社員の学びが加速する!ヒップスターゲートの社内勉強会ツール「ロクゼロ」

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この記事の取材ご協力者様

山並 悠 デベロップメントチーム マネジャー

株式会社ヒップスターゲート

あなたの職場では定期的に「社内勉強会」をおこなっていますか。スキルアップや情報の共有などに役立つことから、積極的に開催する職場が増えてきています。一方「運用が難しい」「なかなか継続できない」という声も聞こえてきます。

そのような中、株式会社ヒップスターゲートが2019年12月からサービスを開始した社内勉強会コンテンツサービス「ロクゼロ」が話題になっています!

ロクゼロにはどのような魅力があるのでしょうか。株式会社ヒップスターゲートの山並悠さんに詳しいお話をうかがいました。

社内勉強会ツール「ロクゼロ」とは。株式会社ヒップスターゲート 山並悠さんインタビュー

社内勉強会が低コストで、短時間で実現できる‥そんな大きなメリットを持ってリリースされた株式会社ヒップスターゲートの「ロクゼロ」は、高い費用対効果を見込めるとしてすでに人気のツールとなっています。

今回は、「ロクゼロ」開発を手掛けられた山並さんに、開発の裏話やロクゼロの特長について、インタビューしてきました。

「ロクゼロ」サービス誕生の経緯やコンセプト

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社員の能動的な学びを加速させる、社内勉強会専用電子テキスト「ロクゼロ」サービスがついにリリースとなりましたね。「ロクゼロ」開発に至ったきっかけや、コンセプトを教えてください。

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電子テキスト「ロクゼロ」開発のきっかけは、日本社会での深刻な人材不足に対して、「人材獲得(採用)」ではなく「社内人材強化(育成)」の必要性を感じたためです。

厚生労働省から発表された2019年9月の有効求人倍率は1.57倍であり、バブル期を超える高水準として企業の採用活動は難航し、大企業に比較して採用力に劣る中小企業が結果を出すのは非常に難しくなっています。

こうしたなか、今以上に人材獲得に多くの時間と労力を費やすことは得策ではありません。そこで、「採用志向」から、今いる人材を強化する「教育志向」にシフトする必要があると考えました。

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既存社員ひとりひとりのアップデートによる、人材育成の必要性に気付かれたわけですね。

株式会社ヒップスターゲートでは様々なテーマで講師派遣型研修や公開講座を運営されていますが、「ロクゼロ」では社内勉強会というスタイルを採用された理由はどのような点にあるのでしょうか。

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企業での教育として多くの方が連想するのは、「集合研修」や「現場指導(OJT)」ではないでしょうか。

しかし、これら2つの実践は中小企業にとってハードルが高いのが現状です。なぜなら、集合研修は社員を時間的に拘束し、会場費や外部講師への支払いにコストがかかるからです。

また、現場指導(OJT)は意図的・計画的・継続的に推進しなければ、社員の成長に繋がりません。

そこで私どもが注目をしたのが、「社内勉強会」という教育手法です。

社内勉強会とは、現場で活躍する社員が自分たちの成長のために自主的に実施する学びの場です。

社内勉強会に参加することによって、現場で直面する問題の解決法、さらには解決の為のスキルや知識を能動的に身につけることができます。

私どもはこのような社内勉強会が全国の中小企業に浸透することによって、日本の総合力は間違いなく高まると確信しており、その実現のために、電子テキスト「ロクゼロ」を開発いたしました。

「ロクゼロ」のもっとも大きな強みや魅力

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革新的な「ロクゼロ」サービスの、もっとも大きな強みはどのような点でしょうか。

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電子テキスト 「ロクゼロ」の大きな強みは、60分という短時間で社内勉強会を開催できることです。

集合研修は、通常1日~2日間程度の時間を要します。その間は、受講者を現場から離して、研修会場に拘束する必要が発生するわけですが、少数精鋭の中小企業が生産性を高めるうえで望ましい状況とはいえません。

電子テキスト「ロクゼロ」での社内勉強会は、60分という短時間での開催を可能にしている為、社員の拘束時間を大幅に削減できます。

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集合研修では移動時間などの学習を受けていない時間もあわせると、どう考えても60分では完結できないですからね。社内での60分、ぐっと集中して取り組めるのは非常にありがたい点ですね。

「ロクゼロ」開発でもっとも苦労したこと

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学習テーマの設定に工夫が必要でした。

一般的に、集合研修は経営幹部や人事部が主導で企画(研修内容)をするので、必ずしもその内容が社員の学習ニーズ(現場で必要としているスキルや知識)と合致しているとは限りません。

