海外への転職をサポート!GJJ海外就職デスク田村キャリコンサルタントにインタビュー

0 コメント
twitter
はてな
facebook


この記事の専門家

田村 貴志キャリアコンサルタント

GJJ株式会社

近年は海外で働くことに興味を持ち、実際にアクションを起こしている人が増えているようです。夢に終わらせず、居場所を見つけて活躍することは、本当にすばらしいことですね。

しかし国内就職とは事情が異なるので、興味はあっても何から始めればよいのか戸惑う人が多いのではないでしょうか。まずは、海外就職をよく知ることが大切です。

今回は、国内唯一の海外キャリア支援機関「GJJ海外就職デスク」キャリアコンサルタントの田村貴志さんにお話をおうがかいしました。

GJJ海外就職デスク キャリアコンサルタント田村さんインタビュー

英語を活かした仕事がしたい、異なる環境で自分の可能性に挑戦してみたい、その国の文化や仕事に対する姿勢が気に入っている…様々な理由で、今海外への就職を考える人は少なくありません。

しかし興味はあっても、何からどう調べればいいの?と立ち止まってしまう人も多いかもしれません。そんなときはその道のプロフェッショナルに聞くのが一番!ということで、キャリアカウンセリング延べ15,000人、海外就職を支援した人数延べ800人の実績をお持ちのキャリアコンサルタント、田村さんにインタビューいたしました。

GJJ海外就職デスクでは、どのような方からの相談が多いですか

順にお知らせいたしますね。

男女比
男性52% /女性48% ※2019年に入ってからは女性からの相談者が増えてきている傾向にあります。
年齢層
25歳~35歳が60% 22歳~24歳が20% 35歳~60歳が20%
勤続年数
社会人経験2年~3年ほどが多いです。 ※ただ新卒で職歴ゼロでも海外就職しています。
雇用形態
正社員雇用で勤めている方は多いですが、海外就職は雇用形態はあまり関係なく派遣でもフリーターでも海外就職できます。※雇用形態関係なく、どんな経験を積んできたのかを重要視される傾向です。
職種
特に多い職種はありませんが、営業職、事務職、接客・販売職、エンジニア職、カスタマーサポート職など幅広い職種経験者が相談にいらっしゃいます。

編集者顔画像

様々な職種からの海外への転職希望者がいらっしゃるのですね。では、みなさんどのようなお悩みを相談されますか。

具体的には、こんな悩みを抱えている方多いです。

  • キャリアを積みたい
  • 語学力を伸ばしたい
  • 業界・職種を変えたい
  • ワークライフバランスに価値をおきたい
  • いきいきと充実した人生を送りたい
  • 海外永住したい
  • 将来起業したい
  • とにかく会社を辞めたい
  • 日本の将来に不安を感じる
  • 日常生活が満たされていない

相談者の共通項目としては、

  • 海外が好き
  • 語学を学んだ

このような方の相談が多い印象ですね。

多いケースとしては、海外で働けると思って入社したがそのチャンスが無かったり、そのチャンスまで数十年経験しないとおとずれない方や、外国語を活用した仕事がしたいと思ったがそうではなかった方などが多いと思います。

編集者顔画像

現職の理想と現実に気付いて…という感じですね。ご相談者の中で社会人経験2年~3年ほどが多い、というのにも納得です。

GJJ海外就職デスクのコンサルタントはどのように担当を決められるのでしょうか

弊社のコンサルタントは、国内外で人材コンサルタント経験を積んできていますので、ご相談いただいた方の希望職や勤続年数などで担当を分けていることはありません。

ただ、一人の相談者を複数のコンサルタントでサポートしていくことはありますよ。

編集者顔画像

どんな国、どんな職種もお任せ!なコンサルタントのみな様、心強いですね。安心して相談できる理由のひとつですね。

相談から平均でどのくらいの期間で内定、移住できますか

海外就職活動準備を開始して現地へ移住するまでには半年くらいが平均だと思います。

具体的には、相談者が何のために海外就職をしたいのかなどの目的を明確にすることや、海外就職をして数年後どんな人材になっているのかなどキャリアプランをたて、さらには学歴・職歴・語学力などを考慮し、国や仕事をある程度絞り込み、海外就職用の応募書類(日本語の履歴書、職務経歴書、英文レジュメ)を準備します。

