一生の思い出をつくる、日本おひるねアート協会 青木水理代表理事の原点とは

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この記事の専門家

青木 水理 代表理事

一般社団法人 日本おひるねアート協会

メディアで紹介され「かわいい!」「楽しい」と話題になっているのが、寝ている赤ちゃんをモデルにした「おひるねアート」です。

おひるねアートは、赤ちゃんに、テーマに合わせて作った背景をつけて撮影するアート写真。「今しか撮影できない」「ママ達の間でコミュニケーションの輪が広がる」と、SNSに作品を投稿するママも増えているとのこと。

キュートな作品は見る人をいやすだけでなく、ママの育児を楽しくする魔法の力も持っているのです。

このおひるねアートを発案したのは、3人の幼いお子さんを持つ現役ママで「一般社団法人 日本おひるねアート協会」代表理事である青木水理さん。今回は、青木水理代表にインタビューし、おひるねアートが生まれたきっかけ、日本おひるねアートの普及に対する想いをお聞きしました。

おひるねアート誕生のきっかけや協会の想いとは。青木水理代表理事インタビュー

一般社団法人 日本おひるねアート協会の代表理事であり、ご自身も3児の母である清水さん。

日本初のおひるねアート専門ブログを公開したきっかけは?おひるねアート講師というお仕事とは?など、インタビューしてきました。

日本おひるねアート協会の「育児が楽しくなるヒントの提案」

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本来、「子育ては楽しい」「赤ちゃんは可愛い」という概念は普遍的にあると思っています。

しかし、近年の核家族化により

  • 子育ての負担がママに一気にかかること
  • 相談相手がおらず孤独であること
  • 家事育児を完璧にしないといけないという昭和の良妻賢母像がいまだ残る社会のイメージ

で、余裕がなくなり、子育てが負担になり、赤ちゃんを可愛いと思えないママが増えています。

それは2018年に厚労省から発表された「妊産婦の死因の1位は産後うつによる自殺である」というニュースからも明らかです。

私どもはおひるねアートというコンテンツで、

  • アートを家で作成することで、育児の中で小さな楽しみを見つけ、小さな達成感を作る
  • 赤ちゃんとお出かけするきっかけを作り、可愛い姿を残す楽しみを発見する
  • 赤ちゃんの成長を一緒に喜び、相談に乗り、「可愛い」と声をかけてくれる第三者の存在を作る

結果、それを写真という成果物にして生涯に渡って続く親子の愛情や家族の思い出を残しています。


(一般社団法人 日本おひるねアート協会 より)

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おひるねアートは、赤ちゃんが空を飛んだり絵本の主人公になったりなど普段の生活では体験できない非日常を味わえます。

お客さまには、おひるねアートの作成方法をお伝えしたり、また協会の認定講師が行う撮影会に来ていただいたりなど、淡々と続く育児の日常の中でちょっとした非日常感を味わっていただくことで、「明日からまた育児を頑張ろう!」と思っていただくことを目的としています。

また実際に子育て中のママや講師とおしゃべりすることで、「悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」という安心感や、「私、けっこう育児を頑張っているな」というママ自身の自己肯定感を育むことを大事にしています。

おひるねアートは【可愛い写真を売る】ことが目的ではありません。【ママが元気になれる場所を作る】ことを一番の目的としています。

「うちの子可愛い!」と言い合える場所を全国に作ることで、子育て中のママの産後うつを未然に防ぎ、助け合うことができ、育児が楽しいと思えるママを一人でも増やしたいと思っています。

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可愛い写真を作品として残す、ということが目標なのではなく、おひるねアートとは「ママが元気になれる場所を作る」という真の目標のための方法のひとつなのですね。

日本おひるねアート協会の「赤ちゃんがいても働ける環境づくり」

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おひるねアート協会の認定講師は約8割が赤ちゃんのいるママです。

