きつい仕事ランキングベスト10!体力、精神的にきつい仕事とは

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世の中にきつい仕事というものは非常にたくさんあります。単に「きつい」にもいろんな意味があり、捉え方や考え方によっても人によってそれはバラバラです。また、自身が経験した仕事から比較してきつさを判断する人もいるかもしれません。

転職を考える際にも「今の仕事がきつくて」と思って活動されている人もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、いろんな見方や側面からきつい仕事とは一体何かということを見ていきます。あなたにとってのきつい仕事とは何か、考えてみる機会にしてみてはいかがでしょうか。

きつい仕事とはどんな仕事をいうのか

そもそもきつい仕事というのはどんな仕事を指すのでしょうか?きつい仕事は何と挙げればキリがありませんし、その方が思っているきついというのと、他の方が思うきついとはものすごくギャップが発生しているかもしれません。

ですから、結果的にはその方がきついと思われるのならきついということになってしまうのでしょうし、きつくないと思えばその方にとってはきつくないと認識しているということになります。

あくまでもこういったことは、人による価値観の問題になるといえます。

きついと一言で言っても色々あります。よく取り上げられるであろう内容について触れていきましょう。

体力的にきつい

体力勝負の仕事である、現場系の仕事だったり、引っ越しの仕事だったり、とにかく身体が資本と言えるような仕事の場合に多く言われることです。

特に、工事の現場では、年度末に追い込むかのように工事があちこちで行われるようになります。ですから、皆さん忙しそうに一生懸命頑張っていらっしゃっています。場合によっては、早朝から深夜までずっと同じ場所でひたすら工事をしているところもあります。

また、引っ越し業者さんにしても、3月から4月は新生活が始まる時期にもなりますし、1台のトラックが、3件の引っ越しを1日でやっているところも実はあります。移動の時は車に乗ってもしくは自身が運転して、現地に到着すれば作業を手際よくしなければいけません。

こんなことが毎日続けば、体力も持たなくなってしまいます。その結果、きついという判断をされてしまうのでしょう。

精神的にきつい

精神的にきついというのはふた通りに分かれます。

ひとつは、主に飲食店や、アパレルなどのショップ、携帯ショップなどの接客業や、直接お客さんと顔を合わせることはなくても接客をしなければいけないコールセンターなどは、いろんなお客さんと接するため、ストレスが溜まりやすいです。

特に、クレーマーも最近では多く、平気で人を傷付けるような暴言を吐くということも聞かれます。いわれもないことを吐かれて、悔しさなどの感情から涙する人も多いのではないでしょうか。こういうことになってしまうと、そんなことから逃げ出したい人がいるのも当たり前です。

もうひとつは、会社からのノルマなどのプレッシャーで苦しむパターンです。仕事ですから、適度な緊張感やプレッシャーは必要な場面も多いのですが、あまりに過大なノルマは精神的に追い込まれます。

最近はブラックバイトと呼ばれていますが、コンビニでクリスマスケーキやおせち、恵方巻などの販売に対して、アルバイトにまでノルマを課して、売れなければ自腹を切らなければいけないケースも、ひとつの例と言えます。

働いているのにその働き先のために身銭を切って売上に貢献させるやり方は、あっていけないことですね。

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勤務時間が長すぎてきつい

まさに今、働き方改革という名のもとで、議論されていますが、「帰りたくても帰れない」「人員不足で残業せざるを得ない」など1人にかかってくる労働時間に負荷がかかっているというのが現実です。

特に飲食店では、仮に、お店の営業は17時から24時だったとしても、12時には出勤して仕込みに追われてしまうので、実際には12時からお店に入って、お店を閉めて、清掃して、売上計算などをすればお店を出るのが深夜1時や2時なんてことは飲食業界では普通にある話です。

今は、こういった人手不足から、年末年始の営業をやめたり、営業時間自体を短くしたり、さまざまな工夫により改善しているところもありますが、まだまだです。

携帯電話ショップなどもそうです。営業時間は銀行並みにしっかりしていますが、閉店時間ギリギリにケータイの修理や、機種変更の受付が入ればもちろん受け付けなければいけませんので、そうなると、1時間以上は遅くなってしまうということになります。

閉店前ですから、受付を断るということができるのであれば別ですが、そんなことはショップには明記されていないので、当然ユーザーさんは受付をしてくれると考えますし、ショップ側も断る理由はありませんから、そういうことが積み重なると、勤務時間は増えるばかりです。

こういったことが、多くの弊害を生んでしまっています。本当にどうすることが一番良いのかというのを考える時期に来ています。

仕事量が多すぎてきつい

100%の力を発揮し続けていても、日々の仕事量が120%与えられていれば、勤務時間内に無理をし続けるか、残業をするしかありません。先述した労働時間や、精神的きつさにもつながることかもしれません。

無理やりできもしないことを押し付けて大変な思いにさせていくことで、きつさも増幅していくことになります。

仕事に慣れずにきつい

転職して新しい環境で慣れていないとか、社内異動によって業務内容が変わってしまって、その環境でまだ慣れないなど、不慣れなところが原因できつくなるということです。

当然、今まで慣れた環境で働いていたわけですから、別のきつさはあったとしても、とりあえずは慣れた環境で働いていたわけですから、そう言ったところでのきつさはなかったはずです。

