あなたの給料が上がらない理由。問題は会社?それとも自分にある?

給料が上がらない…という人は多いことでしょう。

景気も少しずつよくなってきて、一部の大企業で働く人は恩恵を受け始めているかもしれません。

しかし、ほとんどの中小零細企業における給与アップは目に見えるほど成果が出ているとはとても言えません。まだまだ、恩恵は受けきれていないのが現実です。

しかし、給料が上がらないということには、そういった企業によって異なることもあるかもしれませんが、それだけでもありません。それは自分自身の仕事における姿勢や成果の部分もあります。

また、自分では一生懸命仕事に取り組んでいると言っても、会社全体として見た場合はそんな人は山のようにいるということに気づいていないということもあります。

そう言ったところも含めて、給料が上がらないと悩むことが少しでもなくなるようにここでは自分を見つめ直す意味も含めて考えていきましょう。

そうすることで、あなたが給料が上がらないということから卒業できるかもしれません。

給料が上がらないというのはなぜなのか?

給料が上がらない理由は大きく分けて

  • 働いている人、本人の問題
  • 働く企業側の問題

と二つに分かれます。働いている本人の部分については、後ほど触れていくとして、主にここでは企業側の問題に触れていきましょう。

従業員を人財と捉えずコマ扱いをして「人件費=コスト」でしか見ていない

「人件費=コスト」という意識は本当に危険です。大事な従業員を会社の財産と考えず、兵隊のコマのような扱いをします。こういうことをするのはだいたいブラック企業が多いようです。

従業員の代わりなんて別にいくらでもいるから、安い給料で働く人を使っていた方がいいという根本的に間違った考えが社内に染み付いてしまっているという重症です。

実際、代わりはいくらでもいると言いながらも、そんな会社で働きたいと思う人なんて世の中にはほとんどいないわけでして、結局辞められてしまえば、人材不足への道へまっしぐらです。

また、そういう会社は、管理能力が低い場合が多いので、経費節減=人件費のカットと勘違いしています。こういう場合は在籍していてもいいことありませんので、転職が一番かもしれません。

家族親戚などの同族経営をする会社

いわゆる血縁者が経営に携わっている企業というのは非常に多く存在します。全てがというわけではありませんが、こういうところは会社を私物化しているところもまた多いです。

役員が血縁者同士で、一般社員はそうでなかったりすると、大した仕事もしないのに、役員が給料ばかり持っていく会社もあり、一般社員にはその恩恵は一切受けられません。

そういう会社には、昇給という概念はなく、血縁者だけはなんとか収入をキープしようと考えます。それであればいいという実にふざけています。

しかし、すべての家族経営の会社がそうではありませんのでご了承くださいませ。しっかりと地道に経営されている企業も多くあります。

会社自体の売上や利益が少なくなっていて経営自体に危険性あり

こうなってしまうとどうしようもありません。給料を上げるという次元ではなく、給料さえしっかり払ってもらえるのか、会社の存在自体が大丈夫なのか危機的状況です。

会社によっては、トップの責任だから自分の給料をカットしてでも社員の給料を払うという当たり前ではありますが、そうやってでも社員を守ろうとする会社もあります。

しかし、社員を裏切って自分だけお金を握って逃げるという場合も中小企業といいますか個人商店的経営ではありえますので、給料が遅延しだしたら要注意です。転職を考えましょう。

株主至上主義の傾向が出てきているから

株主は会社に資本投資してくれる大切な存在です。ですから、株主なしで会社は絶対に成立させることはできません。そのため、株主をやたらと重要視する会社も少なくありません。

しかし、逆に適当にあしらうわけにもいかないですから、そのあたりのバランスは難しいところです。そのため、投資をしてくれる投資家にはできるだけ配当金を乗せなければ株主を続けてはくれません。

そうなると、社員への還元よりも株主優先になってしまう場合もあるのです。

給料をあげるにはどうすれば良いのか

給料を上げるためには、自分自身の努力と成果が上がっていなければ給料なんて上がるはずがありません。

長い期間同じ会社に在籍していればいいということはないとは言えませんが、今は成果至上主義に変わり始めているところが多くなってきています。

やはり、会社で働いている以上、その会社を存続させることができなければ、会社は倒産してしまいます。また、会社を存続させるためには、売上や利益が上がらなければいけません。

そのための力になっているかどうかです。アルバイトが何年働いても時給が上がらないのは仕事を覚えないから、戦力として一人前ではないから時給を上げられないというのと同じことです。

力がない社員はないなりの仕事しか任されません。ですから、そういう人に高い給料は払えません。それは実力の世界では残念ですが、当たり前なのです。

高い給料が欲しければ、それ相応の仕事をしなければいけません。そうでなければいわゆる給料泥棒と同レベルになってしまうことになるでしょう。

二人の社員がいて、一人は100万円の売上を上げて、もう一人は20万円の売上を上げたとします。100万円の売上を上げている人が20万円の売上を上げている人より給料が安かったらおかしいですよね?