おひるねアートの資格を取得する講師育成講座および、実際の活動も、子連れ受講、子連れ開催OKとしています。(※ただし企業さま案件などは例外です)

「赤ちゃんがいるから働けない」ではなく、「赤ちゃんがいることがスキルになる」働き方を提案しています。

ただ、あくまでもこれは提案であって推奨ではありません。

というのも、実際にママ自身がやりやすい働き方は人それぞれなのでお子さんを保育園に預けて働いている講師もいます。

妊娠、出産後は

  • 「赤ちゃんが大きくなるまでは専業主婦でいる」
  • 「赤ちゃんを保育園に預けて働く」

この2つの選択肢が主ですが

  • 「赤ちゃんと一緒に働く」

という第3の選択肢を積極的に提案していきたいと思っています。

その選択肢を提案することで、より女性が、妊娠、出産でキャリアダウンを恐れずに自分らしい選択をしていけると感じています。

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「赤ちゃんがいることがスキルになる」、「赤ちゃんと一緒に働く」という考え方は素晴らしいですね。出産や子育ては経験しないと理解できないことばかり。共感や提案はそのスキルがないと不可能だということはひしひしと感じます。

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また、おひるねアート協会で働くスタッフ12名(社員・パート含め)の8割もまたお子さんがいるママです。

現在はスタッフの3分の1が完全テレワーク、ほかのスタッフも状況に応じて子連れ出勤、在宅勤務など自由に選ぶことができます。

お子さんの園行事や体調不良による早退、また男性スタッフでも親の介護などでのお休みは自由です。

それぞれ抱えている問題に合わせて、柔軟に対応し助け合うことで、働きやすくしています。

赤ちゃんがいると、子育てが第一優先になりますので、どうしても決まった時間に出勤して、フルで働いて…というのは難しくなります。

隙間時間をうまく活用し、決められた課題を達成するのであれば働き方は問わないというスタイルは、お互いの信頼関係がないと成り立ちませんが、お互いママだからこそある意味「同志」のような形でうまく働けているのだと思います。

スタッフ同士、とても仲も良く、子どもたちも仲良しで一緒にテーマパークに遊びに行ったり、お互いの子供の成長を喜び合っています。

そんな働きやすい人間関係を作ることも、赤ちゃんがいても働きやすい環境づくりにおいては大事なポイントだと思います。

日本おひるねアート協会発足のきっかけ

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なぜ「おひるねアート」に着目され、協会の設立まで実現されたのでしょうか。きっかけとなったエピソードなどを教えてください。

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私には3人の子供がいます。2007年生まれの長女、2012年生まれの長男、2019年生まれの次女です。

長女を出産してから子どもの写真を撮ることが趣味になりましたが、あくまでもそれは趣味で、仕事にはしていませんでした。

そんな私に転機が訪れたのは、それから5年後。2番目の長男が生まれた時です。

長男が生まれたのは2012年の夏。ちょうどロンドンオリンピックが開催している頃でした。

新生児を真夏に連れまわすわけにもいかず、ずっと家に引きこもっていた私と、幼稚園の夏休みで暇を持て余しまくっていた長女。

寝ている生まれたばかりの長男を見て「何か面白い写真を撮ってみようか」とインターネットで写真を検索していたら、偶然、海外で似たような写真をアップしているアーティストを発見しました。

これは面白いね!と長女と一緒に家中のものをあさり、当時仕事で使っていた布やおもちゃを引っ張り出し、息子をオリンピックの水泳選手に見立てて作り上げたのが初めての私のおひるねアートでした。


(青木さん公式インスタグラムには愛情がこもったかわいいお写真がいっぱい!)

