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キャリトレの評判。質の良い求人や情報が多いけど、サイトが使いにくい
転職する際に決定しなければならない最も重要な事項の一つに、どの転職エージェントを用いるかが挙げられます。
転職活動に必要な志望動機や自己PR、職務経歴書といった書類は基本的にこの時点で、選択した転職エージェントのアドバイスを受けて作成することが多いためです。
転職エージェントは種類や規模も千差万別であるために、自分にとって適性のあるものを選択しなければ十分に活用して、納得のいく転職活動をすることが困難といえるでしょう。
大きく分けるだけでも大手か中小企業という分類があり、その中でも総合型と特化型に分けられます。そのため、自分がどのような転職活動をしたいのかという点も明確にしておかないと選択することが難しくなるのです。
ここでは、転職エージェントの1つであるキャリトレに焦点を当てて、よい評判と悪い評判からどのような転職エージェントなのかをまとめました。
転職エージェント、キャリトレとは
では初めに、キャリトレとはどのような転職エージェントなのかを確認しておきましょう。
キャリトレは、株式会社ビズリーチが運営している転職エージェントの1つで、主に若手向けの転職エージェントになります。CMなどでも主に20代の利用を想定している転職エージェントであることが分かります。
若手向けに求人内容が考えられているものの、ハイキャリアの求人要素が比較的多くある程度幅を設けた求人案件を主に扱っていることが特徴です。
それでは、キャリトレのよい評判と悪い評判からどのような転職エージェントなのかをみていきましょう
キャリトレの良い評判
それではキャリトレのよい評判について見ていきましょう。
若い人向けの求人案件を専門に扱っているために、それに伴うよい評判が多いようです。
以下のようなコメントがあります。
- 他と比べて求人の質が高い
- AIによるおすすめ機能がついている
- 転職祝い金がもらえる
- 気軽に登録できる
- 有名企業からのスカウトが多い
- 有益なメールが多い
- 担当者が親身に対応してくれる
- 第二新卒や既卒者でもサポートしてくれる
それでは、各コメントを確認していきましょう。
他と比べて求人の質が高い
初めに紹介するコメントは、他と比べて求人の質が高いというものです。これは若い人向けに特化した求人案件を集めているキャリトレならではの評判だとも言えます。
特化型エージェントのよい評判として、対象となっている部分の求人案件の質は特に高いことが挙げられます。特化型の名前はさすがという内容になっていることも多いです。
求人の質が高いという意味は、ターゲットにしている応募者の年齢にしては年収が高かったり、職場の労働環境がよいという意味合いもあります。
質の高い求人案件をどれほど備えているかによって、その転職エージェントの価値が決まるともいわれますので、その意味ではキャリトレは高い評価を世間で受けている物と考えられます。
通常大手の転職エージェントでは、一定の年齢で一定のスキルを備えていない場合は膨大な求人案件を所持しているにもかかわらず、一切求人案件が紹介されないこともあります。中小企業の転職エージェントではなおさらです。
そのため、特化型のエージェントで求人案件を探すことは自分がその特化型の対象に入っているとわかっていれば、明確にやりやすくなるのです。
AIによるおすすめ機能がついている
次に紹介するコメントは、AIによるおすすめ機能がついているということです。これは、登録情報や検索履歴からAIがシステム的におすすめの求人案件を提案してくれるシステムになります。
親会社がビズリーチというだけあって、転職エージェントとしてのサービスも提供していますがヘッドハンティングの要素も備えています。そのため求人案件を探すスタイルもありますが、求人案件を待つスタイルも効果的な面があります。
AIによる提案システムは、この待つスタイルに一定程度適性があると思われます。AIの膨大なデータの中から提案された求人案件に興味を持った他の企業が、アプローチをかけてくるという可能性があるためです。
また長期的な視点で見ても、多くの人が行った行動なども分析されデータ化された上でAIに反映されているために、より自分にとって適切な転職活動ができるような情報を提供してもらえることもあるからです。
転職祝い金がもらえる
次に紹介するコメントは、転職祝い金がもらえるというものです。これは中小企業の転職エージェントの一部にある仕組みでもあります。
キャリトレを用いて転職することに成功した場合、転職エージェント側から一定の金額やギフト券を支給してもらうことができるというシステムになります。キャリトレの場合はアマゾンギフト券が5000円もらえるようです。
