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私服、平服で受ける面接の定番!面接で失敗しない私服のポイント
一般的な就職の面接はスーツを着て受けますが、中には「私服でお越しください」「私服可」といったように、面接時の服装を指定してくる企業があります。
私服だと、自分でファッションの方向性やコーディネイトを考えなければならず「何を着ればいんだろう?」「スーツじゃなくてもいいのかな?」と悩んでしまいます。
面接で私服を指定された場合の、好印象を持たれるファッションの選び方、面接にはおすすめできないファッションについて勉強しておきましょう。
▼目次
私服での面接が多い業界は?面接に私服を指定する理由は
スーツで面接を受ける場合は、リクルートスーツを着ればまず差し支えないので、服装選びに迷うことはありません。
しかし「私服」という指定があると、ファッションの選択肢が一気に広がるため、面接を受ける人はコーディネイトに悩むことになります。
自由な服装でいいというのが一番困りますよね。なぜ、企業は求職者に私服で来るように指示を出すのでしょうか。
私服での面接を行うことが多い業界には、IT、クリエイティブ、アパレル、マスコミ、サービス業などの分野があります。
実際にラフな服装で働く企業が、面接で私服を指定するのが一般的です。また、企業によっても、その理由はまた少しずつ異なります。
- 面接の服装に私服を指定する主な理由
-
- リラックスして面接にのぞんでほしいから
- この業界にふさわしいセンスがあるかチェックするため
- 場にふさわしい服装が選べるかどうか、一般常識の有無を知るため
- 企業の出す要求に合わせて動く協調性をチェックするため
個性を消したリクルートスーツでは身だしなみのマナーやセンスが見抜きにくい、そのため企業はあえて私服を指定している、というわけです。
何を着ても良いわけではない!面接にふさわしい私服とは
私服で来るように指定された場合、面接にはどのような服装をしていけばよいのでしょうか。
「私服を着る」とは「自由な服装をする」ということですが、面接を受ける場合は「どのような服装でもOK」ということではありません。
あくまでも就職の面接なので、ビジネスシーンを意識したフォーマルな服装をしていく必要があります。
間違っても、持ち前の服から遊びに行く時に着る服や家の中で着るリラックスウェアを選んで着ていってはいけません。ラフすぎる服装を着ては、一般常識が疑われます。
私服の面接では「ビジネスカジュアル」が定番
暗黙の了解になっていますが、もし面接で私服と言われたら「ビジネスカジュアル」をさしている、と考えるのが一般的です。
ビジネスカジュアルとは、スーツよりもややラフで、ビジネスにもカジュアルにも通用するような服装のこと。
私服の面接を行う企業では、実際に社員が仕事をする時にも、スーツではなくビジネスカジュアルを着ていることが多くなっています。
スーツを着ていってもOK?
自由な服装をしてよいということは、スーツを着るという選択肢もありなのでしょうか。
スーツのほうが無難ですし、どのような服を着ればよいか悩まなくていいので、気分的には楽かもしれませんね。
しかし、企業によってスーツがOKな場合とスーツがNGな場合があるので、スーツを着ようか迷っている人は、企業の意図をくみとって判断する必要があります。
- 「私服で来てください」と言われた場合
- 「私服でお越しください」「カジュアルな服装でお越しください」と、ラフな服装で来ることを指定された場合は、必ず私服を着ていきましょう。
スーツはNGです。企業は、私服を着てくることを望んでいるのにスーツを着てしまうと、企業の要求に合っていない服装をしているため、評価を下げることになってしまいます。
- 「自由な服装で来てください」または「スーツ可」と言われた場合
- 「自由な服装でお越しください」または「スーツ可」と言われた場合は、スーツ・私服のどちらを着てもかまいません。
企業は、スーツを着てもよいが、わざわざ堅苦しい服を着てこなくてもよい、ラフな格好でもよい、と言っています。
このようにラフな服装が選べるようになっている時は、堅苦しい印象は与えない方が印象が良いと考えます。スーツより私服を選んだ方が無難でしょう。
似たような言い回しでも、スーツを着てもよいのか着てはいけないのか、微妙にニュアンスが異なっているのです。スーツを候補に挙げている人は気をつけてください。
どのような言い回しにも対応できて失敗にならないのがビジネスカジュアルです。迷ったら、スーツではなくビジネスカジュアルを着ていきましょう。
面接で好印象をもたれるビジネスカジュアルのポイント
ビジネスカジュアルに、はっきりした定義はありませんが、一般に次のようなコーディネイトをしたファッションがビジネスカジュアルと呼ばれています。
- セットアップの上下はそろえない、ジャケットとパンツ(スカート)は別のもの
- ジャケットの下には襟のあるシャツ(ブラウス)を着る
- パンツはチノパンを履いても良い
- ジャケットの代わりにカーディガンを着ることもある
- ノーネクタイも可能
上下をそろえたスーツに比べ、カジュアルで自由な感じになりますが、ジャケットを着てフォーマルさは残し、あくまでも全体的には清潔感やきちんとした感じは保つことが大切です。
