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転職エージェントの使えない担当者の特徴。要注意な11の言動とは
自分1人の力では転職が厳しいと感じた時、頼りにしたいのが転職エージェントの存在です。しかし、実際に利用した結果、転職エージェントが全く使い物にならないと嘆いている人も多いようです。
いったいなぜ転職エージェントが使えないと感じてしまうのでしょうか。また、使えない転職エージェントの担当者に当たってしまった場合はどうしたらよいのでしょうか。
使えない転職エージェントの特徴や、失敗しないための転職エージェントの正しい選び方についてご紹介します。
▼目次
転職エージェントは担当者によって命運が決まる
転職エージェントが使えるのか使えないのか。2つを分ける最大のポイントは担当者です。
例えば、会社の営業の成績で常に優秀な成果を上げる社員もいれば、毎回結果が振るわず上司に叱られてばかりの社員もいますよね。
営業力が高く、経験豊富な良いコンサルタントに担当してもらうことができれば、転職エージェントの良さを最大限に実感することができるでしょう。
逆に使えない担当者に当たった場合は、転職がうまくいかないだけでなく、不快な思いをしたり、自分の貴重な時間を浪費したりする羽目になります。
そのため、もし転職エージェントが使えないと感じたのなら、転職エージェントを使うのを止めるのではなく、まずは担当者を変えてもらうことが重要です。
担当者を複数変えてみてもどうしようもなかった場合にのみ、その転職エージェントサービスそのものが駄目だったのだと見切りをつけるのがおすすめです。
転職エージェントの使えない担当者の特徴
では、具体的に使えない担当者とはどのような人のことを言うのでしょうか。以下のような特徴に当てはまるようなら、担当者を変えてもらうことを検討しても良いでしょう。
希望条件に合わないところばかり勧められる
「なんでもいいから転職しろ」とばかり、こちらの条件に合わないような仕事先ばかり紹介してくる担当者は良い担当者とは言えません。
転職エージェントの担当者には、それぞれ実は厳しいノルマが課せられています。ノルマをこなせずにいる質の悪い担当者は、なんとかしてノルマを達成しようとするあまり、無理矢理適当な仕事ばかりを紹介して、転職を促してくるのです。
もちろん、担当者によっては真剣にこちらのことを考えた結果、他の仕事を勧めてくる場合もあります。しかし、それはごく一部の話です。多くの場合、気が乗らない案件ばかりを押しつけてくる担当者はよくない担当者です。
こちらが納得のいく説明もないまま違う仕事を紹介されれば不満も募ろうというものです。なぜあえて自分の希望する仕事ではなくその仕事なのか、明確な説明をしてくれない担当者は自分のことしか考えていない可能性があります。
怪しいと思ったら担当者を変えてもらいましょう。
こちらが希望する業界に対する知識が浅い
転職を成功させるためには、その業界に対しての深い知識と理解が必要です。しかし、こちらに知識があったとしても担当者側に知識がない場合があります。
特に特殊な資格などがいる専門的な仕事や、なり手が少ない、また認知度の低いレアな仕事の場合、転職エージェント側にも経験がなくあまり頼りにならないかもしれません。
できればもう少しその業界に詳しい担当者に変えてもらった方が良いでしょう。もしくは、その業界に強い転職エージェントがあるならそちらに乗り換えるのもおすすめです。
社会人としてのマナーに欠ける
転職エージェントの担当者は、数々の転職を希望する利用者の相手をしています。にも関わらず、社会人としてのマナーがなっていないとなると信用が失せてしまうのも当然のことです。
利用する側としては、この人に本当に任せても良いのか不安になってしまうでしょう。
転職エージェントは転職先の企業との交渉役ですから、社会人のマナーに欠けるということは転職先の企業からもあまり良い印象を持ってもらえていない可能性があります。
もし、日頃からマナー違反が目につくのであれば、もっとしっかりした担当者に変えてもらいましょう。
時間にルーズ
使えない転職エージェントの担当者を見分ける、もう1つ重要なポイントは時間です。
- 約束の時間に遅れてやってくる
- 指定の時間になっても電話がかかってこない
- 後で送りますからと言ったメールがいつまで経ってもやってこない
など、時間にルーズな担当者は今すぐ変えてもらいましょう。社会人なのですから、遅れるなら遅れるなりに連絡があるはずです。連絡がなかったり、後回しにされてしまったりするのはこちらをあまり重要視していない証拠です。
言葉遣いや態度が悪い
言葉の端々にトゲがあったり、上から目線の発言ばかりだったりする担当者も良くありません。自分の感情をぶつけるのは精神的に未熟である証拠です。たとえイライラしていたとしてもそれを表に出さないのが優秀なコンサルタントです。
なんとなく相性が悪い
特に問題はなくても、なんとなく自分との相性の悪い人間というのは存在します。
転職エージェントは、本来なら転職の強い味方となってくれる存在です。その味方となる存在と相性が悪いままだと、コミュニケーションが上手に取れず上手くいかなくなってしまいます。
例えば、
- いつも冷静で理論的にこちらに説明してくれるものの、クスリとも笑わない人間
- フレンドリーで何でも話せて明るい人間
の2人では、人によって前者がいいこともあれば後者がいいこともありますよね。相性が悪いだけでは担当者に非はありませんが、できれば変えてもらった方がスムーズに転職を進めることができるでしょう。
こちらのペースに合わせてくれない
