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退職を引き止められたら?円満退社のための受け答え
退職を決めても、引き止められることがあります。
企業から退職の旨を告げられるのではなく、自分で決めた退職は企業にすれば思いもよらないことだからです。
ただ、退職の決意があるにもかかわらず、退職を引き止められると揺らいでしまったり、逆にしつこいと感じてしまったことはありませんか?
退職を引き止められるのは嬉しいことでもありますが、もう決意してしまった後だとなかなか真っ直ぐに受け止められないのが現実ですよね。
企業が退職を引き止めるのには理由があります。一番の理由は、企業があなたを必要な人材だと思っているからです。
今回は会社を辞めると伝えた時に引き止められたときの対処法、また企業側の目線から必要な人材をなくさないために退職を引き止めるコツをお教えします。
会社があなたの退職を引きとめる理由
退職を引き止めるのには、何か理由があります。
その理由で一番多いのが、企業として必要な人材と思われているからです。
会社に貢献できる人材
貢献できる人材とは、実績を残してきた人のことです。
現在も継続していたり、これからも期待出来る人材であれば企業は退職を引き止めます。
プロジェクトチームのリーダーだったり、任されていることがあれば尚更です。
また、提案力や発想力に長けている人材企業から必要とされます。
人間性を認められている
人間性を認められるのも大きな理由です。
例えば、
- 社内でのムードメーカー
- 取引先やお客様から好感を持たれている
- 積極性がある
- ミスをしても学び、前向きに仕事に取り組む
- 協調性があり、誰とでも上手くやっていける
- 困っている人を助けられる
- 何事も諦めない精神
などが挙げられます。
この人間性を持っている人は、ここから実績に結びつくことも考えられます。
ピックアップすると、取引先やお客様から好感の持たれている社員や協調性がある人は、コミュニケーション能力にも長けているので会社から重宝されます。
後任者がいない
後任者がいないというのも事実上、退職を引き止める理由としてありますが大体は後任者というものはなんとかなるのも事実です。
ですが、大きな仕事を任されていたり、重要なポストにいる場合、後任者がいないことは会社にとって大きな痛手となるでしょう。
退職を引き止められたとき、どうすべきか
では、退職を引き止められられたときは、どう対処すれば良いのでしょうか。
退職理由はぶれずに持っておくこと
自分の退職に対する意思をしっかりと持ち、気持ちの軸がぶれないようにしましょう。
企業から、業務改善の案や給料UPの打診などあっても、本当に退職したい理由が別であれば、流されずにしっかり自分の退職理由を伝えましょう。
企業がこれ以上引き止めない理由を述べる
少しでも揺らいだ気持ちを見せると、上司は畳み掛けるように引き止めにくるでしょう。
そうならないようにするためには、退職理由を家庭の事情があることを理由にするのも一つの手です。
介護や育児、引越しといった大きな問題を理由にすると、引き止められるのを最小限に抑えることができます。
どんな引き止めの言葉にも対応出来る返答を決めておく
企業は退職を引き止めるのに、いろんな提案をしてきます。
後述していますが、「後任者が見つかるまで」「給料UPも検討する」というようなことです。
しかし、その場ではこのような提案は決定事項ではありません。
ずるずると先延ばしにされる可能性もあるので、どんな提案にも揺らがないようにしっかり意思を固く持つことが必要です。
会社側が退職を引き止めるコツ
退職を引き止めるには、周りの協力や伝え方、具体的な提案などコツがありますが、しつこく言わないことがポイントです。
会社にとってどれだけ必要かを伝える
会社にとってどれだけ必要な人材なのか、単刀直入にわかりやすく伝えます。
遠回しな言い方はしないほうがベターです。
それに加え、退職されることで会社にとってどんな損害が出るのかといったことも伝えると効果的です。
また、本人も自分が会社にとってこれだけ必要な人材であるのかを自覚していないことがあるので、気づく機会になることもあります。
給料UPの打診
これは、退職を引き止めるのに一番効果のある手段です。
退職を決意した本人も心が揺らぐことが多いのが、この給料UPの打診です。
「給料UPする方向で」と、引き止める時点で決まっていないと説得力に欠けるので、いくらほどUPするのかをしっかり決まってから引き止めることがポイントです。
給料UPの提案は、最終手段で一番効果的ではありますが、退職理由が給料形態のことではない場合、効果が薄れることもあります。
退職理由を聞いて改善できるところを具体的に伝える
退職する理由が会社として改善できる内容であれば、これから具体的にどう進めていくか、その旨を伝えることがポイントです。
「こうしていこう」ではなく、「こうしていく」という決定的な言い方にすることです。
退職を決意している本人は気持ちを固めていることが多いので、具体策を話すと良いでしょう。
または、本人にもどのように改善してほしいか聞くのも一つの方法です。
何人かで徐々に引き止める
上司一人の引き止めではなく、周りの社員からの協力を得て退職を引き止める方法があります。
これも効果的で、多くの人に必要とされていることを知ることができます。
本当に必要な人材であれば、協力を得なくても自然と周りは引き止めるでしょう。
退職を引き止められるのはなかなかないこと?
退職することは、大体は受理されることが多いですが、引き止められることはなかなかないことだと私は思います。
本当に企業にとって必要な人材だから引き止めるのであって、ありがたく受け止めましょう。
また、企業側は退職の引き止めをしつこく言わないことです。
しつこく迫ると、それがかえって逆効果となることもあり得るので注意が必要です。
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