書類が整ったら海外に展開している日系人材エージェントやローカル・外資人材エージェントへ登録することで、ご自身に見合った求人が紹介され興味ある求人へ応募していきます。

企業の書類選考が通り面接を実施し内定がでましたら、その会社が就労ビザのスポンサーとなり、就労ビザを政府に申請。数か月後ビザが下りてきたら現地移住して就労開始というプロセスです。

一般的な期間としては以下のようになります。

キャリアプラン&応募書類作成(1カ月間)

求人応募&企業面接(1カ月間)

内定&ビザ申請期間(1カ月~2カ月間)

移住

編集者顔画像

多くが半年で移住が叶っていると伺って、イメージしていたより早く驚きです!キャリアコンサルタントさんのサポートが手厚いからこそ、ですね。

ちなみに、今まででもっとも早く移住された方は、どのくらいの期間だったのですか。

もっとも早かった例として、数年前はビザ申請にあまり時間がかからなかったことや就労ビザ取得前に移住するケースもあり、就職活動を始めて2週間後に現地移住された方が弊社の中では一番最速でした。

※現在はビザ申請に時間かかることや就労ビザ取得後でなければ移住不可など厳格になってきているため難しいかと思います。

編集者顔画像

では、長期間を要した方ではどのくらいでしたか。

弊社に相談に来られる方の多くは、現職で働きながら水面下で就職活動をされている方が多いため、その方に負担がかからないスケジュール感でサポートしております。

そのため、お仕事がお忙しい方や長期プロジェクトにアサインされている方など、すぐに海外移住できないケースがございます。

その場合はやはりお時間がかかり、半年から1年を目安に準備される方は多いです。なかには3年後の海外就職のために徐々に準備を始めて行かれる方もいらっしゃいます。

また、海外にあまり存在しない(もしくは、日本人ニーズではない)ような仕事を希望される方など強いこだわりを持って海外就職活動を行う方は、その仕事があるなしのタイミングが影響し、時間を掛けながらじっくり動かれる方もいらっしゃいます。

弊社はその方に合わせたサポートを行っておりますため、転職希望者の理想的な移住スケジュールに合わせご支援しています。

海外就職を目指すなら、英語力はどのくらい必要か

編集者顔画像

例えばTOEICや英検など、習得していると転職先の幅が広がる、英語力にかかわる指標のようなものはありますか。

海外就職において語学力は大切な要素となりますが、日本国内のグローバルカンパニーのように「TOEIC〇点を超えていないと応募資格なし」ということはありませんので、TOEICをお受けになっていなくても海外就職されている方は少なくありません。

しかしながら、海外では英語を実務で使う機会が日本以上に多いため、最低限の英語力(もしくは現地語)は身に付けておきたいと思います。

その最低限の英語力をTOEICのスコアを指標とするなら、TOEIC500(海外旅行で意思疎通が図れる会話力)は身に付けておきたいです。

国や求人案件によっては、かなり高いレベルの語学力を求められるケースもありますし、日本語だけでも受け入れてもらえる企業もありますので、必ずというわけではございませんが、語学力が高ければ高いほど応募できる求人案件は増えますし、語学力が低ければ低いほど選択肢が少なくなります。

あと、過去に留学経験やワーキングホリデー経験、海外インターンシップ経験や海外出張経験などがあるとアドバンテージになります。

編集者顔画像

指標としては「海外旅行で意思疎通が図れる会話力」程度が必要で、やはり語学力に長けているとその分選択肢はひろがる、あとは海外での活動経験が活かされる、ということですね。英語力にそこまで自信がなくても、海外就職を望めそうで安心しました。

企業と転職希望者のマッチングで、最も重要視されているのはどのような点ですか

企業によって求めるスキルや経験、語学力は大きく違うことと、転職希望者のニーズが違うことから、何とも言えないのが正直なところです。

日本人(日本語ネイティブ)であれば、社会人経験なくても受け入れてもらえる企業も存在しますし、かなり高い専門性や語学力を身に付けていないと受け入れてもらえない企業も存在します。

また、転職希望者においてもその方の希望によってマッチする該当企業の多少は変わってきます。

大阪で行われた海外就職説明会の様子写真
大阪で行われた海外就職説明会の様子

ただ、一つだけ大事な点としては、転職希望者が希望する国で、就労ビザがおりるかどうかが重要です。

いくら経験や語学力が高くても、その国のビザ基準を満たしていないと、企業側としては採用したいものの就労ビザが下りない可能性が高いとなると、採用は見送られてしまいます。

