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オリエンタルランドのインターン。特徴、選考フロー、参加した感想
株式会社オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド、東京ディズニーシー)を運営する、学生の就職先としても非常に人気の高いブランド企業です。
それだけに本採用は激戦が予想されます。興味のある方は、就活の一環として積極的にインターンシップにも参加し、オリエンタルランドの業務内容を理解することをおすすめします。
当記事では、オリエンタルランドのインターンの特徴、選考フローと選考対策についてまとめています。オリエンタルランドに興味のある方は、チェックしてみてください。
▼目次
オリエンタルランド インターンシップの特徴・エントリーの流れ
株式会社オリエンタルランドは、日本の代表的なテーマパーク「東京ディズニーランド」を運営して30年、エンターテイメント業界でも屈指の知名度をほこります。
「夢の国・ディズニーランドで働きたい」と憧れを抱く人も多く、就職したい企業のランキングでも上位にランクインし続けています。
オリエンタルランドへの就職を志望する人は、お客さんとして行った東京ディズニーリゾート(TDL)で「キャスト」の姿が強く印象に残り、「明るく楽しい職場」「接客業が中心の企業」というイメージを持っているのではないでしょうか。
しかし、もし入社を希望するならば、楽しいだけでなく、オリエンタルランドが堅実な経営理念のもとに運営される企業であり、接客以外にも重要な役割がたくさんあるということも理解しておくことをおすすめします。
そして、インターンはそういったオリエンタルランドの風土を学ぶ絶好の機会になります。
インターンは職種ごとに行われ、実際にテーマパークの運営やパーク内のメンテナンスに関連した就業体験ができるので、入社してからどのような仕事をするのかリアルにイメージすることができます。
まずはオリエンタルランドにどのような職種があるか、どのような仕事をするのかを理解し、自分に合った職種のインターンを選んでいきましょう。
オリエンタルランドの職種
オリエンタルランドは、テーマパークを運営するために必要な7つの部門で構成されています。
- 総合職
- テーマパークオペレーション職(スーパーバイザー、ステージマネージャー)
- 専門職(技術・調理・ショーコスチュームコーディネーター)
- 総合職
- 総合職は、魅力的なイベントや商品の企画・開発、集客や利益を向上させるための戦略、各部署の実務をサポートする法務などの仕事を担当しています。
- テーマパークオペレーション職
- テーマパークオペレーション職は、オリエンタルランドの中核となる業務。「スーパーバイザー」と「ステージマネージャー」の2部門があります。
スーパーバイザーは、施設の運営管理と、キャスト(アルバイト)の指導・育成などの仕事を担当します。
ステージマネージャーは、ステージショー・パレードなどのステージなど公演プログラムの管理を任される責任者です。
- 専門職
- 専門職は、サポートやサービスなど各領域の業務に徹するスペシャリスト。「技術」「調理」「ショーコスチュームコーディネーター」の3部門があります。
「技術」職は、アトラクションやショー機器などのメンテナンスを担当する部門、「調理」職はパーク内の食事を調理・管理する部門、ショーコスチュームコーディネーターはショープログラムのコスチューム開発を行う部門です。
新卒の本採用で募集される職種、人数は年度によって異なります。またインターンでは、体験できる部門、内容、スケジュールも変化していきます。
インターンの種類
2018年7月現在では「総合職」と「技術職」を対象としたインターンが予定されていますが、スケジュールの変更や追加があることも考えられるので、インターンに興味のある人は応募要項で最新の情報を確認することをおすすめします。
インターンのエントリーの流れ
インターンに参加する場合は、オリエンタルランドのウェブサイトにある「インターン」のページからエントリーします。(マイページへの登録・ログインが必要です。)