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はじめて自分で作ったおひるねアートにドはまりし、来る日も来る日も寝る間を惜しんで、作品を作り続ける毎日。

当時は専門のブログなどもなかった時代でしたので、日本で初めてのおひるねアート専門ブログを開設しました。

1日1つのペースで、毎日ひたすらアップし続けていたところ、テレビに頻繁にその様子が取り上げられるようになり、メディアに露出が多くなったことがきっかけで、長男を出産して4ヶ月で写真集の出版が決定。

以降、写真集を2冊、ハウツー本を1冊出版させていただきました。(ちなみに、その時の出版社さんが「おひるねアート」と名付けてくれたのがきっかけで、この名称が世に出ることとなりました)

そのタイミングで、企業さまより現在のおひるねアート撮影会の先駆けともなるイベントの依頼や、テレビCMの製作、HPのメインビジュアルの作成など、大きな仕事が立て続けに入り、私個人で行うには規模が大きくなりすぎて、手一杯になってきました。

その時に、出版社を紹介してくれたビジネスパートナー(現理事)に「このコンテンツは世に広めたほうがいい。協会を作ってみないか?」と誘われたのがきっかけで協会を立ち上げました。

それまで行っていた別の仕事での仲間も一緒に手伝ってくれて、10名の第一期認定講師から協会がスタートしました。

認定講師の方や働かれている方の傾向

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一般社団法人 日本おひるねアート協会では、どんな方といっしょにご活動されているのですか。

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男女比は、
認定講師 → 約560名輩出のうち、9割5分女性、男性は10名程度います。
従業員 → 12名のうち男性2名、女性10名です。

年齢は講師、従業員とも30~40代が多く、ほぼその年齢です。従業員では一名60代男性がおり、営業で活躍してくれています。

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働き方の工夫や、性格の傾向はありますか?

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講師はほとんどが子育て中のママ。独身や結婚はしているけどまだお子さんがいない方も所属しています。皆さん赤ちゃんが好き!が大前提で、明るく、育児に対して前向きな方がほとんどです。

従業員は、全員が子育て中のパパママだったり、介護などがありテレワークや時間給などを活用して働いています。一部のスタッフは業務委託サービスを活用し業務ごとに担当を割り振っています。

zoom会議やチャットワークでのやり取りが多いので、日ごろから仕事のこと以外にも子供のことなどコミュニケーションを多くとり背景を把握できるような体勢をとっています。

性格はそれぞれ違いますが、お話好きな人が多いです。

代表である私がいちばん年下なので、逆にいちばん突っ込まれる役回りに徹して、風通しを良くしています。(事務局がきっと一番強いです(笑))

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青木さんがいちばん年下なのですね!それでも絶全体的に若く、活気のあふれる方が多い印象を受けています。

では、青木さんが「一緒に働きたい!」と思う人の特徴はどんなところでしょうか。

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やっぱり第一に、子どもが好きな人、ですね。

そして、会社の理念に共感し、未来の子育て社会を変えていきたいと思っている人です。

会社もまだまだ成長途中です。ただ決められた業務をこなすのではなく、所属する認定講師(子育て中のママ)の思いや状況に共感し、一緒に良くしていく、成長していくという意識を持った方と一緒に出来ればとても嬉しいです!

おひるねアートと日本おひるねアート協会の展望

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2019年12月24日に「予想より2年早く出生数86万人に急減、初の90万人割れ」のニュースが流れ、子育て業界に激震が走りました。

少子化の勢いは止まらず、加えて子供を産んでも保育園に預けられない、働きに出られない、女性活躍推進法が目立つ一方でいっこうに変わらない女性の家事育児の負担で、ママはもちろん、これから子どもを産んで育てていきたいと思う女性の士気が下がっているのが日本の現状です。

「1人目が産まれないのは社会制度の問題、2人目が産まれないのは夫の育児態度の問題、3人目が産まれないのは経済の問題」という言葉を聞いた事があります。

育児は決してママだけの問題ではなく、パパの協力や理解、社会全体で子育てをしていく仕組みづくりが必要なのだと感じします。

私たち自身も子連れ出勤や、テレワークなど子育てしながら働く会社を作っていますが、もっと広く何ができるか考えた時に

  • まずママ達の心が安定した状態であり、子育てを楽しめる余裕や子供を可愛いと思う余裕が持てる事
  • それにはパパの育児参加(お手伝いではなく当事者としての意識)が必須である事
  • 子育て世代を広く暖かく見守っていく社会であること