仮に企業に採用されたとしても、ビザ審査で却下された場合は内定取り消しとなりますので、まずはご自身のバックグラウンド(学歴、職歴)や語学力(国によって審査対象)が、希望国で就労ビザが下りるかどうかをお調べになることが重要です。

ただ、年々各国で就労ビザ基準は変わるため、ご自身でお調べになることは限界があると思いますので、弊社を利用されたほうが効率的かと思います。

編集者顔画像

最新の情報とそれに合ったサポートを受けられる専門家に頼るのが一番ですね。

前職でどのようなキャリアや経験があるとステップアップを目指しやすいですか

上でも述べましたが、海外就職においてはまず就労ビザ取得が重要となります。

一般的に就労ビザ取得には、職歴3年以上を超えているとビザ基準を満たす国が多くなりますので、雇用形態問わず社会人経験(職歴)3年を積まれると多くの国の選択肢が増えます。(職歴3年満たなくてもビザは下りる国も多々ありますのでその限りではございません)

また、全世界にある日本人向け求人は法人営業職が6割を占めるかと思います。残りの4割としては事務職などのバックオフィス業務、マネジメント職や技術職などになりますため、日本国内で営業職などの経験をされているようであれば、選択肢は多くなります。

ただ、国や企業によっては業界・職種未経験でも採用していただける企業は数多くありますので、なにか特別なキャリアや経験がないと海外就職できないわけではございません。

つまりは、誰にでもチャンスがあり、自分次第でいくらでもステップアップできると言えます。

編集者顔画像

雇用形態問わず社会人経験(職歴)が3年あれば国の選択肢が増える、日本国内で営業職の経験があれば多くの日本人向け求人を選択しやすい、という点はあれども、他は特に気にせず、自分次第でチャンスをものにできるのですね。またひとつ、海外就職への心の壁が低くなりました。

大成功例と、逆にうまくいかなかった例があれば教えてください

キャリアにはゴールというものはありませんので何が成功か失敗とは言い切れないのですが、海外就職をしたことで短中期的な成功事例をお伝えするとしたら下記が良くある例です。

・海外就職経験を積んだことで、日本へ帰国して大手外資系企業や大手日系グローバルカンパニーの海外事業部門へ転職できた
・海外にある日系企業で働き、高い評価や信頼が得られその会社の本社採用(駐在)となった
・海外就職し経験や語学力を高め、さらに難易度の高い国や企業へ転職及び大学院進学をはたした
・現地で働き生活したことで、現地のビジネスチャンスを察知して起業した

などが目立つ成功事例と言えます。

バリ島での写真
バリ島で撮影

一方うまくいかなかったという事例については、弊社がサポートしている方は、あまりそのようなケースは見受けられないというのが印象です。

というのも、前述のとおり海外就職の目的を明確にして、その方にとってプラスとなる海外就職サポートをしており、海外就職した後についてもキャリア支援を行っているため、うまくいかず日本へ帰国された方はほぼ無いと言えると思います。

ただ、強いて言うならば、現地へ行ったものの食事が合わない、自然環境や現地文化が合わないなど、現地へ行かないとわからないことによる要因で一旦ご帰国される方もいらっしゃいます。

その場合はうまくいかなかった原因を把握し、その原因を回避できる選択肢を再度考え対応していきますので、一時的にうまくいかなかったとしても、再挑戦しています。

また、良かれと思って入社した会社が、思いのほか難易度が高くついていけないことや、人間関係など職場環境が合わないこともあります。これは日本の就職でも同じで入社してみないことにはわからないことだと思います。

その場合は、次の転職先を見つけられるようにサポートしていきますので、結果としてうまくいかないというケースが見受けられないのがこれまでの印象です。

編集者顔画像

こればかりは仕方がない、という例ばかりですね。

また、弊社のケースではありませんが、よく聞くケースとしては、なんとなく海外で働きたいと考え、転職サイト等で気になる案件へ応募して、簡単に内定してしまうことはあります。(コールセンターなど)

ご自身としては海外で働けることに喜びを感じられるかと思いますが、実際に現地へ移住し働いてみると、海外生活が辛いとか成長を感じられないなど理想と現実のギャップが埋められず、こんなはずじゃなかったと感じて短期間で挫折される方も多くいらっしゃいます。

