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ANAインターンの内容と選考対策まとめ。各コースの特徴とは
全日本空輸(ANA)は、日本航空(JAL)と並び、日本を代表する航空会社です。
今では世界でもその存在感を強め、アジアを代表するエアラインの一つとなりました。訪日外国人の増加やビジネス需要の増大の追い風もあり、ますます存在感を増しています。
毎年調査される「就職人気企業ランキング」では、なんと4年連続の一位を獲得するなど、不動の強さが伺えます。
そんな人気企業のインターンシップはやはり競争率も高く、高倍率。参加を検討している方は、しっかり対策しておきましょう。
▼目次
2018年ANAインターンシップの特徴・エントリーの流れ
業務領域ごとに4つのコースが構えられています。
オペレーション領域とビジネス領域で行われている業務を、グループワークを通じて体験するという内容です。各グループごとに、現役社員からのフィードバックもある貴重な場となっています。
- 運航ダイヤ調整
- 新規就航路線策定
- 海外広報
- サービス企画
など、航空業界の仕事にあこがれる方にはとても魅力的なプログラムです。
インターンシップの種類
ANAのインターンシップは毎年開催されており、今年も職種ごとに下記4つのコースが設けられています。
- グローバルスタッフ職(事務)
- グローバルスタッフ職(技術)
- 客室乗務員
- 運航乗務職(パイロット)
どのコースにも共通してアナウンスされているプログラムは、下記の通りです。
- エアラインの事業環境、ANAの事業戦略などに関する講座
- 会社、職種に関する講座
- グループワーク
選んだ職種のみならず、他職種の業務連携について理解できるような内容となっているようです。
エントリーの流れ
ANAのインターンシップ専用サイトからエントリーが可能です。
マイナビでの掲載も行なっているようです。企業情報と前年度の採用情報などもまとめられています。
参加時の服装
ANAから特にアナウンスはされていませんが、指定がない場合はスーツで行くのが無難でしょう。気になる方は、エントリー時に人事担当者に質問し、確認してみましょう。
グローバルスタッフ職(事務)
グローバルスタッフの事務職は、
- オペレーション機能
- ビジネス機能
- コーポレート機能
を担当。航空機の運航などの現場から、会社の経営や運営にまで携わる幅広い仕事です。
インターンシップの内容
プログラム内容は、戦略やサービスの企画立案をグループワークで行うほか、航空ビジネスについての講座を受講します。
参加資格・募集人数
四年制大学の大学生・および大学院生。ともに在学中の方が対象となります。学年は不問です。東京・大阪の各会場に出社可能であることが条件です。
選考フロー
インターンシップ選考フローは下記のとおりです。
▼エントリー
▼エントリーシート提出
▼一次選考(書類選考・適性検査)
▼二次選考(面接選考)
※過去に開催されたインターンシップでは、東京、大阪、札幌、名古屋、福岡に面接会場が構えられていたようです。
合否連絡はマイページに通知されます。
実施期間・会場
東京・大阪会場となります。詳細については、エントリー者に追って連絡があります。
実施期間は下記日程となっています。いずれか一日の午前の部・午後の部から選ぶことができます。
東京:8月19日(日)~23日(木)
大阪:8月24日(金)~25日(土)
午前の部…09:30~12:30まで
午後の部…13:30~16:30まで
交通費・報酬
報酬なし、交通費支給ありとなっています。
交通費の支給は一日上限2400円までとなっています。ただし、遠方からの参加の場合は、各地から羽田空港までのANA往復航空券が支給されるという手厚いものとなっています。
※ANAが未就航の場所から参加する場合は別途人事担当者に相談してください。
所感
ANAの内部業務のコア部分を担うため、企業戦略や広報、サービスの企画などのビジネス部分の体験ができるようです。
ANAの業務についてはもちろん、航空業界の現状や勢力図、今後の展望などについて興味のある方にはおススメです。
グローバルスタッフ職(技術)
グローバルスタッフの技術職は、航空機エンジニアリングとして整備部門で活躍していますが、他品質保証、生産計画、部品調達などの業務も行なっています。
