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【アパレル業界】現状・課題・ニュース・動向・売上ランキング・市場規模・職種

アパレル産業の戦略とは?消費者のニーズに沿った生産・店舗管理経営が要のアパレル業界の現状、課題、ニュース、動向、国内市場規模と売上ランキングからアパレル業界に転職、就職するときの注意点や職種について知識を深め、希望のアパレル職種に転職、就職を成功させましょう。

アパレル業界の現状、課題、ニュース

消費者が求めるものはハイブランドよりファストファッション

アパレル業界は衣類の販売だけを指すのではなく、衣類製造や流通、そして販売に携わる産業のことをいいます。衣類は生活必需品ですから不景気でも全く売れないということはないものの、消費者ニーズや流行の影響を受けやすい業界でもあるのです。

現状で消費者が求めているものはハイブランドよりファストファッション。シェアランキングでもユニクロなどの最新流行デザインを取り入れながらも低価格に抑えられた衣料品が、今最も消費者満足度が高いと考えられます。

 

ファッション通販サイトにより実店舗の売上低迷

ZOZOTOWNや夢展望など、ファッション通販サイトの普及により、アパレルブランドの実店舗売上が低迷化しています。店舗へわざわざ出向かなくとも、消費者がネットでどこにいても簡単に自分の好きなものが購入できるということが大きいでしょう。

アパレル産業が今後更に市場拡大を目論むなら、実店舗販売に拘らず、ファッション通販サイトに限定商品を卸す、または自ブランド商品専門のファッション通販サイトを管理・普及させることが戦略となるでしょう。

 

東レの液晶ポリエステル繊維シべラス開発

合成繊維や合成樹脂など化学製品を取り扱う大手化学企業の東レが、新先端材料の液晶ポリエステル(LPC)繊維シべラス開発に成功しました。

液晶ポリエステル繊維シべラスは高い強度と弾力性、そして寸法安定性を保つマルチフィラメントです。吸水性が低く水中強度保持率が高い繊維で、耐熱性や耐酸性などにも優れています。

2017年度中に生産量体制を構築し2018年頃からの販売を目指す液晶ポリエステル繊維シべラスを水着などに用いることで、今後のアパレル産業は更なる市場拡大が予想されます。

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アパレル業界の動向

ユニクロが海外を中心として市場拡大

ファストファッション系企業としても大手のユニクロとジーユーを展開するファーストリテイリングは日本国内の832店舗に留まらず、中国や韓国、台湾、米国やマレーシア、タイなど海外を中心として1,029店舗展開しています。

日本の安く使い勝手の良いブランドを海外にも広める戦略で、今後も更にユニクロの商品生産量、取り扱い店舗が増加していくでしょう。

 

他企業との差別化が困難を極めている

ファストファッション系企業大手のユニクロやしまむらが順調に売り上げを伸ばす一方、ファストファッション系企業の増加により、他企業との差別化が困難を極めているといえます。

大手ファストファッション系企業に押され、中小ファストファッション系企業の国内市場縮小が進んでいるのです。

 

店舗の人員、管理者不足

とくに資格や経験がなくとも比較的入りやすいアパレル業界ですが、実店舗販売員の人員不足や教育管理者の不足が深刻化しつつあります。雇用条件が合わない、体力を求められることなどが問題となっているのでしょう。

 

アパレル産業の国内市場規模(平成27~28年)

アパレル産業の国内市場規模は5兆3,750億円です。平均年収は505万円、平均年齢は38歳前後、平均勤続年数は12年前後です。若い世代が活躍しやすいアパレル産業ですが、平均年収の低さから、長く続けるにはなかなか難しい業界だともいえます。

 

アパレル業界の売上ランキング(平成27~28年)

1位 ファーストリテイリング 売上高16,817億円

アパレル業界売上ランキングで2位との差を大きく広げているファーストリテイリングは、ユニクロなどの衣料品会社を傘下にもつ、東証証券取引所第一部上場企業です。世界のカジュアル企業内でも上位の売上を誇ります。