こうなると、海外就職経験がトラウマとなり二度と海外で働きたいと思わず、日本国内でのみキャリア形成していかざるを得ないこととなりますので、はじめての海外就職こそしっかり準備して活動していくことが、とても重要になります。

編集者顔画像

そういったケースを避けるために、GJJ海外就職デスクではしっかりとサポートしていただけるわけですね。

はい、キャリアコンサルタントが相談しながら入念に準備をいたしますので、いっしょに理想の海外就職を目指しましょう。

正直、「困った…」というような相談内容はありましたか

編集者顔画像

ぼんやりとしたビジョンしかないうえに、コンサルタントからの提案についても消極的…経歴も有資格もなく、これといってアピール点がない…など、相談を受けて「うーん」となったことはないのでしょうか。

優秀な方でもそうではない方でも相談に来られる方は、何かしらお悩みを持っています。弊社はその方それぞれの悩みに向き合いご支援しております。

その悩みをいかに解決するかを一緒に考え、さらには理想と現実のギャップを埋めながら進めていきます。

その為、困った相談というのは感じたことはございません。

逆に言えば、その方の相談すべてが弊社の解決すべき課題となりますので、常に考えながら私自身の経験や成長課題として目を背けず取り組んでおります。

編集者顔画像

なんて心強いご回答!大船に乗った気で相談できますね。

昨今のグローバル求人にはどんな傾向がありますか

海外の求人傾向として、

業界については、製造、物流、商社、建設、金融、IT、小売、観光、飲食、医療、コンサル、士業など様々な業界が存在します。

職種については、営業、マーケティング、エンジニア、事務、秘書、カスタマーサポート、経営、マネジメントなどの職種が目立ちます。

海外に展開している日系企業としては、日本人採用のニーズが多く、弊社のこれまでの実績として、8割現地に展開する日系企業に勤めています。

他の2割は、ローカル企業や外資系企業に勤めていますが、やはり日本人を採用したい企業に勤めるケースが多いです。

ローカル企業と外資系企業の求人で、国籍問わず採用するグローバル採用ポジションは難易度が高いため、そのようなポジションで働かれている方は多くはいらっしゃいません。

また、最近では現地に展開する日系企業も、日本人ではなくても優秀なローカル人であれば採用するケースも増えてきているので、将来的には、日本人の採用ニーズは少なくなっていく恐れがあります。

日本語が話せる外国人も多くいらっしゃいますし、日本で働いたことのある外国人が母国に戻り母国に展開してい日系企業に採用されるケースも増えてきていることから、日本人採用ニーズが高いうちに海外就職を検討したほうが良いかもしれません。

編集者顔画像

「海外就職について気になってはいたけど、なんとなく腰が重くて…」という方にささる情報、ありがとうございます!

こういった専門家ならではの最新の情報を共有してもらえて、それに合ったサポートを受けられる、それがGJJ海外就職デスクの支援を受ける大きなメリットのひとつですね。

コンサルタントをされていて、良かったことや嬉しかったことなどのエピソードを聞かせてください

私は、これまで17年間人材業界のコンサルタントとして活動していますが、弊社、GJJ海外就職デスクが立ち上がって以来10年間、海外就職支援を中心に多くの方々をご支援してまいりました。

10年前の立ち上げ後数年は、そもそも海外就職という存在自体が無かった中で一人一人をご支援し続け、これまで800名ほどの方を世界各国に送り出すことができ、現在もその方々のキャリア支援を続けております。

そのキャリア支援の関りの中で、私にとって一番うれしいことは「その方の成長を見られること」です。

海外就職というものは、日本とは異なる環境で働き生活していくことから、辛いことや大変なことに数多く直面します。そんな環境を生き抜いていくことで、人間的にもスキル的にも大きな成長を遂げる方が多いのです。

マレーシアで行われたGJJの忘年会の写真
マレーシアで行われた忘年会

海外就職以前は、自信が無く自己主張や自発的行動ができなかった方でも、海外就職し、現地で様々な経験を積み生き抜いていくことで、否が応でも成長につながり、経験、語学力、精神力が向上し、自身の人生展望が開花され(人生の選択肢が増え)圧倒的な自信を持って歩んで行こうという姿勢になります。

