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KDDIの採用試験対策。選考ごとに企業が求める人材になりきる!
KDDIは、通信業界では大手に入る企業です。十分ネームバリューのある企業です。KDDIは、今では携帯電話のauを運営していますが、そのほかにも格安スマホなどのUQ mobileもKDDIが実質的に運営しています。
そういった企業ですから、当然人気も出てきますし、倍率も高く狭き門になることは間違いないでしょう。ただ、その他は何をやっている会社なのかというのは見えにくい業界でもあるので分かりにくいことも多いです。
実際は携帯電話だけではないですし、さすがに企業に応募したとしてもどんなことをやっているかぐらいはしっかり理解していなければいけません。
ここからは、そんなKDDIを希望されている方に採用されるにはどうしたら良いのか、知っておくべき情報をできるだけ多く伝えて行きたいと考えていますので、参考にしてもらいたいです。
▼目次
KDDIの企業としての特徴
もともとは、2000年に第二電電(DDI)、ケイディディ(KDD)、日本移動通信(IDO)の3社が合併して株式会社ディーディーアイとして発足しました。
また、合併時より通称として使ってきた「KDDI」を2001年4月に正式に社名として「ケイディーディーアイ株式会社」に社名変更して2002年11月に現在の「KDDI株式会社」に変更しました。
展開している事業は意外と多い
事業としては、国内・国際通信全般を手がけていて、主なものとしては、
- 法人向け専用サービス、個人向け光ファイバーなどの専用線
- マイライン登録が可能な中継電話や国際電話、フリーコールなどの固定電話サービス
- 携帯電話
- インターネットプロバイダ
- 衛星電話
などの電気通信役務を行なっています。
しかし、それだけではなく、各地のケーブルテレビ局に提供するケーブルプラス電話もKDDI、ネット銀行のはしりのひとつでもあるじぶん銀行、UQコミュニケーションズ、au損害保険なども運営しています。
実に幅広く事業を展開していますが、そこにはやはり固定回線と携帯電話に関連する業務に特化しているという一面もあります。
携帯電話を持っていれば、携帯端末上で振り込みや各種送金が全て行えるようにすることができたら良いな、自転車保険など携帯を持っているお子さんが使いやすいものをKDDIで請求をまとめれば便利だなどが集約させているということです。
ですから、携帯電話で今で言えばスマートフォンでできることを全てKDDIでできるようにすることができれば一番いいという考えのもとにいろいろなものを生み出しているということになります。
KDDIは、通信の力で日々の生活を豊かにすべく「生活革命」をテーマに掲げています。固定回線と移動通信回線を共に持っている唯一の企業ですので、より独自性の強いサービスを提供できるということです。
ちなみに、NTTドコモは移動通信のみで、固定回線はNTT東日本・西日本の回線を利用していますが、同じNTTグループではあるものの、あくまで別会社ですので、KDDIとは異なります。
KDDIが求める人物像とは?
KDDIが求めている人材はどんな人なんでしょうか?