が作れるよう、よりいっそう、企業さまや講師と協力し「ママが元気になれる場所」「親ばかになれる場所(子どもが可愛いと思えるママは自己肯定感がちゃんと持てている!)」を全国に作り続け、ママの笑顔をたくさん増やしていきたいと思っています。

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余裕を持つことって、難しいんですよね。「愛情があれば大丈夫」なんて言葉も耳にしますが、どうにもならない環境やシーンは誰にでも訪れます。

一般社団法人 日本おひるねアート協会の、「ママが元気になれる場所」「親ばかになれる場所」をひろめていくご活動、そしてママの笑顔をたくさん増やしていくご活動を、私も応援しています!

青木さん、本日は大変ありがとうございました。

一般社団法人 日本おひるねアート協会

今回のインタビューにご協力いただきました青木水理さんが代表理事をつとめる「一般社団法人 日本おひるねアート協会」の活動内容を紹介いたします。

一般社団法人 日本おひるねアート協会は、おひるねアートイベントの普及活動をおこなっている団体です。

主な活動内容
  • おひるねアートイベントの企画・運営
  • おひるねアート講師の育成及び派遣
  • おひるねアートの普及活動
  • おひるねアート専門スタジオ「ストーリー」の運営

おひるねアートとは、日本おひるねアート協会および青木水理代表の登録商標で「赤ちゃんに背景や小物をつけて撮影する、赤ちゃんと一緒に作るアート写真」のことです。

背景や小物は季節やお好みのテーマに合わせて設定し、そこに赤ちゃんを横たわらせると、絵本の1ページのような素敵な写真が完成します。

今しか撮れないわが子の可愛らしい姿が、こうして一生の思い出として残ります。もちろん、小さな赤ちゃんだけでなく、大きなお子さん、ごきょうだい、大人の方、ペットなど家族の方も一緒に撮影できます。

青木水理代表のプロフィール

青木水理代表は、お子さんが生後27日の時に始めた撮影をきっかけに、お子さんの寝姿をおさめた写真の撮影をはじめ、生後6ヶ月の時に初の写真集を出版されます。

現在は、おひるねアートの提唱者として一般社団法人日本おひるねアート協会の代表理事としておひるねアートの普及活動に力を入れるほか「スタジオ ストーリー」のトータルプロデューサーとして、撮影セットの監修・製作も手掛けています。

おひるねアートの撮影イベント

おひるねアートの撮影は、全国の撮影会やイベントで実施しており、どなたでも気軽に参加することができます。

カメラマンは基本的に保護者の方が担当します。おひるねアートが初めてでも、講師が撮り方をアドバイスしてくれるので、カメラに自信がない方も素敵な作品が作れます。

背景は、季節に合わせた作品、記念日の作品などのテーマが用意され、お好きなシチュエーションで写真を撮ることもできます。

じっくり撮影を楽しみたい方は撮影会を、気軽に体験してみたい方はイベントに参加するのがおすすめです。

撮影会
全国各地で、おひるねアート認定講師による撮影会を開催しています。衣装やテーマを選びながらじっくりとアート写真の作成が楽しめます。

随時、全国の講師が貸しスペース、フォトスタジオなどの会場で開催しています。開催状況はサイトで検索して確認できます。

イベント
全国の商業施設などでイベントも開催しています。お一人あたりの撮影時間は短めで、気軽に撮影が楽しめます。

イベントによってテーマが異なり、他の企業とのコラボ企画も実施されています。

【イベントの一例】

  • 無料!おひるねアート撮影会
  • ベビーマッサージ×おひるねアート
  • 「リトル・ママ」表紙撮影会×おひるねアート
  • 福祉まつりでパシャリ!
  • 『お花見アート』体験会