転職直後には何かとお金が必要になることも多いために、こうした仕組みを持っている転職エージェントを利用することは決して悪いわけではありません。
転職エージェント側としても、こうした制度を用意することによってより利用者の数を上げて、多くの人に利用してもらいたいと考えているためにお互いにとって利益のある仕組みになっているのです。
気軽に登録できる
次に紹介するコメントは、気軽に登録ができるという点です。これは、転職エージェントごとに大きく異なりますが、登録する情報が簡単であることによって好評を得ているという面があるようです。
キャリトレの登録は基本情報と希望条件、職務経歴の概要だけでよいためにすぐに使いたいと考えている転職希望者にとって好評のようです。
ただし基本的には詳細に登録をしないと、自分にとってまったく適性のない求人案件が届いてしまう可能性が出てきてしまいます。
またより詳細に登録していたほうが、キャリトレを利用して求人案件を出している採用担当者からの目に留まりやすいという面もあります。全く情報が登録されていない情報では、どのような人なのかわからないからです。
こうした点を踏まえて、気軽に登録できる点は確かに利点ではありますが、転職活動を成功させたいならばなるべく細かく登録する必要があります。
有名企業からのスカウトが多い
次に紹介するコメントは有名企業からのスカウトが多いという点です。これは、前述の求人の質が高いとも合致しますが、有名企業からのスカウトが多いことはそのまま質の高さを補完するものでもあります。
大手企業からのスカウトや、中小企業でもその業界でのシェアが一番と言った特徴のある企業の求人案件を扱っていることがキャリトレでは多いです。そのため、多くの転職希望者から高い評価を受けているようです。
スカウトが多いということは、そのままヘッドハンターからの一本釣りが相対的に見て多いために、結果として転職活動に成功しやすいという面があります。この面でも、転職希望者からの評判がよいようです。
有益なメールが多い
次に紹介するコメントは、有益なメールが多いという点です。これは、実際の転職エージェントとしての営業活動として、メールもきちんとした内容のものを送っているということを述べているようです。
通常の転職エージェントでは、確かにメールマガジンをはじめとする内容を一斉送信で送っていることが多いです。しかし、どの内容もその転職エージェントのサービスをより利用させるための広告であることが多くあります。
中には、常に募集がかかっている求人案件への応募を促すものもあります。これは、スポンサーとして出資している企業の求人案件を紹介しているものがあります。
ブラック企業の疑いが強いですが、スポンサーである以上むげに扱うことはできないためです。
これに対して、キャリトレのメールマガジンは内容が充実していることで有名のようです。転職活動の基本やこれに類した全般的に役立つ情報を積極的に掲載しているようです。
20代を主にターゲットとしている転職エージェントなので、そうした意味でも需要のある文章を作成して掲載していると考えられます。
担当者が親身に対応してくれる
次に紹介するコメントは、担当者が親身に対応してくれるという点です。これは、面談内容がヘッドハンティングのことなども考えた上で内容を提案してくれるという方針があるようです・
通常の転職エージェントでは、面談にたどり着くまでが既に難関であることが多くあります。若手の場合は、大手の転職エージェントでは有望な人材と見られないためです。求人案件を紹介しても転職に成功しないことが多いためです。
逆に考えると、優秀な人であれば、エージェントとしてもどのような企業を紹介しても一定程度の確率でうまくいき、紹介数を稼ぐことができるためです。
このため、エージェント自身がスキルアップなどに励む動機が薄れていくことになります。実際に面談している応募者が優秀であるために、そこまで力を入れなくても紹介することができるからです。
ヘッドハンティング方式を採用しているために、転職エージェントとしての性格とこのヘッドハンティングの性格の両面を備えているために、能動的にも受動的にも転職活動に取り組む事が可能になっているのです。
登録をすれば、自分から何もしなくても電話が入り面談の予定が組まれることもあるほどです。主体的に動かなければ基本的には動かない転職エージェントとしては、異例の素早さと内容で転職者のために提案します。
こうした転職エージェントとしての機敏さと、まっていればある程度のスカウトがくる可能性の双方を備えているためにキャリトレがよい評判を受ける理由になっているようです。
第二新卒や既卒者でもサポートしてくれる
次に紹介するコメントは、第二新卒や既卒者でもサポートしてくれるという点です。これは若手の求人案件を専門に扱っているキャリトレならではのよい評判とも言えます。