しかし、社内勉強会は社員が主催して進行するものです。普遍的でありながら、時代に即した新しく魅力的なテーマをご提供する必要がありました。

例えば『20代でもそれっぽいことが言える話術』というテーマがあるのですが、このテーマについては、20代のビジネスパーソンがその若さを理由に、重要な仕事を任せてもらえなかったり、正しい意見であるにも関わらず聞き入れてもらえなかったりする実情をふまえています。

補足すると、テーマ内容はお客様や上司・先輩から信用を得ることのできる話術を学習できるようになっています。

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とてもわかりやすい例え、ありがとうございます。確かに現場で働く当事者でないと浮かばないようなテーマですし、そのリアリティからかなりひかれます。

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そうですよね。このように、すぐに現場で発揮したいスキルを選定し、さらに勉強会で学び合えるようにコンテンツを作成していくことは、想像以上にHSGの研修会社としての知見を必要としました。

しかし、私どもは、講師派遣型研修サービスの展開をとおして、お陰様で毎年全国1万人以上のビジネスパーソンの方と接しています。

そのため、現場の課題やそれを解決できるスキルや知識など、今、正に最前線で活躍する社員のニーズと日々触れることが可能です。

ロクゼロのテーマ設定にあたっては、そのような貴重な機会を存分に活かせていると自負しております。

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株式会社ヒップスターゲートだからこそ提供できる、社員にとって自分事に強くマッチしていて、日々直面する様々な課題に対するテーマであるということですね。今後のテーマ展開も、楽しみです!

「ロクゼロ」と株式会社ヒップスターゲートの展望

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電子テキスト「ロクゼロ」の学習テーマのラインアップ充実に力を注いでいきます。

3年後には、100テーマの配信を計画しており、導入企業数800社を目指しています。5年後には1200社の企業に導入いただけるよう、サービスの拡充に努めて参ります。

日本における企業の9割を占める中小企業で社内勉強会が一般化し、文化として根付いていくことが、ひいては日本の経済力を底上げすることに繋がると信じ、ヒップスターゲートは電子テキスト「ロクゼロ」の普及に力を注いで参ります。

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集合研修よりも短時間で学べ、現場指導(OJT)よりも社員の成長につながりやすい社内勉強会という社内人材育成手法。100テーマの配信等、「ロクゼロ」サービスの進化から目が離せません。

山並さん、本日はありがとうございました。

ロクゼロと運営元「株式会社ヒップスターゲート」のご紹介

今回のインタビューのテーマとなっている社内勉強会専用電子テキスト「ロクゼロ」、そして運営元「株式会社ヒップスターゲート」のサービス内容について紹介いたします。

ロクゼロは、社内勉強会の周知を促進するヒップスターゲートが2019年12月9日からサービスを始めた、60分完結型の定額制の電子テキストです。

メンバーで電子テキストを見ながら社内勉強会を進めることで、ビジネスに必要なスキルを主体的に効率よく学べます。

ロクゼロの利用法

ロクゼロは、専用ビューアによるストリーミングで電子版のテキストが利用できるサービスです。

提供されているコンテンツをそのまま使用すればよいので、勉強会に必要なテキスト類を作成する手間がかかりません。テキスト類は、専用サイトで表示し、画面上でのメモ書きも可能です。

主な提供ツール
  • テキスト(ストリーミングによる提供)
  • ファシリテーターマニュアル(ストリーミング・ダウンロードによる提供)
  • 社内勉強会のお役立ち資料(ストリーミング・ダウンロードによる提供)

パソコン、またはスマートフォン・タブレットがあれば、それ以外は基本的に事前に準備するものはありありません。(Windows、Macintosh、iOS、Androidに対応。動作環境についてはサービス利用前に確認が必要です。)

勉強会をする場合は、まず参加メンバーの一人をファシリテーターに選び、ファシリテーターは「ファシリテーターマニュアル」を事前に読んでおきます。あとはテキストやマニュアルに従って勉強するだけです。

テキストは、知識の習得はもちろん、テーマの理解を深めるためのディスカッション演習も盛り込まれています。メンバー同士で気軽に話し合いながら、勉強会を進めることができます。

コンテンツはすべて60分で完結するようデザインされているので、社内会議室などを利用し、5~10名程度の少人数で社内勉強会をするときに最適です。

ロクゼロのサービス内容

ロクゼロは、入社前、新人、若手、中堅、管理職、全階層それぞれのスキルアップに役立つ学習テーマを展開。学習テキストやマニュアルは毎月更新、随時追加しています。

テキストは現場の視点に立って学習のテーマをしぼり、最も重要な内容のみで構成してあるので、60分と短時間でもしっかり学ぶことができます。

ロクゼロの学習テーマの一例はこちら。
(一部は、リリース予定のテーマです。)

