みんなの銀行員を辞めたいと思う理由7つ。どんな瞬間に嫌になる?

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銀行員といえば、収入的にとても安定しているイメージがあります。

もともと就活案件の中でも人気があるのが銀行員でもあるのですが、実際に仕事をして見るとかなりストレスが溜まりやすい職場環境であることが分かるでしょう。

しかし銀行員を辞めたいと思っても、高収入であるがゆえにどうするべきなのか、悩んでしまう人も多いかもしれません。

そんな場合には、まずは「どうして自分は銀行員を辞めたいのか」と考えてしまうのか、その理由を冷静に挙げてみることができるでしょう。

そしてその上で「本当に銀行員の仕事は自分に合っているのか」と再吟味して、今後どうするかを決定していくべきです。

ただやみくもに銀行員を辞めたいからといって、その勢いだけで何の計画もなしに辞めてしまうのは一番良くありません。

銀行員を辞めたいと思う人は意外にも多い

銀行員は人気があって給料面でもかなり安定している職種なので、就職をするのにはよほどの努力をしなければなりません。

それでやっと晴れて銀行員になれたとしても、働いてみたら自分が重い描いていた仕事とはだいぶ違っていた…と悩むことが多いようです。

特に銀行員の仕事が3年目で辞めたほうがいいかも…と悩む人が多いと言われているんですよ。

実際に銀行員をしている人の3年以内の離職率は、3割なんです。さらに5年以内になると、離職率は5割…つまり半分にまで上がるんですね。

やはりこの頃になると、銀行員としての業務内容も理解できていて「自分は、このままここで働いていても大丈夫なのだろうか…」と疑問に思う時期なのかもしれません。

銀行員を辞めたくなってしまう理由

それでは、実際にどのようなことが原因で銀行員を辞めたいと思ってしまうのか…について考えていきましょう。

1.とにかく業務に追われてしまう

はたから見てみれば、銀行員の仕事はスマートで優雅に見えるものです。しかし、現実に働いてみれば全くそうではないことが分かるでしょう。

銀行員の場合、収支がたった1円合わないだけでも全員が仕事を終わらせることができなくなってしまうのです。

さらに銀行員としてのお客さんへの対応も、何一つ間違えることなくしていかなければなりません。

もしも事実と違うことをしてしまったりすれば、それが銀行の信用を危うくしてしまうこともあるのです。

そういった面でもとにかく銀行員は責任やプレッシャーが重い仕事だと言えるでしょう。

さらに銀行員には、取得するべき資格がいくつもあります。

  • ファイナンシャルプランナー
  • 公認会計士
  • 証券外務員
  • 中小企業診断士
  • 銀行業務員検定

これら難易度の高い資格を、通常の業務をしている傍ら、土日などの休日に勉強して取得に向けて努力していかなければならないのです。

2.ノルマが厳しい

銀行員のノルマはとても厳しいので、常にノルマのことを考えて仕事をしなくてはいけなくなります。

新入社員だからといってその基準を緩めてくれるわけでもなく、過酷な設定が課されることになるんですね。

今月なんとかノルマを達成できたとしても、またすぐに来月のノルマがやってくる…そんな状況に押し潰されてしまいそうになるかもしれません。

ノルマのノルマがある職業のメリット・デメリットもご覧ください。

3.体育会系のノリがキツい

銀行員というと紳士なイメージがあるのですが、実際に働いてみると体育会系のノリで怒鳴ってくる上司に当たったりすることがあります。

なぜか銀行員の課長クラスより上になると体育会系の上司がかなり多く、ひどい暴言を吐かれてしまったり手が出たりすることもあるというから驚きです…。

このように体育会系の上司と営業で組まされたりすると、ストレスは溜まる一方ですよね。毎日会社に行くのが本当に辛くなってしまうでしょう。

4.接待や飲み会がとにかく多い

銀行自体は朝9時から15時までで閉まりますが、中にいる銀行員は就業時間いっぱいまで働いています。

しかし、それで終わりではないんです。銀行員というのは接待での飲み会をする頻度がかなり高いんですね。

部署によっても決まりがあったりして違いはあるんですが、一般的には週に2から3回ほど飲み会があると言われています。営業部署で働いている場合には、さらに頻度が高くなるでしょう。

銀行にはあらかじめ接待のための費用が準備されているくらいなので、この事からもどれだけ日頃から飲み会があるか…ということが分かりますよね。

さらに銀行員の仕事には転勤なども多いので、そのための飲み会や、仕事の打ち上げなどもよくあります。銀行員は常にお酒と向き合わなくてはならないと言えるでしょう。

5.人間関係や上司の扱いがとにかくめんどくさい

銀行員で働いている人には、勝ち気な性格の人が結構多いです。銀行員の仕事に就くためにいくつもの荒波を乗り越えてきたのですから、それも当然かもしれませんが…。

ですから、どうしてもプライドが高く負けず嫌いだったりするんです。人間関係が難しくなったりするのも仕方がないかもしれません。

さらに上下関係がかなりはっきりとしているので、「上司を絶対に立てなければいけない」「上司の言うことは絶対」という雰囲気もあり、それに押し潰されてしまう人も少なくないんです。

