皆さんは志望する企業を決める時は、どんな要素を重視していますか?給料、激務度、福利厚生、やりたい仕事であるかどうか、こういって要素はどれも大切であると思います。

ただ僕は、勤務地もかなり大切な要素であると考えています。特に都会に住み慣れた人にとっては、田舎勤務というのは、きついことだと思います。

今回の記事では、自身の田舎勤務の体験を交えながら、田舎勤務がなぜ辛いと感じるのか?ということを書いていきたいと思います。(田舎を批判するつもりは、全くありません。田舎にもいいところが多くあるのは、十分分かっています。)

楽しい東京での暮らしから一転。田舎勤務へ。

僕は、大学は東京の私立大学に通っていました。東京は遊びに行くところも多く、毎日が刺激的で、友人たちと楽しい大学生活を送っていました。また素敵な女の子も多かったため、恋愛面でも充実していました。

しかし、就職は地元の地方にある大手電力会社に決まったため、勤務地はその地方のどこかの県になることになりました。(僕が入社した会社名はここでは出しませんが、例えば九州電力であれば、九州のどこかに配属になるといった意味です。)

研修を終えて配属が発表となり、僕はその地方の中でも、田舎の県に配属されることになりました。最初の頃は、自分はある程度どこでも楽しむことのできる人間だと思っていました。しかし、その考えが甘かったことにすぐに気付かされることになるのです。

田舎での生活は都会での生活と全く違う

配属後、はじめての社会人ということもあり、職場に馴染めるか不安でしたが、周りの方に優しくしていただき、何とか1週間を終えることができました。そして、配属になって初めての休みがきました。

休みはアクティブに活動するのが好きな僕は、どこかに出かけようと思いました。しかし、そこでふと思ったのです。「行く場所がない。」

車を持っていなかった僕は、同期にお願いして、とりあえず近くのショッピングセンターに連れていってもらうことにしました。しかし、そのショッピングセンターは余りに楽しくありませんでした。

好きなブランドの店はもちろんないし、立ち寄ってみたいと思う店がスーパーとレストランくらいしかなかったのです。

そうこうしているうちに、休みが終わり、職場の先輩に休みは何をしているのか聞いてみると、パチンコか飲み会か釣りということでした。

パチンコは昔大負けした経験があってやりたくないし、釣りは、釣れるまでの間、ずっと待っているというのが、性に合わなくて好きになれなかった思い出がありました。

そういう訳で、アクティブでアウトドアであった僕の休みの生活は、家で本を読むか、ネットサーフィンをするかという、超インドアなものになってしまいました。

また、恋愛することもなくなってしまいました。東京にいた頃は、素敵な出会いが自然とあったのですが、田舎にきてからは、若い女の子を見ることさえなくなってしまいました。

僕の配属後の話が長くなってきたので、まとめると田舎の生活と都会の生活は、本当に全く違うということです。

• 買い物が不便。
• 娯楽が少ない。
• 車がないと移動に困る。

このように多くの不便があります。もちろん逆にいいこともありました。空気がきれいでしたし、食べ物が新鮮でおいしかったです。

田舎勤務がありうる企業を受けるときは、自分が耐えられるかよく考えるべき

正直に言うと、僕は田舎での暮らしが退屈で仕方なかったです。もちろんいいところもありましたが、娯楽があまりになかったため、休みの日がつまらなくて仕方ありませんでした。

しかし、全ての人が田舎をつまらないと思うかと言えばそうではないと思います。僕の同期でも、田舎を思いっきり楽しんでいる人もいました。

ただ、都会での刺激的な暮らしが好きな人にとっては、田舎でも暮らしは退屈なものになってしまうのも仕方がないことであると思います。自分は田舎でもやっていける人なのかどうかを考えて、勤務地について考えてほしいと思います。

田舎勤務が辛い方へ

今回の記事では、企業選ぶ際に参考にしてほしい、「勤務地」について書いてきました。勤務地も非常に大切な要素であると思いますので、きちんと考えてみることをオススメします。

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