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SEから公務員への転職体験談。やはり年収は下がる?
SEから公務員へ転職した理由として、「長時間の残業」また「激務」な労働環境に疲れ果ててしまった…というのが正直な理由です。
SEは残業が多いため、よくブラックといわれます。
SEと比較しても、公務員の仕事は、定時に帰れる可能性が高いですし、年功序列の面が強く、実力主義、激務で常に精神をすり減らさざるを得ないSEとは違い、安定しているイメージがありました。
今後、定年までの将来的なことを考えても、激動が激しいIT業界でずっとやっていく自信がありませんでしたので、思い切って公務員として転職することを決めました。
SEから公務員に転職する時、面接で話した志望動機
SEが公務員に転職したいと思った場合、公務員試験に合格する必要があります。筆記試験を突破した場合、面接がありますが、面接では志望動機が重要視されます。
私の場合、SEの仕事がきつかったので、安定している公務員を目指したのですが、それを面接でそのまま正直に言うわけにもいきません。
このため、公務員試験での志望動機としては、公務員として働く上で、地域発展や、貢献などをしたいという旨や、業界で培った技術や経験を活かし、国に貢献したい、という志望動機にしました。
民間企業経験者枠で公務員になる難易度について
今は、公務員に転職を考えている人は非常に多いため、どの業界から公務員を目指したとしても、転職の難易度は高めであるといえると思います。
しかし、公務員には、「民間企業経験者」という採用枠があり、民間で勤務をしていた方を対象とした採用試験があります。
民間企業経験者採用を実施している自治体は、近年増えてきましたが、実施していない自治体もありますので、まずは自分の行きたい自治体が募集しているかどうか確認することから始めました。
SE経験者向けの採用枠もある
SEとしての経験を活かすことのできるような、システム部の採用を行っている自治体も多く存在します。
例えば、都庁では、OA化の進行に伴い、情報システム部でのIT人材の募集が行われます。
このように公務員であっても、これまでの経験が無駄にならないような部署に転職するチャンスがあります。
面接
私は、SEから転職をするときには、ある程度の勤続年数があり、民間での実績、経験があったため、SEで培った経験とスキルを武器にしようと思いました。
採用試験の面接の際にも、積極的に専門的なスキルがあることをアピールし、信頼を得ることを重視しました。
転職難易度は高めですが、面接でどのように自分の実績や動機などをアピールすることができるかどうか、ということがポイントだと思います。
筆記試験
また、重要なのは筆記試験も重要です。公務員試験では採用試験に合格する必要がありますので、私の場合は公務員試験の対策ができるスクールに通っていました。
スクールに通うことで、カリキュラム通りに勉強を進めることができ、公務員試験に備えることができました。
自分一人で独学で勉強をするという方法もありますが、自分一人の場合、仕事が忙しいとサボってしまったり、モチベーションを保ち続けるのは難しかったりすると思います。
しかし、スクールに通うことで、同じような仲間が周りにいましたし、モチベーションを保ち続けることができたので、結果的に良かったと思っています。
年収の変化について
私がSEから公務員に転職した動機は、主に残業、激務であったということが理由です。
その分、SEとして勤務しているときには、残業代なども支払われてしましたので、給与は多かったです。
なので、年収面ではSE時代よりも下がってしまうことを覚悟していました。
公務員は、残業がSEよりも遥かに少なく、基本給もSEに比べて安いため、大幅に年収は下がってしまいました。
しかし、昇進しない限り、昇給がほとんどないSEと比較すると、公務員は、年ごとに確実に昇給することができます。
このため、将来的なことを考えると公務員の方が少しずつではあるが、確実に年収を上げていくことができるのではないか、と思います。
しかし、公務員は最近ではボーナスカットなども行われていますので、現時点では、SE時代との年収は比較にならないくらい下がってしまっています。
SEから公務員へ転職を考えている人へ
公務員は難易度が非常に高いため、筆記、面接対策ともに充分にしないとまず受かりません。
また私の場合は激務から解放されただけで、満足することができていますが、年収はかなり下がることを覚悟する必要があります。
社内SEなど、年収を保ちながら、これまでのSEの経験を活かし、ホワイトな職種に転職する機会もあるため、公務員だけに絞るのではなく、民間のホワイト企業にも目を向けてみることをおすすめします。
以下のSE経験者向けの転職エージェントに登録することで、キャリアの相談から気軽にしてもらうことができるため、公務員一本に絞る前に気軽に相談してみることをおすすめします。
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