そんな成長を遂げた方を見ると、微力ながらも支援させていただいたことがその方の成長につながったと実感でき、やりがいを感じる瞬間でもあります。

さらには、その方のキャリアの転機にアドバイス含めたコンサルティングを行い、また数年後の成長を見れることが、私の生きがいともいえます。

編集者顔画像

〇人成約した!…というような送り出した人の”数”にしか目がいかない質の良くないエージェントが存在する中で、田村さんにとって、ひとりひとりの成長の過程に立ち会えることがやりがいであり、生きがいなのですね。すてきです。

転職相談を検討している方へメッセージをお願いします

これまでにない新しいキャリア形成の時代になってきたと断言します。

これまでの日本では、安定企業で働き定年を迎えるなどの考え方が当たり前でしたが、急激に変化するグローバル社会において、安定企業という存在はもはや無くなりつつあると思います。

会社から守られる時代は終わり、自分の身は自分で守る時代になったと言えます。

そんな時代を生涯生き抜いていくためには、自分の価値を高めていく必要があります。その価値を高めるためには、まわりの人と異なる経験を積むことや時代に求められる専門性を高めていくことが重要です。

海外就職は、その価値を高める一つの手段と言えます。

10年前には海外就職というキャリア選択は一般的ではありませんでしたが、今では一般的になりつつあり、弊社からも年間130名以上の日本人が海外で挑戦しています。

その数も年々増え続けており、数年後は海外で働くことは一般的な選択肢になると確信しています。

この記事をお読みになり、少しでも海外就職にご興味をお持ちいただいた方は、是非一度、弊社へご相談ください。

皆様にとってどこの国でビザが下りそうか、どんな仕事することでステップアップできるかなど含めお話しできればと思います。

最後になりますが、弊社は皆様が今後の職業人生を活き活きと過ごせるためにご支援してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

編集者顔画像

もう海外で働くことは一般的であり、専門家からのサポートがあれば難しくないことだということがわかりました。憧れのキャリア、という時代はもう終わったのですね。

個人の価値を高める手段として、海外への就職を目指してみようかな!と一歩を踏み出せるお話が伺えました。

田村さん、本日は本当にありがとうございました!

海外への就職、転職に興味がある人はどのくらいいるのか

海外への就職、転職に興味がある人はどれくらいいるのでしょうか。企業がおこなっているアンケート調査では、以下の結果が報告されていました。

新卒者の海外志向

株式会社マイナビが毎年おこなっている「大学生就職意識調査」の2019年アンケート結果によると、まず、就職については「出世したい」「収入さえあればよい」と答えた学生は非常に少なく「楽しく働きたい」「仕事と個人の生活を両立させたい」と考える学生が圧倒的に多いことがわかりました。

回答の推移を見ると「自分の夢を実現させたい」という考えはやや減少、「仕事と個人の生活を両立させたい」という考えは増加の傾向にありました。

仕事を現実的なものととらえながらも、ワークライフバランスを大切にする学生が増えているようです。

海外志向については、企業選択をする際のポイントを20項目から選んでもらったところ、海外での活躍を意識する学生は少ないことがわかりました。

学生が重視する企業選択のポイント

  • 自分のやりたい仕事(職種)ができる… 38.1%
  • 安定している… 33.0%
  • 給料が良い…15.4%

※「海外で活躍できそう」という回答は全体の約4.2%で20項目中の14位

しかし、海外志向を問う設問では、学生の半数が海外勤務を視野に入れていることもわかりました。30%の学生は「希望する勤務地なら海外で勤務したい」答えています。

また「やりたい仕事があるので海外で勤務したい」「仕事内容に関わらず海外で勤務したい」と海外勤務を積極的に希望する回答は、男子で20%前後、女子で15%前後(文系と理系でも差あり)見られました。

そのうち、男子では「海外でやりたい仕事がある」と目的をはっきり固めている学生も11%いました。

…これらのアンケート結果から「ファーストキャリアを海外に」と考えている学生は一部に限られるものの「チャンスがまわってくれば、海外で働いてもみるのもあり」だと考えている学生は少なくないことがわかりました。

参照:マイナビ「2019年卒マイナビ大学生就職意識調査」(2019年3月卒業見込みの全国大学3年生、大学院1年生が対象)

転職者の海外志向

次に、社会人の海外志向についてのアンケート結果を見ていきます。

エンミドルがおこなった会員アンケートによると、約70%の人が「海外勤務の可能性がある会社を転職先として選んでもよい」と考えており、そのうち約20%が「積極的に選ぶ」と答えていました。(※1)

