高卒フリーターの就活の強み&フリーターで居続ける人生の厳しさとは

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多くの人は高校を卒業してから、人生の中で初めて進路の選択を迫られることになります。就職するか進学するか、という選択です。

地方の高校生などは、実家の家業などを継ぐ関係で一時的に地方企業に就職して経験を積み、そのまま家業を継いだり仕事を継続する場合が多いようです。

都会の高校生は、進学することがほぼ当たり前に求められる環境なので大学や専門学校に進学する場合が多いです。

これらの進路は、どれもそれぞれの各人の事情を考慮する必要があるため、どれが良い悪いと一概に言うことはできません。

では、高校を卒業してフリーターとして人生を過ごしていく場合はどうなのでしょうか。

好きな時間に好きな仕事をして、自分の望むように生活をすることができます。これらは、大きなメリットですが、将来的にはフリーターを続けることはできるのでしょうか。

この記事では、これらの点を含んで高卒でフリーターになった場合のさまざまな点についてまとめました。

高卒フリーターの就職におけるメリットとは

初めに高校を卒業してフリーターになった人にはどのようなメリットが存在するのかを見ていきましょう。

多くのメリットは通常のフリーターにも共通するものですが、中には高卒のフリーター独自のものも存在します。以下のようなメリットがあります。

  • 仕事を選択する自由がある
  • 責任が少ない
  • 働く時間を決めることができる
  • 若いために採用されやすい

では、それぞれのメリットについて見ていきましょう。

仕事を選択する自由がある

最初に紹介するメリットは、仕事を選択する自由があるということです。これはフリーターのみが持っている自由な点でもあります。

正社員として一度就職をしてしまうと、職場の人間関係が苦しかったり仕事のノルマが厳しいなどの理由があってもそう簡単には辞めることができません。

しかしフリーターは多くの場合アルバイトとして勤務しています。つまり、こうした点が嫌であればすぐに辞めることができるのです。このような意味で、仕事を選択する自由があると言えます。

また、正社員には多くの職場で職務専念義務があります。つまり副業をしてはいけない、という規定があるのです。法律的には問題がないのですが、正社員の場合は自分のクビがかかっている以上、そう簡単に破るわけにもいきません。

隠れてやろうとしても税務処理上の点から、相当の対応を自分できちんとして対策をしないと容易くバレてしまうためです。

フリーターはこの点においても優れています。アルバイトをしながら、クラウドワークスなどで副業として稼ぐことも何も問題はありません。結果的に、正社員の給料を上回る給料を得ることができている人も大勢いるのです。

また仕事を選択できるという立場は、自分が取り組む仕事の量を調節できるという意味合いもあります。稼ぎたい時には多く働き、そうでないときには休むというようにスケジュールの調整ができるのも、フリーターの特権の1つと言えます。

このような観点から、仕事を選択する自由に大きなメリットがあると言えるでしょう。

責任が少ない

次に紹介するメリットは、責任が少ないという点です。これもまた、仕事をして行く上でフリーターが持っている大きなメリットです。

仕事をこなしていく中でさまざまな場面で責任を取ることが少なくありません。飲食店などの場合は、正社員は店長を兼ねていることが多いので何かクレームがあった場合は、矢面に立つ必要があるなどの形で責任を取る必要があります。

また、一般のサラリーマンの場合でも自分が担当した商取引には責任を持って対応し、きめ細かくカバーしなければならないという事情もあります。こうした、仕事に対する姿勢を強く求められる立場が正社員という立場でもあります。

この点、アルバイトの立場であるフリーターはこうした面倒なことを担当する必要がありません。基本的に責任と権限を持っている正社員に任せてしまえばいいので、仕事をする上では気楽に行うことができます。

よほど重大で故意の失敗でない限りは、減給などの実質的に問題のあるペナルティを課されることがないのは大きなメリットです。

働く時間を決めることができる 

次に紹介するメリットは、働く時間を決めることができるという点です。これも、時間制でアルバイトとして勤務することが多いフリーターだからこそできるとも言えます。

正社員は、8時間労働を基本として時には残業もしなければなりません。ひどい場合にはその残業代が支給されないサービス残業であることも決して珍しい話ではありません。

この点、アルバイトは時給制であるために基本的に働いた時間に対してのみ給料が支払われる構図になっています。そのために残業が発生しないことが大きなメリットです。

自由に働く時間や日数を決めることができるので、その分自分のプライベートを確保することも可能です。稼ぎたい時には多く働き、休みたい時には全く働かないようにするといったこともできます。

