ストレスに弱い・強い人の特徴。うまくストレスと付き合うには

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社会に出ると否応なく降りかかってくるストレス。

頑張れば頑張るほど積み重なる心労。

それと闘いたい気持ちはあっても身体が動いてくれない。

そんなストレスに弱い人でも、上手にストレスと付き合うコツがあります。

ここではストレスについて知りつつ、悩む人の特徴や性格も交えながらまとめていきたいと思います。

ストレスに悩む人は沢山いる。みんながストレスを感じる瞬間

労働者におけるストレスを抱えている割合は、厚生労働省の調査で今も5割以上を占めています。

多いと思ったでしょうか、それとも少ないと思ったでしょうか。

あなたの隣にいる人も、大きなストレスを抱えているのかもしれません。

ふたりにひとりはストレスと闘っている現代、いったいどのようなことがストレスに直接関わってきているのでしょうか。

その内容についてまとめていきましょう。

あなたがこれからどうやってストレスを軽減させていけばいいのか、その解決の糸口にも繋がっていますからね。

仕事が出来ないことによるストレス

働いている現場で、思うように仕事が出来ない。

他の人に比べて劣っているという感覚はやはりストレスに繋がりやすいです。

出来るようになろうと焦り、不安も募り。

結果的に怒られ、足手まとい扱いをされてしまう。

努力しようとする気持ちよりも、逃げ出したいと思ってしまうんですね。

すぐに改善されるものじゃないだけに、抱え込む量も多くなりがちです。

対人関係がうまくいかないストレス

ひとりで仕事している訳では無い場合、対人関係は滞りなく仕事をするにあたってとても大事な要素になります。

  • 同僚や先輩、上司や部下とうまくコミュニケーションが取れない。
  • 会社内で居場所がない。
  • いつもひとりで誰とも仲良くなれないでいる。
  • 陰口を言われているような気がする。
  • 生理的に受け付けない人が近くにいる。