企業としては、心をひとつにして共有して実践していくことによって、顧客に対して感動を届けて、コミュニケーションを基盤とする豊かな社会の実現に全力を尽くしていくという方針です。
そのためには、高い志を持ち、具体的目標を立てて、絶対に達成するという強烈な願望を持ち、成功するまで諦めずにやり抜き、そして達成した喜びを分かち合うということを仕事の流儀としてあげています。
また、自分の可能性を限定することなく、学生時代に培った知識や経験を存分に活かしていろいろなことにチャレンジしてほしいとKDDIでは考えています。
KDDIは
- 具体的な目標を立ててやり抜く力のある人
- 周囲と真摯に向き合い、思いを一つにし、変革を進めていく人
を求めています。新たな道を開くことは決して容易ではありません。何かを成し遂げたいという強い気持ちを持って挑戦したいという気持ちがあれば是非応募してみると良いでしょう。
やはり、世の中がここまでインターネットを利用した生活になってきているという事実がある以上、そこから何ができるのか、何をしなければいけないのかを常に追い求めなければ生き残ることができないということです。
生き残るためにも新しい道を切り開くというのは決して楽なことではないですが、それを決して諦めないで前に少しずつでも進められる人を企業が求めるのはある意味当然かもしれません。
そして、既存の社員では発想できないようなことを新たな力が風を吹かせてほしいという気持ちを企業としては求めていくということなのでしょう。
まして、インターネットはもう大きな社会インフラのひとつになっていますので、それをどう生かすのかを考えていくのは通信網を企業として展開している以上は大きな責任とも言えます。
企業が最終的に求めている人物像というのは、
- チーム一丸となり、社会が豊かになることに対して貢献できる人
- 掲げた目標はそれに向けて最後まで絶対にやり抜く強い意志を持っている人
ということが言えるでしょう。
実際の採用試験、プレエントリーからエントリーシート提出まで
では、KDDIに応募してから内定までの選考過程について見ていただきましょう。
- プレエントリー
- エントリーシート(書類選考等も含む)
- 模擬面談
- 二次面接
- 三次面接
- 最終面接
- 内定
このパターンはあくまで一例ですので、場合によっては変更になる場合も当然ありますのでご注意ください。
まずプレエントリーで、申し込みをして本エントリーに進めていきましょう。
エントリーシートにおいて、出題してくる意図はいたって明確で、それは何かと言いますと、
- なぜあなたは通信業界を選んだのか?
- そして、なぜその中でもKDDIなのか?
ということです。
KDDIは携帯電話で比較するとわかりやすいと思いますので、それを例にして説明しますが、NTT docomo、SoftBank、auの3つの携帯大手キャリアで比較するとauのKDDIは2位につけています。
NTT docomoとは若干の開きがあるので、それを少しでも縮めたいという気持ちがありますが、そこよりもSoftBankには負けたくないという気持ちが尋常じゃないまでに強いのがauを展開するKDDIなのです。
SoftBankが相当な追い上げを見せていた時期がありました。まだ、auがiPhoneを導入する前は、これでもかというぐらいiPhone目当てにSoftBankに乗り換え(いわゆるMNP)する人がいました。
地域によっては、SoftBankの方がユーザー数が多い時もありました。そう言った苦汁を舐めた経験からiPhoneを導入せざる得なくなったとも言われています(それはNTT docomoも同じですが)。
iPhoneをのちに導入してからというもの、auは当時まだiPhoneを導入していなかったNTT docomoは特に何もしなくてもauに乗り換えをしてきていました。
しかし、SoftBankのユーザーを是が非でもauに戻したいという思いがかなり強かったので、そこにスポットを当てた徹底した戦略を立てていました。その結果、かなりのユーザーが戻ってきたという経緯も実際あります。
もうあの時のような思いは絶対にしたくないというのがKDDIの根幹にはあります。
ですから、通信業界で働きたいという強い意思を持っていることはもちろんのこと、その中でもなぜNTT docomoやSoftBankではなくKDDIなんだということにはかなりの強いこだわりを持っているということです。