オリエンタルランドのインターンは不定期に行われおり、年度によってスケジュールや内容が異なるので、インターンに興味のある人は常に最新の情報をチェックしてください。
交通費・報酬・参加費
交通費は、1日につき1,000円が支給されます。報酬、参加費はありません。
参加時の服装
指定がなければスーツやジャケットの着用が無難です。お客さんへのサービスを大切にする職業なので、好感をもたれる爽やかな身だしなみを心がけましょう。
インターンシップの内容(総合職)
総合職の志望者を対象としたインターンでは、様々な仕事やスタッフによってテーマパーク事業が多角的に運営されていることを学びます。
応募資格
四年制大学、六年制大学、大学院に在籍している人。(学部、学科、学年は問いません。)
日程、期間
2019年2月に3日間のインターンを予定しています。(エントリー期間は2018年10~12月です。)
募集人数
各回で50人
実施場所
本社・OLC新浦安ビル(千葉県浦安市)
インターンの内容
昨年のインターンは以下のようなプログラムで行われています。
- 講義
- パーク見学
- グループワーク
- 社員座談会
講義では、企業が提供したいと考える使命や価値を学びます。また、班に分かれて実際にパーク内をまわり、施設やスタッフの業務内容を見学します。パーク見学を楽しみに参加する人も多いようです。
メインとなるのがグループワークです。「どうすればオリエンタルランドがより進化・成長できるか」など与えられたテーマについてグループで策定を考え、最後に発表、社員からフィードバックをもらいます。
社員座談会で社員と交流を深めます。オリエンタルランドの業務内容や社風を深く知る良い機会になるでしょう。
インターンシップの内容(技術職)
技術職の志望者を対象としたインターンでは、実際に技術系の就業体験を行い、パークの安全を守る仕事の大切さを学んでいきます。
応募資格
四年制大学、六年制大学、大学院に在籍している、理系の学生(機械系、建築系、電気・電子・情報系の学部・学科を専攻している人)が対象です。学年は問いません。
また、滞在中の自己に備えて災害傷害保険や賠償責任保険に加入している必要があります。(自己負担)
日程、期間
2018年は、8~9月に4日間のインターンを計4ターム行う予定です。(エントリー期間は6~7月です。)
募集人数
合計50人程度
実施場所
TDLの施設内(千葉県浦安市)
インターンの内容
2018年のインターンは、主に現場実習を中心としたプログラムが予定されています。
アトラクションの乗り物、パーク内のインフラ設備や建築装飾物、照明や音響、フィギュアなどのメンテナンスを実際に体験します。
オリエンタルランド インターンの選考フロー・選考対策
人気の高いオリエンタルランドは、本採用の志望者も非常に多く、100人程度の本採用に対し1万人近くのプレエントリーがあるといわれています。当然、インターンも相当数の応募が集中することが予想されます。
インターン参加を希望している人は、早めに選考対策を始め、インターン選考通過を目指しましょう。
選考フロー
選考の流れは以下のとおりです。
- エントリー・選考の流れ
-
- ウェブサイトよりエントリー
- チャレンジシート(エントリーシート)提出
- グループディスカッション
- 面接
年度によってインターンの内容や選考フローが変更する可能性があります。当記事で紹介している通りに選考が行われるとは限りませんので、インターンにエントリーする際は応募要項をよく確認してください。
エントリーシート対策
志望者が多いため、最初の関門であるエントリーシート(ES)で、多くの応募者がふるいにかけられ不合格となります。最終選考の面接へと進むためにも、ESの質問にしっかり答えられるよう対策をとりましょう。
過去には以下の質問が出題されています。
- なぜオリエンタルランドの「○○職」を志望したのか。
- オリエンタルランドの魅力はどこか。
- オリエンタルランドが展開しているビジネスの面白さとは
- リーダーシップを発揮した経験の中で一番苦労したこと、その役割、時期は?
- 大学時代に嬉しかったこと3つとは?