入社前 ・「学生」と「社会人」の違い
・年上の人とのコミュニケーション
・ビジネスメールの書き方
・自己分析のやり方
新人 ・入社1年目のあるべき姿
・ロジカルシンキング(論理の軸)
・仕事を任せてもらえる「報告・連絡・相談」
・会社の顔になる電話応対
・スラスラ書ける議事録のコツ
・PDCAサイクルと自己成長
・ザ・コンプライアンス
・ダイバーシティ(基本的な考え方)
・収益と費用を読み解く
・グローバルで活躍するために
若手 ・入社2年目のあるべき姿
・入社3年目のあるべき姿
・周囲の巻き込み方
・フォロワーシップ
・20代でもそれっぽいことが言える話術
・TEDから学ぶワンランク上のプレゼンテーション
・若手のうちに知っておきたいリーダーシップとマネジメントの違い
・損益分岐点って何だろう?
中堅 ・イノベーションの為のデザイン思考
・新人、後輩を育てる-指導者の心構え-
・新人、後輩を育てる-ウソや誤った報告をなくす-
・新人、後輩を育てる-ハラスメントを知る-
・Win-Win交渉術
・クリティカルシンキング
・ファシリテーター養成(場のデザインスキル)
・ファシリテーター養成(対人関係スキル)
・ファシリテーター養成(構造化スキル)
・ファシリテーター養成(合意形成スキル)
・ダイバーシティ(マネジメント)
管理職/全階層 ・部下の成長を促す「事実」を伝えるフィードバック法
・マインドフルネス
・人生100年時代のキャリアの考え方
料金
ロクゼロは月額定額制のサービスです。社員1人(1ID)あたり月額500円(税抜き)で、豊富なコンテンツが使い放題となります。
(別途で企業には年会費がかかります。)

ロクゼロを利用するメリット

ロクゼロにはこのようなメリットがあります。

  • 社内勉強会が低コストで実現できる
  • 誰でも勉強会を運営できる
  • 主業務の合間に短時間で勉強できる

ロクゼロは、社員一人あたり月額500円と料金設定も明瞭。外部に研修やセミナーを依頼するよりも低コストで勉強会が開催でき、実施頻度に応じて高い費用対効果も見込めます。

そして、テーマやテキストはあらかじめ用意されているので、勉強会を運営する社員がその準備に時間を取られることもありません。負担なく主業務の合間に実施できます。

また、専用のファシリテーターマニュアルがついているので、新人、ベテラン、ファシリテート経験の有無に関わらず、誰でも勉強会を進行させることができます。

こうして講師や特定の社員に依存せず、参加する社員がファシリテーターを務めることで、企業形成に参加している意識が生まれ、スキルアップ、コミュニケーションの活性化も期待できます。会社への帰属意識も高まるでしょう。

コンテンツは60分で完結するので、集中力が持続している間に知識やスキルを効率よくインプットできます。

株式会社ヒップスターゲートとは

株式会社ヒップスターゲート(代表取締役:渡邉良文氏)は「真面目に楽しい教育の創造」を使命に、人材教育・研修事業を展開している研修コンサルティング会社です。

新人社員・若手社員から管理職まで幅広い階層、官公庁や企業を対象に、講師派遣型の教育研修事業や社員教育支援ツールの提供などをおこなっています。

また、誰でも研修できる環境を作ること、企業研修の内製化を進めることを目標に、社内勉強会の周知を促進する活動にも力を入れています。

主要業務
  • 法人向けの人材教育・研修サービス
  • ゲーム要素を取り入れた研修の企画・開発
  • 社内勉強会の導入支援サービス
  • 研修内製化を支援する教材・ツールの企画・開発
  • eラーニングのコンテンツ企画・制作

ヒップスターゲートは2010年の設立以来、企業研修にゲーム的な要素を取り入れた「ビジネスゲーム」を導入するなど、革新的なサービスを多数開発してきました。

たとえば、代表的な研修サービス「ビジネスゲームDo★Do★Do」では、プログラムに動画やアニメ風のキャラクターを登場させ、受講者が夢中になれるストーリーを演出しています。

ゲーム要素を取り入れると、誰でも強い関心を持って研修に取り組めるようになります。また、座学によるインプットだけでなく、実際にワークをおこなって成果を出したうえでアウトプットするので、研修を通して自分のスキルをしっかり定着させる効果が高まります。