また、日経キャリアNETがおこなった会員アンケートでも、半数以上が国内外にかかわらず何らかの形で海外企業と取引のある転職先を希望しており、そのうち約20%が海外勤務を積極的に希望していました。(※2)

前述のマイナビがおこなったアンケート結果と比較すると、学生時よりも社会人になってからのほうが、国内勤務へのこだわりも弱まっていることがうかがえます。

また「海外勤務をしてもよい」と回答した人の中では、学生、社会人とも「転勤先の国や地域によっては希望する」と答えた人が多くなっており、海外に興味はあるものの海外勤務は条件次第、と考えている人が多いことがわかりました。

※1 参照:エンミドル「第129回アンケート」海外での勤務について2016年版
※2 参照:日経キャリアNET「会員アンケート」第16回 海外での仕事に対する意識

海外で働くことに魅力を感じた理由は

海外勤務を考えている人は、どのようなところに魅力を感じているのでしょうか。

上述の日経キャリアNET「会員アンケート」によると、海外勤務をしたい理由では「自分の成長のため」「日本にないことがありそう」という回答が多くなっていました。

海外での仕事に対する意識結果グラフ画像
参照:日経キャリアNET「会員アンケート」第16回 海外での仕事に対する意識

海外で働きたいと思ったことのある人、海外で働いている人からは、海外で働きたいたいと思った理由について、次のような声が聞かれます。

海外で働きたいと思った理由

  • 英語を活かした仕事がしたかった
  • 子供の頃から海外で働く夢があった
  • 一度海外に出て、日本を客観的に見てみたいと思った
  • 海外のマーケットを知りたかった
  • 異なる環境で自分の可能性に挑戦してみたかった
  • 語学力や仕事のスキルを高めたかった
  • その国には浸透していない日本の文化を伝えてみたいと思った
  • 日本よりもビジネスチャンスの多い国だと思った
  • その国の文化や仕事に対する姿勢が気に入っているから

海外で働いてみたいと思った理由として「自分の能力が活かせる」という声も挙がっていますが、アンケート結果の結果からは「成長のため」と考えている人が多いことがうかがえました。

ちなみに、その逆で「海外勤務はしたくない」と感じる理由については、以下の意見が多いようです。

  • 言葉や生活習慣の違いが気になる
  • 治安が心配
  • ビジネスリスクが心配
  • 職場でのコミュンケーションに不安がある

実際に行動にうつしたことは

海外で働きたいと感じた人は、実際にどのような行動をとっているのでしょうか。

「セカ就」という用語が聞かれるようになった2012年のデータになりますが、リクルート「就職ジャーナル」が学生を対象におこなったアンケートによると、語学力を高める努力をしている人が多いことがうかがえました。

内定を取得し就職活動を終了した2012年卒業予定の大学4年生・大学院2年生へのアンケート結果画像
参照:(株)リクルート「就職ジャーナル」調べ「内定を取得し就職活動を終了した2012年卒業予定の大学4年生・大学院2年生へのアンケート(2011年12月)」

そのほか、実際に海外体験をしたり、就活で海外勤務のチャンスがある企業を積極的に探している傾向がありました。

また、実際に海外で働きたいと思い立った人の多くは、まず仕事探しを始めています。海外で就労する手段はいくつかありますが、就労ビザを取得するため、先に仕事を決めなければならない場合もあります。

株式会社リクルートホールディングスなどが行った調査「求職トレンド調査 2016」によると、2015年に世界13カ国2015年へ就職・転職した人は、インターネット求人サイトやリファーラルを利用して入職した人が多いことがわかっています。

海外で現職を得る上で最も有効・重要だった入職手段

  • インターネット求人サイト… 36%
  • リファーラル(知人などの紹介)… 16%
  • 紙媒体の求人広告 …9%
  • 企業へ直接問い合わせ …9%
  • SNS …8%

(参照:ボストンコンサルティンググループと・クルートワークス研究所「求職トレンド調査 2016」入職経路)

国内での就職・転職活動と同様に、インターネットを活用して準備をしている人が多いことがわかりました。

海外への就職・転職率の近年の推移

実際にどれくらいの人が海外へ就職・転職しているのでしょうか。その指標になるデータとして、外務省が発表している「海外在留邦人数調査統計」の「在留邦人数」「日系企業数」を取り上げてみたいと思います。

