事務職の平均年収。高い給料をもらうには6つのコツがあった!

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どの会社においても、事務職はほぼ必ず存在します。書類作成やデータの管理、電話対応などを主に担当する事務職は、土日休み、定時帰りが可能であることもあり非常に人気の高い職種です。

実際、事務職の求人は倍率が異常に高くなることもしばしば。しかし実際、これだけ人気のある事務職のお給料は、いったいどれくらいが目安なのでしょうか。また、できるだけ給与の高い職場を選ぶにはどのようにしたらよいのでしょうか。

事務職の平均年収や、年収を上げるコツなどをご紹介します。

みんないくらもらってるの?事務職の平均年収

転職サービスのdodaによれば、2017年の事務職の平均年収は20代で297万円。50代になっても425万円ほどとなっています。

事務職の手取の月収は17万円前後が平均的で、20万円以上もらえればかなりよい方といえるでしょう。

事務職は収入こそ控えめですが、他の職種に比べると残業や休日出勤が少ないのが特徴です。そのため、

  • 共働きの家庭などで特別高い給与を求めていない
  • プライベートを重要視している

といった層には事務職は非常に人気があります。

稼ぎ方にコツがあった!年収を上げるポイント

平均年収の低めな事務職ですが、中には500万~700万円ほどもらっているという人も一定数存在します。いったい、年収の低い人と高い人では何が違うのでしょうか。

事務職において年収を上げるためのポイントとしては、以下のようなものがあります。

残業が鍵

事務職の年収を上げる鍵の1つが残業です。事務職は他の職種ほど残業はありませんが、繁忙期になればやはり残業が発生します。給与を多くもらっている人はこの時、積極的に残業をこなすことで収入アップに繋げています。

また、あえて残業の多い職場を選ぶという方法もあります。

長く勤めていると比較的上がりやすい

事務職の年収は初期の頃は非常に安いものですが、昇給制度によって5年、10年、20年と勤務している人ほど給与が高くなる傾向にあります。

昇給のタイミングを逃さず、しっかりと仕事をしていれば30代でも年収500万以上もらえていることも。もちろん、長く勤めることで役職持ちになり、その分手当が出る場合もあります。

昇給の見込みのある会社を選ぶ

昇給制度により、事務職の年収は年々上がっていくものですが、中には途中で昇給が止まってしまい、それ以降は上がらないという会社も存在します。

そのため、年収を上げるためにはあらかじめ昇給制度の充実した会社を選んでおくということも大切です。

地方の零細企業の事務職など、「事務職について仕事は楽であるものの、手取りも派遣とほとんど変わらなく、昇給の見込みがなく、将来を考えたときこのままの給料ではやっていけない」と結局転職を選ぶ人も多くいます。

こうならないためにも、ただ事務職ならなんでもいいと考えるのではなく、将来的にその企業でずっとやっていける程度の給与がもらえる可能性があるのかどうかも調べておくべきでしょう。

専門スキルがあると上がりやすい

事務職で役立つ各種のスキルや、資格があると給与に手当がつくことがあります。

代表的なところではMicrosoft Office Specialist(MOS)や日商簿記、秘書検定などがありますが、この他例えば海外とのやりとりが盛んな企業ではTOEICやTOEFLなど、英語のスキルがあると重宝されるでしょう。外資系ならなおさらです。

都市部の会社を選ぶ

事務職は地方よりも、比較的都市部の企業の方が給与の水準が高くなります。ただし、都市部でもかなり幅があるので、転職するのであれば条件をよく確認しましょう。

貿易事務など、一般事務以外の仕事を選ぶ

事務職の場合、一般事務の他にも、

営業事務
営業職の人間をサポートする事務職。資料作成や顧客対応、発注業務などを行う。
医療事務
医療機関の窓口などを担当し、受付業務やカルテの管理、レセプト作成などを行う。
貿易事務
原材料や商品などを輸出入している企業に存在し、一般的な事務作業の他、通関書類や関税に関する作業も行う。

といったように、やや特殊な事務職も存在します。このような事務職は一般事務と同じか、少し高い収入であることも多いのでチェックしてみるとよいでしょう。

中でも貿易系、法律系などの事務は専門知識が必要な分給与水準が高くなる傾向があるのでおすすめです。

実は正社員の募集がない可能性もあるので注意

現在既に事務職についていて、年収に不満があり、転職したいという場合、ほかの業種に転職するのであればともかく、同じ事務職の中で仕事を探す場合は注意しましょう。

事務職はデスクワークであり定時で帰れることが多いことから、特に共働きの女性に人気です。非常に倍率が高いため、少なくとも今の年収以上の事務職に就こうと考えた時、正社員では転職先が見つからない可能性もあります。

