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【男女別】面接で好印象な髪型・イメージが悪くなる髪型
面接の第一印象は、採否に大きな影響を与えます。また人の印象は、髪型によって決まりやすいともいわれます。
面接の際は、スーツやメイクが模範的でもいくら内面が魅力的でも、髪型が残念だとその人の良さが伝わりにくく、採用が不利になってしまうこともあるのです。
髪型のせいで損をするのはもったいないですよね。入りたい会社に採用されるよう、面接で好印象を与える髪型・良くない印象を与える髪型について勉強しておきましょう。
▼目次
面接では清潔感・真面目な印象を与える髪型が好印象
面接では、清潔感がある、身だしなみがきちんとしている、仕事に対する意欲が感じられる人が好印象を持たれます。
スーツの着こなし方、話し方や振る舞いはもちろん、髪型まで気を配り、清潔感やきちんとした印象を演出しましょう。
特に、第一印象は髪型から受ける印象によって良し悪しが決まりやすいので、面接官に好印象を与えるような髪型で面接に挑みたいです。
好印象を与える髪型の条件は
男女に共通して、好印象を与えるのは、顔に髪がかぶさることなくサイドがスッキリしている髪型です。清潔感があり、表情がはっきり見えるので明るい印象を与えます。
また、眉毛が前髪で隠れることな、額を出すと、爽やかで知的な印象になります。
髪色は、黒またはダークブラウンなど自然な髪色であることが理想です。黒髪に近いほど真面目な印象が強くなります。
ただ、カラーリングをしていない黒髪でなければならないわけではありません。黒に近いブラウンなら許容範囲とする会社が多いです。
ただ、堅い職種の面接、面接官が年配の場合だと、黒以外の髪色が好ましく思われない場合があるの、おしゃれのためにあえて明るくすることはおすすめしません。
印象を悪くしてしまう髪型の特徴は
「この髪型、この長さでなければならない」という基準は特にないので、基本的には自由な髪型で面接を受けることはできます。
ただし、社会人のモラルを問われるような髪型で面接を受けに行ってはいけません。
男女に共通して、不潔な印象、ずぼらな感じ、軽薄な感じがする髪型はNGです。
髪の毛がぼさぼさ、伸ばしっぱなしだと、不潔な感じ、だらしない感じに見えてしまいます。
また、前髪やサイドの髪が顔にかぶさっていて表情が見えにくい人は、暗い印象を与えてしまいます。
カラーリングで髪を明るい色に染めていると軽薄な印象を与えてしまいます。面接に明るい茶色、金髪で来る人は、ほとんどの職種で良い印象を持たれません。
面接で好印象orマイナスな印象を与える髪型:男性の場合
男性は、髪の短いほうが好感をもたれます。ただしデザイン性の高い髪型はNGです。
好印象を持たれる髪形:男性の場合
男性は、髪色が黒の短髪がもっとも好印象を持たれます。短髪はスポーティーで、男性らしさ、さわやかさを感じさせる髪型です。
カットする場合は、次のような短さを目安にするとよいでしょう。
- 前髪は眉毛にかからない
- 襟足は襟にかからない
- サイドは耳にかからない
前髪は短めにカットしたり上げたりして、額をなるべく見せると、さわやかさがアップします。
近年好まれる面接向けの髪型には、ベリーショート、短めのツーブロック、ネオ七三(かっちりしすぎない七三分け)などがあります。あくまでもナチュラルに仕上げ、爽やかさや真面目を出すことが必須です。
マイナスな印象を持たれる髪形:男性の場合
次に挙げる髪型は、面接には好ましくありません。
- 長髪
- 茶髪・金髪・個性的な色に染めた髪
- パーマヘア
- 整髪料を使いすぎている髪型
髪の毛が長いと、男性らしくない、伸ばしっぱなしで清潔感がない、と思われがちです。
また、黒以外の髪色、整髪料で髪を遊ばせている髪型は、軽薄で派手な印象を与えます。威圧感を与えるオールバックや個性的なパーマヘアもNGです。