転職というのは、人生の一大イベントです。もちろん素早くスムーズに済ませることに越したことはないのですが、人によってはじっくり時間をかけて転職先を吟味したいという場合もありますよね。
しかし、担当者によってはこちらのペースを考えず、どんどん電話やメールなどを寄こしてきて、こちらを急かしてくる場合があります。
もしゆっくり考えてみたいということを伝えても、即断即決を求めるような担当者の場合は変えてもらった方が良いでしょう。ただし、相手も仕事ですから、ゆっくり考えすぎるのも禁物です。常識の範囲内にしましょう。
話の内容が違う
毎回言うことが違うような、調子の良い担当者もすぐに変えてもらうべきです。また、最初聞いていた話と実際の条件が違ったり、打ち合わせで指定された日程や場所が違ったりというようなことになると、もう信用できません。
自分の仕事を管理できていない可能性があります。こんな担当者にはくれぐれも気をつけましょう。
親身になってくれない
自分の人生がかかった転職に対して、親身になって話を聞いてくれない担当者も避けた方がいいでしょう。
真剣に相談しているのに、機械的な受け答えや、ずさんな対応をされてしまうと信じられなくなってしまいますよね。またこちらも気軽に話をしにくくなってしまいます。
良い担当者の場合、こちらの話をよく聞き親身に寄り添ってくれます。また、こちらの要望を聞いた上で、先回りしてあれこれ手間をかけてくれている場合もあります。
もし担当者にこちらをどうとも思っていないような態度が透けて見えるのであれば、担当者を変えてもらった方が良いでしょう。
話の内容に説得力がない
話を聞いていてもいまいちピンとこない、説得力がなく信じられないという場合は、コンサルタントとしての営業力を疑った方がいいでしょう。話の上手さは営業力に直結するので重要です。
話に説得力のない担当者の場合、こちらを上手に企業にPRしてくれるだけの力を持っていない可能性があります。こちらが驚くようないい加減な推薦をすることもあるので注意しましょう。
また、そのような担当者は企業からも頼りにされていないかもしれません。話を聞いていても的を得ない、もやもやするという時は担当者を変えてもらいましょう。
アドバイスではなく否定ばかりをする
時には利用者側の知識が浅く、とうてい自分の身の丈に合わないような条件を転職エージェントに伝えてしまう場合もあります。しかし、このような場合に、嫌味な言葉や態度で否定してくるような担当者はよくありません。
常識のある担当者であれば、「この場合はこういうことがあるのでこうした方がいいですよ」「あなたのスキルなら実はこんな選択肢もありますよ」というように、否定ではなくまずはアドバイスをしてくれるはずです。
こちらに有益な情報を提供してくれる担当者を選びましょう。
もう失敗しない!担当者とスムーズなやりとりをするコツ
転職エージェントを初めて利用する場合、本当に自分に合った担当者を見極めるのは大変ですよね。担当者で失敗しないためにも、以下のようなことに気をつけるとよいでしょう。
担当者と積極的にコミュニケーションをとろう
転職エージェントを上手に利用するためのコツは、コミュニケーションにあります。担当者とはコミュニケーションを密にするよう心がけましょう。
また、転職エージェントに対し、自分の希望をはっきりと伝えきることも大切です。こちらから発信される情報をもとに、転職エージェントは転職先を見繕います。
また、転職エージェントはこちらの良いところを企業にアピールしてくれますが、コミュニケーションが密でないとアピールポイントが見つかりにくくなってしまいます。
自分と言う人間を実際に話してみることで担当者によく知ってもらいましょう。担当者によってはちょっとした雑談などもお互いの人となりを知れるので有効です。
こちらの態度が悪くないかどうかも気にかけよう
担当者にマナーや丁重な態度を要求する以上、自分の方も改めて、担当者に対して真摯な態度で臨んでいるかどうか確認しましょう。また、
- メールには素早く返信する
- 小さなことでも謙虚な姿勢でお礼を言う
- 不満がある場合は、不満があることだけでなく、なぜ不満なのかもきちんと告げる
というようなことも心がけましょう。担当者に対してのフィードバックを欠かさないようにすることが重要です。
転職エージェントは転職の際の強い味方になってくれます。しかし、だからといってお客様的な態度、受け身で自分からは何もしない態度は良くありません。
あくまで人と人とのやりとりなのだということを意識し、お互いに気持ちよくいられるように努力を欠かさないようにしましょう。
他の転職エージェントと比べてみよう
初めての転職エージェントの利用で、担当者がいいのか悪いのか判断がつかない、という場合は、他の転職エージェントと比べてみるのも1つの手です。
最初から複数の転職エージェントに登録しておいて、それぞれの担当者から自分に一番合う担当者を選ぶという方法もあります。
複数の転職エージェントに登録するのは転職の可能性を高めるためには当たり前のことです。気になる転職エージェントがあればどんどん登録して、自分に最適な担当者を見つけましょう。
転職エージェントが使えないと感じた時は、担当者を変えてもらおう
人と人とのやり取りである以上、どうしても担当者が自分に合わないケースも存在します。もしも転職エージェントが使えないと感じてしまったら、まずは担当者を変えてもらうのがおすすめです。
また、自分の態度にも問題がないかどうか確認してみましょう。転職エージェントはやる気のある人、誠意のある人に対して好意的です。心の通ったやりとりを意識して、上手に活用していきましょう。
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