どうしても転職する場合はあらかじめ転職先をしっかりと見つけてから退職する必要があるでしょう。

正社員でなく派遣という手も。派遣を選ぶメリット

事務職に就きたいと考える場合、正社員だけではなく派遣社員の求人も多くあります。もし、正社員にこだわらないのであれば派遣社員にも数多くのメリットがあります。

プライベートを優先できる

派遣社員はあくまで派遣会社の社員であり、派遣先の社員ではありません。そのため、契約で決まっている以外の業務をこなす必要がありません。

もし、「残業が続いていてたまには早く帰りたい」という時でも、派遣社員ならば帰ることができます。プライベート重視の場合は最適です。

最初の給与が高い

正社員の事務職の場合、初任給は手取りで14~16万とかなり低いこともよくあります。しかし、派遣社員であれば最初から時給2000円(フルタイム勤務として月給35万程度)というようなこともしばしばです。

ボーナスはないものの、年収としては派遣社員の方が上になることもあります。そのため、特に短期間であれば派遣社員として働くことは非常に有利です。

職場を変えるのが容易

正社員の場合、採用されたらその会社で長く務めることになりますが、派遣社員の場合は派遣法上、同じ職場では3年しか働くことができません。

3年経ったらだいたいは別の会社に派遣されることになりますので、いつも新鮮な感覚で仕事をすることができます。また、職場が合わないと感じたら派遣会社に相談して、別の職場に変えてもらうこともできます。

もちろんあまりわがままが過ぎると派遣会社でも扱いにくいと思われ仕事が来なくなりますが、飽きっぽい人、また様々な職場を経験してみたい人には派遣会社はおすすめです。

大企業に勤めることができる

派遣会社の派遣先としては、誰もが名前を知っているような大企業も多く含まれます。そのため、就職活動をしていた時に落ちてしまった会社、自分の能力では応募できなかった会社でも、派遣ならば勤められる可能性があります。

紹介予定派遣で正社員になれる

派遣の中でも、もともと派遣先の正社員として採用することを前提として派遣されるのが「紹介予定派遣」というものです。この紹介予定派遣を利用すれば、派遣から正社員になることもできます。

もちろん書類選考などがあるので一般的な派遣に比べると難易度は高くなりますが、正社員の求人がなく困っている場合は利用するのもおすすめです。

長期的には難しい。派遣を選ぶデメリット

一方で、やはり派遣社員には特有のデメリットも存在します。特に長期間働く場合、最終的に正社員としての転職を目指しているのであれば、以下のように不利となるでしょう。

昇給の見込みやボーナスがない

事務職の初任給を比べると派遣社員の方に分があるものの、長く勤めていれば逆転します。

また、派遣社員にはボーナスがないので、特に正社員から派遣社員への転職となるとよほど前の給与が低くない限り、年収がガクンと落ちてしまうこともあります。

もし事務職で長く働きたいと考えているのであれば、派遣社員はおすすめできません。あくまで一時的な利用にとどめるのがよいでしょう。

その後正社員に転職するのが難しい

事務職は年齢が上がれば上がるほど、正社員としての求人が少なくなります。そのため、よほどキャリアやスキルがなければ転職が厳しいのが現状です。将来的に、正社員として働きたいのであれば派遣社員はおすすめできません。

事務職の年収を上げるには、能動的な行動が鍵!

他の職種に比べると、事務職の年収は少ないと言わざるをえません。しかし、特別なスキルを身につけたり、事務職として役に立つような豊富な経験を積んでからの転職などにより、プラスアルファで手当を貰っている人たちは多くいます。

つまり、楽な方に流れると事務職の年収は下がりがちです。年収を上げるためには、会社が手放したくないと思うような人材になることが必要不可欠となります。

また、長期的に見れば正社員の方が断然分がありますが、短期的に稼ぐのであれば派遣社員という手もあります。それぞれメリットもデメリットもありますので、自分のライフスタイルに合わせて選択していきましょう。

収入が低くとも労働時間の短い事務職は人気の職種ですので、スキルを磨き長期的な視野で年収を上げるように行動していくことが大事です。

競争率の高い事務職。収入アップを狙って転職するときは、スキルや強みを積極的にアピールしていきましょう。
事務職の自己PR。事務の種類ごとで違う、アピールすべきスキルとは

そして、自分にもっとも合った形態の事務職に見事転職するためには、その分野が充実している転職サイトに出会うところから始まります!

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