履歴書の誤字が評価を下げる!?誤字や修正跡の印象と対処方法

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履歴書を書いていて誤字・脱字をしてしまったとき、みなさんはどうしていますか?

「最初から書き直す」「修正液を使う」など、さまざまな対処法が思い浮かぶかと思います。

履歴書は志望企業とあなたをはじめてつなぐ資料となるものです。

はじめから悪い印象をもたれてしまうことがないように、正しい知識を身につけておきましょう。

履歴書を間違えてしまったときの対処法とは

最近は履歴書のパソコン作成をOKとする企業も増えてきました。

データであれば間違えてもすぐに修正することができますが、手書きでの履歴書だとそうはいきません。

誤字があるまま提出してしまうと、その企業に対しての志望度が低いと思われてしまうことも。

履歴書でミスしてしまったときの対処法についてご紹介します。

誤字のある履歴書をそのまま提出してもOK?

履歴書を見返していて誤字を見つけてしまったとき、もちろんそのまま提出することはNGです。

履歴書のミスは一から書き直すことが基本ですが、企業側が指定した用紙で替えがきかないこともあるかもしれません。

替えのきかない履歴書を書き損じてしまったときは、定規を使って黒ペンで誤字部分に 二重線を引き、その上から訂正印を押しましょう。

しかし、この訂正印をつかった修正方法は最終手段です。やはり本当に入社したい企業であれば、書き直す人がほとんどでしょう。

原則は「間違えたら書き直す」だと覚えていてください。

もともと一枚しかない用紙はコピーしておきましょう。

面接がはじまる前、採用担当者が応募者を判断する資料は履歴書しかありません。

誤字・脱字のある履歴書は、そのままあなたの評価につながる可能性もあります。

細心の注意を払って丁寧に記入し、提出前は必ず何度も見直しましょう。

履歴書の誤字に修正液や修正ペンは使ってもいいの?

ポート株式会社の調査によれば、大学生・院生の約9割が「履歴書を修正液で修正してもよいと思うか」という質問にNOと答えています。

最低限のマナーとして、履歴書やエントリーシートに修正液・修正テープを使うことはNGです。

文字がにじんで読みにくくなるだけでなく、正式な書類で修正液を使ってしまうと、あとから他人が文字を改ざん・ねつ造することができてしまうので、原則として禁止されています。

履歴書を書いている途中で間違いに気づいたときは、一から新しい履歴書に書き直しましょう。

単純に、修正した痕跡のある書類よりも、きれいな書類の方が好印象をもたれるからです。

また間違えても修正できるようにと、履歴書に消えるボールペンを使うことは絶対にやめてください。

消えるボールペンは摩擦熱で消えるインクが使われています。送付中に何かしらの理由ですれて、文字が消えてしまうことも。

さらに、消えるボールペンで書いた書類はコピーしたときにインクが消えてしまうので、何が書かれているかわからなくなってしまいます。

せっかく丁寧に書いた履歴書でも、採用担当者が読めなければ意味がありません。

履歴書を書くときは消えない黒のボールペンを使用し、跡が残らないように芯のやわらかい鉛筆で下書きをしてからボールペンでなぞって丁寧に消してください。

このときボールペンが乾く前に消しゴムでこすると、文字がにじんでしまうことがあります。細心の注意を払って作成しましょう。

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誤字のある履歴書は選考に影響を与えるの?

「小さな誤字や脱字が評価につながるはずがない」「採用担当者もそこまで細かく気にしていないだろう」と考えている人もいるかもしれません。

たしかに、誤字があれば即不採用!というわけではありません。

しかし、株式会社ワークポートの『採用担当者のホンネ調査 ~採用の常識・非常識~』という各企業の採用担当者から求める人物像や面接のポイントを調査した資料によると、なんと約7割の企業が誤字・脱字は選考結果に影響を及ぼすと回答しているのです。

履歴書は企業へ送るラブレターだといわれることもあります。

採用担当者は、履歴書という応募者からの手紙を読むことで、応募者の性格を読み取っているのです。

履歴書は自分自身を志望企業にはじめてPRするための重要な資料であると考えてください。

自分はこういう人ですという自己紹介だけでなく、仕事に対する熱意や誠実さを、その一通の手紙を通して採用担当者へ見せるものです。

丁寧に書かれた文字は、応募者のやる気や覚悟がストレートに伝わり、採用担当者にも好印象を与えられます。

その大切な履歴書の文字を間違ったまま提出してしまうと「だらしない人かもしれない」「書き直す手間すら惜しむ雑な人なのだろうか」とネガティブなイメージをもたれてしまうかもしれません。