多くの人が人間関係に悩んでいます。人間関係の悩みもチェックしてみましょう。

6.出世競争に疲れてしまった

実は、銀行員の間では常に激しい出世競争が繰り広げられているんです。

1000人の同期の中でも役員になれるのはたったの10人…というほど、上に行くためには狭き門をくぐらなければならないんですね。

役員になるかならないかで、その給料の額には大きな差があります(その差は倍になるんですよ。

さらにちょっとした一言がきっかけで上司の逆鱗に触れてしまったりすると、そのせいで出世競争から落とされてしまうこともあります。

上にのし上がっていくためには成績だけてまなく、とにかく上司と人事に良いイメージを持たれていることが最重要なんですね。

このような終わりの見えない出世競争に疲れてしまう人も、実際にいるんです。

7.これから先給料が下がるかもしれない

これまではとても安定していた銀行員ですが、ここ近年にいたって利用者数が2割から3割ほど減ってきており、安定性も以前に比べると低くなっているんです。

これにはネット銀行が昔に比べてダントツに増えたことも関係していると言えるでしょう。

これに伴って大幅に人員が削除されることもあったりするので、もはや安定している職業だとは言えなくなってきているのが現実なのです。

銀行員を辞めたくなった時にちょっと立ち止まって考えてみたいこと

銀行員を辞めたくなる原因はたくさんあるということが分かりましたね。それでは、上記などの理由で「銀行員をやめたい!」という気持ちになったときにどのように対処すれば良いのでしょうか。

まず、銀行員で人間関係について悩んでいる人はかなり多いですが、それに関しては3・4年に一度移動があるのでそれで悩みが解消される場合があるかもしれません。

さらに銀行員として職場の中だけの人間関係に拘りすぎないために、仕事とは全く関係ない趣味の場所などで人間関係を作ることは有効的だと言えます。

こうすることで職場の人間関係だけに気持ちが行きすぎないからです。要するに自分の意識をそこばかりに持っていかない、ということが大事なんですね。

他にも「これから先、自分が本当にやっていけるのか」ということを将来を見据えて考えてみる必要があるでしょう。

もしも銀行員の仕事を続けることで体調にまで悪影響が出ていたり鬱の症状があったりするのならば、早めに転職することを考えるべきだと言えます。

銀行員に向いている人の特徴って?

銀行員の仕事は責任も重いですし、かなり大変な仕事だということができます。そんな銀行員の仕事ですが、そもそも銀行員には向いている人と向いていない人というのが存在するんですよ。

自分がどちらのタイプであるのか、客観的に見て考えてみましょう。

銀行員に向いている人

まず、銀行員に向いている人はどんな人なのなのでしょうか。

  • 几帳面で真面目な性格の人
  • もともと経済に関することが好きな人
  • 何が正しいかをはっきり見極められる人
  • 細かい計算や、勉強をすることが好きな人

やはり銀行員に向いている人は、真面目で几帳面な性格であることが求められるでしょう。

さらに細かい計算をするのが苦にならない人・正しいことを正しいと見極められる力がある人が銀行員に向いていると言えますね。

銀行員に向いていない人

それでは次に、銀行に向いていない人の特徴を挙げていきます。

  • 飲み会自体が苦手
  • 人付き合いがあまり得意でなく、あっさりした性格をしている人
  • 人と同じ事をするのが嫌いな人
  • 勉強をすることが好きではない

上の項目でも触れましたが、銀行員には飲み会の機会がとても多いので、お酒が好きではなくても飲み会が苦手であるという人には厳しいかもしれません。

さらに人付き合いが苦手で、人と同じ事を無難にしていくのが得意ではない人もあまり向いていない傾向にあると言えます。

銀行員を辞めることでのメリット・デメリット

ここからは、銀行員を辞めて他の職種に転職する上で発生するメリット・デメリットについて考えていきます。

メリット

まずは、銀行員を辞めることでのメリットはこちらになります。

  • これまで銀行員として感じてきたストレスから解放される
  • ノルマに縛られなくなる
  • 仕事をする上でも自由度が増える
  • これまでの経験や資格を生かすことができる

やはり銀行員の仕事をする上で、これまでさらされてきたストレスから介抱されることはとても大きいですよね。

常に囚われてきたノルマから解放されることも、本当に嬉しいことです。これから先新しい職種を始める上で、自由度がかなり高くなっていることを実感できるでしょう。

さらに次に目指す職種にもよりますが、これまで銀行員として努力してきた経験や資格を生かすことができるかもしれません。

デメリット

銀行員を辞めることによって発生するデメリットがあることも、やはり忘れてはなりません。

  • 年収が下がってしまうかもしれない
  • 新しい職場は福利厚生などが銀行ほどしっかりしていないかもしれない
  • 銀行員というステータスがなくなる

銀行員は他の職種に比べても給料が多いですが、辞めることで当然年収は下がることになるでしょう。

銀行は福利厚生がしっかりしているので、次の職場では「ちょっと物足りない」と感じてしまうかもしれませんよね。

さらに銀行員を辞めることで、当然このステータスはなくなります。

これら全てと照らし合わせてみても本当に銀行員を辞めたいのか?という事を、しっかり自己吟味してみてください。

メガバンクを始め高給というイメージのある銀行員。本当に辞めてしまってよいのか銀行員の年収を再チェックしてみましょう。

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最終的に銀行員を辞めるかどうかは、自分自身で決めよう

銀行員は一般的に見てみると給料も高く、エリートの仕事であるイメージがあらます。しかし、それでも実際に働いてみると現実とのギャップに戸惑うこともあるかもしれません。

今悩んでいる原因を冷静に分析して、退職する上でどのようなメリットが得られるのか、さらにデメリットについてもしっかり考えてみることが大事でしょう。

そして、最終的に決断をするのは自分自身であることを覚えておいてください。

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