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【介護業界】現状・課題・ニュース・動向・今後・ランキング・就職(転職)するときの注意点

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介護業界の現状、課題、ニュース、動向、今後についてや市場規模、売上ランキングから介護事業にかかる経営コストや高齢化社会による介護施設の未来、介護保険についてなどを学びましょう。 介護業界に転職、就職するときの注意点、志望動機のポイント、役立つ資格についても併せてご紹介します。

介護業界の現状、課題、ニュース

高齢化社会により介護施設が倍増

現在の日本は少子高齢化社会、年々新生児の出生率は下がり、その反面高齢者の数が増えています。高齢者が多ければ多い程に介護施設は必要となることから、施設の数が倍増しました。それでも介護施設に入れない高齢者は多く、介護難民が溢れています。

 

利益を求めるあまり経営破たんする企業の増加

居酒屋業界大手のワタミによる介護事業の子会社「ワタミの介護」は、損保ジャパン日本興亜HDに買収され、子会社化しました。利益を求めるあまり経営破たんする企業も増加していますが、これには介護報酬の引き下げと人件費の高騰が関係します。

2015年に介護報酬が2.27%引き下げられ、そして人員不足解決のために人員確保した結果人件費が高騰したことで、経営コストがかかり介護事業が立ち行かなくなったのです。経営コストがかかることが原因での介護施設の閉鎖は今や珍しくありません。

 

人員不足による外国人介護福祉士の受け入れ

高齢化社会の日本内では人員確保が難しいことから、外国人介護福祉士の受け入れを進める介護施設が増えつつあります。今後も更に高齢者が増えることが予想される日本では、介護事業は外国人介護福祉士頼りとなるでしょう。

 

ベトナムの短大に日本式の介護コースが開設

日本国内では介護事業=ブラックという悪いイメージがついていることから、介護福祉士を目指す若者も少ないのです。

しかしベトナムの短大に日本式の介護コースが開設されたことで、市場規模の拡大が予想される介護事業での一番の問題、人員不足を解決できるのではないでしょうか。

 

介護業界の動向、今後

2025年に今より市場規模が拡大される予想

2000年からの10年間で倍増した介護事業は高齢化社会により更に拡大、2025年には市場規模も拡大され、30兆円産業になることが予想されています。

 

異業種が介護業界へ参入

2007年に訪問介護業界大手のコムスンが介護事業からの撤退を表明しましたが、その後ニチイ学館が移住系サービス事業を継承しました。多くの異業種が介護業界へ参入を始めることで、介護事業の活発化が予想されます。

 

介護保険の見直しに注目

2015年に介護報酬が2.27%引き下げられましたが、次は2018年に介護保険法改正が検討されています。新たな介護保険施設の創設などの案が上がっていますが、法改正が今後の高齢化社会の日本にどう影響するのか注目が集まっています。

 

介護事業増加への差別化戦略

高齢化社会の影響か、介護業界の事業所数がコンビニの店舗数を上回ったという話しがあります。

増加している介護施設はどこも似たサービス形態ということで、介護施設ごとの差別化戦略を図らなければ、経営コストだけがかかり経営破たんする介護施設が増えてしまう恐れがあります。

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介護業界の市場規模

介護業界の市場規模は8兆9,005億円です。労働者数は51,270人、平均勤続年数は5.9年、平均年齢は40.4歳、平均年収は454万円です。

市場規模が大きいものの年収が低く、勤続年数が短いことから、如何に介護業界が人員不足であるか、まだまだ労働環境が整っていないかがわかるでしょう。

 

 

介護業界の売上ランキング

1位 ニチイ学館 売上高747億5500万円

介護事業以外にも、医療機関の経営支援から語学スクールの経営、保育事業や海外事業など幅広く事業展開しています。介護業界大手ニチイは東証一部上場企業でもあります。

 

 

2位 ベネッセHD 売上高501億1200万円

介護施設を順調に増設しているベネッセHDは、年間15ホームの拡大を行うことを目標としており、高齢化社会により介護業界の市場規模が拡大する2025年には、およそ150ホーム以上の増設を完了していることでしょう。今一番勢いのある企業です。

