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地方公務員を辞めたいみんなの4つの理由とは。激務や圧力がつらい?
地方公務員を辞めたい理由を記載していきたいと思います。
地方公務員で悩んでいる人は是非参考にしていただければと思います。
▼目次
地方公務員を辞めたい理由
地方公務員を辞めたい理由を挙げていきたいと思います。
地方公務員はどんな仕事?こちらの記事で説明しています。
地方公務員の種類と仕事内容。人気が高い専門職や行政職
激務で辞めたい
私は栃木県の人口数万人規模の地方自治体で、地方公務員をしています。高齢福祉課に勤務していますが、激務のため地方公務員を辞めたいと思うことがしばしばあります。
理由は、厚生労働省主導で介護保険制度が数年おきに頻繁に変更されるため、それに対応して、地方自治体も介護施設の建設計画などを変更しなければならない点にあります。
数年前に、1年間で自治体が運営する老人ホームを何軒建設して、民間事業者に認可する老人ホームを何軒とするかという計画を時間をかけて作り上げても、国主導で、これからは在宅介護に力点を置いた介護政策に変更すると通達を受け取ると、私たち地方自治体の人間は、介護に関する計画を一から見直さなければなりません。
このため、毎日のように夜遅くまで残業を繰り返す日々で、疲れ果ててしまっています。
地方公務員は世間からは楽であるというイメージを持たれていますが、部署によっては激務で大変ということも多くあります。
業者からの接待攻勢が辛くて辞めたい
私が現在配属されている高齢福祉課で扱っている予算は数十億円にのぼります。自治体が直接運営するデイサービスの施設や、訪問介護の事業所の建設費用です。それ以外にも、1年間で民間の介護事業者に認可する介護施設は数件あります。
ですから、自治体内にある建設会社からすれば、自治体が計画している介護施設の予算規模や、どのような内容の施設なのかといった情報を知りたいと思うのは当然です。このため、建設会社の人間が休日にふらりと私の自宅にやってきて、私から世間話をしているふりをして、情報を聞き出そうとします。
もちろん、入札を実施する前に特定の建設会社に情報を漏洩するわけにはいきませんので、私はしゃべりませんが、頻繁にやってきますから辛くて仕方がありません。
さらに、建設会社から法令や服務規律に違反しない範囲の接待に誘われることもあり、そういった場合には、狭い自治体ですから付き合わざるをえません。そのような場では、当然のように介護施設の建設計画について私から話を聞き出そうとしてくるので、喋らないように努めるのが大変なのです。
また、介護事業者も建設会社と同様の理由で私に接近を図ってきます。1年間に何件、訪問介護事業所やデイサービスの事業所について、民間の介護事業者に認可するのかを聞き出そうとします。
なかには、私に立派なお歳暮やお中元を贈りつけてくる業者もおり、その対応が面倒ですし、変な噂が飛び交ったりしないかと冷や冷やしています。こういった業者との付き合いが面倒で、地方公務員を辞めたくなってしまいます。
プライバシーがないので辞めたい
人口数万人の地方自治体で地方公務員をしていると、ほとんどの住民が自分の顔を知っていると思っていて間違いありません。とても世の中が狭く感じて窮屈に感じます。
例えば、休日に友人とゴルフに行ったときに、たまたま同じ自治体の住民と顔をあわせてしまうと、数日後には「ゴルフに行ったんだってね」と誰かから声をかけられます。?
それは私の妻も同様に感じているようです。妻が近所のスーパーに行って、安売りシールが貼ってある商品ばかり買い物かごに入れていると、どこかからか視線を感じて、案の定数日後には「あの人は安い物しか買わない」などといった噂を流されてしまったようです。
休日に家族で、車で30分程度の場所にあるショッピングモールに出かけると、おそらく同じ自治体の住民が私たち家族を発見するのです。そして、数日後には「家族で買い物してたね。感心だね」と声をかけられることになります。
田舎で地方公務員をするということは、プライバシーを捨てることを意味します。息が詰まりそうです。この点からも、地方公務員を辞めたいと思ってしまうことがあります。
議員などから圧力を受けることがあり辞めたい
私は高齢福祉課に勤務していますから、自治体で運営している老人ホームには入居を待機している方が何人いて、誰が待機しているかを把握しています。少子高齢化社会ですから、施設を次から次へと増やしても、老人ホームへの入居希望者が減ることはありません。
このため、自治体の議員が私のところへやってきて「キミ、私の支持者がどうしても老人ホームに入りたいと言ってるんだが、優先してくれんかね」などと圧力をかけてきます。
私が、入居希望の順番があるから特別扱いはできないなどと返答すると、今度は議員の態度が一変して、私の人事異動について悪影響を与えてやるようなことを口走ります。
このような議員からの圧力も多くてうんざりしてしまいます。
後悔しないために、地方公務員を辞める前に考慮するべきこと
私のような田舎の地方公務員は、狭い社会で生きていますから、とても窮屈です。しかし、実際に退職する前には、冷静に考えるべきだと思います。なぜなら、田舎のコミュニティにおいては、地方公務員という立場はエリートだからです。
ですから、エリートの地位を捨てるということは、住民たちから見れば、何か不祥事を起こして自治体の職員をクビになったのではないかと噂を立てられかねません。そういったことも踏まえて、退職するか否かは考えるべきだと思います。
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辞めるかどうか迷っているという人は、無料で利用できますので、相談してみることをおすすめします。
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