面接時に答える退職理由。採用側にビビッとささる法則とは

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転職活動における面接の際、必ず面接官から「前職の退職理由」を聞かれます。

もちろん会社を辞めたいと思う理由は様々ありますが、素直にそのまま答えていいのか迷いますよね。

では、退職理由はどんな内容を答えたらいいのでしょうか。

面接で退職理由を聞くワケは?企業側の思惑

では、なぜ面接時に退職理由を聞くのでしょうか。その目的は主に下記2点です

  • 長期的に在籍・活躍できる人材かを確認するため
  • 論理的な考え方ができる人材かを確認するため

それではそれぞれもう少し詳細にお話をしたいと思います

長期的に在籍・活躍できる人材かを確認するため

採用企業側が最も重要視していることは、長期的に自社で活躍できる人材かどうかという点です。この退職理由という質問は、最も長期的な活躍ができるか否かを判断できる質問と位置づけています。

どういうことなのかというと、例えば本音ベースでよくある転職理由として、「土日休めない」や「新規開拓が辛い」といった内容があります。

土日の休日出勤が発生する会社なのに、退職理由を「土日休めない」であればそもそもミスマッチとなりますし、新規開拓がある仕事なのに「新規開拓が辛い」という退職理由だとまたすぐ辞めてしまう可能性があると採用企業側は判断します。

このように、退職理由は、自社で長期的に活躍できるかどうかを判断できるために聞いているのです。

論理的な考え方ができる人材かを確認するため

退職理由を述べるときに、何もかも会社のせいにする方がいます。営業職の方を例にとると、自身の成果がでないのを製品の開発力がないこと、営業方針が間違っているからなどというものがあります。

確かに、そこで退職理由で伝える内容については一理あるのかもしれませんが、ただ自身の感情にまかせて話す、成果が出ない根拠が明確でない中で退職理由として伝えたとしてもプラスに捉えられません。

ただし、ニーズが変わってきて同じ内容を競合他社で新製品が出てそこにとってかわられている」であったり、営業方針が変わり、自身がメインで担当している顧客層を今後注力しないということになれば話は変わってきます。

自身が退職をし、別の会社にお世話になるための合理的理由を示せるかどうかが、長期的活躍はもちろんのこと、論理的に仕事を進められる人物かどうかを判断する材料ともなるのです。

必ず押さえておきたい!退職理由と志望理由

実は面接において、退職理由のみで採用・不採用を判断されるわけではありません。退職理由とセットに考えるのは「志望理由」です。

どういうことなのかというと、面接の場は、企業においては人材の課題を解決する場所、求職者においては自身の働く課題を解決する場所となります。そして、同時に求職者においては「売り込み」の場であるともいえます。

そのため、ただ自身の課題を話すだけではなく、退職理由を踏まえたうえで「志望理由」で売り込みを行わなければなりません。つまり、「私は現職で働く上でこのような課題があります。

貴社であれば自身の課題を解決し、貴社の課題を解決できます」という旨を伝える必要があるということです。

退職理由を考えるときは、しっかり志望理由にまで繋げられるような「一貫性」を大事にしなければならないということなのです。

言ってはいけない退職理由がある!?NGな退職理由

では、逆にNGなのでしょうか。主に以下2点です。

  • 本音が見えない
  • 自分本位な内容
  • その会社に適さない退職理由

ではそれぞれ詳細に説明いたします。

本音が見えない

転職をするということは、それなりにエネルギーがいることです。採用企業側もそのことは分かっています。それなのに、明確に転職したい理由がないというのは「この人本気で転職したいのか」という疑念を持ってしまいます。

退職理由を聞かれたとき「特にない」や「もっといい会社に」といった旨をお話になる方もいますが、転職活動を始めるのであれば明確に転職する理由をもって転職を始めましょう。そして退職理由はある程度本音を伝えましょう。

自分本位な内容

上記で本音を伝えましょうとはお伝えしましたが、あまりにも身勝手な内容や、話している内容自体は問題ないものの、タイミングが自分本位にとらえられる転職理由はNGです。

もちろん、残業を一切したくないなどといった内容は論外ですが、一番多いのは、女性で今度結婚をするので産休の取れる会社に行きたいというケースです。

気持ちは分かりますが、産休というは人員が一人いなくなるというのはそれなりに影響が大きなことです。産休はルールではありますが、頑張って貢献してくれた方の「ご褒美」と同じものです。

いきなりご褒美の話をするのはあまり得策ではありません。もしそれが理由であれば結婚をするフェイズになる前に考えておくべきことです。

このように本音は大事ですが、採用する企業のことをしっかり慮るということも大事です。

その会社に適さない退職理由

上述でも触れましたが、営業の方であれば新規開拓がある会社にも関わらず「新規開拓が嫌」、休日出勤が発生する仕事にも関わらず「休日出勤がある」旨の会社のことを理解していない転職理由を伝えてはなりませんし、そういう会社はそもそも受けてはいけません。

企業とご自身双方にとって時間の無駄となるため、エントリー前に自身の転職理由に沿った求人なのかどうかしっかり確認したうえでエントリー・面接に臨みましょう。

退職理由は志望理由とセットで考えよう

退職理由は企業側のことを最低限慮れば良く、本音をしっかり伝えることが重要です。

むしろ重要なのは、退職理由と志望理由に整合性があり、しっかり自身の仕事の課題を解決すること、企業側の人材の課題を解決すること双方ができることを退職理由と志望理由で論理的に伝えるということが重要なのです。

あなたはなぜ今の会社をやめるのか、面接を受けている会社に行きその辞める理由は解決できるのか、そして活躍ができるのか、退職理由はそのとっかかりとなる質問であるということを認識してください。

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