介護から転職するときの志望動機&自己PR。介護出身の強みとは

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政府は介護職の待遇を改善しようと試行しているようですが、現場スタッフが実感できる改善には至らないのが現状ですよね。

介護職の離職率は、今もなお高い割合を保ち続けています。

今まさに、転職を考えている方もいるかもしれません。

ですが、介護職から一般職への転職を考えるなら、それなりの準備が必要です。心構えや情報収集などの準備も含め、介護職からの転職のコツをご紹介します。

転職が今よりいいとは限らない。まずは覚悟を決めておこう

介護職は大変な仕事だというのが、一般的な評価です。要介護者からの暴力や暴言、セクハラなどの被害に遭うこともあります。夜勤があれば生活リズムは乱れますし、身体介護は肉体的にも重労働です。おまけに、一般職と比べれば明らかに薄給です。

「一般職だったら、介護職より楽で、もっと給料もらえるのに」と、言われたことがある介護職の方は多いでしょう。「それなら、転職してしまおう」と考える方も、少なくないかもしれません。

ですが、他職種への転職をまじめに考えるのなら、決して安易に踏み切ってはいけません。

介護職は、専門職です。病気や加齢などが原因で介護が必要になった方や、障害を持つ方のお世話をする仕事ですね。認知症や精神疾患などで、対応に配慮が必要な方への支援に関わることもあります。支援する立場の視点や観察眼も必要です。

ですが、これの裏を返せば、専門的な知識や偏った概念を持ちがちだということです。

要介護者の接遇に慣れてしまうと、健常者や若年者との価値観にズレが生じたり、一般的な対人経験が足りなくなったりします。そこを自覚しておきましょう。

また、介護職として従事した後に多職種への転職を考えるということは、それなりに年齢を重ねているということです。高校や大学の新卒業生よりも、採用条件は悪くなることが当たり前です。

介護職からの転職が、悪いわけではありません。ですが、介護職の求人の多さは、一般職と比べれば異常といってもいいでしょう。一般職の採用の門は、介護職ほどには広くはありません。そこを覚悟しておくことが大切です。

転職で失敗しない第一の条件。希望する条件を決めておくこと

介護職が嫌になって転職する場合でも、決して投げやりになってはいけません。

「介護職以外なら、なんでもいい」
「介護職と比べたら、どんな仕事もマシなはず」

と思うほど追い詰められている場合は、気持ちをすこし落ち着けましょう。

介護職の待遇は悪いところが多いですが、一般職にもそれと同等かそれ以上に劣悪なところは多くあります。

まずは、希望条件を明確にしましょう。

  • 給料
  • 勤務時間
  • 勤務内容
  • 勤務地

など、自分が何に重きを置いているのか考えてみてください。すべての条件が良い職場などそうそうありませんから、希望条件に優先順位をつけましょう。

高給をいただける仕事というのは、多くの場合は重労働です。残業が多かったり、肉体的に重労働だったり、勤務内容がつらいものだったりします。冷凍庫内の作業など、勤務環境が過酷な場合もありますね。

勤務内容や勤務時間は希望通りでも、お給料が安いという場合もあります。また、他の条件は希望通りでも、勤務地が遠かったり交通の便が悪いなどということもあるでしょう。

介護から転職を成功させるためのポイント

ここで介護という専門職を経験した自身だからこそ、それを活かして転職を成功させるための方法を紹介します。

自分の得意、不得意分野を明解にする

異業種への転職というのは介護職に限らず大変です。資格や各種スキルなどゼロからのスタートになるからです。そして、介護職というのは異業種に生かし難い職業でもあります。

同じ人の世話をする仕事にしても、保育師や看護師は別の難易度の高いスキルや資格が必要となりますし、人当たりは良いから営業をやろうと思っても、売る商品に興味や知識が無いと売れません。

ですので、自分の得意不得意は何で、何に興味があるのかを知り、どの職種にするかを決めることから始めたほうが無駄な労力が避けられるでしょう。

介護職でしか培えないものを明解にする

介護職は誰にでもできるようなイメージがありますが、それは大きな間違いです。身体の不自由な人や人生の最期を迎えようとしている人たちの生きるお手伝いをする立派な仕事です。

そんな介護職をやって来たのであれば、何かしら人間というものや生きるということに対して深い認識を得ているはずです。それは自分の場合、何なのかを見つけ出してみましょう。

転職にあたり、介護職で培った経験や、認識の深さを上手く伝えられれば人事のハートを射抜くかもしれません。

新しいことに興味を持つ意識を養う

介護職で培ったコミュニケーション力や忍耐力を、異業種へ転職した時に上手く使えるように、新しい世界や新しい情報に興味を持ち、積極的に情報収集できる新鮮な心を養っておきましょう。

「転職!転職!」と頑張るのも良いですが、転職活動の合間に行ったことのない場所に行ってみたり、読書をしてみたり、新しい情報と向かい合ってみることも大切です。

そうすることで新しい自分に出会え、新しい仕事への意気込みが出てくることでしょう。

また異業種に転職した後には、これまで経験したことのない仕事に取り組まないといけません。そのため、自分が経験したことのないことであっても、積極的に取り組むことができる癖をつけておくことは大切です。

介護から異業種に転職するときの、志望動機の書き方のポイント

転職に際して避けて通れないのが、志望動機や転職理由です。履歴書にも記載しなくてはいけませんし、就職面接でも必ずと言っていいほど聞かれます。

第一に気をつけたいのは、後ろ向きな理由や、前の職場の悪口を言わないことです。

前の職場でどんなに嫌なことがあったとしても、それを他者で漏らすような人は、社会的な信用を得ることはできません。

また、前向きな気持ちを持てない人は、転職先でも頑張れないのではないかという印象を持たれてしまいます。前の職場で嫌なことがあったという話をすると、結局は自分のマイナスイメージをアピールしてしまうことになるのです。

