第二新卒の厳しさ。僕が感じた6つの「壁」

0 コメント
twitter
はてな
facebook

第二新卒でホワイト企業や大手企業に転職するのは、非常に厳しいと言えます。

僕は大手電力会社に入社して1年が経過したころ、第二新卒として転職活動をすることを決めました。

無事に転職することができましたが、新卒のときに比べて遥かに苦労しました。

今回の記事では、そんな僕が第二新卒の就活を通して感じた6つの「壁」について書いていきたいと思います。

書類が通らない

新卒の時と比べて明らかに書類が通らなくなりました。新卒の時は、一流企業と呼ばれる企業の書類選考も楽々通過することができていましたが、第二新卒になると、通過率は2割くらいになりました。

お世話になった転職エージェントさんにも、「第二新卒の通過率が2割くらいなのは、普通のことだから、動揺しないでください。」と言われたのが非常に印象に残っています。

行きたいと思う会社の面接にすら行けないという悲しい状況が多発しました。

参考記事:書類選考落ちが続く人へ。書類選考に通らない原因を分析してみた。

優良企業の第二新卒の枠はとても少ない

第二新卒という立ち位置は非常に微妙な位置です。自社でじっくり人材を育てたいのであれば、企業は新卒を採用しますし、即戦力の人材が欲しいのであれば、経験豊富な人材を採ります。

そんな訳で、そのどちらでもない第二新卒の採用枠は、優良企業であれば当然少なくなってきます。

採用数1人という求人もたくさん見ました。そのような求人に応募者が殺到するため、当然採用される難易度は非常に高くなってきます。

参考記事:第二新卒を募集中の大手優良企業(ホワイト企業)の求人7選

そもそも第二新卒枠がない会社も多い

上の記事で書いたとおり、第二新卒という立ち位置は非常に微妙なものです。そのため、そもそも第二新卒での採用をしていないという会社が多くあります。

総合商社やデベロッパーといった人気の業界は、ほとんど第二新卒採用をしていません。そのため、入社できるチャンスが全くないため、そういった企業は諦めるしかありませんでした。

面接で聞かれる「前職で達成した成果」が答えにくい

第二新卒とは、入社してから3年以内に転職を志す人のことを言います。そのため、僕のように前職での在職期間が、1年ほどしかなかった場合、「前職で達成したこと」がほとんどないというケースがあります。

僕の会社では、新入社員全体での研修が2か月、部署ごとの研修が1か月ありました。そのため、在職期間が1年程度である場合、実質働いたのは、9か月程度ということになります。この短期間では、仕事を覚えるだけで精一杯であり、自信を持って面接で話すことのできるような成果を上げることは、なかなか難しくなっています。

また、例えば営業のように数字がはっきりと出る職種であったり、経理のように専門的なスキルを身につけることができるような職種の場合は、この質問に答えやすいケースが多いですが、僕のように下積みの事務仕事をやっていた場合には、この質問に対して答えにくいのは、間違えないと思います。

そのため僕は、この質問が非常に苦手で、転職エージェントさんにも何回も相談することになりました。

前職を退職した理由をきちんと説明できないといけない

企業にとって、せっかく高い採用コストをかけて採用した人材に短期間で辞められるというのは、大きな損害になります。>企業側は、1度会社をすぐに辞めてしまった第二新卒に対しては、「またすぐ辞めてしまうのではないか?」という懐疑心を持っています。

前職を辞めた理由を正当にきちんと説明できないと、「大した理由がなくてもすぐに辞める人材」というレッテルを貼られてしまいます。そのため、この質問にはきちんと論理的に答えることができるように、準備をする必要があります。

ちなみ僕の場合は、「米国公認会計士を目指しており、財務の知識を身につけ、またその知識を活かしていけることができる環境で働きたい、しかし現職ではその部署への異動の見込みが非常に薄く、異動できたとしても何年も先になる。」ということを話していました。

地方勤務だと面接に行くことが物理的に難しくなる

採用面接は基本的に平日に行われます。そのため、地方勤務である場合、有給を使って面接に行くしかないということになります。

会社にもよると思いますが、有給をそんなに頻繁に使用できるものではないという会社も多いと思います。そのため、まとめて面接を受けるといった工夫が必要になってきます。

僕も地方勤務であり、在職中に転職活動をしていたため、スケジュール調整には非常に苦労しました。

第二新卒の壁を乗り越えるために

今回の記事では、第二新卒の厳しいポイントを6つ書いてきました。是非参考にしていただき、1つずつ困難な壁を乗り越えていっていただければと思います。

まずはエージェントに応募できる求人を紹介してもらうことから、始めよう。
第二新卒では、新卒のときに比べて、採用試験を受けることのできる企業が大幅に減ります。まずは自分がどんな求人に応募できるのかを確認することが大切です。

リクルートエージェントは、業界最大手であり、紹介してもらえる求人の数が他と比べて圧倒的に多いです。他の転職エージェントも併せて利用したいという人は、第二新卒におすすめの転職エージェントも参考にしてください。

こちらの記事も参考にどうぞ
第二新卒の志望動機の書き方のポイントと例文3選
第二新卒とは?自己PRはどのようにすればよいのか?
不安にならなくても大丈夫!第二新卒でも、努力と準備は必ず評価してもらえる

bg
あなたの性別は?
  • DODA 第二新卒歓迎!働きながら業界トップレベルの技術を学ぶモノづくりエンジニア募集
  • リクナビNEXT 約8割が未経験からのスタート!大手商社でグローバルに活躍できる人材を募集中!
  • マイナビ転職 女性の働きやすさ抜群!有給消化率98%の有名メーカーで事務スタッフを募集中
  • エン転職 フレックス制で自由な社風!未経験者OK!平日夜・土日面接OK
  • @type 残業月20h未満/年休125日/定着率95%【入社祝金アリ】
3月29日 23:26 求人更新
0 コメント
twitter
はてな
facebook

pagetop