インターンシップの内容
インターンシッププログラムでは、航空ビジネスやANAについてを知る講座のほか、整備、技術業務の体験を受けることができます。
参加資格・募集人数
四年制大学の大学生・および大学院生。ともに在学中の方が対象となります。学年は不問です。東京・大阪の各会場に出社可能であることが条件です。
選考フロー
インターンシップ選考フローは下記のとおりです。
▼エントリー
▼エントリーシート提出
▼一次選考(書類選考・適性検査)
▼二次選考(面接選考)
※過去に開催されたインターンシップでは、東京、大阪、札幌、名古屋、福岡に面接会場が構えられていたようです。
合否連絡はマイページに通知されます。
実施期間・会場
東京・大阪会場となります。詳細については、エントリー者に追って連絡があります。
実施期間は下記日程となっています。いずれか一日の午前の部・午後の部から選ぶことができます。
東京:8月19日(日)~23日(木)
大阪:8月24日(金)~25日(土)
午前の部…09:30~12:30まで
午後の部…13:30~16:30まで
交通費・報酬
報酬なし、交通費支給ありとなっています。
交通費の支給は一日上限2400円までとなっています。ただし、遠方からの参加の場合は、各地から羽田空港までのANA往復航空券が支給されるという手厚いものとなっています。
※ANAが未就航の場所から参加する場合は別途人事担当者に相談してください。
所感
ANAにとって最も大切な航空機体を調整する整備部門。普段利用者としての立場からではなかなか見ることができない業務内容を体験することが出来るでしょう。
こうした技術面での体験は、HPやパンフレットなどの情報からではなかなか見えてこない貴重な情報を得られる機会です。
ゆくゆくANAの技術系の選考に乗りたいと考えている人は、志望動機を固めるためにもぜひ参加してください。
客室乗務員
客室乗務員、通称CAは、国内線、国際線に乗務し、機内の安全を保ち、乗客が快適に過ごすことができるようにサービスを提供することが仕事です。
学生からの羨望も多く集めており、花形業務といえるでしょう。
インターンシップの内容
他のコースと共通のプログラムに加え、現役のCAが参加し、実際に現場で提供されているおもてなしや会話を体験することができる内容となっています。
客室乗務員として最も必要な、コミュニケーション能力を磨くことにもつながるでしょう。
航空業界のビジネス全体について理解を深められる講座と、客室乗務員としての業務紹介もあります。
参加資格・募集人数
HP上での広報は東京・大阪のみとなっておりますが、昨年開催されたインターンシップでは、客室乗務職のみ東京・名古屋・大阪・福岡での会場となっていたようです。
各会場に出社可能であることが条件です。
選考フロー
インターンシップ選考フローは下記のとおりです。他の3つのコースと異なり、選考フローは短くなっています。
▼エントリー
▼エントリーシート提出
合否連絡はマイページに通知されます。
選考内容はエントリーシートのみですが、だからこそエントリーシートの内容は非常に大切です。しっかりと内容を作りこみ、書類一枚の中に自分の志望動機、PRなどをすべて盛り込むつもりで挑みましょう。
実施期間・会場
東京・大阪会場となります。詳細については、エントリー者に追って連絡があります。
実施期間は下記日程となっています。いずれか一日の午前の部・午後の部から選ぶことができます。
東京:8月19日(日)~23日(木)
大阪:8月24日(金)~25日(土)
午前の部…09:30~12:30まで
午後の部…13:30~16:30まで
※昨年同様であれば、実施会場は上記以外にも設けられる可能性があります。エントリー後、マイページに届く最新の情報を必ずチェックしてください。
交通費・報酬
客室乗務員のインターンシップは、交通費支給はなく実費での参加となります。
所感
私たちが普段利用者としてANAと関わる際、最も接するのが客室乗務職です。そのため、業務内容も普段乗客として見ている部分しか理解できておらず「なんとなく華やか、かっこいい」というイメージのみにとどまってしまいがちです。
インターンシップでは、乗客には見えない裏方の仕事や大変さなど、実際の現場目線で業務を知ることが出来るでしょう。