ビジネスカジュアルは、コーディネイトのバリエーションが豊富で「これが正解」というものもありません。
そのため、コーディネイトのバランスが崩れると、カジュアルに傾き過ぎ、面接では緊張感がないように誤解されてしまうこともあります。
あくまでも面接では、きちんとした感じ、真面目な印象が必要なので、スーツ姿に近いフォーマルなビジネスカジュアルを心がけるのが無難といえるでしょう。
面接で好印象を持たれるビジネスカジュアル:男性の場合
男性のビジネスカジュアルでは、次の組み合わせが王道、ぜひ面接におすすめです。
- テーラードジャケット
- ワイシャツ
- スラックス(チノパン)
- 革靴
面接で着る場合は、紺、グレー、ベージュといった落ち着いた色合いでまとめ、華美にならないように注意しましょう。
ジャケットは紺や濃いグレー、ワイシャツは白やサックス、パンツは紺やベージュがおすすめです。
ワイシャツはオーソドックスなデザインを選びます。オフィスでは、クレリック(襟と袖口が白生地になっているもの)やカッタウェイ(襟が水平に開くデザイン)もありかもしれませんが、こなれた感じが出ますので、面接の場では避けておきましょう。
ネクタイは、ノーネクタイで来るように指示がなければ、派手過ぎないネクタイをしていきましょう。紺、グレー、ブルー系のドット・ストライプ柄といったシンプルなネクタイが好印象です。
ベルトも個性的なものは避け、ダークカラーでデザインがシンプルなものを選びます。革靴は黒が無難です。
面接で好印象を持たれるビジネスカジュアル:女性の場合
女性も、男性と同様にジャケットとパンツ(スカート)のフォーマルな組み合わせを選びます。
女性は、黒、紺、濃いグレーのほか、ベージュ、パステルカラー、白などの明るく清潔感のある色をとりいれ、柔らかい印象を演出するとよいでしょう。
インナーには、襟付きでシンプルなシャツやブラウスを組み合わせます。白の無地でなくてもかまいませんが、華美にならないよう注意が必要です。生地が薄く透けやすいものも避けましょう。
ボトムは、ひざ丈くらいのスカートかチノパンがおすすめです。足元は、ベージュのストッキングと黒のパンプスで、フォーマルな印象を出しましょう。
私服での面接に選んではいけない服装は
私服で面接を受ける場合は、カジュアルでありながらも、企業を訪問する際に失礼のないようなフォーマルさを残しておく必要があります。
ですから「ラフな服装で」「あなたらしい格好で」と言われても、真に受けてTシャツにジーンズ、短パンにサンダルといった、カジュアルすぎる私服で面接を受けに行ってはいけません。
実際にオフィスで着た時にどんな服装なら周りの社員から浮いてしまうか、想像してみましょう。オフィス向けでないと感じるようなアイテムは、面接に使ってはいけません。少なくとも次に挙げるようなアイテムは、就職の面接には不向きです。
- 私服での面接に選んではいけないアイテムの一例
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- Tシャツ
- ジーンズ
- 短パン・ミニスカートなど足を露出するボトム
- キャミソール・タンクトップなど肌を露出する服装
- サンダル
- ハイヒール
- ブーツ
- 華美な色の服
- 帽子、目立つアクセサリー
企業によっては、働く時に「Tシャツ+ジーンズ+ジャケット」「ポロシャツ+チノパン」といったオフィスカジュアルを着ることが認められている所もあります。
面接を受ける企業からそのような情報を得ている場合は、ジャケットさえ羽織っていれば、Tシャツ、ジーンズ、ポロシャツは面接に着ていっても大丈夫ではないか、と迷うことがあるかもしれません。
オフィスカジュアルは社内で着る時にふさわしいファッションであり、面接を受けるにはラフすぎるので、どの企業の面接を受ける場合でも、Tシャツ、ジーンズ、ポロシャツは避けるのがのぞましいです。
また、アパレル業界の面接を受ける時など、ファッション性を高めるために帽子をかぶりたい場合は、帽子をかぶるのも問題ありません。
ただし、帽子をかぶったまま面接に受け答えするのは失礼に当たりますので、面接会場では必ず帽子を脱いでください。
帽子を脱いだ時にヘアスタイルがぼさぼさに乱れ、きちんとした感じがなくなりやすいので、基本的には面接に帽子をかぶっていくことはおすすめしません。
また、言うまでもなく派手なメイクやヘアスタイルもNGです。服装が自由ならメイクやヘアスタイルも自由、というわけではないので、あくまでもビジネスカジュアルの雰囲気にぴったりな、清潔感のあるメイク・ヘアスタイルを心がけましょう。
きちんとした私服で自分の魅力をアピールしよう
私服を採用の判断基準にするといっても、目立つファッションや高級なブランドを着ることが求められているのではありません。
私服というお題を出された時、職種や社風に合った社会人らしいファッションが自分で選べるかどうかが問われているのです。
私服のコーディネイトが必要になると、面接のハードルが上がったように感じられ、不安になる人が多いと思います。コーディネイトにこれという正解はないので、あまり過剰に考えなくてもよいでしょう。
面接にふさわしいファッションについて情報をしっかり収集し、本番ではきちんとした私服で自分の魅力をアピールしてください。
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