教師に向いてない人に共通する特徴。教師のやりがいとは何なのか

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教師になりたい!という夢を子どもの頃から持っていて、やっと念願の教師になれたと喜んでいる人は意外と多いのではないでしょうか。

教師というのは、生徒たちに囲まれて笑顔が絶えない…そんなイメージがありますよね。

しかし、実際に教師になって教壇に立ってみると「あれ?イメージしてたものと違う…」ということもあります。

あまりにも教師としての仕事がうまくいかないと、「自分は教師に向いてないのではないか」という疑問すらわくかもしれません。

そもそも教師に向いてるとか、向いてないとかどのように判断すればいいのでしょうか。

現在教師を続けることをちょっと迷っている人やこれから教師に転職したいと考えている人は、この記事を読んで自分を客観的に見つめ直してみることをオススメします。

教師としての生きがいや、教師に向いてない人の特徴、さらに教師に向いている火とになるためにできることについても考えていきましょう。

教師とは子どもたちの人生を変えることもある重要な仕事である

教師というのは、未来ある子どもである生徒たちを預かって、勉強や運動だけでなく人生そのものを教えることでもあります。

「先生」と呼ばれるからには、生徒たちの良い手本となっていきたいですよね。そして、教師として働いていくからには、自分の仕事にしっかりと誇りをもって生きていきたいものです。

これから教師を目指す人も、今現在教師として働いている人も、いつかはぶち当たる壁かもしれません。

しっかりと自分の中で気持ちを整理した上で教師をすることで、「自分が目指す教師像」というものが確立することでしょう。

教師としてのやりがい、生きがいは何か

教師になることで感じられる生きがいは、とてもたくさんありますよね。

  • 生徒とたくさんふれ合える
  • 生徒から好かれる
  • 教えたことを理解してもらえた時の喜びを味わえる
  • 生徒と共にステップアップしていける
  • 未来の社会を担っていく人材を育てることができる
  • 生徒や親から感謝される
  • 部活動で生徒と青春や喜びを共有できる

代表的な生きがいを挙げただけでも、こんなにあります。まさに教師としての成長は無限大であり、日々生徒と共に向上を続けていける…ということも生きがいではないでしょうか。

実際に教師に向いてない人とは

それでは、教師として生徒を教えることが向いてない人には、どのような特徴があるのでしょうか。

そもそも子どもが好きじゃない

根本的に子どもが好きじゃない、という人でも教師になることはできます。

実際に毎日子どもたちと触れ合っていく中で、子どもという存在がかけがえのないものになる可能性ももちろんありますよね。

しかし、その現象が絶対に起こるということではないのです。

子どもというのは失敗をしてしまうことももちろんありますし、生意気なことを言ったりとんでもないことをしてしまう場合もあるでしょう。

そんな時に、子どもへの愛情がなければ耐えきれなくなってしまうこともあるかもしれません。さらに子どもを好きであればあるほど成長を感じれば感動して幸せな気持ちになるものです。

そのような喜びがイマイチ感じられないとしたら、本来なら1番充実感を体感できるチャンスを逃してしまうかもしれません。

人と話すことが苦手

教師というのは、人とのコミュニケーションがなくしては成り立たない職業だと言えるでしょう。

実際に話すことが苦手な教師に会ったことがありますが、家庭訪問の時などは保護者は困ってしまうんですよね。

特に細かいことが行き違いになってトラブルに発展してしまうこともある学校生活。話し合いなしには勤まりません。

やはりある程度人と会話することができないと、話し合いになりませんから…あまりにもコミュニケーションが取れないとなると、保護者からクレームが出ても文句は言えないでしょう。

生徒に「ダメ」と言えない人

教師というのは、生徒が何か間違ったことをしてしまったときにそれを指摘し、さらに正しい方向へと導いていかなくてはなりません。

正しくないことをしていればそれを訂正する必要があるのです。しかし、人に注意したり「ダメ」だと言うことが苦手な人は意外と多いんですよね。

これは経験も関係してくるので、次第に慣れてくるかもしれませんが反対にいつまで経ってもできない…という人もいるんです。

人に教えるということが苦手

教師だから頭はいいはずなのに、人に教えるということが苦手な人がいますよね。ただひたすら黒板に書きまくっている教師を見たことがあるのではないでしょうか。

教師というのは、教え方ひとつで生徒のやる気を引き出したり理解できるように導くことがとにかく大事なんですよね。

教えることが苦手…というならば努力すれば良いのですが、そのこと自体にも気づいていない人もいるかもしれません。

教師にとって「人に教えること」はすべての原点になるほど鍵となることなので、まずは必ず磨いていきたいスキルだと言えるでしょう。

生活面すべてにおいてだらしない人

教師というのは、とにかく時間に追われてしまう忙しい仕事だと言えます。1日の時間というのは限られていますが、その短い時間の中で仕事や雑務を完璧にこなさなければいけないのです。