ヒップスターゲートは「夢中で遊ぶ子どものように社会人が夢中になれる」サービスにこだわっているのです。

事業内容

株式会社ヒップスターゲートはビジネスゲーム型研修を中心に、講師派遣型研修や公開講座の開催、研修内製化マニュアルの提供など、幅広く人材教育事業を展開しています。

講師派遣型研修

実績を持った講師陣がそろっており、事業所へ講師を派遣して研修をおこなっています。研修のテーマはユニークでバラエティ豊富、受講者の階層やスキルなどに合わせてプログラムが選べます。

研修は体験型プログラムを軸とした、受講者のやる気を引き出す内容となっており、受講者は楽しみながら真剣に考えて行動し、スキルを身につけることができます。

ヒップスターゲートの代表的サービス「ビジネスゲームDo★Do★Do」「営業版ビジネスゲームDo★Do★Do2」は、仮想企業の社員となって商品の企画開発・販売、営業を疑似体験するゲーム型研修です。

「Do★Do★Do」はゲーム内でリアルな職場環境が再現されており、ワークを通して組織活動の重要性を学ぶことができます。

その他テーマの一部をご紹介。

  • ハラスメント研修:ハラスメントに対する正しい知識を習得する
  • プロジェクトメンバー:シャッター通りになった商店街の再生案を考える
  • トヨタ流「A3 思考術」:トヨタが実践している問題解決手法を学ぶ
  • リーダーシップ研修:理想のリーダー、リーダーに必要なスキルについて学ぶ
  • アンガーマネジメント研修:怒りをコントロールする手法を学ぶ
  • 基礎から学ぶロジカルシンキング研修:ロジカルシンキングの手法を理解する
  • 非日常体験で勇気を鍛える尾行研修:尾行体験を通し判断力や決断力を養う

ほか

研修内製化サービス
社内研修講師の育成とカリキュラム作成のノウハウをマニュアル化した「研修講師のマニュアルシリーズ」を提供しています。

プロのノウハウを導入することによって、研修準備にかかる時間とコストの大幅な削減が可能に。研修の内製化を検討している企業におすすめのサービスです。

「ビジネスコミュニケーション」」「OJTトレーナー」「講師養成」「キャリアデザイン」など11種類の研修テーマを用意。
 

講師マニュアル、研修テキスト研修ツールは、ヒップスターゲートのオンラインショップ「dododoSTORE」にて販売しています。

なお、厚生労働省 「人材開発支援助成金」に対応しているので、研修を利用した対象の事業所は助成金を申請することができます。

実績

株式会社ヒップスターゲートは、全国の企業、教育機関や行政機関などを対象にサービスを提供、豊富な実績を持っています。

特に、若い世代の成長を求める企業にはビジネスゲーム型研修が大変好評。高水準のリピート率をほこっています。「ビジネスゲームDo★Do★Do」は、180社以上の企業が導入、約1万名以上が受講しています。(2019年3月現在)

また、2019年からは「マイナビ」と共同で、マイナビ研修サービス「新入社員研修」(公開型)の「総合実践演習」を販売しています。実践的な環境によって職場に必要なマインドやチームワークが習得できると定評です。

創立10年を迎えたヒップスターゲートは、これから社会で頑張っていこうとする皆さまの活躍を、人材教育、研修事業をとおして今後も支援していきます。

自ら学びたい社員を応援するロクゼロ

ロクゼロは「社内勉強会を継続的に運営したいけどなかなか実現できない」というお悩みを解決してくれるサービスです。社員に負担がかからないので、参加するハードルもぐっと下がりますね。

社内勉強会で学ぶことは、スキルアップはもちろん、企業経営を意識したり円滑なコミュニケーションを築く良いきっかけにもなります。

皆さんの職場でも、ぜひロクゼロを活用して社内勉強会を始めてみてはいかがでしょうか。

この記事の取材ご協力者様
山並マネジャープロフィール写真2

山並 悠 デベロップメントチーム マネジャー

株式会社ヒップスターゲート

大学卒業後、飲食系のベンチャー企業に就職。入社1年で店舗マネージャーに昇格した後、新入社員の教育を中心に行う。ところがまもなくして企業は倒産。若くして失業を経験する。その後、27歳の時にヒップスターゲート代表渡邉と出会い、人材教育業界へ転身。斬新なアイデアをカタチにする”研修開発”の分野で才能を開花、ヒップスターゲートの看板商品である「Do★Do★Do研修シリーズ」「PROJECT MEMBER」「電子テキストロクゼロ」などの開発を手掛ける。

(本記事の情報は2020年1月時点のものです)

 

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