SEの転職先で人気の職種。SEからの転職は何を重視するべき?

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SEという仕事は、大変専門的な知識と知見が必要で、やらなければいけないことも非常に多くあって幅も広く、大変な仕事のひとつと言えます。そして、やりがいもある仕事でしょう。

仕事上で、顧客や同僚や取引先などとこまめなコミュニケーションや、日程など管理しなければいけないことも多いので、結果としてマネジメント能力も必要になってくるのです。

しかし、時にそんなやりがいが仇になってしまうこともあります。残業が多くなるとか、休みが取れなくなるとかなどで身体に悪影響を与えるだけではなく、家族との時間がなくなるなど弊害も起きます。

そんな時頭にふっとよぎることといえば、「転職」の2文字ではないでしょうか?しかし、安易に転職するというのもできるわけではありませんし、問題もあるかもしれません。

ここでは、 SEが転職する場合にどうするといい転職ができるのか、なぜ転職をしなければいけないのか、どういった職種がいいのかなどについていろいろ述べていきたいと思います。

SEが転職したくなる理由を考えてみる

転職したいという方には、何かしらの不満を必ず持っています。その辺りをまずは整理してみましょう。これについてはことの大小は関係ありません。

どんなことが不満に思っていて、それが転職することで解決できるかがポイントになってくるということです。

毎日残業が多くて帰りが遅くなる

SIerはもともと残業が多い業界ともいう人もいるほど、慢性的な残業過多の傾向は否めません。仕事上仕方ないという側面が全くないわけではありませんし、絶対残業がダメというわけでもありません。

しかし、それにも限界というものはあります。月に何十時間も残業していいということでは決してありません。そういったことが慢性的で改善の余地が見られないということであるならば、転職の選択も出てくるでしょう。

給料が安い

これも残業過多と同様に生活にかかってくることです。企業によっては、残業せざるを得ないけど、みなし残業を採用している企業もあったりします。要するに残業しても給料が変わらないということ。

こうなってしまうと、前段のことと重複してしまう場合もあります。残業してみその見返りともいえる残業手当がもらえないということでは、ダブルパンチです。

喜ぶのは給料を払う企業側だけで、頑張っても見返りはないのであれば、転職を考えざるを得なくなるでしょう。

企業の体質に合わない

これはその人の肌感覚によってしまうこともありますので、何がどうだということは一言では決められないのですが、こういう状態になってしまえば、何をもってしても不満しかないでしょう。

要はこの会社が嫌いになったとか、もう嫌になったというようなことです。そうなってしまったのなら、転職を考えなければきっとモチベーションなども上がらないでしょう。

そもそも SEが嫌になってしまった

致命的なミスをおかしてしまったとか、今のままでも何か得るものがこれ以上あるのかに疑問がわいてしまったなど、そもそも SEという仕事に嫌気がさしてしまったという場合は転職を考えざるを得ません。

しかし、本当に転職していいのか

上記のような理由などがあって会社を辞めたいということはきっと起きてしまうことは人間誰しもあることでしょう。

しかし、本当にそれでいいのでしょうか?いきなり感情的なところでその感情だけに身を任せて転職を考えるということをするのは正しいとは言い切れません。

ましてや、感情的になってしまいその勢いで、退職を切り出してしまったら、もう後戻りできなくなってしまうこともあります。

ですから、本当にその理由が転職することであなたにとってプラスに作用するということになるのでしょうか。そこのところは非常に大切で、よく考えなければいけません。

転職しても必ずしもいいことばかりではありません。こんなことになってしまう可能性もあります。

  • 現状よりも給料や年収が下がる
  • 今の地位よりも下がってしまう
  • 自分に適した職種が何かがわからなくなってしまう
  • 仕事も覚えが非常に悪い
  • 今までの仕事が全く役に立たない
  • 今よりも酷い労働環境

これらはまだ一部かもしれませんが、こういったことになるかもしれません。ですから、転職を考えるのであれば、今の状況から転職することでどうなるのかをまずは冷静に見る必要があります。