赤ちゃんとお出かけの際に参加してみるのも楽しいですね。衣装の種類、撮影料は各イベントによって異なります。詳しくはサイトで最新情報をご確認ください。

教室

全国各地の教室で、おひるねアートの作り方が学べます。自分でおひるねアートを撮ってみたい方はもちろん、ママ友やおひるねアート仲間を作りたい方にぜひおすすめです。

教室は3回コース、または6回コースがあり、赤ちゃんの対象月例は0~12カ月くらいとなっています。(受講料、授業料は教室によって異なります。)

おひるねアート講師育成プログラム

日本おひるねアート協会は、個人事業主としておひるねアートを学びたい方を対象に「おひるねアート認定講師」の講師育成プログラムを実施しています。

講師育成プログラムでは、計4回22時間の講座にて、基礎知識、セットの作り方、写真の撮り方から、イベントや教室を運営するために必要な知識・ビジネスマナーを指導しています。

おひるねアート認定講師の資格を取得した方は、講師としておひるねアートの撮影を通じたお仕事ができるようになります。現在、約500名がおひるねアート認定講師として活躍中です。

講師のお仕事の一例
  • 自宅または貸しスペース・カルチャースクール等での撮影会
  • 全国の商業施設等での体験会
  • プリントショップ等とのコラボイベント
  • 企業のオリジナルアート制作

おひるねアートは企業からも注目されており、2018年は、企業からの仕事依頼が年間600件以上もありました。

このおひるねアート講師のお仕事には、お子さんがいる方に次のような嬉しいメリットもあります。

  • 自宅や好きな場所で撮影会ができる
  • 自分の都合に合わせてお仕事を入れることができる
  • お子さんがいても無理なく働ける(お子さんもモデルとして活躍できる)
  • アットホームな雰囲気で働ける
  • おひるねアートを通して、世のママを笑顔にしてあげられる

おひるねアート認定講師は女性が多いイメージもあるのですが、もちろん男性も受講して講師になることが可能です。

受講された方は、講師になった後も日本おひるねアート協会のサポートが受けられるので、安心してお仕事につなげることができます。

この講師育成プログラムは、18歳以上の方なら学歴・資格に関係なく、どなたでも受講が可能です。

講座の一部はオンライン受講が可能で、忙しい方、小さいお子さんがいる方も自分のペースに合わせて学べます。また、会場で開催される講座は、0歳児のお子様お1人までなら同伴が可能です。(開催場所・スケジュールについてはサイトで最新情報をご確認ください。)

おひるねアートスタジオ ストーリー

「おひるねアートスタジオ ストーリー」(東京都中央区日本橋)にて、おひるねアート撮影をおこなっています。

スタジオでは、おひるねアートのプロであるストーリーテラー(ストーリーのカメラマン・スタッフ)が、赤ちゃんが主役の物語から、着替えのお手伝い、目線の誘導、赤ちゃんのケアまで、しっかりサポートしていきます。

コンセプト
おひるねアートセットのコンセプトは「Fairy&Fantasy」です。

赤ちゃんをとびきり可愛い妖精に仕立てて春夏秋冬をいろどる「Fairy」と、王子様やお姫様、冒険の話などの童話をモチーフにした「Fantasy」で構成されています。