とはいえ、別のきつさや不満などから解放されたいから転職をすることになるのですから、このきつさはちょっと我慢してみませんかと言いたいです。

また、学校を卒業して社会人1年生という方にも同じようなことがあるかもしれません。

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社会人1年目の転職理由と志望理由

学生から社会人になれば学生時代では感じることのなかった経験や多くの喜怒哀楽があるかもしれませんが、つらい原因が慣れないことなのであれば、ここの壁だけは突破しないと何もできない人になってしまうでしょう。つらさときつさは必ずしもイコールの関係ではありません

独自観点で順位付け!きつい仕事ランキング

さまざまな「きつい」があるなかで、筆者が独自の観点から「きつい」と感じる仕事をランキング形式で紹介します。

キノコ製造のアルバイト

薄汚い倉庫内で、水を含んだキノコの栽培、製造を行います。パレットごとのキノコの持ち運びを自分の背よりも高い置き場に持ち上げなければいけない過酷な労働です。すべて手作業で最悪です。

匂いも異臭がして、作業着が半端なく汚れます。キノコの匂いだけになります。パートのおばさんでもこなすことはできますが、相当な体力と精神力がないとできない仕事です。絶対に周りの人にはお勧めしません。

動物の殺処分している業者

周囲には異臭が漂っていて、ネコや犬などかわいがっていた動物が無残に死んでいく姿を見なければなりません。目などが飛び出していたり、内臓が見えたりと働いている職場の映像がえぐいものになり、もうそこに居るだけで耐えられなくなります。

飼われていたペットや行き場をなくしたかわいい動物たちが無残に死んでいく様は、仕事といえど殺す方は、過大な罪の意識を感じ、その呪縛から逃れられません。

看護師

まず、女性社会ですので周囲とのコミュニケーションが必要です。折り合いがつかないと嫌われてしまいます。病気の人とのかかわり、ベッドや患者さんの移動など体と心を酷使しなければなりません。命を守る大切な仕事ですが過酷です。

警察官

犯罪組織やテロ、マルチ宗教の団体など、危険な犯罪者たちと向き合わなければなりません。軽犯罪ばかりを取り締まるわけではなく、銃や包丁を持った立てこもり犯とも対峙しなければなりません。

金属バッドや斧を振り回す異常者だっています。それらを取り締まるのが警察の仕事なのです。地方の犯罪の少ない地域ならまだしも、犯罪の多い都会部なら考えただけでも過酷です。

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山寺の僧侶

滝行は当たり前です。好きなものを食べることができず、出てくるのは精進料理ばかり、この俗世と一切の関りを絶たなければならないため常に修行の身で自由がありません。食欲、性欲、睡眠欲など欲望を完全にコントロールし、ときには「無」になることもしなければなりません。

周りからは何かを悟った者として扱われ、その境地に至るまでは相当な修行を積まなければなりません。最近では、巷の神社の僧侶が婚活パーティーに出席するなどのテレビ企画がありましたが、山奥の僧侶は過酷そのものです。

とび職人

ビルやマンション、学校などの高所で働かなければならず、常に命にかかわる危険と隣り合わせです。給料はいいですが、落ちる恐怖を考えれば、高所恐怖症の方には勤まる仕事ではありません。

消防士

火災が発生したところに駆けつけなければならず、大きな工場の火事となれば何かが爆発する恐怖と常に闘わなければなりません。事故で大けがをしたり命を落とすリスクもあります。

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自衛官

国を守る仕事ですが、世界の紛争地帯を飛び回らなければならず、消防士と同様常に危険と隣り合わせです。最近では、アメリカの国防がトランプ効果で薄くなり、駆けつけ警護など実際の戦闘員により近い立場での任務を任されるようになる可能性も出てきました。

アフリカや中東シリアなどの戦闘地域に派遣されることもあります。

電気工事士

エレベーターやビルの配電設備などを管理していて、一歩間違えば感電死の可能性もあります。複雑な配線を扱わなければならず、電気に対する興味を十分に持って、仕事に面白みを感じていなければ勤まる仕事ではありません。

精神科医

脳や精神に障害を持った患者と向き合わなければならず、症状がひどい人になると気苦労も一塩です。基本的には、処方する薬で患者さんを落ち着けますが、膨大な量の患者の言葉やデータと向き合わなければなりません。

きつくない仕事なんてあるの?