これがなければ、きっと転職先の企業でも同様に感情的なところで結果として転職を考えることに間違いなくなります。こういう方はそういう転職を繰り返す傾向があります。

もし、感情的に転職を考えてしまっているのであれば、一度冷静になってみることをおすすめします。きっといい結果が出てきます。

このワンテンポを置くか置かないかで転職を仮にしたとしてもいい転職になってきます。感情的になっているときは自分ばかり正当化するようになります。

しかし、冷静になってみれば、「実際は自分にも非があるよな」と考えることができるようになります。

そういうことに気づいて、仮に転職をしたとしてもこの先はこういうところには気をつけなければいけないと考えるようにもなります。それだけでもいい転職になることは間違いありません。

まずはその転職、本当にすべきかどうかを見極めることを忘れないようにしましょう。

何が自分はしたいのかをハッキリさせること

転職するならどんなところに行きたいかというのを決めなければいけません。大まかには、

  • 同業他社
  • 異業種

のどちらかになります。
また、同業他社でも、職種を変えたり、異業種でも今の仕事の経験を役立てることができる場合があります。そういったところも見ていかなければいけません。ですから、厳密にいうと、

  • 同業他社でまたSEをする
  • 同業他社だけど SE以外の仕事
  • 異業種で SE経験が生かせる仕事
  • 異業種で SEではない仕事

となります。

あくまで SEにこだわるのか、そうでないのかははっきりさせなければいけません。

転職することで何を払拭したいかをハッキリさせておく

ここも非常に重要なことで、会社を辞めて別の会社に行くということは、そのやめる原因が次の企業で払拭できなければ、転職した意味がありません。

ですから、残業が多すぎるということを払拭したければ、

  • 残業がないもしくは非常に少ない SEを募集している同業他社
  • 給料減ってもいいから絶対残業のない異業種
  • プライベートの時間を大切にしてもらえる企業

というような選択肢が出てくるでしょう。それ以外の原因の場合はそれに応じた選択肢が出てくるはずですから、まずは、何がこの転職で改善されるのかというのをしっかり押さえておきましょう。

どのように転職活動をして行くのかの計画を立てる

転職活動をするといってもしなければいけないことは結構あります。それをまず押さえなければいけません。

  • 何のための転職か目的を明確にする
  • 払拭したいことを列挙する
  • 転職サイトを見て今の現況を知る
  • どのサイトやエージェントを使って何をしたいのかを決める
  • 転職サイトや転職エージェントに登録をする
  • 職務経歴書を作成しておく
  • サイトやエージェントの担当者と連絡を取り合って面談日の調整
  • 面談で実情を伝えどのように進めて行くかを決めて行く

ここまでくると、あとはサイトやエージェントの担当者とのやりとりで大まかな進め方は見えてきます。また、サイトから直接企業に応募をした場合は企業の担当者とやりとりを進めていきます。

このようにしっかりと細かすぎるくらい計画を立てて行くのはもちろん、計画の進捗具合によっては微調整も必要になってくるでしょう。

また、いつまでに新しい職場に行くのかということも決めておくのも大切なことだと思います。あまりダラダラとしているわけにも行きませんので、ある程度の起源を区切ることは必要です。

では、次からはみなさんが行こうとしている道についてそれぞれ説明していきます。

転職先を決めて、どんなところに申し込みをするのか

先ほど触れた転職する4パターンをもう少し突っ込んでいき、転職するために気をつけるべきことなどにも触れて行きましょう。

同業他社でまたSEをする

これが一番多いのではないかと思います。できれば、今持っている技術をそのまま活かしてさらなるステップアップを目指したいという方にはオススメです。

この選択をする方は、おそらく今の職場環境に対して不満がある方というのが多いはずです。ですから、その不満要素を消し去ることができる企業を探さなければいけません。

ですから、求人情報を熟読して読み込まなければいけません。要するに、ブラック企業に転職しなければいいのです。ブラック企業ではない企業に働くことができれば、おそらくみなさんの不満は解消するはずです。

しかし、求人広告だけでその企業がブラック企業かどうかを見極めることはなかなか難しいです。

ですから、これだけで判断はできませんので、そういった場合は企業のホームページを見ることはしなければいけません。ここでポイントは、社長の紹介をしているページがありますが、写真を載せていない企業はやめるべきです。

全員ではないでしょうが、写真が載せられないようなことをしているから載せられないということが言える場合が多いです。これはわかりやすいポイントです。

また、ホームページに従業員を大切にしますといっている企業に限ってこれも絶対ではないですが、あまり大切にしていない場合が多いです。

そういう文言を並べて気を引くことをしますが、実際はそうでないことがあります。その企業の口コミをみるとよくわかることもあります。

この時代、SNSなども発達していろいろな情報が飛び交っています。全てを鵜呑みにするというわけではありませんが、あまりに否定的な意見ばかりが並んでいる場合には、怪しいです。