これらは、直接的なストレスとなるものです。

今日もあの職場に行くのか、あの人と話すのやだなあ…そう思いながら会社に行くのは苦痛以外の何物でもありませんね。

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業務量・時間に対するストレス

自分が捌ける量の仕事を超えた時、それは体力的にも精神的にもストレスに直結します。

終わりの見えない仕事、間に合いそうもない配分。

またそれに伴う、長期的な労働時間にも耐えられなくなっていきます。

時間外労働が増えれば、ストレス発散に使える時間はありません。

辛いときに辛いと言えず抱え込んでしまうタイプの人が陥りやすいストレスです。

職場環境が改善されないと解消されることがなく、長期化してしまう場合も多いですね。

お給料や昇格面でのストレス

どんなに仕事をしても一向にお給料が上がっていかない。

同業他社を見比べてみると、自分のところのお給料が低すぎる。

なかなか昇格していくことがない。

こういった、頑張りが成果に結びつかない時間が増えていくと、ストレスがどんどんと増えていきます。

次第に仕事を頑張る意味を見出せなくなってしまうのがこのストレスの怖いところです。

まじめに仕事をしている人ほど、このストレスを抱えている方は多いでしょう。

ストレスに弱い人の性格や特徴

ストレス社会で生きている中で、自分はストレスに弱いと感じるときがあると思います。

あの人は平気な顔をして頑張っているのに、自分は…そう思い詰めるときもありますよね。

どうして自分はこんなに弱いのか、自分を責めたくなったこともあるはずです。

ここでは、そういったストレスに弱い、弱くなってしまう人の性格や特徴についてまとめていきつつ改善点を探りましょう。

まじめで完璧主義、神経質

仕事の上でストレスを感じやすく、そして弱い人に多いのが、この完璧主義者です。

仕事で出来ないことがあると自分を責め、なんで出来ないんだと抱え込んでしまう。

そして次第に失敗することが怖くなり、常に恐怖と闘う仕事に変わってしまうんです。

仕事とは本来気持ちよく行わなければいけないもの。

でもこういった人たちはそれが分かっていながらも、自分の行っていることが認められないと、どうしてもふさぎ込んでしまいます。

これは成功体験がひとつあったくらいでは解消されません。

すぐ次の仕事に精神を削られてしまいます。

時間が経つごとに、ストレスに弱くなってしまうパターンですね。

失敗をいつまでも引きずってしまう

ひとつの失敗をずっと引きずるタイプの人は、ストレスに弱い傾向にあります。

その日例えば上司に仕事のことで怒られたとしたら、三日は立ち直れない。

ストレスというよりも、精神的に打たれ弱いという出来ですね。

申し訳ない気持ちが強くなり、そこにいるのが辛くなってしまいます。

一度そうなってしまうと、会社に来ること自体がストレスになってしまい、身体を壊してしまう人もいるでしょう。

これはその職場が問題というよりも、仕事の向き合い方が原因となっていますので、自分が変わらないと改善が難しいものでもあります。

周りに助けを求めない

仕事をしていて、なにかが起こった時、自分で何でも背負い込もうとする人はストレスに弱くなりがちです。

これくらい出来なくてどうするんだと無理やりにでも奮い立たせようとします。

もちろん自分ひとりで、周りに甘えずにやり遂げる意思はとても大事です。

ですがそこに固執しすぎて助けを求めていないと、孤独感に襲われます。

孤独感は次第に自分を追い詰め、どうしていいか分からない状態へと変わっていきます。

それがストレスを抱えきれなくなった時です。

適度に周りに吐き出せない人は、ストレスに弱い傾向があるということですね。

自己評価が低い

自分なんて下の下…仕事においてもプライベートにおいてもいえることですが、自己評価が低い人はストレスに弱くなりがちです。

自己評価が低いということは、劣等感を常に抱くということ。

周りはそうは思っていないのに、自分で自分の能力を否定してしまっては逃げ場のない迷路を進んでいるようなもの。

どこかで自分の頑張りを認めてあげられない人は、闘うべきストレスがどんどん増えてしまい、辛い日々を過ごす事になってしまいます。

認めてあげられる仲間がいると解消されることは多いですが、自分に厳しい部分もあるため簡単には消えていかないでしょう。

ストレスに強い人の特徴

これだけストレスを与えてくる物事が多い社会です。

本当にストレスに強い人なんているのでしょうか。

ただ耐えて、表で見せていないだけなのでは無いでしょうか。

意識や考え方も踏まえたうえで、その辺りにも触れていきたいと思います。

ストレスに直結する物事は少ない

実は上記のように、自分からストレスへと飛び込むようなことをしなければ、ストレスに直結する物事というのは少ないんです。

例えば自分が何も悪いことをしていないのに理不尽に怒られるなどはストレスに直結する物事だと思います。

でも仕事で失敗したこと、思うように出来ないこと…これらは考え方によって回避出来るストレスでもあります。

失敗してもくよくよせず先のことを考える。

今は出来なくても次出来るようになろうと切り替えられる。

ストレスに強い人というのは、このようにストレスに直結するような考え方を上手く避ける傾向がある人のことを言うのです。

ネガティブよりはポジティブな人

ストレスはどちらかと言えばネガティブな人に多く降りかかってくる傾向があります。

でも、だって…と言い訳ばかりして逃げていると結果解決に繋がりにくくなり、同じことを繰り返すようになります。

「なんで何度言っても出来ないんだ」と言われると腹が立ちますよね。

もう全部投げ出してしまいたいって、思うこともあるでしょう。

でもポジティブな人は、次は失敗しないようにしよう、ここを変えてみようとポジティブに自分を変化させられるため、同じストレスがかかりにくくなります。

このように、ストレスの積み重なりを上手に回避出来るかどうかが、強さに繋がっているように感じますね。

完全にストレスを感じない人は殆どいない

どんなに考え方が上手な人でも完全にストレスを感じない人は殆どいません。

必ずどこかに不満やイライラを隠しています。

少し違えば、ストレスに弱い人とさして変わりないのです。

でもそれをぶつける先がちゃんとあるのがストレスに強い人です。

一人旅に出たり、美味しいものを食べたり、音楽を聴いたり…。

その方法は人によって様々ですが、自分にとって何がストレス軽減に繋がるのかを考えてみるのは、弱い自分からの早期脱却に繋がりますね。

ストレスとの上手な付き合い方のコツ

上記にも書いたように、ストレスに強い人とはストレスとの付き合い方が上手な人のことを指します。

でもどんなことが自分にとってストレスとの付き合い方が上手くなる方法なのかが分からない、そう思いますね。

ここではそのヒントになるよう、いくつかアドバイスを書いていきたいと思います。

なにをしていいか分からない人は、是非おさえておいて欲しいポイントです。

いつもと違うことをしてみる

ストレスを抱えた時の行動が一定だと、そのうちその行動ではストレスが軽減出来なくなっていきます。

そうするとイライラや不満を解消出来ず、ストレスに負けてしまうようになってしまうんです。

ですからこれまでの自分と全く違うことをしてみるのは一つの方法として良いですね。

身体を動かしてこなかったなら、ジョギングやジムに通うのも良いでしょう。

芸術に触れてみたいと思っていたなら、絵を描いたり美術館に足を運ぶのも良いかもしれません。

自分が興味があって、でもこれまで手を出してこなかったものに少しでもいいので目を向けてみると、そのために頑張れるようにもなれますから、ストレス軽減と共に働く意味を見出せる可能性もあります。

新たな自分を探すというのは、そのままストレスと上手に付き合う状態を作りだしてくれるということですからね。

うまく対処出来た経験を覚えておく

危なく失敗しそうになった時、ピンチに陥った時、上手く回避出来た経験ってありますよね。

もしかしたら数少ないかもしれません。

でもそれは絶対に覚えておいてください。

自分が上手に対処出来た、それは心の強さに繋がり、次回以降同じように成功を繰り返すための材料になります。

それは成長に直結し、ストレスになりがちな「低迷」を打破する力となってくれます。

ストレスの原因となるものを潰しておけるのも、上手に付き合っていくコツです。

失敗ではなく成功経験を記憶していく

どうしてもストレスに弱い人は失敗の経験だけを記憶するようになってしまいます。

また同じ目にあったらどうしよう、このままじゃまた怒られてしまう。

また、また、と呼び起こされるのは繰り返したくない事実だけ。

そうならないよう記憶の整理を付ける癖を付けましょう。

悪いことが連続して起こっているような気になってはいませんか?

それはあなたがネガティブな心へと向かいつつある兆しです。

そのままズルズルと引っ張られるといつの間にかストレスの沼から抜け出せなくなってしまいます。

そうなる前に記憶の整理を付けて、成功経験を覚えておくようにするのが良いです。

あの時これが出来た、上手く乗り越えられた、それは自分なりの感覚で構いません。

心が成功経験で満たされていればそれは自信にもつながります。

自信に満ちた状態で仕事に臨むことほど、ストレスに対して強い状態はありませんからね。

完全になくならないからこそ上手に付き合う

ここまでストレスのことについて一気にまとめてきました。

どうでしょうか、ストレスの難しさ、付き合い方、少しずつ分かってきたと思います。

完全にストレスを感じない人はいないからこそ、どう付き合っていくかを考えるか考えないかは大きな差となります。

大切なのは弱いままでいないこと、自分からそれを変えていく意識を持つこと。

ストレスに抵抗する力は変えることができます。それを覚えておいてくださいね。

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