プログラムには、業務内容以外にも航空業界全体をビジネスの目線で学ぶことができる講座もあります。ANAという企業そのものついての知識を深めることが出来るでしょう。
また、近年は男性の客室乗務員が増えてきているなど、業界は変わりつつあります。そうした現場で起こっている新しい変化を事前にキャッチすることができれば、本選考時にも有利に働くといえるでしょう。
運航乗務職(自社養成パイロット)
ANAの機体を操縦し、安全で快適な運航を行なう仕事です。多くの乗客の命を預かる、とても責任の大きな仕事であり、小さな事故やトラブルでも、企業の信頼を大きく損ねることにつながります。操縦士資格が必要な難易度の高い職種です。
ANAはすでに操縦士資格を取得している人材の採用とは別に、未経験者の中から適性を見出し採用し、社内でパイロットとして養成する取り組みも行なっています。自社養成パイロットとはそうした人材のことを指します。
インターンシップの内容
他のプログラム同様、共通内容として航空業界についての講座があります。なんといっても、実際のパイロットとの座談会、訓練体験を受けることができるのが特徴です。めったにない非常に貴重な機会といえるでしょう。
参加資格・募集人数
四年制大学の大学生・および大学院生。ともに在学中の方が対象となります。学年は不問です。東京・大阪の各会場に出社可能であることが条件です。
「パイロットに興味がある」ことが参加条件となります。
選考フロー
インターンシップ選考フローは下記のとおりです。
▼エントリー
▼エントリーシート提出
▼一次選考(書類選考・適性検査)
▼二次選考(面接選考)
※過去に開催されたインターンシップでは、東京、大阪、札幌、名古屋、福岡に面接会場が構えられていたようです。
実施期間・会場
東京・大阪会場となります。詳細についてはエントリー者に追って連絡があります。
実施期間は下記日程となっています。いずれか一日の午前の部・午後の部から選ぶことができます。
東京:8月19日(日)~23日(木)
大阪:8月24日(金)~25日(土)
午前の部…09:30~12:30まで
午後の部…13:30~16:30まで
交通費・報酬
報酬なし、交通費支給ありとなっています。
交通費の支給は一日上限2400円までとなっています。ただし、遠方からの参加の場合は、各地から羽田空港までのANA往復航空券が支給されるという手厚いものとなっています。
※ANAが未就航の場所から参加する場合は別途人事担当者に相談してください。
所感
子供のころに、将来パイロットになりたいと夢見た人も多いのではないでしょうか。ANAの自社養成パイロットは、未経験者でもその夢がかなう非常に魅力的な職種です。
ただ、こちらも志望動機を憧れのみにせず、航空業界全体やANAという企業そのものに対する知識をつけることが必要です。インターンシップに参加することでそうした知識を得ることが出来るでしょう。
昨今はどんどん技術が進み、操縦も自動化が進んでいます。現場の最先端で何が起こっているのか、今のパイロットとはどのような職業となっているのか、是非自分の目で見て確かめてください。
ANAインターンシップの選考対策
選考全体を通してポイントとなるのは、「自分だけの個性」と「自ら困難を乗り越えた経験を持っていること」です。これらはANAの社風にも通じています。選考は毎年非常に高倍率です。他の人に負けない自分らしいアピールで選考に勝ち残りましょう。
書類対策
エントリーの時点で、自分の魅力をしっかりアピールする必要があります。過去のエントリーシートの課題では、下記のような設問が出ました。
・あなたが航空業界で働くとしたら、どんなことをやってみたいか記載してください。
・今までで一番困難に直面したエピソードと、そこから学んだことを教えてください。
・あなたのだれにも負けない「NO.1」にキャッチコピーを付けてください。また、その理由も含めて教えてください。
(出典:全日本空輸(ANA)/総合職事務職2018年度卒インターンシップES より)
最初のエントリーシートの選考では、日本全国から多くの応募が届きます。相当の高倍率であることは認識しておきましょう。また、手書き記入であるため、表現の幅が広く、自分の個性を表現することを求められていると言えます。