そのため、あえてKDDIにしたんだという強い思いをエントリーシートでアピールするということが非常に大切なことであると考えておくべきです。
エントリーシートにて就職希望者に対しての設問はこのようなものでした。
- KDDIであなたが実現したいことを教えてください(100文字)
- なぜ KDDIで実現したいのか、入社後のキャリアパスを踏まえて教えてください(300文字)
- あなたがチームで力を入れて取り組んだ経験について、自身の役割を踏まえ教えてください(300文字)
最初から、この業界でという大きなと言いますかやんわりとしたような聞き方は一切していません。 KDDIに入社してという極めて狭い中で問うています。
ここに KDDIという企業の意地と言いますか、熱い気持ちが出ていると言えるところではないでしょうか。それだけ、その強い思いをどれだけ出せるかが重要です。
先ほども触れましたが、あえてKDDIで働きたいという気持ちが大前提にあり、チームで一丸となり、その上で社会に貢献し、目標には絶対に諦めず前に進める熱い思いを持っていることを前面に出しましょう。
筆記試験について
KDDIでは、筆記試験については、WEBテストを採用しています。WEBテストでも多くの種類が今ではありますが、 KDDIにおいては自宅で行う「玉手箱」を採用しています。
玉手箱とは、日本エス・エイチ・エルという適性検査の試験を行なっている企業が提供するWEBテストとなっています。
自宅で受験するWEBテストとしては国内最大シェアを誇っていて、大手企業や人気のある有名企業などでも積極的に採用されているものです。ですから対策はしっかりしておかないといけません。
試験内容は、言語、計数、性格の3種類です。英語は採用されていません。時間はトータルで1時間程度です。
玉手箱というテストは、言語でも非言語でも各3種類が用意していて、性格診断もいくつかのパターンを持っているというかなり特徴的な一面を持っています。
それに応じて、各企業がそれぞれ選択をしてして企業としてのオリジナティーの筆記試験を作っていますので、どこを受けても同じというわけでは決してありません(同じ場合もあり得ます)。
過去の先輩の体験談などをよく見て、傾向を確認した上で対策をしておくようにしておきましょう。内容のを取り入れることもありますし、部分的に出してくることも十分に考えられます。
また、非言語の試験の中でもひとつの種類の中でも複数種類が存在する場合もあります。
例えば、通常「図表の読み取り」は29問15分ですが、問題数が増えて35分のタイプもありますので、いろんなパターンがあるということを覚えておいた方が当然有利です。
過去の試験では、言語については、大問が8つあってそれぞれに4問ずつの関連問題だ出されるようです。文章に対しての正誤を導き出す設問となっています。
一方、非言語の出題は表やグラフの読み取りで30問、パーソナリティーは全部で68問となっていました。
参考までに、玉手箱には他の試験とは違っているところがいくつかありますので、そこを少し見ていただきましょう。
同じ問題形式での問題の種類は1つのみ
この玉手箱の大きな特徴のひとつとしては、同じ問題形式であれば、問題は1種類しかないということが挙げられます。
これを有利と捉えるかどうかは難しい判断ですが、対策が打ちやすいということで見ると、むしろ誰でも高得点が狙えるということでもあるので、絶対に失敗できないということでもあるのです。
一問に費やすことのできる時間があまりに短い
もうひとつ玉手箱の特徴として挙げられるのは、1問あたりの解答時間が非常に短いということです。それぞれの問題形式を前もって押さえた中で短時間にいかに効率良く問題を解いていくかが大切です。
受験勉強ではあまり出会うことがない問題がある
玉手箱で出題される問題は実は、受験勉強などではあまり出てくることのない問題が多いと言われているので、戸惑う人も多いようですが、対策をしっかりしておけば問題ありません。
結果は概ね2週間程度でメールで送られます。一部選考ルートが異なると変わる場合もあるようです。
面接試験について
面接は、模擬面接から始まって、最終面接まで計4回行われています。人によって異なるのかなどは何とも言えないですが、多かったとしても4回というところだと思います。