フェミニンな髪形は若い人に人気がありますが、前髪が重すぎると消極的、暗い印象に、サイドや襟足が長めだと男性らしさに欠ける印象を持たれやすいです。
面接の際にはやや不利なので、前髪、サイド、襟足をすっきり短くカットしておくことがのぞましいです。
ツーブロックは、トップや前髪が長すぎて刈上げ部分とのバランスが悪いと、ナチュラさに欠け、面接には不向きになってしまうので注意が必要です。
面接で好印象orマイナスな印象を与える髪型:女性の場合
女性は、ショート、セミロング、ロングのどの髪型でも問題ありません。男性同様に、清潔感やきちんとした感じのある髪型を心がけることが大切です。
髪色は黒髪または自然なブラウンがおすすめですが、女性は黒髪が重いと暗い印象に見え、損をする場合があります。髪色の重さが気になる人は、黒に近いダークブラウンにカラーリングしてみてもよいでしょう。
好印象を持たれる髪形:ショートヘアの場合
ショートヘアは、若々しさ、元気で明るい印象を与える髪型です。男性と同様に、前髪は眉毛にかからないようにして爽やかさを出しましょう。
耳を出すと清潔感がアップするので、サイドの髪の毛は耳にかけたり、ピンでとめたりするのがおすすめです。
好印象を持たれる髪形:セミロングの場合
セミロングヘア(ミディアムヘア)は、結ぶこともダウンスタイル(髪を下した状態)にすることもでき、アレンジしやすい髪型です。
ただ、髪が中途半端な長さではねやすい、顔が髪の毛で隠れやすい、という欠点があるので、ダウンスタイルよりは、後ろで一つに束ねるか、ハーフアップ(耳から上の髪の毛を後ろでまとめた髪型)にしたほうが、すっきりして見えるでしょう。
特にハーフアップは清楚な印象があり、好印象を持たれやすいので、面接にはおすすめです。
ゴムやピンは黒またはダークブラウンや紺色の色が目立たないものを使いましょう。
好印象を持たれる髪形:ロングの場合
ロングヘアは、面接の時は後ろで一つに束ねるかハーフアップにしておくと、清潔感が高まります。
ダウンスタイルにしていると、お辞儀をした時に髪の毛が顔にかかり、髪の毛が乱れたり、その都度髪をかき上げたりしなければならないので、イメージダウンしてしまう可能性があります。
マイナスな印象を持たれる髪形:女性の場合
次に挙げる髪型は、面接には好ましくありません。
- 髪色が明るい
- 前髪ぱっつん(横に切りそろえている)
- 前髪が短すぎる
- サイドの髪(いわゆる「触覚」)を顔にたらしている
- ゆるふわ感がある
- 華美なアクセサリーをつけている
- 前髪の目立つところにピンを留めている
- 巻き髪や手の込んだ編み込みをしている
- ツインテール(髪を両サイドで結んでいる)
- 高い位置で結んだポニーテールをしている
このような髪形は、カジュアルさや派手さがあり、遊びの延長のような印象を与えてしまいます。普段はしているという人も、せめて面接の日は避けてください。
面接を受ける時のスタイリングで気をつける点は
面接を控えているときは、髪のお手入れをしっかり行い、髪のコンディションを整えておきましょう。
面接当日は、寝ぐせが残ることのないよう、丁寧にスタイリングをして出かけてください。
美容院には1週間くらい前に行っておく
面接のために髪型を整える時は、面接の直前ではなく1週間くらい前に美容院へ行っておきます。
面接の直前で急にセットし慣れない髪型に変わると、当日に上手にセットができず困ってしまうことがあります。
また、万が一、面接の直前に髪を短く切られ過ぎてしまっても、1週間くらいの余裕があれば少し髪が伸びて何とかごまかせるようになります。
美容師には面接を受けることを伝えておく
美容院では、美容師へ単に要望を伝えるだけでなく面接向けの髪型にしたいことも伝えましょう。