このような時間面で融通が効く点は、正社員にはない大きなメリットと言えます。

若いために採用されやすい

次に紹介するメリットは、若いために採用されやすいという点です。これは高校を卒業して、まだまもない若いフリーターのみの特権になります。

フリーターが担当することになるアルバイトの仕事は、単純労働かつ肉体労働であることがほとんどです。若いということはそれだけ体力があり多少の無理はできるということになるので、上の年代よりも採用に関しては有利になります。

また、正社員をはじめとする現場クラスの上司から見た場合に、年代が低いということはさまざまな指示を飛ばしやすく使いやすい人材であることの証明にもなるので、従順でさえあれば採用されることはそれほど難しくはありません。

すぐに稼ぎたいと考えていてもなかなか職業にありつけないパターンは、フリーターであっても少なくないのでこの点もまた魅力的なポイントであると言えます。

高卒フリーターのデメリットとは

それでは、次に高卒フリーターのデメリットについて確認していきましょう。こちらでは、特有のデメリットはほとんどなく、多くのデメリットは一般のフリーターに共通するものになります。

むしろ若い分可能性が残されているので、通常のフリーターに比べるとデメリットは若干少なめになります。

それでも、多くのデメリットが存在しいくつかのデメリットは致命的な物にもなります。以下のようなデメリットがあります。

  • 社会的信用がない
  • 将来が不安定
  • キャリアにならない
  • 若い時しか稼げない
  • 昇給やボーナスがない
  • イメージがよくない

では、それぞれのデメリットについて見ていきましょう。

社会的信用がない

初めに紹介するデメリットは、社会的信用がないという点です。これは高卒のフリーターの場合、すぐには実感することはありませんが徐々にその点を感じさせる部分が出てきます。

高校を卒業してハタチになると、クレジットカードを持つことがあります。この点ではフリーターは大学生と比べて既に働いていることが多いので、一般的なクレジットカードであれば持てる場合がほとんどです。

しかし、フリーター生活を続けて数年後程度から社会的信用がなくて出来ないことが発生してきます。それはローンが組めないということです。

大学を卒業して正社員になった人には、収入面と立場がある程度保証されているため最初は車のローン、続いて家のローンを組んで買うことがあります。どちらも、正社員であれば一定の安定雇用が見込まれるために利用することができます。

しかし、フリーターはこの安定雇用の面では大きく劣るためにこうしたローンが利用できないことが多々あります。信用情報という面で正社員に大きく劣っている評価をされてしまうパターンが非常に多いのです。

こうした点が、将来的に何か大きな買い物をしたいと思った時に足枷となってしまう可能性が極めて高いのです。

将来が不安定

次に紹介するデメリットは、将来が不安定という点です。これにはいくつかの点があります。

まず一番代表的な例として、景気が良くない時に行われるリストラの対象になってしまうことが極めて高いことです。

企業は、アルバイトやパートなどの雇用をいつでも解除できる人たちを調整弁にしていることが多いです。正社員ですらクビになる可能性のある時代ですが、そのような場合でもまずアルバイトからリストラをして行くことが多いです。

また、契約期間も半年から1年単位の有期契約であることが多いために何らかの事情で、人材が余分になった場合にもこの期間で契約終了という形で雇用が打ち切られてしまう場合があります。

次の例としては、年金や各種社会保険の費用を自分で全て負担しなければならないという点です。

正社員の場合には、企業が社会保険費用の半額を負担してくれるシステムを取っています。家賃の補助や遠隔地手当などのさまざまな手当てがあるために、経済的恩恵が極めて大きいものがあります。

しかしアルバイトであるフリーターにはこれらの恩恵が全くありません。そのために、年金や社会保険料を自分のアルバイト代から全額出す必要があり、毎月かなりの出費を求められることになります。

このような点から、フリーターは短期間であれば問題はないものの将来的には不安要素が強まっていく傾向にあります。

キャリアにならない

次に紹介するデメリットは、キャリアにならないという点です。これは、アルバイトとして働いている期間を評価してくれる企業は、原則ないという意味です。

正社員として働いている場合は、どのような業種や職種であれその働いた期間がキャリアとして認知されることが多いです。事務職で何年、営業で何年働いたといった記録は、その人の経験を表すので転職の際に有利に働きます。