- 学んでいる専門分野について説明してください。
このようにESではまず、志望動機、学生時代のエピソードといった定番の質問が必ず聞かれます。さらに、オリエンタルランドの経営理念や業務内容を把握しているかどうかが問われる質問が盛り込まれます。
ほかの企業と比べても、特に奇抜な質問が出されることはありません。ただし、志望動機やオリエンタルランドの感想が「ファン目線」「お客様目線」になってしまうと、社員としては戦力外とみなされてしまうので、表現には注意が必要です。
実際に「ディズニーが大好きだから」「子どもの頃からよく行っていたから」といったきっかけでオリエンタルランドに興味を持つ人は多いはずですが、そのまま伝えるのはNGです。
志望動機では、あくまでも将来社員として運営に関わることを想定し「インターンで何が学びたいか」をきちんと伝えるようにしましょう。
ESを作成する際には、まずオリエンタルランドの特徴を具体的に把握しておくことが大切です。
TDLやディズニーのことは熟知しているという人でも、オリエンタルランドの業務内容や経営理念は把握できていない可能性があります。
インターンや本採用に向け、オリエンタルランドのウェブサイトにじっくり目を通したり、企業説明会で情報を収集したりして、企業の特徴を研究しましょう。
ESでは、自分がオリエンタルランドの求める人物像にフィットしていることを証明することも大切です。
オリエンタルランドのウェブサイトには、社員に対して「より良く」「やり切る」「一丸となって」の3つの人物像を求めていると記載してあります。
つまりオリエンタルランドは、次の強みがある人を理想的な人財と考えていることがうかがえます。
- チャレンジ精神がある
- 協働意識がある
- 粘り強い性格
- 前向きな考えができる
ESでは「学生時代にリーダーシップを発揮したこと」「学生時代に苦労したこと」などエピソードを問われる質問が、アピールの良いチャンスになるでしょう。上記の強みによって活躍できたエピソードを何か取り上げてみてください。
また、全体的に文字数は少なめに設定されているので、回答は簡潔に書くことも大切です。
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インターシップの志望動機・選考突破を目指す書き方と心得
グループディスカッション対策
グループディスカッション(GD)は、学生を数人ずつのグループに分けて行います。簡単な自己紹介などの後にグループで話し合って結論を導き出します。
過去のGDでは「この中で上司にするなら誰が良いか」「おすすめのパークの回り方」などのテーマが出されています。
自分の意見をしっかり発言することは言うまでもなく、なごやかに話し合う、互いの意見を肯定し合うことも大切です。また、協力して時間内に結論を出していこうとする姿勢が評価されます。
面接対策
グループディスカッションを通過した人は面接に進みます。
過去の面接は6人程度のグループで受け、1人ずつ順番に異なる質問を受けていく形式をとっているようです。
1人当たりの時間が短く、ゆっくり答えられる雰囲気ではないので、手短にわかりやすく答えることが大切です。
▼関連記事
オリエンタルランドの面接選考内容。採用されるための人物像とは
オリエンタルランド・インターンシップの感想
オリエンタルランドのインターンシップは、参加した学生からも非常に好評です。
参加するまではディズニーやTDLのイメージが強かった学生も、現場の雰囲気、表面的には見えない所で奮闘する社員の姿を見学し、オリエンタルランドの風土や業務内容を深く学ぶことができています。
また、オリエンタルランドのインターンは比較的なごやかな雰囲気で行われ、社員や参加者同士の交流も多いので、楽しみながら過ごすこともできます。
社員の雰囲気は、TDLの明るく元気な印象とはまた少し異なり、仕事に熱心で真面目な人が多いようです。
懇親会では社員と対話する時間が多く、優しく対応してくれるので、普段はなかなか聞けないような仕事の話を教えてもらったり、就活のアドバイスをもらうことができます。
TDL運営の裏側を見て、表向きのイメージとのギャップを感じる人も多いはずです。入社後にギャップを感じて戸惑うよりは、インターンの段階で仕事の大変さ、難しさに触れておくほうが良いかもしれません。
単に楽しいだけでなく企業を深く知ることのできる貴重な機会なので、オリエンタルラドの仕事に興味のある人はぜひインターンに挑戦するとよいでしょう。
オリエンタルランド・インターンシップは内定に有利になる?
オリエンタルランドのインターンシップに参加することは本選考に直接影響しないとされています。
ただし、過去にはインターンに参加した学生の中に本選考のプロセスの一部が免除になったケースもあるので、内定が有利に進む可能性がないとは言い切れません。
あくまでもインターンは就業体験が目的ですが、やはり魅力的な人材はマークされる可能性が高いようです。
インターンの参加中は、オリエンタルランドが社員に求める人物像「より良く」「やり切る」「一丸となって」を意識して振る舞うことをおすすめします。
オリエンタルランドの魅力を社員目線で感じるインターンに
オリエンタルランドのインターンシップは、社会に夢や感動を提供する壮大な事業の一端に触れる、大変貴重な機会となっています。
お客様の視線でなく社員としてTDLの魅力を感じることのできる、素晴らしいイベントです。オリエンタルランドに興味のある人、エンターテイメント業界に興味のある人は是非エントリーしてみてください。
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