一言でいえば、答えは「ない」となるのが一般的でしょう。ただし、もしあるとするならば、今働いている状況の中においてきついと感じている事柄が転職することでクリアになるのであれば、「きつくない」という判断をするかもしれません。

ただし、こういった場合というのは、あくまで前職と今を比較した上できついかきつくないかの判断をしているだけで、個人の感想でしかありません。AさんとBさんが別の会社にいて理由は違っているものの、きついと感じていたとします。

そのAさんとBさんが入れ替わるようにお互いが転職した場合、二人とも前職よりきつくなくなったということはあり得ます。それは比較した上での個人の感想ですので、別の人がすれば、お互いにきつくなったということもあるかもしれません。

別の見方をしてみましょう。同じ会社に働くCさんとDさんがいたとします。Cさんは、毎月のノルマに追われ精神的に参ってきついと思っていました。一方Dさんは、ノルマは毎月クリアできているけれども、残業が多すぎることをきつく思っていました。

この2人がそれぞれ転職をすることになり、別の会社に入社することになったら、2人ともきつくなくなったというのです。

Cさんは、ノルマもなく精神的に追い込まれることが少なくなったので、きつさがなくなった、かたやDさんは、残業時間が大幅に減って、家族と過ごす時間が今まで以上に確保できるようになりました。

転職をするという場合、ここだけは譲れないということが明確で、その内容さえクリアになってしまえば、きついという気持ちは大きく減少しますので、きつくなくなったという結論が出るがあるということです。

ですから、きついかどうかのものさしは個人によってさまざまであるということなのです。転職をせず同じ会社に勤めていても、社内の異動で部署が変わるだけでもきつくなくなることも十分にあり得ます。

よって、転職だけというわけではありませんが、どちらにしても比較にはなってしまうでしょう。

きついかどうかは結局あなた次第

何事も考え方が人それぞれなので、きついかきつくないかの判断も人それぞれです。あとは、仕事に対する基本的な考えによっても異なってくるものです。

賛否両論はあるとは思いますが、人にはいろいろな考えを持っていてそれをすべて否定することは正直難しいです。例えば、こんな人もいますというのを紹介してみます。どんな風に感じますか?

飲食業界から異業種に転職した人の例

飲食業界では、週に1回の休みがあったものの、毎日のように残業をさせられて、お昼から深夜まで働き、月に300時間以上の労働時間で、100時間以上の残業をしていました。給料は残業手当が全額支給されていたこともあって、年収は500万円を超えていました。

こんな人の場合、休みはとりあえず週1回の休みはあるけど、毎日4時間ほどの残業に伴う長時間労働、ただし、給料は同世代では破格の収入だったということです。しかし、見方は人それぞれなので、様々な見方ができます。

まず、収入が多いから長時間労働も休日が他の人より少ないのも仕方ないと思っている人は、きつさはあっても割り切る部分も持っているというような人です。

次に、多少給料が減っても仕方ないけど、せめて休みや残業は改善してもらえないと、体力的にもきついと思っている人です。

この2つは相反しているかもしれませんが、同じきつさがあっても負担だったり、不満だったりを思っているかどうかは、後者の方ではないでしょうか。

前者の方は、きつさは実感しているけれども、その見返りがちゃんとあるから納得しているので、心からきついとは思っていません。同じ環境下に置かれていても考え方には違いがあることも事実です。

その状況で、転職をしようとしていると、前者の方は、多少大変でも給料が多くもらえるところを探すでしょうし、後者の方は、いまの収入が仮に減ったとしても、労働環境が整っているところを探すことになるでしょう。

ただ、今回の例で挙げたようなことなるタイプの2人でも、ここは譲れないところを貫き通した結果、納得のできる転職ができたのであれば、きついと思うこともなくなり、転職は成功したといえます

逆に、譲れないところがブレてきて、違う方向に進んでしまうと、また同じような境遇になってしまったり、きつい思いを持ったまま転職をすることになるので、その転職は結果として失敗となってしまいます。

みなさんがしている仕事は何らかで必ずきついもの

いろいろな側面から見てきましたが、一言できついという言葉でもさまざまな意味や想いがあるでしょう。

ただ、きつさといっても、それが本人の甘えからくる問題なのか、会社の労働環境や上司の時代にそぐわない間違った考えから起きているものなのかはしっかりと見極める必要があることは間違いありません。昔のように根性論だけでは今の社会は成り立ちません。

部活でいえば、昔は練習中に水を飲むことを我慢してでも練習していましたが、今はそんなことは絶対に許されません。根性論だけではなく、脱水症状や熱中症といった健康面からも見るようになり、練習中でも水を飲むことが当たり前になったようなものです。

しかし、お金をたくさん稼ぎたい人には、公休日数の少なさや労働時間が多いことは気にしないでしょうし、ノルマから解放されたいという気持ちの人はノルマのない仕事を選べばいいわけです。

コールセンターでクレーム対応ばかりして疲れるなら、クレーム対応がないコールセンターに行けばいいのです。そうなれば辛くは無くなります。この場合なら、同業種で対応内容が変わるだけなので、今までの経験は活かせるから一石二鳥です。

ですから、「きつい」というのはその人が今置かれている環境であったり、今までしてきた仕事から得られて蓄積されている(いいか悪いかは別にして)価値観や考えがベースになり判断されるものなのです。

そのため、ある人がきついと思っていても、別の人からすればそんなの全然きつくないと思う人もいます。場合によっては、そんなのただの甘えという人もいるでしょう。それがきついということなのです。

なぜなら、別の観点でみたら、その三者三様が全くガラッと変わることだってあるからです。ですから、きつさの度合いはあなた次第なんです。

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