スタジオに用意されているセットは、まるで映画やおとぎ話の中に入り込んだかのような世界観で、通常のフォトスタジオでは実現できないキュートな写真が撮影できます。

おひるねアート撮影
おひるねアートのセット(Fairy・Fantasy)は2ヶ月ごとに変わり、その月のかわいいテーマでの撮影が楽しめます。

さらに、 1~12月のおひるねアートを全セット集めると1冊の本が完成し、とても素敵な思い出を作ることができます。

また「アニバーサリー撮影プラン」を選ぶと「BIGケーキ」「3段ケーキ」のアート写真が作れます。

ニューボーン撮影
生後2週間までの赤ちゃん限定の、とても記念に残るアート写真です。

スタジオに行けない場合は、ニューボーンフォト専門チームのカメラマンが自宅へ出張します。

マタニティ撮影
妊婦さんのマタニティフォトを撮影します。ドレスやオプションで(マタニティペイント・マタニティ用お花のセット)などで、お腹の中に赤ちゃんがいるときにしか撮れない素敵な作品を作成します。

さらに赤ちゃんお誕生後は、ママと赤ちゃんを一緒に撮影し、2枚でストーリーが続くアート写真も作成しています。

プロデューサー撮影
青木代表の撮影が可能な特別プランです。一人ひとりの赤ちゃんに合わせてプロデュースし、世界に1枚だけの素敵な作品に仕上げます。

お客様の中には、成長の節目に撮影する、毎月撮影する、という方もたくさんいらっしゃいます。赤ちゃんは目に見えて日に日に成長していくもの。あっという間に大きくなっていくわが子の1ページが残せるのは、本当に貴重な体験ですね。

本でおひるねアートを楽しむ

おひるねアートは、本で気軽に楽しむこともできます。

『おひるねアート』(青木水理 著/宝島社)
おひるねアートの作品を掲載しています。かわいい赤ちゃんの写真で癒されたい方、おひるねアートをしてみたい方におすすめの一冊です。

『おひるねアート撮影術』(おひるねアート協会 著/小学館)
おひるねアートの作り方(テーマの決め方・背景の作り方・家にある物小物を作るコツ)や思い出の残し方を紹介しています。

プロならではの、きれいに撮れるコツ、目線の誘導の仕方も教えてもらえるので、参考にすると家庭でもおひるねアートが上手に撮れるようになります。

『赤ちゃんのおひるねアート―ママがカメラマン! 可愛い!』(青木水理 著/主婦の友社)
青木代表が、お誕生後10日目のお子さんの寝姿を撮影し、四季ごと、テーマごとに作成したアート作品を紹介しています。さらに、おひるねアートの作り方もわかりやすく説明しています。

ママの育児を楽しいものにしてくれるおひるねアート

おひるねアートは、テーマのアイデアも無限にあり、リラックスした雰囲気で楽しみながら記念写真が残せるところが素敵ですね。

実際におひるねアート認定講師になる方の大半は、赤ちゃんのいるママとのこと、おひるねアートの体験がきっかけで制作活動に魅せられた方が多いようです。

おひるねアートは、育児中のママが自分の趣味として楽しむことも、お仕事としてママをハッピーにすることもできる、素敵な活動です。

お仕事は、育児も仕事も楽しみたい方、人を喜ばせたい方、写真を撮る仕事が好きな方におすすめです。興味のある方は、全国で500人以上が活躍しているおひるねアート認定講師として、ママ達の笑顔を増やすお手伝いをしてみませんか。

この記事の専門家
青木代表理事プロフィール写真2

青木 水理 代表理事

一般社団法人 日本おひるねアート協会

・日本おひるねアート協会 代表理事
・おひるねアートスタジオStoryトータルプロデューサー
・アートフォトグラファー
2007年生まれの長女、2012年生まれの長男、2019年生まれの次女の3児の母。長男の誕生以来、おひるねアートを趣味で撮り始め日本初のおひるねアート専門ブログ「えいちゃんのおひるねアート」を開設。2013年10月に一般社団法人日本おひるねアート協会を設立。「おひるねアートで世界中のママと赤ちゃんに笑顔を届けること」を使命に、おひるねアートを広げる活動として、認定講師の育成や、企業への作品提供などを行う。

(本記事の情報は2020年2月時点のものです)

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