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会社をクビになった!会社都合、自己都合退職のそれぞれの対応
会社をクビになるなんて想像がつかないという社会人の方も多く、中には無能だからクビになるのだろうと考えている人も多いのではないでしょうか。
また、その一方で、会社から退職を突き付けられ、絶望的な気持ちに襲われた経験を有している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本編では会社をクビになった際の対応についてご紹介をさせていただきます。
▼目次
実は珍しくない!?会社をクビになる理由
まず前提として、会社をクビになるというのは当たり前に行われていることで、珍しいことではありません。
本当かと思う方もいらっしゃると思うため、どのような理由で会社をクビになるのかという代表的な事例をまずはご紹介したいと思います。
主な理由としては大きく4点です。
- 勤務態度が良くない
- 売り上げが低い、技能が会社の求める水準にない
- 会社の経営が危うい
- 経営者の気分
以下でそれぞれについて説明したいと思います。
勤務態度が良くない
勤務態度が良くない、会社の社風を乱すなどの理由で退職に追い込むというケースがあります。
しかし、この理由で退職になるのは無断欠勤が多い、犯罪行為を犯したなどなど著しく常識に欠ける社員場合でないと会社都合として対処できません。
会社においては、振る舞いが気に食わない等がきっかけで理由をつけて退職に追い込むケースなどもあります。特にオーナー企業にその傾向が強いです。
勤務態度が良くない
会社の求めているレベルをクリアしないと退職に追い込むケースがあります。これは外資系企業や、一部のオーナー会社にあります。
中には、一部の外資系企業では社内の座学の復習テストで、1度でも合格点に満たない場合はその場で解雇するというようなドラスティックなことを行う会社もあります。
会社の経営が危うい
中小企業、特に外資系で多い会社都合の退職理由です。会社の売り上げがよくない場合社員を解雇したり、外資系企業であれば日本法人そのものを閉鎖させるため在籍している社員全員をクビにしたりします。
外資系出身で、転職回数が多い方というのはだいたいこれが理由で1度ないし2度は会社都合退職を経験しています。
経営者の気分
横暴なオーナーのいる中小企業であれば、オーナーが気に食わない場合、よくわからない理由で退職を言い渡されるケースもあります。
実際、入社してあいさつができていないという理由で、その場で解雇を言い渡した経営者もいました。
このように、会社からクビを言い渡されるということはあまりないと思っている方も多いかもしれませんが、ちょっとしたことでクビを言い渡されることも少なくはありません。
明日は我が身だと思っておいたほうが良いのかもしれません。
会社都合?自己都合?クビの場合の立ち位置で対応が変わる
さて、会社をクビになった場合、当然転職活動を行わなければなりませんが、一口にクビと言っても、会社都合の場合と自己都合の場合があります。
なぜなら、解雇をするのは法的に簡単ではありません。そのため、実際はいろいろな理由をつけ、退職勧奨をし、形而上は自主退職だとしても実際は会社都合の退職という場合が非常に多くあります。
どちらのケースにも言えるのは、転職面接を受け、次の会社を探さなければなりません。その時の振る舞い方というのは変わってきます。では、どの様に振る舞えばよいのでしょうか。
以下で、それぞれの場合の振る舞い方についてご説明します。
自己都合退職の場合
自己都合退職の場合、会社をクビになったことは触れず、それなりの理由をつけて面接に臨みましょう。なぜなら、理由はどうであれ自己都合で退職をしています。
また、会社から退職勧奨を受けたという話になると、なんで退職勧奨を受けたのか、問題があるから退職勧奨を受けたのではないかと勘繰られます。
「疑わしきは採用しない」というのが一般的なので、疑わしき理由を自身から伝える必要はありません。退職させた企業側もやましいところがあるため、会社都合とせず、自主退職を促しているのです。
このような場合は堂々と自分自身を売り込み、内定と次の職場を勝ち取りに行きましょう。
会社都合退職の場合
会社都合退職の場合は、状況においては自主退職だといっても採用時にわかってしまう可能性があります。
そのため、会社都合の場合は、会社都合で退職になった背景というのを相手側から理解してもらえるようにしっかり説明しなければなりません。
また、会社都合の退職の場合だと失業保険をすぐもらうことができます。最悪の状況において備えるという点でも失業保険の手続きをハローワークに行って行うというのが重要となります。
リファレンスチェックに注意!退職時の口裏合わせについて
仮に転職が成功したとしても、安心できません。外資系に多いのですが、リファレンスチェックというものがあります。
リファレンスチェック企業が採用しようとする応募者の以前の同僚や上司に対し、応募者の経歴や人柄を問い合わせることです。
このリファレンスチェックでは、面接ではわからない求職者のことを調べるという動きなのですが、リファレンスチェックは勝手に行われません。
実際には、求職者の同僚に事前承認を得て、インタビュー者をこちらから指定することができます。
そのため仲の良い方にインタビューをお願いして、悪い情報を入れないようにしておくことが大事です。
それならば、リファレンスチェックは意味がないと思われるかもしれませんが、リファレンスチェックのインタビューを依頼できるということは社内で人間関係を作れているるという証明にもなります。
普段から社内の人間関係を作るというのが大事なのですが、こういった点からも読み取ることができるのです。
クビは不法行為だが不可避!?最善の落としどころを探ろう
社員をクビにするということは、簡単ではありません。大半のケースで不法行為とみなされるケースも往々にしてあります。
とはいえ、社員をクビにする状況は非常に多くあります。上述でもお伝えしましたように、明日は我が身で、あなたが会社をクビになることだって想定されます。
その時に重要なのは、自身の状況に合わせて、最善の対応を取ることです。形而上自己都合の場合は、それなりの理由をつけ、会社都合の場合は、合理的な理由をしっかり伝えつつ、失業保険を準備することが大事です。
また、リファレンスチェックが行われる際は、信用できる同僚にインタビューを依頼するなど状況に応じた対応を行うことも必要となります。
そして、クビになることもそうですが、最悪の状況を想定し、その時に最善の対応を考え行動するというのはビジネスマンにとって重要な資質といえます。
過去は変えられませんが、未来を変えることはできます。クビになったとしても、自分の未来を創るための最善を導くためまずは上記のようなことを抑えていただけたらと思います。
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