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【化粧品業界】現状・課題・ニュース・今後・年収・売上ランキング・就職(転職)するときの注意点

化粧品業界の現状、課題、最新ニュース、動向、今後、市場規模、年収・売上ランキング、化粧品業界に転職、就職するときの注意点や志望動機のポイント、役立つ資格をご紹介します。

▼目次

化粧品業界の現状、課題、最新ニュース

日本の化粧品ブランドが世界ランキングTOP10入り

2015年度の化粧品業界世界市場規模は26兆円、日本は約2兆円です。数字で見ると日本は頭打ちのように感じますが、美容用品売上高グローバルランキングを確認すると、日本の化粧品ブランド資生堂が第7位、花王が9位など、大健闘しています。

女性にとっても、今や男性にとっても欠かせない化粧品は今後も市場規模が拡大、そして日本の化粧品ブランドも海外展開を促進することで売り上げを上げていくことが予想できます。

 

消費者ニーズに合わせた商品展開とマーケティング調査が必須

異業種が化粧品業界に食い込んできていることから、今後の課題として「消費者のニーズに合わせた商品展開」、それに伴うマーケティング調査が必須であると考えられます。

ネットショッピングが普及し、海外のブランド化粧品も個人で気軽に購入できるようになったことからも、「消費者は何を求めているか」を知ることが重要となるでしょう。

 

新たな高等教育機関「専門職大学」創設により化粧品業界人手不足解消

2017年、新たなる高等教育機関創設のための学校教育法の一部改正をする法律案が閣議決定しました。2019年春には専門職大学や専門職短期大学が開学される見込みです。

美容業界、化粧品業界は万年人手不足。専門職大学や専門職短期大学で美容部員として学ぶ生徒が増えることで、化粧品業界も今後大きく発展していくことが期待できます。

 

化粧品業界の動向、今後

異業種企業の参入で化粧品業界の競争率が激化

富士フイルムは写真を美しい状態で保つ抗酸化技術を化粧品という別ジャンルに活かすことで、アスタリフトという化粧品ブランドを立ち上げました。その他、味の素やサントリーなど異業種企業が次々と化粧品業界へ参入しています。

異業種企業と元々専門的に化粧品開発、販売していた企業とで、化粧品業界内での競争率が激化していくと考えられます。

 

消費者の口コミからマーケティング調査

ネットやSNSが普及したことで、マーケティング調査は街頭アンケートよりもネットで行う方が手軽でスムーズ、人も集まりやすくなりました。

化粧品企業が自社ブランドの口コミを集めたいと思ったら、ネットのアンケート調査サイトやSNSでのマーケティング調査を行う方が、より詳細で正直な消費者の意見を集められるでしょう。

 

日本の化粧品ブランドを海外展開

資生堂は中国やアジアなどの富裕層をターゲットとして海外展開を行い、ブランドを広めています。コーセーもUAEで自社ブランドの商品を販売開始など、日本の化粧品業界が更に発展を遂げるには海外展開が肝となると考えられます。

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化粧品業界の市場規模

化粧品業界の市場規模は21,516億円です。平成24年まで下がっていた業界規模推移は平成25年から徐々に上昇。平成26年に化粧品が免税対象消費となり、爆買いする訪日外国人消費者を取り込めたことで、インバウンド消費により市場拡大しました。

 

化粧品業界の年収ランキング(平成2728年)

1位 マンダム 平均年収811万円

ギャツビーやルシードなど、女性消費者だけではなく男性消費者も対象とした商品展開をしている化粧品ブランドです。総合職では海外展開事業を経験することができます。

 

2位 花王 平均年収811万円

ビューティーケアからケミカルまで多岐に渡って商品開発・展開する企業です。花王グループの特徴は事業部門と機能部門のマトリックス運営。各部門の横断的な関わりにより、更なる知見の共有が可能となっています。

 

3位 ポーラ・オルビスHD 平均年収755万円

エイジングケア、ホワイトニング技術に強みを持つポーラ・オルビスHDは通信販売を中心とするオルビスや高価格帯化粧品ポーラにより市場規模を拡大してきました。日本ブランドだけではなく、オーガニックスキンケアの海外ブランドも保有しています。