海外に在留する日本人は年々増えている

海外在留邦人数調査によると、2017年10月1日現在、海外に在留する日本人の総数は、この統計を開始した1968年以降で最多の約135万人と発表されています。

海外に在留する日本人の総数を記したグラフ画像

また、長期滞在者の多い国TOP10は、1位が米国、続いて以下の国がランクインしていました。

  • 米国
  • 中国
  • タイ
  • オーストラリア
  • 英国
  • フランス
  • ドイツ
  • シンガポール
  • 韓国
  • カナダ

特にここ数年は、タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、インドなど東南アジアで長期滞在者が増加し続けています。

日系企業の総数

続いて、海外赴任する日本人の数を把握するため、日系企業の総数(拠点数)をチェックしてみます。

2017年10月1日現在の集計では、海外に進出している日系企業の総数(拠点数)は、この統計を開始した平成2005年以降で最多の約7万5千拠点となっています。

長期滞在者が多い米国、中国、タイなどでは日系企業数(拠点)も多いことがわかります。また、日系企業の進出が進むインドやタイ、ベトナムなど東南アジアで、海外赴任者が増えそうな状況がうかがえました。

海外在留邦人数調査統計グラフ画像
(参照:外務省領事局政策課「海外在留邦人数調査統計 平成30年要約版」)

GJJ海外就職デスクのサービス内容をご紹介

最後に、今回インタビューにご協力いただいたGJJ海外就職デスクをご紹介いたします。

GJJ海外就職デスクは、2010年に発足したグローバル人材育成プロジェクト「グローバル人材塾(R)」の海外就職専用デスクです。

田村貴志氏は代表者の田村さつき氏(GJJ株式会社代表取締役)と共にプロジェクトに参画、2010年の会社設立から延べ800名以上の海外就職を支援してきました。

グローバル人材塾(R)は、海外研修・留学支援会社、人材紹介会社、キャリア支援会社など各分野のプロと連携して、海外で働きたい人を強力にサポートしています。

GJJ海外就職デスクは、海外求人情報、海外での就活に役立つ情報、SNSとコンテンツが満載です。アジア諸国を中心に厳選された求人は約9千件と圧倒的なボリュームで、自分に合った企業が見つけやすくなっています。

各国の就職情報、実際に海外就職した人の海外就職体験談も紹介されています。人気のシンガポールやマレーシアのほか、タイ、ベトナムなどリアルな就活事情は必見です。

GJJ海外就職デスクでは以下のサービスを提供しています。

  • 海外就職カウンセリング
  • はじめての海外就職説明会
  • 海外就職絶対内定セミナー
  • 海外就職サクセスコース
  • イベント情報

海外就職カウンセリング

専任カウンセラーが無料カウンセリングをおこなっています。完全予約制ですが、オフィスに来社できない方もスカイプでカウンセリングが受けられます。

はじめての海外就職説明会

毎週末、無料セミナーを開催して海外就職に関する正確で有益な情報を提供しています。

内容は国別の就職事情、海外就職に必要なスキルや手続きの流れなどの基本情報です。海外就職を思い立った方には、まずこちらのセミナーの参加をおすすめします。

海外就職絶対内定セミナー

海外就職に必要な現実的な情報(英語対策、リスク管理、グローバルキャリアの作り方など)を計5回のセミナーで解説します。海外就職を目前に控えた方におすすめのセミナーです。

海外就職サクセスコース

プロ集団が海外就職を支援する「海外就職サクセスコース」を提供しています。

プランは、ハイクラス向けの「プレミアムプラン」、無期限でサポートが受けられる「スタンダードプラン」、学生期間中にサポートが受けられる「学生向けプラン」の3つ。ニーズに合わせてサービスが利用できます。

カウンセリング、書類や英文レジュメの作成のサポート、面接対策、エージェントへの推薦などのきめ細かいサポートが受けられます。海外就職後のキャリアも支援しています。(プランによって内容は異なります。)

海外で働くことに興味のある方は、GJJ海外就職デスクをチェックしてみてください!

この記事の専門家

田村 貴志キャリアコンサルタント

GJJ株式会社

メーカー勤務後、代表の田村さつきと共に人材ビジネス立ち上げに参画。 厚生労働省委託事業「就職支援事業」にて就職支援に携わり、 キャリアカウンセリング延べ 15,000人の実績を持つ。2010年9月グローバル人材塾®へ参画し、延べ800名の海外就職を支援。

(本記事の情報は2019年10月時点のものです)

0 コメント
twitter
はてな
facebook

pagetop