あと、両極端になっている場合も惑わせますが、火のないところには煙は立ちませんので、多少は引いた目で見るのが賢明です。

ただ、自分自身で見ることができることは極めて限界があると考えるのが自明の理です。ですから、基本的には、転職エージェントを利用して条件面で折り合いのつく安心できる企業を選ぶ方がいいとは思います。

同業他社だけど SE以外の仕事

SIerでも SEではなく、別の業務をしたいという場合もあるでしょう。おそらくこの業界のことはよくご存じでしょうし、この業務ならこうだというのは実感として理解をしているはずです。

ですから、それに基づいて動いてみるというのは全然ありだと思います。しかし、実感していることというのは、あくまで自身がいた会社での話であって、他社でも同じとは限りません。

その辺りのところは、よく吟味する必要はあると思います。そのためにも、こういった場合は、ぜひSI業界に強い特化型の転職エージェントに相談されるのがよろしいです。

この業界の特化型エージェントは、基本的にその業界の情報をかなり早い段階で仕入れていて、信用度も高いものが多いです。そのため、同業他社の情報もいろいろ聞くことが可能です。

また、いろんな話が聞けるということで、もともとやりたかったことよりも興味が持てるような仕事に巡り会えるかもしれないのが特化型エージェントの特徴でもありますので、オススメです。

異業種で SE経験が生かせる仕事

主に、この場合というのは、出来るだけお金をかけずにシステムを導入したいという場合に企業が SE経験者などを募集するということがままあります。

自社にシステム開発部という名目で SE経験者などを集めてシステムを作ってしまおうというものです。ですから、経験の度合いや集まった人によっては、部長職の待遇になったりする場合もあります。

こういった求人案件は、求人サイトでは基本的には掲載されない案件ですので、エージェント系に集まります。

ただ、大手の総合型エージェントに集まるか特化型なのかはその企業によって異なります。理由は、その企業が特化型エージェントの存在を知らない可能性があるからです。

そういったことを考えると、こういった案件を探している場合は、まずは総合型エージェントに相談しつつも、特化型に良い案件があるかもしれないというぐらいの気持ちで探してみましょう。

異業種で SEではない仕事

ここは、もう全く今までの経験値がほぼ関係ないということになりますので、何がしたいのかをまずしっかり決めていかなければいけません。

また、先ほども少し触れましたが、不満に思っていることが異業種に転職することで払拭できるのかはちゃんと確認しなければいけません。

また、今までの SEという仕事を活かしたいけど、 SEの仕事はしたくないということですから、どんな仕事が適しているのかということなども分かる診断を行なっている転職サイトやエージェントもあります。

そういったものを活用しながら、自分がやりたいことなどを見つけていくというのもいいのではないでしょうか。

SEの転職先で人気の職種

SEとして持っている資格が活かせる職業や、SEとしての経験が活かされて待遇にも影響するような職業をいくつか紹介します。

社内SE

システム企画、要件定義、外部設計、委託先管理などが主要な作業となります。システム化対象業務を行う所管部署と交渉や要件確認を行います。

自社内開発を行うケースもありますが、SIerなどに基本設計工程以降を委託することが多いです。システム化フェーズでは経営層との折衝を行うことも多く、社内での交渉力が必要となります。

事業会社の給与体系、福利厚生となります。事業会社の規模等依存するので、必ず給与があがるわけではありません。SIerの福利厚生はあまりよくないですが、事業会社では住宅手当が多めに出るケースもあります。