一方、アルバイトの経験は例え何年やったとしてもその働きが転職や就職する際に評価されることはありません。なぜなら、アルバイトの仕事には責任がないと見なされるからです。

実際にはアルバイトのリーダーなどを務めるという形で一定の責任を負う立場にある人も少なくありません。しかし、正社員で働いていないということは責任を負う立場で働いてはいない、と対外的には見なされてしまうことが実情です。

このため、アルバイトとしてどれだけ専門性の高い仕事をしていても全く評価されないために、長い目で見ると就職や転職に大きな影響を与えます。

若い時しか稼げない

次に紹介するデメリットは、若い時しか稼げないという点です。これは、高卒からフリーターを続けていくと本気で考えているならば重要な点です。

フリーターは基本的に責任ある仕事を任されることはほとんどありません。多くは単純労働で誰でもでき、ルーチンで決まったことをこなしていく仕事です。これに体力が要求される場合もあります。

つまり若い時にしかできない仕事なのです。

高校を卒業して20代のうちはまだ多くの場所でアルバイトとして採用され勤務することができます。しかし、これが30代40代となるとどうでしょうか。

多くは徐々に採用されなくなっていきます。その理由は、上記のような理由のほかに年代が上がるにつれて指示を出しにくく、使いにくい人材として認知されるためです。

飲食業などでは20代の正社員が40代のオジサンに指示を出すことも珍しくありません。こうした意味でも年齢的な逆転現象が発生することもあるために、極めて使いにくい面もあります。

このような理由から若い時には稼ぐことができても、年齢が上がるにつれて徐々に稼げなくなっていくことが大きなデメリットになります。

昇給やボーナスがない

次に紹介するデメリットは、昇給やボーナスがないという点です。給料の具体的な中身ですが、この点は長期的視野に立つと大きな差を生みだします。

正社員の場合には、年1回数千円程度は昇給があります。勤務期間や査定期間の評価や実績によって差が出る場合がほとんどですが、それでも特別な懲戒などを受けていない限りはいくらか昇給をして、ボーナスをもらうことができます。

アルバイトの立場であるフリーターには、この点が全くないことが大きなデメリットになります。昇給はある場合もありますが、あっても10円から数十円程度のレベルにとどめられています。

アルバイトの人数は、正社員に比べれば膨大な数がいるために10円昇給させるだけでも、経営層から見れば大きな人件費の負担増に繋がるためです。正社員だけを数千円挙げたほうが、総合的には安く収まってしまう場合もあります。

ましてボーナスは、給料の1カ月分から数カ月分を1人の社員に支給することになります。そのため、アルバイトに支給するような企業はほとんどありません。例外として、大入り袋に数千円入れて支給するというパターンがある企業もあります。

イメージがよくない

次に紹介するデメリットとして、イメージがよくないという点があげられます。これは、社会的信用とも被りますが、こちらはプライベートな範囲において被ってしまうデメリットのポイントです。

フリーターはどうしても悪いイメージを持たれがちです。十分に稼いでいても、安定しておらず責任がない根なし草というイメージを持たれてしまうために、女性との付き合いをはじめとする結婚において大きな影響があります。

結婚をすれば将来的に多額のお金と相応の社会的地位が求められます。フリーターはどちらも満たさない場合が多いために、敬遠されることが多いのです。

また、友人や知り合いなどの周りの人からも軽く扱われてしまいます。責任感がなく将来のことについて何も考えていない人物、と見なされてしまうことが多くあります。

この点は自分がこのような扱いを受けても気にしないのであれば問題はないのですが、現実にはこれが収入や生活のレベルに大きく影響を与えるために全く無視するわけにもいかないことが大きな問題になります。

フリーターで居続けると最終的にどうなるのか

このようなさまざまなメリット、及びデメリットを備えているフリーターですが高卒で若い分、今動けばまだ救いがあります。しかし、このまま何もせずにフリーターで30代40代と年齢を重ねていくとどうなるのでしょうか。

