「花王」のインターンシップについて面接含む選考について記載しています。

エントリーシートの設問や各面接の雰囲気、インターンの内容について詳しく紹介していきます。是非参考にしていただければ幸いです。

花王のインターンシップの実施時期、日程

花王のインターンシップは、「技術系」と「システム系」の2つのコースに分かれており、花王の企業理念である「花王ウェイ」を理解し、ものづくりの現場に直接触れる就業体験の場としてプログラムを提供する内容となっています。

インターンシップでは、現場社員とディスカッションやグループワークを重ねて、一つの課題に取り組む過程を通じて学生のキャリアビジョンを形成していくのが目的です。

技術系

• 実施期間:2017年8月28日～9月8日
• 場所:栃木・鹿島・東京・小田原・豊橋・和歌山のいずれかの事業所

システム系

• 実施期間:2017年2月13日～2月17日
• 場所:東京すみだ事業場

花王のインターンシップの選考の倍率

花王のインターンシップは、対象が大学院修士課程に在学中もしくは6年制学士課程(薬学部・医学部・獣医学部)に在学中の学生となっています。

毎年、国内外から多数の応募者が殺到する人気のインターンとなっているので、選考倍率や基準も非常に高いものです。

具体的な応募者数は公表されていませんが、国内大手の有力メーカーであることと、応募する学生のレベルの高さを考慮すると相当ハイレベルな難関であるのは間違いありません。

花王のインターンシップの面接選考内容

花王のインターンシップの選考フローは、エントリーシート⇒?面接の2段階です。

エントリーシート(ES)の内容と回答のポイント

難関が予想される花王のインターンシップですが、最初の段階であるエントリーシートは多数の応募者を厳選する非常に重要なプロセスです。面接へこぎつけるためにも、とにかくエントリーシートの対策をしっかりと行うことが大事です。

例年、花王のインターンシップでは300文字程度の設問が課されます。年度ごとに内容は異なりますが、参考として以下に過去の設問を記載します。

面接の対策

花王のインターンシップではエントリーシートが通過すると、次は面接です。面接は個人面接と集団面接の2種類あり、年度やコースによって実施方法が異なる場合があるので両方の対策を念頭に置いておきます。

また、面接では大学で専攻している研究をプレゼンテーションする時間が設けられることがあるので、自分が普段どのような研究をしているか面接官に分かりやすく伝えられるようにしましょう。

いずれの面接でも対策としては、自己分析を徹底して行い、自分が現在進行形で取り組む研究内容を花王の業務に結び付けて丁寧に伝えることが肝といえます。

花王のインターンシップの参加時の服装

スーツ、またはジャケット着用が無難です。過去の参加者をみるとスーツの着用がほとんどですので、社会人としてのマナーという点からもフォーマルな服装がベストです。

国内有数の大企業で、化粧品などコスメティック用品も扱う会社のインターンシップですので、身だしなみや髪型もしっかりと整えて清潔感を出せるように心がけます。

花王のインターンシップの内容、感想

技術系、システム系いずれもインターンシップは3日間行われます。

技術系については、花王の会社や研究開発の概況、社内ルールの説明が行われ、各施設の見学や実習を行い、最終日にはその結果を発表します。

システム系については、自己紹介やレクチャーを受けた後、先輩社員とのグループワークや交流を行い、最終的に研修の成果を発表することになります。

国内最大手の消費財メーカーが行うインターンシップということで、過去の参加者からは非常に高い評価を得ているインターンです。内容も大変レベルが高く、充実した中身となっています。

参加者は有力大学の学生を中心に高い目的意識をもった優秀な学生が多いので、参加により有益な経験となるのは間違いありません。営業の最前線や研究の一線に立つ社員のリアルな声が聞ける内容は、他にない貴重な体験ができるでしょう。

花王のインターンシップは内定に有利になる?

花王ではインターンシップの参加が、採用選考に影響を与えることはありません。

インターンへの参加が判断基準のひとつになることは間違いありませんが、もともと花王の本採用は非常にハイレベルなので、インターンに参加したからといって内定につながることはまずありません。

一つの経験として捉えるなら非常に有意義なインターンであるといえます。

こちらの記事も参考にどうぞ。
P&Gのインターンシップの特徴・選考フロー
キリンのインターンシップの特徴・選考フロー