面接時は、デザイン性をおさえた無難な髪形にしなければなりませんが、その意図が伝わっていないと、良かれと思って美容師がおしゃれな髪形にしてしまう可能性があります。
また美容師はたくさんのお客さんに対応しているので、どのような髪形がよいのか迷う場合も相談すれば、面接官に好印象を持たれるような配慮をしてくれるはずです。
普段から髪の毛のお手入れをしておく
髪型や髪色の印象も大切ですが、髪の毛が傷んでバサバサになっていたり、フケが出やすい状態になっていたりすると、清潔感ある髪型にセットすることができません。
普段から汚れや整髪料はシャンプーできちんと落とし、頭皮と髪を清潔に保っておきましょう。髪の毛が傷みやすい人は、トリートメントなどでお手入れし、つやつやした状態にしておきます。
整髪料を適切に使ってすっきりまとめる
髪は、整髪料ですっきりまとめましょう。
ワックスやヘアスプレーなどの整髪料は、つけ過ぎすると印象が悪くなってしまいます。しかし、逆に何もつけていないと髪の毛がぼさぼさに見えたり後れ毛が出たりして、清潔感が欠けてしまう場合があります。上手に活用して清潔感を演出しましょう。
男性はワックスのつけすぎに注意しながら、髪を自然に流したり上げたりして、爽やかな印象に仕上げます。
女性の場合、前髪のセットは時間の経過や汗で崩れやすいので、軽い内巻きや横に流した状態にしてからスプレーで固めておくと、眉毛や目に前髪がかかることなく、明るい印象を保つことができます。
また、後れ毛や浮いた毛が出てくるのを防ぐためにも、ワックスやヘアスプレーが役立ちます。
香りが強いと、不快感を与えてしまう可能性があるので、無香料タイプを使いましょう。
ゴム・ピン・バレッタは目立たせないように
ゴム・ピンは女性のスタイリングに欠かせませんが、面接の時はなるべく目立たないような使い方をしましょう。
ゴムやピンは髪の毛の色に近いものを使い、ピンは目立たないようにさしこみます。前髪につけるのはカジュアルに見えるのでNGです。
バレッタはあえて使う必要はありませんが、使う場合は黒でシンプルなデザインのものにしておきます。
髪を結ぶ位置は耳より下
ポニーテールやハーフアップは、かならず耳より下の位置で髪を結ぶようにします。高い位置で髪を結ぶとカジュアルな印象になってしまいます。
面接には、スタイリング剤やヘアピンなどを持参しよう
面接会場に向かう途中にセットが乱れてしまう場合があります。くし・スタイリング剤・ゴムやピンを携帯し、面接までに鏡で髪型をチェックして、乱れは直しましょう。
肩に落ちた抜け毛やフケに注意
黒や紺のスーツは、肩についた汚れやゴミが目立ちます。いくらセットが決まっていても、肩に髪の毛やフケが落ちていたら不潔な印象を与えてしまうので、こまめに肩や背中をチェックし、あればきれいにはらっておきましょう。
面接中は髪を触らない
面接中に髪の毛を触るのはNGです。あまり良い印象を与えないので、無意識に髪をかき上げたり、前髪をはらったりしないよう、注意してください。
面接中に髪の乱れが気にならないよう、整髪料やピンなどで髪の毛をスッキリまとめておくことが大切です。
面接ではおしゃれよりも無難できちんとした髪型を優先しよう
面接では、とにかく清潔感があって真面目な印象のある人の好感度が高いです。
面接を受ける人に求められるのは、流行に乗ったおしゃれな髪型ではなく、無難でナチュラル、きちんとした印象のある髪型だということがおわかりいただけたと思います。
髪型のせいで就職が不利になってしまうことのないよう、面接を受ける予定のある人は、髪型までも清潔感に気を配ってくださいね。
その人の好感度は、会ってから5秒の第一印象で決まるとも言われます…。面接の身だしなみに関するこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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