してみることをおすすめします。
転職しようか迷っている方は、転職エージェントに相談をしてみましょう。おすすめの転職エージェントから情報をチェックしてみてください。
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