 

 

3位 SOMPOケアメッセージ学館 売上高367億5200万円

介護付きの有料老人ホームそんぽの家の運営やサービス付き高齢者向け住宅による地域包括ケア事業、老人ホーム入居者への給食事業や介護用品販売事業を行っています。実は2017年に上場停止したSOMPO、現在はSOMPOHDの完全子会社化しています。

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介護業界に転職、就職するときの注意点

離職率が高い業界であることを認識しておく

平均勤続年数が5.9年という数字からも介護業界は離職率が高いことが予想されます。高齢化社会で増えつつある利用者、しかし人員不足で介護職員への負担が増えることが離職率増加の原因でしょう。人員が安定しない限り離職率は更に上がると考えられます。

参考記事:介護業界の人手不足が深刻である原因と解決策とは?

 

年収が低く経済的に厳しいことが予想される

介護業界は年収が低いことから悪い意味で有名です。管理職になったとしても、思ったより年収が上がらず経済的に厳しい状況に陥る場合があるといえます。

参考記事:介護職の給料の実態となぜ安いのかその理由

 

経営の安定している介護事業所に転職、就職する

現在、介護報酬が下がったことや人員コストがかかることで経営破たんする介護事業所が増加していますが、今後の介護保険の見直しにより更に経営がうまくいかず閉鎖する介護事業所が増えると予想されます。

経営の安定している介護事業所を選んで転職、就職することで、「明日いきなり職場がなくなり路頭に迷うことになった」という事態に陥らないよう注意してください。

 

介護業界の志望動機のポイント

経験と自分の強みをアピール

親族の介護経験、または介護施設で働いたことがあれば仕事の経験と、自分の強みを併せた志望動機を書きましょう。介護業界では、コミュニケーション能力、体力自慢、強い精神力など、ちょっとしたことでは折れない心が求められています。

 

施設や訪問介護など働き方に合わせて志望動機を変える

介護施設への転職、就職希望なら応募する介護施設でどのように働きたいか、訪問介護ならどんなことをモットーとして働きたいかを志望動機にしましょう。熱意があり、未経験でも具体的な志望動機を伝えることで採用のチャンスが上がります。

 

持っている資格をアピール

介護業界未経験でも資格があれば働く熱意があると認められますし、同業種からの転職者で資格もちならば即戦力として優遇されるでしょう。

資格をアピールしながら「この資格を活かせる仕事がしたい」ことを志望動機にしましょう。資格がないなら勉強中だと伝え、「知識を仕事に役立てたい」と言えば好印象になります。

 

 

介護業界で役に立つ資格

介護職員初任研修

介護業界の中でも初歩資格、これがあれば介護の仕事の知識とやる気があるということが証明できます。難易度はかなり低いので、何も資格がないなら介護職員初任研修を取得しておきましょう。

 

介護職員実務者研修

実践的なスキルが身についていると証明できる資格です。サービス提供責任者に就きたい場合はおすすめです。将来的に介護福祉士(国家資格)を取得したいなら、必須資格となります。難易度もそこまで高くありません。

 

レクリエーション介護士

介護施設で高齢者向けの介護レクリエーションを企画する人向けの資格です。持っていなくとも介護職員になれますが、持っているとレクリエーションのある介護施設では重宝されます。難易度は低めです。

 

異動介護従事者

別称「ガイドヘルパー」と呼ばれるこの資格は、全身性障害の方や視覚障碍者の方の介添えを行う際に役立ちます。利用者の外出がある介護施設に勤める、または訪問介護事業所に勤める場合の面接で提示すると重宝されるでしょう。

 

喀痰(かくたん)吸引等研修

利用者に目薬をさしたり湿布を貼ってあげたり痰を吸引する、これは医療行為に当たるために今まで介護職員には出来なかったことです。しかし喀痰(かくたん)吸引等制度により介護職員でも利用者の痰吸引ができるようになりました。

喀痰(かくたん)吸引等研修を修了したことを示せば、介護業界の面接でも良いアピールとなるでしょう。

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