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定時退社はどこまで浸透しているか?現状と定時で帰れる仕事
定時退社については募集要項に記載されていることが多いですが、入社すると定時に帰れないことが多いです。
まだまだ浸透していない企業も多く、それが理由で退職したりする人もいます。
それとは逆に、定時退社を徹底している企業もあり、それを行っている企業は離職率も低く、社員もイキイキしている傾向です。
定時退社すると自分の時間を作ることができるので、趣味が増えたり、ストレス発散につながります。また、体も十分に休めることができるので明日の仕事に集中できます。
では、定時退社するためには何をしなければいけないのでしょうか。
仕事の段取りと1日のスケジュールをしっかり立て、こなしていくことが大事になってきます。
▼目次
定時退社することでどういったことが生まれるか
定時退社することで自分の自由な時間ができます。
趣味の時間に当てたり、友人や家族とのアフターファイブを楽しむことができます。
仕事とは頭を切り離すことが大事で、次の日の仕事にも良い影響を及ぼします。
自分の時間とは
最近は仕事の後に、ジムやヨガに通ったり美活している人が増えています。
また、資格を取ったり書道や華道、茶道などスキルアップに時間を費やす人もいます。
友人や家族と食事したりするのも良いでしょう。
そういった仕事以外の娯楽を楽しむことで、視野も広がり仕事にも活力が出ます。
仕事も効率的に集中力アップ
定時他者することは、終わりの時間が見えているのでそれまでに業務を終わらせなければならないというプレッシャーがあります。
仕事の段取りも効率良くしなければ、定時に退社することはできないので自ずと集中力がアップしていくのです。
ストレス発散できる
仕事をしているとストレスは自然に溜まります。
ストレスが蓄積されていくと、体調を崩したりひどい場合はうつになることもあります。
定時退社して、適度にストレス発散できる何かを見つけることが大事です。
定時退社はまだまだ社会では認められない?
まだまだ定時退社できない企業が多いのが現状です。なぜ、定時退社できない企業が多いのでしょうか?
それは、日本の昔から根付く「残業すること=仕事ができる、仕事が好き」という風土がありそれが評価に繋がったりしているからです。
また、仕事が終わっていても、上司や先輩が帰っていなければ帰りにくい雰囲気だったり、残業が当たり前になっています。
定時退社の会社の現状
定時退社が根付いていない企業と定時退社を徹底している企業があります。
現在はノー残業デーなどを設けている企業も多いですが、なかなか帰ることができない場合も多いようです。
残業をすることが会社貢献になるという感覚が、残業が日本の企業から減らない理由です。
定時退社はなぜしにくいのか
定時退社がしにくいのは、自分の仕事が終わっていても上司や先輩の仕事が終わっていないと帰りにくい雰囲気になります。
企業が残業をすることは良いことだという方向性ならば、定時退社はずっとできないでしょう。
退社しようとしても「もう帰るの?」と言われることもあり、帰るのが申し訳なく思ってしまいます。
また、スケジュールを立てていないと仕事がずれ込んだり、違う仕事をしてしまったりとだらだら続けてしまい、終わりが見えなくなることがあります。
潔く定時退社して会社に良い流れを作る先駆者に
定時退社をすることは決して悪いことではありません。
残業続きだと体調不良にもなりかねないですし、体が不調だと良い仕事もできなくなってしまいます。
定時退社したくてもできない人はたくさんいます。
潔く定時退社を続けると、効率良い仕事ができるようになりますし良い表情になります。
それが、会社にとって良い流れを作ることができれば、定時退社する人も増えるはずです。
定時退社するためにできること
定時退社するためにはまず、仕事の段取りを的確にして、1日のスケジュールを時間配分して作ることがとても重要になってきます。
時間配分をしておくと、1つの業務内容も効率良く終わらせることができます。
定時退社に向けてスケジュールを立てる
定時退社の時間が決まっているので、始業時間から定時退社までの時間割を作ります。
今は、時間毎に記入できる手帳もありますし、常に見れる状態にしておきます。
そうすることで終わりの時間が見えているので、それまでに終わらせようと努力しますし、作業効率もグンとアップします。