大手の転職エージェントでは、求人案件も多く転職エージェントも多くいます。しかし、その分応募してくる人も多くいます。
転職エージェントは多数いるとはいえ、物理的に応募してくる全ての人と面談してサポート体制を作ることはできません。そのため、何らかの基準で選別をする必要があります。
通常このような大手の転職エージェントは、既卒や第二新卒といった転職市場では価値を見出すことが難しい立場の応募者は相手にしません。前述の通り、ただでさえ経験が無く問題を抱えている場合が少なくないためです。
しかし、キャリトレはメインの応募者を20代と定めているために門前払いされることはないようです。
言い換えれば、応募者の経歴に縛られずきちんと対応してくれるということでもあります。求人案件に合致する応募者であれば、より深みのある対応と情報をもらうことができるようになります。
ただし基本的にはハイキャリア向けの求人が一定数あるのがキャリトレになります。そのため、こうした点は配慮する必要があるかもしれません。
キャリトレの悪い評判
では次に、キャリトレの悪い評判にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
多くはシステムの内容に起因するものや、親会社がビズリーチであることに起因する内容になります。
以下のようなコメントがあります。
- スマホからだとログインできない
- メールが多い
- 20代から30代向けの求人しかない
- サイトが使いにくい
- 全体的にハイキャリアの求人が多い
- 担当者で対応が異なる
- エージェントから聞いた求職内容と企業側の内容が異なっていた
- 転職する業界に対しての知見が不足している
では、各コメントについてみていきましょう。
スマホからだとログインできない
最初に紹介するコメントは、スマホからだとログインできないというものです。これは、システム的な不備のために使い勝手が悪い面を上げている物です。
多くの転職エージェントでは、スキマ時間で利用してもらうことを想定しているので、スマホからアクセスしても問題ない程度に使えるようにきちんと設計されています。
しかしどうやらキャリトレでは、スマホからログインが出来ないようになっているようでその点が多いに不評を買っているようです。
メールが多い
次に紹介するコメントは、メールが多いというものです。これは前述の有益な内容のメールが多いことに起因するものでもあります。
コメントによると、1日7件から8件ほどのメールが送られてくるようです。24時間換算で考えると3時間に1通送られてくる計算になるので、確かに転職エージェントとしては多い部類に入ります。
多くの転職エージェントでは、一日1通または午前に1通午後に1通程度の頻度でしかない為に、これらと比べれば極めて多いと考えられます。
それだけ情報を流したいと考えていることがうかがわれますが、一方で迷惑メール並みであると判断されてしまう場合もあるようです。
この点が悪いかどうかは人によって判断が分かれるところではありますが、このコメント内では情報量が多くなりすぎて全ての内容を読むのは疲れるので、多すぎるという趣旨のコメントを残しています。
20代から30代向けの求人しかない
次に紹介するコメントは、20代から30代向けの求人しかないという点です。これは、基本的にはキャリトレの運営戦略上、仕方のない点もあります。
キャリトレはあくまで特に20代を主なターゲットに指定して求人案件を収集して紹介しています。もともと高年齢向きの求人案件は集めていない為に、求人情報がないという結果になるのです。
このためもともとの特徴自体が、若手向けの求人しか扱っていないこと、であるために基本的には内容を正確に把握しないで登録した人のコメントであると考えられます。
サイトが使いにくい
次に紹介するコメントは、サイトが使いにくいというものです。これはスマートフォンからではなく、通常通りパソコンから使っているコメントからの情報です。
それによると、動きが遅いことやサイト内の設計が使いにくいという面があるようです。設計的な問題で、転職希望者の視点に立っていないものが多く、この点が不満であることが述べられています。
保有している求人数や転職エージェントとして提供しているサービスの質が利用人数に大きく左右することが多いのですが、サイトの使いやすさによっても大きくことなるようです。
全体的にハイキャリアの求人が多い
次に紹介するコメントは、全体的にハイキャリアの求人が多いというものです。このため、応募することが難しいことがコメント内で述べられています。
親会社がハイキャリアの求人案件を専門的に扱っているビズリーチである以上、確かにこの点は否めない感覚があります。一定の割合で、求人案件を流用していることは間違いないためです。