では、それぞれの面接の概要について見ていただきたいと思います。
模擬面接→エントリーシートと筆記試験が優遇されるかどうかの分かれ道
一次面接という言葉を使わず、あえて模擬面接と呼んでいるのは違和感を感じるかもしれませんが、そこはおいおい見ていただければわかっていくことになると思います。
この模擬面接は実質的な一時面接の位置付けは持っていると認識しておくべきであると考えます。なぜなら、この面接でいい評価が出れば、エントリーシートと筆記試験で優遇されるらしいのです。
優遇というのがどこまでのものかはなんとも言えませんが、この模擬面接の後にエントリーシートと筆記試験があります。
そこで多少点数が低かったとしても、志が高いという人はある程度のアドバンテージをくれるということなのだろうと考えられます。
ただ、裏を返せば、この面接で良くなくても、実際にエントリーシートや筆記試験で再度頑張れば、元に戻れるということです。
ですから、本選考に乗るための再チャレンジができるということと考えれば、そこまで意識してかからなくてもいかもしれませんが、いい結果が出ればそれはその方がもちろんいいに決まっています。
ポジティブに考えれば、KDDIの雰囲気などもここで掴めるということを考えればいい機会と捉えることはした方がいいかもしれません。実際に聞かれた内容は以下のものでした。
- 学生時代に頑張ったこと
- 就職活動の軸は何か
- 志望理由とそれがKDDIでなければいけない理由
- KDDIと他社との比較
- 入社したら何がしたいか
- チームで成し遂げた経験の有無、その際のモチベーションは何か
- 地方配属でもいいのか
- 自己PRや逆質問など
面接時間は概ね30分ということで、30分でここまで聞いてくるかという感じですので、結構しっかりまとめあげておかないと大失態を犯すことにもなり兼ねません。
しかし、見てもらってもわかるように、おそらくエントリーシートで聞かれる設問をここでほぼ聞いてきている印象です。
やはり、個ではなくチームで何をしたのかということと、それがKDDIでなければいけない理由がメインで聞かれています。ここは徹底したこだわりがあると見て取れます。
結果は、1週間から2週間程度でメールにて送付されますが、中には2~3日で結果が送られてきたという方もいらっしゃいます。
二次面接→ここから本格的に選考が進んでいく
二次面接は、企業側2人に対して学生さん一人の個人面接になります。時間は45分程度というところでしょうか。ただ、ここでも特徴的なことがあり、面接後四則演算のWEBテストがあります。
WEBテストは、落ち着いて解答すれば全問正解できる程度のそこまで難しいものではありません。しかし、そういった比較的容易な問題だけに油断は禁物です。
さて、肝心の面接ですが、面接官によっても多少の違いはあるかもしれませんが、「自己紹介や志望理由、学生時代に頑張ったことなどは聞きません」と断言されてからスタートすることが多いようです。
実際に質問されている内容は以下のようなものでした。
- 他に受けている会社とそれぞれの選考状況
- サークルや部活動などでの活動内容や自身のポジション、辛いことがあっても辞めなったか原動力など
- アルバイトを始めた経緯、大変だったことや対立した時の対処方法など
- 苦手な人に対してどう向き合うか
- サークルやアルバイトから何を学んだか
- 周りの人と協力してどのように協力して課題に取り組んでいったか
- 就職活動をしていく中での軸と、その軸がなぜKDDIなのか
- 一貫性がない別の業界を受けている理由は何か
- 面接に来て新たにKDDIについて気づいたことは何か
- 一番自分が変わったと感じる瞬間はいつでどんな経緯だったのか
見ていただければわかるように、かなり突っ込んだことを聞いて来ています。どの企業を他に受けているかや選考状況など詳細を聞こうとしているということは、内定辞退のリスクを相当考えていると思われます。
また、人間関係についてもできるだけ細かい場面設定された上で質問をしていることも企業内で起こりうることに対応できるかを見ているということも見えてきます。
そして、やはりここでも「なぜそれがKDDIなのか」ということです。それだけKDDIに入りたいならここのところは突かれても仕方ないと言いますかある意味当然でもあります。