これらのことを順序だてて行っていけるか、いけないかというのはとても重要です。

風邪を引かない…など自分自身をしっかりと管理しておける能力は欠かせないと言えるのです。

とにかくマイナス思考、ストレスがたまりやすい人

教師というのは、とにかくストレスがたまりまくる職業です。生徒の指導がうまくいかなければ保護者が出てくることもありますよね。

昔より保護者が断然強くなっている現代社会において、とにかくストレスがたまってしまうのも当然でしょう。

さらに教師同士の人間関係などもあり、正直気の休まる時はないかもしれません。

そんな時にプラス思考でやっていけるか、それともとことんマイナス思考でストレスをためてしまうか…というので命運を分けるとも言えますよね。

社会人としてのマナーがなっていない人

社会人になると、当然守るべきマナーというものがあります。

  • 時間を守れない
  • 約束を守れない
  • 挨拶ができない
  • 人の悪口を言う
  • 敬語が使えない
  • 身だしなみがちゃんとできない
  • 周りの人への気遣いができない
  • 服装が奇抜でないこと

基本的に、周りの人々を不快にさせることなく最低限のマナーを守っていくことが大事になります。これらがどうしても守れない人は教師には向いてないと言えるでしょう。

教師である前に、社会人の一員になることをしっかりと理解しておきたいものです。

教師に向いている人になるには

教師に向いてない人の特徴を7つ挙げてきましたが、あなたには当てはまるものはあったでしょうか。

もしどれかに当てはまっていたとしても、落ち込むことはありません。

これから就職するにせよ、今いる職場から転職するにせよ、「教師になりたい」という強い気持ちがあるならば挑戦してみることがとても大事なのです。

教師に向いている人になるためにできることはたくさんあるんです。落ち込んでいる暇はありません。

自分の中身を磨くことで日々成長していく

先ほどの項目を客観的に考えていくことで自分の弱点に気づくことができたなら、そこからスタートすることができるということでもあるんですよ。

人間はなかなか自分の悪い部分には気づきませんし、大人になると周りは教えてくれませんからね。

やはり、人生において「どのような考え方をするか」ということはとにかく重要なポイントです。

自分の日頃の考え方の傾向がもしもマイナスになっているならば、なるべくプラスになっていけるように努力しましょう。

  • 自分の中で1日の時間の決まりを作ってその通りに動けるようにする
  • 敬語を日常的に意識して使うようにしてみる
  • 人と約束したらメモなどをして忘れないようにする
  • 人を思いやる(気遣いの心)訓練をする
  • マイナスの言葉を口から出さないようにする(悪口を言わない)
  • 自分の気持ちをコントロールできるようにしていく
  • 時間を必ず守るようにする
  • マイナスではなく、プラスになるような思考回路に変えていく
  • 日頃から人との会話を楽しめるように心がける
  • 子どもと触れ合う機会があるなら積極的にとらえるようにする

これらのことを日々意識して生活していくことで、自分の生活レベルも上がっていくことでしょう。

自分の悪い点を知り、それを克服するために働きかけることが何よりも重要なのです。

とにかく教育現場に出て働いてみること

上記にある項目を一定期間意識して生活してみて、自分でも改善されてきたと思ったなら教育実習として現場に出てみるのはいかがでしょうか。

実際に働いてみないと分からないことだらけですからね。

そして、実際に教育現場に出てみてやっていけそうだと感じたら教師になってみることもできるでしょう。

子どもたちに成長させてもらうつもりで毎日を過ごしていくのも教師の在り方ではないでしょうか。1番大事なのは、「教師として働きたい!」というその気持ちなのです。

つまり、最終的に教師に向いているかどうかを決めるのは自分次第…ということなのではないでしょうか。

「人間誰しも失敗はあり、それによって前進していける」のだということを忘れないようにしていきましょう。

教師に向いていないかは人に決められることではない~正しい信念を持って挑戦してみる価値はある

教師に向いてない人の特徴を7つ挙げて、考えてみることができました。

もしも自分の特徴が当てはまっているということが分かって、それでも教師になりたいという気持ちがまだあるのならば。

それを改善するために意識を変えて努力していきましょう。そして、実際に教育の現場に出ていくことでさらに意識が変わっていくかもしれません。

1番大事なのは、教師として働きたいという気持ちです。教師としての正しい信念を兼ね備えているならば、これから生徒と共に成長していくことができますように。

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