志望動機や転職理由を話すときには、介護職をしていて良かった点や、得られた経験、スキルなどを挙げると良いでしょう。「思いやりの心」や「人助けにやりがいを感じる」など、介護職に対する一般的なイメージを利用するのもひとつの手段です。

そういった経験やスキルを、転職先でどのように活かしていきたいのか。また、どのように活かせると思うのかを、自分なりの言葉で真摯に伝えられるようにしましょう。

介護職から異業種に転職するときの、自己PRの書き方のポイント

介護職だからこそ経験できるであろう体験を、うまく自己PRにくみこみましょう。

人生の先輩と触れ合った経験をアピール

介護職でしか得られない経験、それは人生の大先輩や身体が不自由な社会的弱者と触れ合うということでしょう。お世話をするだけでなく、様々な人生事情も垣間見ることになると思います。

そんな経験は買っても出来るものではありません。介護で得られた経験がこの先の人間関係や仕事を豊かにしてくれる手助けをしてくれるでしょう。そんな介護職への感謝をPRすれば、この人は人間性が豊かだと思ってもらえることと思います。

怒鳴られることに耐性ができていることをアピール

介護職では、認知症や知的障害の方とも接します。自分が誰なのかわからなかったり、様々な事柄を上手く認識できなかったり処理できない人が多数います。

中には感情のコントロールが出来ずにヘルパーに手を出したり怒鳴ってくる方もいます。私の友人はヘルパーを長年続けていますが、「毎回怒鳴られる家があり、怒鳴られることをうまく処理できるようになってきた。」と言っています。

これは社会で生きて行く上で重要な耐性であると言えます。上司やお客様に怒られたり怒鳴られたりしていちいち落ち込んでいるような人間よりは、そういったことに耐性が出来ている人は求められる傾向にあります。

転職のための情報を集める

失敗しない転職をするためには、情報を集めることが重要です。

手軽に手に入る求人情報のフリーペーパーや、新聞の折り込みチラシ、簡単に検索できるハローワーク情報などもあります。ですが、それだけでは、十分な情報とは言えません。簡単に手に入る情報は、所詮その程度の価値しかないのです。

一般職への転職で成功したいと思うのなら、手間を惜しむのはやめましょう。

情報誌や転職サイトで調べると、さまざまな企業説明会や就職活動セミナーが開かれているのが分かります。積極的に参加しましょう。イベントに参加することで、自分の市場価値を知ることもできます。一般職での求人と、介護職での求人では、企業側の態度の違いも感じることでしょう。

そういった雰囲気を肌で感じることで、希望職種の修正などもできるようになります。

ハローワークを利用するのなら、ただ検索エンジンで求人情報を閲覧するだけではなく、説明会や指導セミナーに参加することをお勧めします。求人情報だけでは得にくい情報を、さまざまな人の口から得ることができるはずです。

転職のための資格を取得する

転職のための準備期間を設けられる方には、転職に役立つ資格を取得するのもお勧めです。

まずは希望する職種を決め、それに合った資格を取るようにしましょう。

資格は転職の助けになりますが、仕事で活用できない資格を取っても意味がありません。新しく資格を取るのも良いですが、現在持っているスキルを高める資格もお勧めです。

資格が取得できる講座で人気が高いのは、やはり、直に就職にむすびつく資格です。医療事務や調剤薬局事務は、受講期間や費用も手ごろで、取得を目指しやすい資格ですね。専門的な知識が必要ながら、事務職なので、仕事としての人気も高いです。

また、介護職を離職して、医療職への転職を目指す方もいます。看護師や、理学療法士・作業療法士などの機能訓練士が多いようです。看護師は、まず准看護師を取得してから正看護師を取得するというルートもあります。

そのほかに、相談援助職の資格を取得する方もいます。社会福祉士などは、学歴や職歴によって国家資格取得までの手順が変わります。例えば四年生大学を卒業していれば、一般養成施設で一年間履修することで国家試験受験資格が得られます。

雇用保険制度に加入している方は、資格取得に関して、助成が受けられる場合があります。教育訓練給付金や、専門実践教育訓練給付金など、お住まいの地域のハローワークに問い合わせをしてみましょう。

一度きりの自分の人生。納得できる仕事をしよう

一昔前までは普通だった終身雇用は、今や神話と化しました。経営状態の悪化から、リストラされたり、早期退職を余儀なくされたりすることもあります。心や体を壊して、仕事を続けられなくなることもありますね。

就職した会社が引退までの雇用を約束してくれるなんてことは、現代社会ではまず期待できません。それならば、退職や転職を考えてみてもよいのではないでしょうか。

仕事の時間は、人生のうちでとてもたくさんの割合を占めています。それを、苦痛やストレスばかりにしてしまっては、生きていくことさえつらくなってしまいますよね。

まずは、周囲の状況をしっかり把握して、情報を集めてみてください。両親や妻子など、家族の理解や協力が得られるかどうかも考えましょう。

そして、もしも他職種への転職に失敗した場合も、絶望を感じる必要はありません。

介護職というカテゴリー内でも、様々な業種があり、働き方も多種多様です。行き詰ってしまったら、介護職の他業種への転職という選択肢も考えてみましょう。介護職の求人はいつでも豊富ですから、転職は比較的容易です。

自分の人生は一度きりです。後悔しない生き方をするために、自分にはどのような選択肢があるのかを、しっかり見極めましょう。

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