やはり熱い気持ちを持っている人を探しているんだなというのはひしひしと感じざるを得ません。あと、逆質問もできる場合もあるようです。
結果は概ね1週間~2週間程度で電話での連絡が多いですが、中には、メールで来たり、2~3日で結果を伝えられたという人もいます。
三次面接→ここが最難関と捉えるべし!ある意味最終面接なのかも
あとで最終面接もありますが、ほぼ入社に対しての意思確認の場のようなものなので、三次面接が実質上の最終面と考えればよいのではないでしょうか。実際にこの三次面接が最終面接になったという方もいらっしゃったようです。
面接は、ほとんどの方が企業側3人に対して学生さん1人という個人面接であるようです。
面接の前には同じ時間に集合された学生さん同士で談笑するようなアイスブレイクがあったりしますが、実際緊張しすぎて笑顔も引きつってしまうかもしれませんね。
企業側のメンバーはやはりかなり年次の高い方や、部長・役員クラスが入ってきていました。中には、若い方が混ざっているという場合も見受けられました。
質問内容については、二次面接までの内容とほぼ同じことですが、ということは、質問に対しての一貫性がちゃんとあるのかということをしっかりと見ているという裏返しにもなるわけです。
今まで出てこなかったような質問をピックアップしてみると以下のようなことがあります。
- ドコモやソフトバンクは受けているのか
- KDDIは第一志望なのか第一志望群ではないのか
- 周りの人からなんて言われているか
- 短所を直したいと思っているか
- 学生時代に周りと接する上で心がけていたこと
- 最近の KDDIに関わる気になるニュースはあるか
やはり、なぜ KDDIなのかについては、毎回必ず聞かれているようです。そこまで何回も聞かれるには何か理由があるかはわかりませんが、芯がしっかりしているか、一貫性があるのかなどを見ているのでしょうか。
最終面接→面接だけどほぼ意思確認の場
最終面接は、企業側1名に対して学生さん1名の完全個人面接です。最終面接とは言いますが、ここはほぼ入社に対しての意思確認の場と考えればいいのではないでしょうか。
面接時間も10分程度で面接官も三次面接の時にいた面接官の一人であることがほとんどです。部屋に入るや否や内々定であることを伝えられて、率直に今どんな気持ちかを聞かれるということです。
そこに合わせて、他社の選考状況がどうなっているのかなどを聞かれるようです。あと、三次面接の感想を聞かれたり、逆質問の時間ももらえて不安なことを聞いておくこともできます。
完全に入室した瞬間から祝福ムードですし、終始和やかに時間が過ぎていきます。三次面接の時の圧迫感とは真逆な雰囲気だったというのはほとんどの方が感じているようです。
KDDIの採用に向けた近年の動きや近年の現状
KDDIでは、新卒の募集に際し、ちょっと特徴的なところがあります。
例えば、2019年4月入社の場合、2015年4月~2019年3月に大学、高等専攻科を卒業大学院修士・博士課程を修了していることが条件になっています。
近年、第2新卒などの言葉も出ているようにそういったある程度に幅をつけてもらえているのはもしかすると多くできてきているかもしれません。でも過去5年間というのは幅がある方ではないでしょうか。
ここまではまだあり得ることかもしれませんが、もしそうであったとしても、正社員で就業経験がないことが条件になっているところがまず普通ではないかと思います。
しかし、KDDIでは「既卒者も応募可能。就業経験は問いません。」と記載されています。もちろん、大学や専攻、国籍、性別など一切問いませんとの記載もあります。
ここであまり見かけないところは、「就業経験は問いません」というところです。新卒採用の場合、仮に契約社員やアルバイト経験は許されます(就職浪人になってしまい働かないといけない方はいますので)。
しかし、就業経験は問いませんということは、正社員で働いていても大丈夫ということです。普通なら中途採用、転職ということになるのですが、新卒として入社できるというのは極めて珍しいと思います。
それだけ、色々な経験をしてきている人をできるだけ多く採用して企業として活性化させたいという意思の表れなのではないかと考えるのが妥当ではないでしょうか。
こういったところは、非常に好感の持てる企業と見ることもできますし、就職浪人になってしまった人はもちろん、一度は就職してはみたけれど、何か違和感があるという人にも再チャレンジの機会がもらえるわけです。