大きく分けて、次の3つの特徴が現れます。

  • 収入に大きな差が出る。
  • 人生の選択が制限される
  • 老後が不安

では、それぞれのポイントについて見ていきましょう。

収入に大きな差が出る

初めに紹介するポイントは、正社員と比べて収入に大きな差が発生するということです。最終的に突き詰めれば、ほぼ全てがこの理由にたどり着きます。

大雑把に分けると、正社員の収入の平均とフリーターのそれを比べると、フリーターは正社員の30%程しか稼ぐことができません。

このため高卒からフリーターを続けていくと、生活のレベルやお付き合いの範囲、旅行をはじめとする趣味や娯楽を極めて制限していく必要があります。

貯金することも困難になる場合が多いので、医療費などのお金をためておかないと自分の体に何かあった時に、どうしようもなくなってしまうことも多くあります。

収入面で極めて大きな差が発生してしまうので、自由な分金銭的には苦しい生活を送ることになってしまいます。

人生の選択が制限される

次に紹介するポイントは、人生の選択が制限されるという点です。これもまた、究極的には十分な金銭が稼げないことによって発生する要因です。

住む場所を確保することができなかったり結婚ができなくなる、というようなことが典型的な例です。

また、進学することも大きな制限内容になります。ひとたびフリーターとして社会に出てしまうと、もはや学生ではなくなってしまうので自分の力でお金を稼いで生活していく必要があります。

そのため、学費を親に出してもらうという日本では当たり前のことに頼れなくなってしまう可能性も少なからずあります。

そして、何より新卒の就職活動に代表されるように正社員の仕事は基本的に大学を卒業していることが前提となっています。高卒の募集もありますが数はあまりなく、給料も大卒に比べれば安く抑えられている場合がほとんどです

こうしたさまざまな局面における選択が制限されることになります。

老後が不安

次に紹介するポイントは、老後が不安であるという点です。これは、最終的にフリーターを40代50代に至るまで続けた場合の大きな問題点になります。

40代はともかく50代になると、ほぼアルバイトで採用してくれるところは無くなります。特別なスキルを持っている場合は別ですが、基本的にはアルバイトの仕事は単純労働か肉体労働になります。

当然50代であれば、体力的には20代30代の若者には敵いません。必然的に仕事は減ってくることになります。

そしていずれは、働く場所が無くなればフリーターの場合は収入が途絶えることになります。こうなると、最終的にいきつく先はホームレスか生活保護を受けて細々と生活をすることになります。

ただし、今現在の行政の政策では生活保護はなるべく受けさせないという方針で進んでいるために、生活保護を受けることは簡単ではありません。

このような事情と環境から、働けるうちに正社員の職を得ておかないと老後に極めて厳しい生活を送らなければならなくなってしまいます。

高卒のフリーターが就職する際には

それでは、上記のような悲惨な目に会いたくないと考えた人が正社員の職業に就職する場合にはどうすればよいのでしょうか。

はっきり言って条件的には厳しくなります。特に都会においては正社員の職業は基本的には大卒で占められています。高卒の学生が入り込む余裕はあまりありません。

しかし高卒の人に備わっており、大卒の人にないものがあります。それは若さです。

高校を卒業したばかりであれば18歳なので、未成年でもあります。しかし言い換えれば若いので、体力仕事も担当することができどんどん新しいことを覚えていける年齢でもあります。

そのため、職種や業種によっては高卒の人を専門に募集しているところもあります。

また、新卒の大学生以外の立場の応募者を専門に扱っているリクールートサイトもあります。こうしたところを利用して、職歴がない期間が大きくならないうちに就職することが大切です。

高卒の人がフリーター期間を経て就職する場合によくある業界は、飲食業や事務職、肉体労働系の業界です。基本的に頭脳労働ではなく肉体労働になるので、そのあたりの覚悟は求められることを覚えておきましょう。

高卒フリーターはかなり厳しい人生になる?

このように高卒のフリーターは普通のフリーターと同様に、そのまま過ごしてしまうとかなり厳しい人生を送らなければならなくなります。

生涯の収入が、正社員の3分の1しかない上に社会的な信用度がほとんどないために、クレジットカードやローンの審査が通りにくく、さらに結婚などの人生の重大な局面にも大きな支障があります。

しかし、高卒のフリーターには一般のフリーターに比べて若さがあることが最大の特徴にして、たったひとつの有利なポイントになります。

学歴は大学を卒業して初めて他人から認められるものなので、高卒の段階ではほとんど評価されないことに注意が必要です。

そのため、高卒の段階でフリーターである人が誇れることは、どのようなことにでも対応できる若さだけであると言えます。

高卒で就職することは、大学を卒業してから行う新卒や第2新卒、中途採用よりもスキルや経験が全くないために、極めて厳しい活動を強いられることになります。

そうならない為にもできるだけ大学などに進学をするか、高校卒業時点で就職先を決めるようにして、高卒でいきなりフリーターはなるべく避けるようにしましょう。

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