求人内容に限らず、ヘッドハンティングの方式もビズリーチとほぼ一緒です。あくまで対象としている転職希望者の層が違うだけで、サービスの内容や提供する方法はある程度は一緒である可能性が高いと考えたほうがいいかもしれません。
担当者で対応が異なる
次に紹介するコメントは、担当者で対応が異なるという点です。これはキャリトレのみならず、多くの転職エージェントで見られる点でもあります。
転職エージェントは、個人ごとに自分が持っている転職案件が異なります。その企業の転職エージェント全員が持っている案件もあれば、腕を認められた転職エージェントが特定の企業からの優良オファーを有している場合もあります。
前者は、いわゆるブラック企業をはじめとする常に募集をかけているような企業の求人である可能性が高く、後者は職務内容や待遇、福利厚生などの点で本当に優れた求人である可能性が高くなります。
そして、転職エージェントの交渉能力やアドバイスをする能力なども大きく個人差があります。企業では共通する研修などを受けさせることはあるものの、最終的には個人の営業に近い存在になります。
そのため、転職エージェントによっては対応の仕方や持っている求人案件が全く異なり、レベルの違うサービスになってしまうことが少なくありません。
この点はある程度運任せな要素もありますが、自分が転職希望者として応募した際にあまりよくない転職エージェントに当たったと感じたら、遠慮せずに違う人に変えてほしい旨をきちんと伝えることが大切です。
キャリトレの場合は優れた転職エージェントとヘッドハンティング担当者が多い傾向にありますが、先述のとおり転職回数を稼ぐことしか考えていないエージェントも存在しますので、こうした点は自らの経験と目で判断することが大切です。
エージェントから聞いた求職内容と企業側の内容が異なっていた
初めに紹介するコメントは、エージェントから聞いた求職内容と企業側の内容が異なっていたというものです。つまり、労働条件が完全に異なっていたということです。
転職活動においては、新卒の学生と違い社会に対する智恵を身につけている社会人が相手のために、露骨な募集条件の違いは無いことが多いです。しかし、一方で全く異なる場合もあります。
この場合には、エージェントが紹介したとある企業に対する労働条件と、実際に企業で働き始めた時に提示された条件が異なっていたために悪い印象を抱いたようです。
多くの転職エージェントは、応募者の転職を成功させることが最終的な目的であるために、実際の労働条件にはあまり配慮しない傾向があります。
実際の労働条件が悪かったらすぐに退職して、また応募者が来たらラッキーという程度の考え方の転職エージェントもいます。そのほうが、転職エージェントからしてみればまた新しい企業に紹介して数を稼ぐチャンスでもあるからです。
このような極端な考え方を持っている転職エージェントは、そう多くはありませんが中にはいることも確かです。
そのため、自分の感覚的にいまいち信用することができないと感じたら、転職エージェント自体の転換や人の変更をすることが最も大切なポイントです。
転職する業界に対しての知見が不足している
次に紹介するコメントは、転職する業界に対しての知見が不足しているという点です。これは、具体的な面談中において問題となることを表しています。
転職エージェントとしての経験が少ないために発生している問題の1つではありますが、面談をしている中で応募者が転職を希望している業界に対する知識が不足しており、これに起因する問題が発生しているようです。
具体的には、応募者の希望する業界に職務内容が類似している可能性のある業界や業種についての説明がなかったりすることがあるようです。
転職希望者は自分の人生を転職エージェントに賭けることになる一面があります。この程度の対応力しか備えていないのであれば、信用を失っていくこともやむを得ない面があります。
20代で転職を考えている人におすすめです
キャリトレに関するよい評判と悪い評判からどのような特徴を持っている転職エージェントなのかをまとめましたが、基本的には20代向けの転職エージェントになります。
そのため、それ以外の年齢層の人が応募しても転職に成功する確率は低いものと考えられます。
またハイキャリア向けの求人を多く扱っていることも特徴です。親会社がビスリーチであることもあって、基本的には平均以上のレベルの求人案件を取り扱っています。
このため、第二新卒や既卒でも利用すること自体は可能であると思われますが、転職を無事に成功させたいと考える場合にはあまりおすすめできないかもしれません。
こうしたさまざまな点を配慮した上で、利用する転職エージェントを選択するようにしましょう。
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