作成時は、内容のわかりやすさはもちろん、見た目の美しさ、読みやすさを考慮しましょう。サービス業の本質として、相手の立場に立てるかどうかも見られています。
WEBテスト
エントリーシートの提出と同時に適性検査があります。2018年度卒向けのインターンシップでは、性格適正テストと他己分析アプリの「GROW」を実施されたようです。
とくにGROWはアプリをダウンロードし、周囲の友人など身近な人に回答を依頼する必要があります。回答に手間取らないよう、早めに準備しましょう。
面接
エントリーシート、WEBテスト通過後は面接となります。所要時間は15分ほどで、学生一人に対して社員2名がつきます。面接の雰囲気は和やかなので、自然体で臨みましょう。
質問内容は基本的にエントリーシートに記入した内容を問われます。返答に矛盾が無いようにしましょう。
そのほか、チームで活動した経験や周囲との接し方など、グループ内での関わり方や、将来どうなりたいか、人生において大きな決断をしたことは何かなど、自分のキャリア・人生観を問われることもあったようです。
選考を受けるにあたって大切なポイント
ANAが持っている会社風土としては、「自立」と「チャレンジ精神」があげられます。民間航空会社として、企業そのものが常に自ら考えチャレンジしてくる姿勢を求められてきました。
もちろん入社する人材に対しても、自ら考え行動することができる力を求めています。インターンシップの選考中にも、積極性とチャレンジ精神をアピールしましょう。
そして最も気を付けなければならないことは、「他社との志望動機の差別化」です。日本国内にはもう一社、大手航空会社である日本航空(JAL)があります。
なぜJALではなくANAでなくてはならないのか?インターンシップの参加時点で答えられるように準備しておいた方が良いでしょう。
ANAインターンシップ参加者は就職に有利になるのか?
航空業界というと、華やかさと憧れの強い業界です。その分、志望動機を問われてもイメージと気持ちばかりが前に出てしまい、具体的、論理的に「なぜANAでなければならないのか」を答えられない人もいます。
そのまま準備不十分で就活の本選考に入ってしまうという人も少なくありません。
インターンシップの参加はANAの業務について学び、実際に体験することで、企業とその仕事の本質を知ることができる可能性があるというメリットがあります。そこで感じたことや知ったことを本選考時の志望動機作成に活かすことができます。
また、企業はインターンシップの中で、採用に値する優秀な学生を探しています。
インターンシップは就職に関係ないとはうたいつつも、本選考前に自分をアピールし良い印象を残すことができれば本選考時にも何かと有利に働くこともあるでしょう。
そしてもう一つ、インターンシップに参加することで、他の多くの学生と出会うことができるという利点があります。非常に高い競争率のANAに対し、どのような学生がアプローチしてくるのか、事前に知ることができます。
本選考前に準備する機会を得ることができるという点では、就職に有利と言えるでしょう。
ANAインターンシップの参加意義と思えるもの
本選考でも、ANAはその人気からかなりの高倍率になります。今回インターンシップに参加することで、他の学生よりも先に「なぜほかの航空会社ではなくANAなのか」その答えを見つけることができれば、それは本選考時にあなたの大きな武器となります。
また、実際にインターンシップの中で仕事の体験をすることで、自分が本当にその仕事をやりたいのかどうか、適性があるのかどうかを見極めることも出来るでしょう。
一見華やかな業界ですが、インターンシップで仕事の厳しさ、大変さを知ったうえでなお、ANAを希望することが出来たとしたら、あなたには仕事の適性があるということです。それが分かるだけでも非常に参加意義があったといえるでしょう。
激しい競争を勝ち抜き、ANAのインターンシップに参加できた際には、是非多くのものを学び、持ち帰ってきてください。
こちらも参考にどうぞ。
ANAの企業研究と選考対策
大手人気企業のインターン情報もチェックしてみましょう。
JALインターンシップの特徴・選考フロー
JR東日本インターン特徴・選考フロー
JR東海インターン特徴・選考フロー
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