 

化粧品業界の売上ランキング(平成2728年)

1位 資生堂 売上高7,630億円

日本のトップシェアを誇る資生堂は、海外展開も順調。ファッションの国で知られるフランスを中心として事業拡大を図っています。

 

2位 花王 売上高6,076億円

化粧品業界内でも花王は消費者マーケティング調査に力を入れている企業として有名です。このマーケティング調査により、数々のヒット商品を生み出してきました。

 

3位 コーセー 売上高2,433億円

肌を美しく見せるだけではなく、肌に優しく使用できる無添加化粧品を数多く展開しています。コーセー美容専門学校の運営により美容業界、化粧品業界で働きたい人や美容部員を目指す女性を育成、サポートしています。

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化粧品業界に転職、就職するときの注意点

海外展開に力を入れている企業の場合は語学力が必要

化粧品業界へ転職または就職する場合、配属部署によっては語学力を必要とすることがあります。例えば営業部署の場合、応募企業が海外展開に力を入れている、または海外に拠点があるならば、高確率で海外出張や勤務があるでしょう。

求人項目に書かれている必須スキルや資格などをよく確認しておくことで、確実な転職、就職が可能となります。

 

面接では服装、メイクなど見た目もチェックされている

化粧品業界は常に美を意識しています。転職や就職の際の面接では「応募企業の化粧品ブランドに適した人物か」を見られています。中でもチェックが厳しいのは服装やメイクなどの見た目です。

見た目に気を遣えない人物はまず第一次面接で弾かれてしまいます。化粧品業界は清潔感、センス、自分をどれだけ客観的に見れているかも重要なのです。

 

美容部員は雇用形態により年収が激変

美容部員に転職、就職したいと思っている人は、雇用形態に注意して求人を探しましょう。例えば正社員雇用ならば平均20万~ですが、契約社員は平均1618万、アルバイトなら平均時給9001000円台です。

インセンティブ(報奨金)を設定している企業もありますが、求人の雇用形態をよくチェックしておかなければ年収の差異に驚くことになるでしょう。

 

化粧品業界の志望動機のポイント

男性の場合、国内または海外で活躍したいことをアピール

語学力に自信があるならば海外展開している化粧品ブランドで、海外での営業に携わり活躍したいことを志望動機としましょう。

語学力に自信がなくとも国内で営業として活躍したい、応募する企業の化粧品ブランドを、自分のトークスキルで更に盛り上げたいことを伝えます。その際はメンズ化粧品に力を入れている企業への求人応募がおすすめです。

 

女性の場合、化粧品ブランドに賭ける想いと戦略を語る

応募する企業の展開している化粧品ブランドが好きという単純な志望動機ではなく、なぜ、どんな所が他ブランドと違うのか、好きな化粧品ブランドを今後どう展開していきたいかという熱い気持ちと経営戦略を語りましょう。

 

美容部員を目指す場合、美容部員としての貢献度を語る

応募する化粧品ブランドの美容部員に化粧をしてもらった想い出や、化粧品ブランドを使った感想から、「自分が美容部員になったらどのように会社に貢献したいか」を志望動機として伝えましょう。

 

化粧品業界で役に立つ資格

化粧品検定

化粧品業界への転職や就職で必ず必要な資格はとくにありません。しかし化粧品検定という化粧品や美容知識を得ていることをアピールできる資格を持っていれば、女性なら美容部員の求人、男性なら営業職の求人に役立つでしょう。

 

スキンケアアドバイザー

皮膚の構造や働き、スキンケア知識を得ていることをアピールできる資格です。民間資格なので知名度は低いものの、化粧品業界、とくに美容部員未経験の場合は「スキンケアの知識がある」ことは十分強みになります。

 

TOEIC

海外展開に力を入れている化粧品企業の場合、語学力のある求職者を優先的に採用することがあります。営業職を目指す男性はとくに保持しておいて損はない資格です。