ユニクロは商品の企画デザイン、生産、販売まで一貫して自社で管理する、SPA戦略により売り上げを伸ばしてきました。一部ではブラック企業と囁かれてはいるものの、アパレル産業で今最も安定した売り上げを出している企業でしょう。

 

2位 しまむら 売上高5,460億円

郊外を中心として店舗展開を進めているしまむらは、国内だけではなく海外へも店舗展開し、着々と市場規模を拡大中です。そしてデザインや生産、販売を一貫するSPAではなく各社アパレルメーカーより商品を仕入れ、それをしまむら店舗で小売りしています。

しまむらがファストファッション系企業として国内2位まで成長したのは「返品、赤黒伝票、追加値引き、未引き取りの4つの悪を追放」するようバイヤーに徹底し、フェアな取引戦略と確かなバイヤー管理によりアパレルメーカーの信頼を得てきたからでしょう。

 

3位 ワールド 売上高2,782億円

ジ・エンポリウムなどレディース、メンズファッションを取り扱う企業です。法令順守意識が高く、残業時間も月間34.4Hとアパレル業界にしては風通しの良い企業といえるでしょう。

多くのアパレルメーカーは通常1社1ブランド展開という経営戦略の中、ワールドは数えきれない程のブランドを展開しています。多ブランド戦略によりワールドは、カジュアルを好む層からフォーマルを好む層まで、多くの消費者を得ています。

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アパレル業界に転職、就職するときの注意点

職種により働き方が変わる

アパレル産業はデザイナーにパタンナー、バイヤーや営業、店舗管理からショップスタッフまで様々な職種があります。選ぶ職種により働き方も変わりますから、まずは自分がどの職種を目指すのかを明確にしましょう。

目指す職種により必要とされるスキル、知識が変わってきます。デザイナーならばデザインを学ぶことが重要、バイヤーなら商品知識やコミュニケーション能力が必要です。

 

激務で給与は安い

アパレル業界はどの職種も激務、とくにショップスタッフは人員不足により店舗運営スタッフが少なく、1人1人の負担が大きいことが特徴です。接客、棚出しなどの少々体力を使う仕事でもあるものの、平均年収は低い傾向にあります。

 

ショップスタッフは自社製品を購入し制服とする

ショップスタッフに転職、就職する場合、店舗制服は自社ブランドまたは店舗で取り扱っている商品となります。これを従業員割引で自腹購入し、宣伝しつつ接客することはどのアパレルショップでもしています。

ショップスタッフに転職、就職した場合は毎月新商品が販売される度に自分で購入しなければいけないという問題が出てきます。だからこそアパレルショップに転職、就職するならば、買ってもいいと思える好きなブランドを選ぶべきです。

 

アパレル業界の企業の職種

マーチャンダイザー

マーチャンダイザーとは商品(マーチャンダイズ)の仕入れ計画を行い、商品価格計画を立てたり商品別販売予算などに携わる職です。絶対的に必要は資格はとくにないものの、販売士やビジネス能力検定などの資格があると有利でしょう。

 

生産管理

生産管理とは、生産計画に沿って工場へ生地手配、商品納期や数量などを管理する職種です。必須資格はありませんが、アパレル業界以外で生産管理経験がると有利でしょう。

 

バイヤー

バイヤーは簡単に言えば商品の仕入れ担当者。商品別に販売・利益予算を立てたり、商品構成計画を立案してそれに基づいた仕入れ計画を立て、実行します。展示会や仕入れ先などから商品注文したり、納品や在庫、利益管理もバイヤーの仕事です。

バイヤーになるには百貨店のアパレルショップなどに販売員として就職し、そこから転身することが一番の近道でしょう。販売員として培った接客スキルや商品知識を存分に活かせる職種です。

 

まとめ

今回の記事では、アパレル業界の情報について記載してきました。新卒では使用することができませんが、中途の場合、アパレル業界の転職に強い転職エージェントを利用することで、内定の確率を高めることができます。

是非うまく活用して、アパレル業界への転職を成功させることをおすすめします。

 

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