しかも、それを叶えてくれるのが、これだけの大企業であれば、入社したい人からしてみれば、夢も膨らむといったところでしょう。こういった企業がもっと増えると良いですね。
さて、ここ数年の就職戦線を見ていますと、通常の就職活動で内定を目指すパターンだけではなく、何か秀でているものを持っている人を採用するといったユニークな手法を取り入れているところも増えてきています。
これについては、学生にとって売り手市場になったことが大きな要因となるのは間違いないでしょう。いくら内定を出しても半数以上に内定辞退をされてしまう現状があるからです。
できるだけ待遇のいいところ、できるだけ大きな有名企業であることを求めすぎている結果ではあるのですが、今の現状では企業にとっては決して有利ではありません。
そうなると、どうしても内定を辞退されないように企業側は考えなければいけないというのは仕方ないことではあるのですが、その一つがユニークな採用パターンになってきています。
KDDIでは、表立ってそういった採用を行なってはいませんので、通常の選考のみではありますが、それは業界としても比較的辞退されにくいということ、安定している企業であると認められていることだからといえます。
ということは、誰でもその門戸は開かれているということですので、皆さんに平等であるということでもあるわけです。
これは考え方ひとつですが、歓迎する人もそう出ない人もいるかもしれませんが、一芸だけで就職が決められたらと思っている人には平等は歓迎すべきところでしょう。
まとめ: KDDIを目指すなら、なぜKDDIでなければいけないかが明確であること
KDDIは、通信業界では大手の企業の中の一つであることはいうまでもありません。ですから、相当に狭き門であることは間違いないでしょう。数少ない椅子を多くの人で取り合うような感じで進んでいくはずです。
ですから、この椅子を勝ち取った時には大きな喜びになるでしょう。しかし、その椅子を取りに行くためには、多くの業界の中から通信業界を選択してその中でもなぜ KDDIなのかが明確になっていることが必須です。
通信業界ならどこでもいいという人はこと KDDIについては、絶対に受け入れられることはありません。これだけは間違いないです。
KDDIに入社した時には何をしたいという気持ちなのか、それはなぜKDDIなのかをしっかりと企業側に伝え切れる人でなければ、この戦いには勝ち抜くことはできません。
しかも、それを個人の力ではなく、チームとしていかに貢献できる人であるか組織運営についていける人であることも併せ持っていなければいけません。
この気持ちは、模擬面接の後のエントリーシートを提出するところからすでに始まっていきます。この段階から、実際は模擬面接の段階からそういったことが常に見られています。
そして、本選考に突入して、面接を重ねていく上でも、常になぜドコモやソフトバンクではなくKDDIなんだということをとにかく聞かれ続けます。
KDDIには、どこの通信業界でもない「固定回線と、携帯回線をほぼ全国規模で両方持っている」唯一の企業です。このメリットを最大限に生かすことができるとか活かしたいと考えている人にはとてもいい企業です。
そのほかでは、学生時代に経験したことをどのようにしてこの先の社会人として仕事に活かしていくのかなどをしっかりと企業側に伝えることができるような対策も万全にしておかなければいけません。
面接においても、これらを伝えた上で、そこから面接官が枝葉を広げて質問をしてきたとしても、冷静になって少し考えることをしてでも筋をちゃんと通して話をすることを心がけることが内定をもらう近道です。
面接の段階が進んでいく中で、そんなことを聞いてくるのかという意外性のある内容も十分聞いてくる可能性はありますので、その辺りも準備はし過ぎても問題がないでしょう。
そのくらい必死になって面接対策をしていくといいと思います。KDDIの場合は、あまりリクルーターを使っているということは聞きません。結構自力で全てを乗り越えなければいけません。
さまざまな口コミサイトや対策ツールを最大限利用してこの難関かもしれない大きな城に攻めていきましょう。そうすることで、内定がもらえた時喜びもひとしおになることでしょう。
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