仕事をするというのは、同じ時間会社にいることではありません。その時間内にいかに会社の売上を上げて、利益を少しでも伸ばすことができるかが勝負なのです。

何もしなくても喜ばれるところは何も事件や事故が起こらない平和な警察や消防署ぐらいでしょう。もちろん警察や消防署の方々は事件事故の時にとてつもなく頑張ってくれていますよ。

そういった結果、事件や事故が起こらない街になって暇になることが警察や消防署のある意味目標なんです。しかし、一般企業はそうではいけません。日々の売上や利益に一喜一憂しているのです。

ということは、給料を上げるには、仕事の質を上げることにより売上や利益を上げることに貢献することが必要で、それを上司や同僚にも(最低でも上司だけには)認められなければいけません。

仕事の質を上げることの大切さ

仕事の質を上げるということは、どういうことかと言いますと、ここでいう質は「仕事の中身と内容の完成度や緻密さ」を指すと考えていただければいいでしょう。

ただし、仕事の中身というものは、業務内容を指すわけではありません。その奥にある意義のようなものであったり、会社に対する貢献度の意味ということになりますので、そこは間違いないようにしなければいけません。

仕事の質が向上すると、業務も丁寧に行うことができ、生産性も高くなってきます。その仕事の質というものが示す意味を考えると、それは必ず業務に活きていくはずです。

ですから、やみくもに仕事を進めるだけではなく、できるだけ質の向上に努めていくということが建設的でもあり、理想的でも言えることになります。

ただこなすということではなくて、「量より質」を念頭において、「仕事に質というのは何か?」ということをよく考えてみると自ずといろんなことが見えてくるかもしれません。

仕事の質が上がることによるメリット

仕事の質が上がってくると、どんなメリットがあるのかを見ていきましょう。

まずは、仕事が楽しくなってくることです。仕事の質を上げていくぞと決意をしたとしても、決意をすればすぐに質が上がるというわけではありません。恐らく仕事を進めていきながら、試行錯誤を繰り返すことになるはずです。

試行錯誤を繰り返していくと、頭の中でも仕事というもの自体も待ちの姿勢から自ら進めていくようになってくるようになってきます。

受け身になっている時は、仕事自体もあまり楽しさを感じることはないでしょうが、自ら進んでいくようになってくれば、モチベーションも上がってくるでしょう。すなわち、楽しさがわいてくるということです。

次は、仕事の質が上がってくると、視野が広がってくるようになってきます。仕事の質を上げようとしている時は、業務内容についてより広く、より深く知ろうとするようになるからです。

視野が広がるということはもちろん仕事においてとても良くなるのは当然なんですが、そこで身につけた知識などがプライベートでの友人などとの会話を盛り上げるなんてこともあるんです。

仕事だけでなく、プライベートにもプラスの影響をもたらすことにもつながりますので、ある意味とても役に立つということですね。

決断力が早くなる

仕事の質を向上させるための試行錯誤を繰り返していくと、決断力が早くなるという効果も出てくるようです。

仕事の質というのは、スピードよりも仕事の本質や中身の部分なのである程度の時間をかけないといけないですし、じっくり考える時間も必要なのかもしれません。

ですが、試行錯誤を繰り返していくと経験値が付いてきますので、結果的に視野が広がってくるようになりますし、直接的ではないですが、素早い決断力が付くようになります。

会社からの評価も上がってくる

仕事の質が向上して、それが継続してくるようになると、社内の評価も上がってくるというものです。先ほども触れましたが、仕事の質は完成度や緻密さですから、もちろん質が上がれば会社から評価されることは当然です。

仕事に対して試行錯誤を繰り返し、工夫するようになり仕事も楽しくなってくるかもしれません。結果評価も上がってくるのであれば、積極的に質の向上に努めるべきです。

会社に認められないと仕事ができても給料が上がらないかもしれない

簡単に言うと、会社に認められれば、役職が付くようになるでしょうし、自ずと給料も上がってくることでしょう。しかし、会社に認められるというまでには結構長い道のりがあるかもしれません。

評価を上げるのは簡単なことではありませんが、逆に評価を落とすのは本当に簡単であっという間です。ただ、簡単に認めてはもらえないので、イラつくというか焦る気持ちが出てくるかもしれませんが、焦りは禁物です。

会社は仕事の質だけでは認めない

確かに、仕事で成果を出してやるべきことを誰よりもスピーディにミスなく終わらせることで仕事の質をアピールすることは大切かもしれませんが、それだけでは会社もワーカーとして使えるなくらいしかなりません。

あと何が必要なのでしょうか?

それは、人間性です。基本的な考え方はもちろんのこと、人への気遣いや、接し方などコミュニケーションの基本がしっかりしているかは大切です。

仕事というか業務はしっかりしているけど、いつもなぜか不機嫌にしている人を「あの人はすごいな」とは言われることはないでしょう。むしろできるだけ関わりたくないというのが素直な気持ちです。

やはり、組織の中にいる以上、一緒に働く仲間を思いやることができる人、引き継いでもスムーズに移行できるように段取りが組める人はすごい人と認められるかと考えます。

認められる人というのは、普通では決してありませんが、普通との差は実はそんなにあるわけでもありません。

普通にプラスアルファが常にできる人で高い意識を持っていて、必要となれば知識やスキルなどを吸収できる努力ができる人なのでしょう。

転職を考えれば、給料が上がる近道になる場合も十分にある

自分自身が認められないことを認識しているのですが、それを反省して今後は同じようにならないようにしようとしているけど、今の会社からはなかなか負のレッテルを打ち消すことは難しいです。

それであるなら、まずは今の会社で試行錯誤して苦労を味わった上で、そういう気持ちが自分自身に植えついたところで、別のステージで再チャレンジしてみるのはどうでしょうか?

いわゆる転職です。ただ、認められないからすぐにあきらめて、転職して今度は気をつけようと思っていても、多分変わらないと思います。それはいい癖が自分につけられていないからです。

それを、苦しいですが、今の会社で認めてもらえるような行動を続けてそれを自分の信条としていけば、次の新しい会社ではきっと明るい未来が見えてくるのでしょう。

新しい会社ででいるだけ早い時期に認めてもらえるようなりたいなら急がば回れで一度立ち止まっていままでの自分を振り返り反省すべきは反省して生まれ変われるようにしてみませんか?

きっと明るい未来と光が見えてくることになるはずです。