求められる資格

  • プロジェクトマネージャ
  • ITストラテジスト
  • ITコーディネータ
  • 中小企業診断士

SIerでのSEと比べより上流工程の作業が行えますので、上流工程での作業を希望する方にはお勧めとなります。

システム企画段階では経営層や経営コンサルタントとの折衝が行われるので、技術力だけではなくビジネススキルを向上させることができます。

給与体系が事業会社基準となりますので、給与アップになる可能性があります。

またSIerと比べ過度な長時間労働を行うケースは少ないです。

公務員

事業会社の社内SEとあまり変わらず、システム企画、要件定義、外部設計、委託先管理などが主要な作業となります。

ただし作業を委託する場合には入札方式となりますので、事業会社と比べ委託先決定までのプロセスは厳格化されています。

もちろんのことですが、事業会社では委託先との接待などはありますが、公務員の場合はありません。

法律で禁じらていることが多いため、事業会社での勤務以上に注意すべきことがあります。

公務員の給与体系、福利厚生となります。多くの場合、SIerのときに比べて、下がってしまう可能性が高いです。

求められる資格

  •  プロジェクトマネージャ
  •  ITストラテジスト
  •  ITコーディネータ
  •  中小企業診断士

SIerでのSEと比べ、より上流工程の作業が行えますので、上流工程での作業を希望する方にはお勧めとなります。

給与体系は公務員のため、事業会社と比べ年功序列でエスカレーター形式となっています。

SIerなどでは実力結果主義で特に中間層は出世が難しくなっていますが、公務員の場合、安定性はあります。

ITコンサルティングファーム

ITコンサルティングと呼ばれるシステム企画、要件定義などが主要な作業となります。

事業会社に常駐し、現状把握、あるべき姿、課題点の把握を行い、システム化対象を確定致します。

自社サービスのコンテンツ提案ではなく、プロセス提案を行えるコンサルが求められています。基本設計以降のプロジェクトは委託先が作業することが多いです。

SIer、事業会社の給与体系に比べ、高いことが多いです。ただし実力主義となっているので、結果を残せない場合は、降格になる可能性が他業界に比べると多いです。

外資系のコンサルティングファームが多いため、福利厚生はよいわけではありません。

求められる資格

  • プロジェクトマネージャ
  • ITストラテジスト
  • ITコーディネータ
  • 中小企業診断士

技術力だけではなく、様々なビジネススキルを向上させることができます。様々な目線(経営、利用者・現場、財務、会計など)で物事を考える必要性がありるため、様々な知識も必要となります。

経験をつみ知識・ノウハウを取得すれば、経営コンサルタントへの道も開かれます。

監査法人

システム監査が主要な作業となります。事業会社のシステムを理解し、システムに対するリスクなどを特定し、事業会社にリスク有無、リスクへの提言などを実施致します。

システム理解のためには技術力がもちろん必要ですが、システム利用者がどのようにシステムを利用するかなどの理解も必要となるため、業務知識なども必要となります。

SIerに比べ給与体系が高いことが多いです。外資系の監査法人が多いため、福利厚生はよいわけではありません。

求められる資格

  • システム監査技術者
  • ITストラテジスト
  • ITコーディネータ
  • 中小企業診断士

様々な事業会社のシステム、業務を理解する必要があるため、技術力と業務知識を向上させることができます。

システム提言を行う立場となるため、あるべき姿がどうなのかを理解する必要があるため、最新のシステム動向や、技術等(AI,IoT,フィンテック)を習得することもできます。

SEから転職するのは時にはリスクも伴う

SEの方が転職するというのは、いろいろな選択肢があるのは間違いないのですが、その選択肢によってはリスクが伴うこともあります。

同業他社の SEをする場合が一番リスクは低いと考えられますが、企業によっては、労働環境はいいけど、給料が下がるとかその逆とかは当然考えられます。

異業種の SEの場合だと、自社で改めてシステムを作らなければいけないので、場合によっては今までよりも残業が増えることもあるかもしれません。

全く違う仕事をする場合は、給料も下がる、研修で覚えることが多すぎて、大変さもひときわだったりいろんなリスクが考えられます。

しかし、リスク的な要素はあったとしても、転職したいという原因については、これだけは絶対に同じことのないようにしたいということが払拭できるのであれば、多少は我慢できるかもしれません。

なかなか全てが払拭できれば一番いいですが、そうはいかないことが多いので、優先順位をつけていき、出来るだけ満足できると思えるものを決めておくことが大切です。

また、しっかりと相談できるところを作っておくことも必要です。この場合で言いますと、転職エージェントがそれに該当すると思います。

払拭したい内容と重要視している優先順位をしっかり示して、できるだけ希望している仕事ができるように転職エージェントをフル活用されることをお勧めします。

また、転職エージェントも一つだけで進めるのではなく、大手総合型のエージェントとSI業界に特化した特化型エージェントの最低でも一つずつは選んでおきましょう。

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