仕事の優先順位を決めること
今日しなければならない仕事の優先順位をつけます。
それをスケジュールに書き込んでいき、急ぎでない仕事は後回しにしていきます。急ぎでないものも1日の中でしてしまうので、キャパオーバーになって残業になってしまいます。
付箋に書き込むなどして、終わったら捨てていくようにする方法は有効です。
定時で帰れないのは、仕事の効率が悪いからなのかもしれません。その日の仕事が定時で終わるような工夫もしてみましょう。
仕事が終わらない悪循環の原因を断つには
定時で帰れる仕事
多くが定時で帰れる仕事、業界はこちら。
日中のみ活動できる仕事
暗くなると危険を伴う作業や、住宅や商業地への騒音配慮などにより原則日中のみ作業ができない仕事は、定時退社できる仕事のひとつになります。
作業内容にとっても交代制を導入している会社、例えば大規模の工場や鉱山や警備会社なども基本的には決められた時間しか働かないので、定時退社がしやすい仕事と言えるでしょう。
電車運転士
電車運転士は業務スケジュールがしっかりと管理されている職種です。特に本人の疲労等体調に関する問題は安全な運行に直結することなので、
よほどのトラブルが無ければ運行終了後退社となります。
一般事務職
職種によっても違いはありますが、一般的には事務職は残業が少ないと言われています。経理や総務特にお客様からの電話の対応などの窓口は、受付時間も一般的な退社時間前に終了することが多いので、その分定時退社がしやすいとも言われています。
工場生産ライン
主に製造業などの生産ラインにて業務をしている人も定時退社できます。この仕事も1日のスケジュールや生産量や作業量が個人やグループごとにしっかりと管理されているので残業なども少ないです。
市役所
担当する部署によっても差がありますが、市役所などの窓口担当など時間によって終了する業務などは定時退社が基本のようです。
一般的な認識では公務員は定時退社が多いと言われていますが、都道府県庁や霞ヶ関の官公庁は定時退社は難しいとも言われています。
ホテル
ホテルは業務中は忙しく体力も必要な仕事ですが、定時退社ができる仕事でもあります。特に閑散期などは定時前に退社する場合もあります。
しかし繁忙期などシーズンによっては定時退社が難しくなる場合もあったり、夜勤もあるので業務は決して楽ではありません。
定時退社日(ノー残業デー)を採用している企業が増えている?
定時退社日とはその言葉通り定時に退社ができる日の事です。会社によって指定する日は様々ですが1週間の週の真ん中や金曜日など会社にとっても定時退社をしても問題ない、影響の少ない日などを決めその日を定時退社日と決めているケースが多く見られます。
現在、日本において労働(働きかた)とくに残業や定時退社に関しては関心が高く、企業も率先してこの定時退職日(ノー残業デー)を採用しています。
背景には生産性の向上や電気などのコスト削減などを社員のモチベーションのアップを目的としています。
しかし本当に定時退社日には定時に業務を終わらせ終了させることができるのでしょうか。会社が本腰をあげて定時退社日を定めているところは、定時になった時に室内の電気を消灯したり、システムを動かなくするなど半ば強制的に業務を終了させる会社もあります。
しかし会社によっては、定時退社日を設けたことにより、退社日に完了しなかった業務を別の日に行ったり、他の部署への強制的に手伝わせたりと、労働環境に影響が出ているという話も聞かれます。
その為、定時退社日を導入しても生産性の向上やモチベーションの向上などと言ったプラスに働くはずであった効果も成果が見られないという声を上げる企業も多くあるのが現状です。
定時退社は会社のためにも自分のためにも良いこと
定時退社は、自分時間を作る上でも会社の仕事貢献にもなるとても良いことです。
定時退社することは、仕事ができる人です。
やらなければいけないこと、効率良い仕事をするための段取りがしっかりできる人です。そんな人が会社にどんどん増えていけば会社の印象も良くなるばかりか、業績アップにもつながるかもしれません。
昔の企業体制が根付いた上司を変えることはなかなかできないので、当事者の自分たちから変えていかなくては会社の状態は変わりません。
会社のためにも自分のためにも、定時退社を進んでするべきです。
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