1~2個くらいの誤字・脱字であれば、評価を下げることはあっても不採用となることはありません。

しかし、5~6個も誤字・脱字があるようなら、その時点で「集中力が低い」「真面目に作成していない」など、個人の能力にまで低評価がつけられてしまう可能性があるのです。

例えば、文章が素晴らしく、経歴もほぼ同じ二人が履歴書を提出したとして、誤字・脱字のない履歴書を提出した人の評価の方が高くなることは当然です。

もちろん、誤字・脱字があったので即不採用ということはありませんが、注意してもしすぎることはありません。

特に出版社や新聞社など、記者職を受ける人は、誤字・脱字が一つあるだけで選考が不利になることもあるので、徹底した見直しが必要です。

提出前に何度もチェックすることは当然ですが、家族や友だちなど、知り合いに見直してもらって誤字・脱字を防ぎましょう。

漢字の使い方や言葉の使い方などに気を付けていたとしても、自分の思い込みによって間違っている可能性もあるからです。

また、提出日当日に焦って見返すと、単純なミスに気づけないことがあります。

書いてから時間をあけてチェックすることで間違いを見つけやすくなるので、時間に余裕をもって準備することが大切です。

企業への志望度が高ければ高いほど、時間をかけて丁寧に履歴書を書くことは当然ですよね。

誤字の多い履歴書は、提出期限ぎりぎりになって準備したと思われてしまう可能性があります。

企業の採用担当者は、就活生が応募している会社が一社だけではないということは当然わかっているでしょう。

しかし、誤字・脱字のあるまま履歴書を提出すると、志望度が低いと思われてしまうことも。

また、履歴書は入社後に人事データとして保管されることがあります。

内容に不備があったり、誤った内容が載っていれば、入社後に問題となる可能性がないとも言い切れません。

提出する書類は、細心の注意を払って丁寧に記入するように心がけましょう。

どうしよう!履歴書の提出後に誤字に気づいてしまったとき

提出した履歴書に誤字があると気づいてしまったとき、修正するすべがない状況に落ち込んでしまうと思います。

もちろん誤字・脱字はないことが好ましいのですが、履歴書でのミスがそのまますべて選考に影響するとは考えられません。

採用担当者は選考時に何千通の履歴書を読むことがあります。

そのなかには誤字・脱字だけでなく、字が汚くて読めないような履歴書もあるでしょう。

採用担当者によっては、誤字・脱字が気になって文章の印象が残らず、応募者への評価が下がってしまうようなこともあるかもしれませんが、これは誤字・脱字があまりにも多い場合に限られます。

たいていの採用担当者は誤字があったからといって、すぐ不採用にしたり、残りの文章を読まないというケースはほぼありません。

提出後の履歴書にミスを思い出してしまったときも、ネガティブに考えすぎず、今できることを進めていきましょう。

住所や電話番号など、誤った情報を記載してしまい、合否の連絡が取れないような場合は、応募企業へ電話し、どのように対応すればよいか採用担当者の指示に従ってください。

場合によっては、訂正済みの履歴書を再度提出してくださいと言われることもあるので、そのときはミスのないよう丁寧に履歴書を作成しましょう。

丁寧な履歴書は採用担当者の心をつかむ

どんな人でも、ミスはあるものです。

私も就職活動中は慣れない履歴書や職務経歴書に奮闘し、何度も書き直して手が痛くなってしまうほどでした。

前述したように、採用担当者は文字からあなたの情報を受け取る以外、あなたを知るすべがありません。

誤字は小さなミスですが、その小さなミスで自分の可能性をつぶしてしまうようなことにならないよう事前の準備や見直しが必要不可欠です。

悔いが残らないよう、マナーを守って就職・転職活動を続けていきましょう。

履歴書の書き方については転職エージェント直伝!転職初心者でも成功する必勝レジュメの作り方もあわせてご覧ください。

どうしても手書きに自信のない人はパソコンで履歴書を作成するのもおすすめ。

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